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二 発展の実際

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1 社会の発展

 男性なら、男性一人、真なる姿となったあと、男性一人で終わるのではなく、必ず真なる家庭として発展させなければなりません。真の家庭は、家庭でのみ終わるのではなく、必ず真なる社会に発展させなければならず、真なる社会は真なる民族、真なる民族は真なる国家、真なる国家は真なる世界に発展させていかなければならないのです。(二六―一一一)

 ある団体があり、その団体が発展するためには、その団体を動かす中心がなければならないのであり、その団体が行かなければならない目的がなければならないというのです。その目的を成そうとする団体の範囲が大きければ大きいほど、必ずそこには部署があるのが普通であり、その部署にもその団体の中心となる存在と共に、相対的な部署の責任者がいて、その責任者とつながった要員が構成されます。それが上下に一つとなり、内外に一つとなる時、その団体はそこにおいて発展し、そこにおいて計画するすべてのことはそのまま、進展を見ることができるということが、社会や日常生活において分かるのです。

 企業を発展させようとすれば、経営と施設と技術の三大要素が一つとならなければなりません。すべてこのように三大原則で成っています。今日世界の経営者たちは、三大哲学を言いますが、私たちは、四位基台哲学をもって現れました。広大だというのです。きのうまでは平面的なものでしたが、私たちの哲学は立体的なものです。それゆえに今後残るものは、私たちの原理しかないというのです。皆さんは、そういった内容が分かりますか、分かりませんか? (分かります)。分かりますか? (はい)。(二六―一九三)

2 国家の発展

 国家を見ても、そこには、必ず国策を立てる主権者を中心に、そのみ旨を奉る行政要員と行政組織が全国に広がっており、そこに環境を連結させ、全体に通じることのできる内外の組織形態をもっているのです。それが、いくら細胞のように、はるか末端の段階まで組織形態をもっている複雑な国家だといっても、そのすべてが主権者の本意と食い違いなく、一体となり、和合することができ、相応できる、環境的条件をもった国家なら、その国家の環境がいくら広いといっても、必ずその環境は発展するのです。(四一―一〇二)

 主権者はいつでも、与える立場に立たなければ、滅びるのです。私が高い所に上ったなら、低い所に与えることができなければならないのです。そうしてこそ、すべてのことが発展します。(一四一―四四)

 一つの国家なら国家も、やはり、与党、野党と分かれています。これは必ず、互いにぶつかるようになっています。しかし、そのようにぶつかる中でも、互いが、よく授け受けするならば、発展するのです。らせん形を描き、回転作用をしながら、発展していくのです。そして互いに助け合う作用をせず、ぶつかる破綻作用を平面的にしているというのです。これについての統一案も、提示しなければならないというのです。(二八―二四七)

 豊かに暮らしている個人なら個人、国なら国が、過去から今まで、豊かに暮らしてきたのかというと、そうではないというのです。大きな国なら大きな国が、豊かになるまでは、そこに比例して、悲惨な内容を中心として、生死の境で決断を下さなければならない内容があるのです。そのような歴史的な数多くの事件を帯びて現れた、という事実を知らなければなりません。そして、その事件が処理されたのも、個人が優れていて処理されたのではなく、国民と国家が一致して、全体の運命をかけて努力したため処理されたのです。国家の非常事態を解決し、越えていくにあたっても、上下、あるいは左右、全体が団結し、難局を越えていく過程を経て、その基盤の上に発展という連続的な結果をもってくることによって、その国は今日先進国を創建するようになったという事実を私たちは否定することはできません。(二七―二七二)

3 歴史の発展

 原理原則的な基準に立ってみるときに、今日この世界は単純な世界ではありません。この世界は、復帰しなければならない世界であるというのです。元来は、天の父母の因縁から結ばれ、始まった文化世界が成されなければならないのです。ところが、今まですべてのものが、サタンを中心にして成されてきました。

 アダム・エバを中心に、初めて出発して、世界的に発展しなければならないのが創造本然の歴史でしたが、それが成されなかったので、蕩減復帰の路程で戦わなければならないのです。(一六―一九九)

 今まで、堕落した人類の歴史は、個人より家庭、家庭より民族、さらに国家、世界、天宙に至るまで、より大きな世界に発展することのできる未来の基準を中心にして発展してきましたが、それだけでも駄目だというのです。アダム・エバが堕落した、その当時から今まで六千年になりましたが、もし人類が、六千年後に、世界に希望を置く世界観でなく、六千年前のその日を振り返りながら、懐かしがることのできるそのような世界観をもっていたなら、この世界は既に統一されているのです。しかし、人類が、未来に希望をもって探していく立場に立ったので、今まで歴史は、遅延されてきたのです。(二五―一一五)

