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四 手本となる者としての牧会者

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1 手本を見せなければならない牧会者

 手本となる生活の基本は何でしょうか? 神様を探し求めていくのに必要な人、私たちの歴史を明らかにするのに必要な人、この時代を開拓するのに必要な人、未来の基盤を築くのに参与する人になることです。そういう現実的基準で私が荷を背負って押し出なければなりません。そうして十年なら十年の期間に成し遂げておいたその業績を、歴史時代において自分の所有として残しておくことができる財産にすることも必要なことです。皆さんはそれを確実に分からなければなりません。(二一―二三二)

 み言を伝えると同時に、人を育てなければならない責任があります。生命体を育ててあげなければなりません。

 神様をどのように正しく教えてあげるのかということが問題です。第二の創造、すなわち神様の息子、娘をつくらなければなりません。すなわち、神様の生活を見せてあげなければならないのですが、その標準になるのが父母の心情です。

 神様の生活を見せてあげるためには、具体的に皆さん個人が生活的な面で手本になりなさい。そして壇に立ったなら、ただ神様のみ言を語らなければなりません。そのためには皆さん自身が神様の共鳴体にならなければなりません。(三七―二八一)

 神様は何を中心に進行しているのでしょうか? 仕事をするときも、心情を中心にして、ここに一切の精誠を尽くさなければなりません。天はどの道を行くのでしょうか? 私が違う道を行ったとしても父母が行くその道は、子供として心配しなければならないのではないでしょうか。自分が違う所で暮らしていても一日の生活はその心と共にあり、天と共に心情が一致する場で暮らしていくのが、統一食口が行かなければならない手本となる歩みではないでしょうか。こういう問題を見るとき、今日皆さんは、食口という名前の前に裏切者になってはいけません。その名前よりも実際的に裏切者になってはいけません。(六〇―二六)

2 牧会者とは手本を見せて生の基盤を築いてあげる者

 物質的問題をもって教会活動をするよりも、心情を中心にして活動しなければならないのです。

 私たち地域長は、思想的な面で、心情的に彼らの手本になることができ、彼らを育てていくことができる基盤を立てることなくしては、これから発展を企図することはできないのです。

 責任者とは、命令することができる人ではなく、模範を見せて彼らのために基盤をつくってあげる人が責任者だということを知らなければならないのです。すなわち、アベルにはそういう人がなるのです。そうすれば神様の代身者になり、神様の代わりに与えることのできる人になるのです。それで神様の代わりに、与えることのできる位置がアベルの位置だというのです。アベルの位置は受ける位置ですか、与える位置ですか? (与える位置です)。受ける位置は何ですか? カインです。それは間違いないでしょう? (はい)。それでは、食口たちに世話になる責任者の前に、その団体やその集まりが発展しますか? 神様が祝福しますか? 神様が共にいますか? (いいえ)。どうしてそうですか? 原理的でないためです。それゆえに原理を守るのが、原理どおり永遠に行くのが、アベルだというのです。そこにはサタンが讒訴することができません。(七六―三三七)

3 神様と真の父母を見せてあげなければならない

 私たちは共産主義が滅びても復活させなければならないのです。復活とは何でしょうか? 父母が来て解放してくれることです。アベルを誰が解放するのですか? アベルがカインに打たれて死ぬところを、誰が妨げてカインを解放するのですか? 神様と父母以外にはいないのです。それを知らなければなりません。天使と兄が一つとなって殺してしまおうとするのですが、これを救ってあげる人は未来の真の父母と神様のほかにないのです。これは原理的観点から間違いない結論であることを知らなければなりません。誰が救ってあげるのですか?

 ですから神様と真の父母さえ確実に分かれば、みな解放されるのです。生き返るのです。ですから皆さんは神様と真の父母を見せてあげなければなりません。皆さんが神様と真の父母を見せてあげる証拠の実体にさえなれば、みな解放が起こってくるのです。分かりますか? ですからその人を捕まえたら真の父母を捕まえて、その人を捕まえたら神様を捕まえるのです。本心を知っているためにさっさとやるのです。分かりましたか、何の話か? これを確実に分からなければなりません。(一三一―五二)












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