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第二節 聖地聖別と聖地祈祷

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一 聖地聖別の理由

1 聖地聖別の理由

 統一教会では、合同結婚式をしてきたし、また聖地を選んで祈祷できる地を決めてきました。追われ追われて祈祷しに行く所がなかった私たちが、今は神様の前で訴えることのできる聖地を決定したのです。それは歴史的で、世界的な勝利の立て札を立てたことだという事実を知らなければなりません。

 こういう基準を拡大するために、昨年先生が世界を巡回しながら四十カ国に、百二十カ所の聖地を決定したのです。多くの経費を使いつつ、いくつもの国に聖地を決定したのは、そうしなければならない神様の摂理があるからです。こういうことは歴史にないことです。

 ところでなぜこのようなことをするのでしょうか? 天地の運勢に拍子を合わせ、神様の摂理のプログラムに合わせるためです。四十カ国、百二十カ所の聖地は、神様の選民圏を守ってあげられる地です。この地を、肉身をもった人々が守れなくとも霊界の霊人たちが守ってくれるのです。神様が共にいることのできる立て札を立て、闘うことのできる基盤をつくって、民族復帰運動の闘いを勝利をもって導くことのできる起点を立てるためのものです。天地の運勢が最後の運命を決定すべき時代圏の内に入ってきているということを、私たちはしっかりと見ています。(一六―二六二)

2 聖地聖別の経由

 隊員たちは、三位基台と各自が接触できる機会を頻繁にもちましょう。彼らが会う所は聖別し、万物復帰の基準を立てます。その付近を往来する食口たちが立ち寄って祈祷していきます。こうして集まり、聖別地域に関する関心を呼び起こします。

 この聖地を遍歴する慣習を育てましょう。自分の価値を万物の価値の刺激によって感じます。イスラエルが倒れたのは、祝福を受けた地に対する愛着を失ったからです。隊員がいない所も聖別しておいて、この聖別した所を死守するための伝道をしなければなりません。四方八隻以上……。陰暦九月十日以内に地方聖地を決定、聖別しなければなりません。

 アブラハムが自分の死体を、聖別した地に埋めてくれることを願ったように……。過去には聖塩を外部にまくことはできませんでした。(一九六二・九・一〇 劉孝元氏筆記帳)












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