 真昼に暮らす群れは、夜に暮らす群れを思ってあざけるが、歴史は、あざけられて追い出された彼らによって、発展してきたということを、皆さんは知らなければなりません。追い出された群れは、世間を革命してきたし、発展させてきたというのです。(二七―三一二)

 暗い夜の道を過ぎ、十二時を過ぎてこそ光明なる朝を迎えられるのです。それゆえ、彼らを追い出した群れは、彼らの道を壊したのではありません。むしろ、夜の道を行くにあたって、せきたててあげ、追い出してあげる功績を残したからこそ、彼らの行く道は遮られなかったというのです。それゆえに、今までの歴史は、追い出された群れによって、新しく発展を繰り返してきたというのです。(二七―三一二)

 理念を追求し、解決できる最後の基点は何なのですか? それは神様のみ言です。すなわち、人類が探してきた真理と、神様が立てようとされた真理が一致し、その一致した真理が神様と一つになれる基準を決定するために、歴史は今まで発展してきたという事実を、私たちは知らなければなりません。この真理の基準に対備して、外的世界も発展してきました。換言するならば、物質的世界も発展してきたというのです。これは科学が分担してきています。(二〇―三〇一)

 歴史は、母体が望む対象になるために発展していくのであって、その原因になる母体を否定する真理から発展するのではありません。そうでなければ、一つの世界になりません。(二六―四一)

4 宗教の発展

 神様は、今まで摂理をしてこられながら、怨讐を打って推進されたことがありません。怨讐を打って摂理することよりも、自らの愛する存在、一番近い存在を犠牲にして、摂理を推進されてきたのです。神様はこのように摂理を発展させてきたというのです。その発展は、天国に向かって発展するのです。(三二―二二三)

 世間は、神様がとどまることのできる環境とその基盤ではありません。ゆえに新しい観を立てて、新しい基盤をつくらなければなりませんでした。これを、生きて成せなければ、死んででも成さなければならないというのです。それゆえに、キリスト教は殉教の血を流しながら発展してきました。誰でも喜ぶ位置でもって生きようとするのに、何のゆえに死のうとしますか。(二〇―三一三)

 宗教はいつ発展するのですか。苦痛を受け、受難を受ける時、発展するのです。なぜでしょう? その位置で、神様のみ旨が成される可能性があるからです。可能性があるときに神様が役事されるので、どのような宗教でも必ず、迫害を受ける時、発展するのが普通です。もし、迫害がなくなる時は、統一教会なら統一教会はどのように発展するのでしょうか? 自ら進んで受難の道を行かなければならないのです。全世界が、統一教会の理想どおりに成る時まで、統一教会は、社会とは反対の道を行かなければならないのです。なぜでしょうか? 悪なる世界と善なる世界は違う道だからです。

 もし統一教会を世界で歓迎したとしても、「統一教会の教会員たち、さあ、今世界で歓迎するから、今までの私たちの願いを果たす時が来ましたから、私たちも社会でしていることをすべて行い、そうやっていきましょう」。これでは駄目です。反対をしなければしないほど、統一教会は自ら進んで、悪い世界に影響を与え、その環境を消化しようとするため、その反対の受難の道を行かなければならないと考えなければなりません。ある人々が考えるには、「ああ、この迫害の道は、いつ終わるのだろうか。いつ統一教会の理想を成せるのだろうか」と、こう思います。そのように考えるのは、統一教会の出発当初から、天が望む本然の姿勢と比較してみるとき、間違った姿なのです。(一〇八―二九六)

 宗教は、迫害を受ける時、発展するのが普通です。なぜそうなのでしょうか? サタンがそこには無力となり後退します。なぜですか? 怨讐を愛するから、サタン、悪魔を愛したという条件が立った立場であり、サタン、悪魔の息子、娘、第一の下手人を愛した立場となるからです。それゆえに、許してあげ福を願った立場は、神様が愛した位置と通じるのです。分かりますか?

 それで宗教社会に迫害の門が開かれるようになるのですが、この事実を歴史始まって以来、数多くの宗教の指導者がいたし、数多くの宗教人がいたけれども、分からなかったのです。今日統一教会が現れることによって、統一教会の先生一人が現れることによって、このようなことが明らかにされました。(一二七―一一五)













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