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伝道ハンドブック
み言に学ぶ伝道の姿勢

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三、壮婦の重要性

  壮婦を伝道する

 開拓に出た場合は学生を伝道するより、壮婦を三人伝道すれば食べること、寝ることに心配する必要はない。もし若者が三人入ってきたら、これを食べさせるだけでも大変だ。壮婦は家庭的にそういう苦悶をしているから、宗教的話をすれば神秘的に思って、すぐ感動する。自分も若い気持ちになってああいうふうにやってみたいと思うんだね。

 東西南北の四人くらい伝道し、「何日に行きますから、親戚関係の若者がいたら集めておいてください」と電話を入れて、講義をする。

 そういうふうにして活動舞台を拡大していけば、一世帯を中心として、東西南北、お父さんの兄弟やらお母さんの兄弟やら、一〇〇人以上集めることができるよ。中心的な者が宣伝をしだすと全般的に影響を及ぼす。だから先生は家庭訪問、出張講義をするようにと言ったんだよ。

  壮年婦人部の重要性

 日本の教会が今後いよいよ進展するには、そこには君たちのような若者が一番重要である。勇気百倍にして、前から立ちふさがってくるあらゆる艱難を払いのけて、最後の勝利を完成し得る若者が必要です。しかしながら上下左右というように青年たちばかりの手ではでき上がらないということを、教会を指導しながらつくづく感じました。

 勇気を払って闘うことは青年として、これは成さねばならぬことではあるが、それを共に見守りながら、闘う青年に対して周囲と環境を守って、いろいろと補給してくれるものがなければならない。壮年には男の壮年と女の婦人部があるが、特に日本は農業の国であるから婦人は土地である。また、それ以上に善なるアダムが必要である。たっぷり食べる青年のゆえ、憂いなくやって守ってくれるのは壮年である。土地が肥えていても実際実りをつけるのは稲である。婦人部より以上に壮年部を繁栄せしめて大いなる収穫を得るにはいかにすればいいか知らなくてはならない。ただ壮年部には社会的地位、子供、年老いた親をもっているというのです。社会的な幾多の障害があり、またそれを乗り越えていかなければならない。だが自分の子供に青年があればそれを中心に働き得るのです。青年の言葉の代わりとして行う壮年部がいかに結合し、拡大し、青年たちと共に伸びていくか、日本の問題なのです。

 大いなる発展を見る時に強靭な相対が必要です。本部においても地方においても伝道体制において、これを忘れてはならない。ある人を導いていくには青年たちは、まずその人の子供になれ。そしてその人が自分自身の子供を見守ってくれるような環境をつくれ。教会の責任者といえども、自分のお父さん、お母さんと思ってつき合え。そうして人はそれらの若者たちを子供のように自覚し、彼らを仲立ちとして家庭、親戚の霊的新しい関係を構成していくのである。

「今私はこういう信仰をもった生活をやっている。実にこういうような変化をきたさなければ、私たちは救いを得られない。日本を救うことはできない。現在の日本の状態はどうですか? 中共とかソビエトとか、あるいは世界情勢から見れば、今後の日本の位置はどうですか? この日本を救うにはこういう理想と真理がなくてはならない。もしもあなたが真理を果たさなければ、あなたの子孫はどうなりますか? 人ごとではありませんよ」。

 こうなると父母はみな真剣に愛していますから心情に問われる。親として責任をとらなければその子孫はいかなるや。そういう場面に直面した時に、自分は子供をもっている。あるいはその子供が病気で死んだ、その時の胸の痛み、その時の心をその場で思い出しながら心を打たれ、子女を正しく教育しなければならぬということを聞いて初めて、「おおそうだ。このごろはそうなっているんだね。わしの若い娘も教会に行かせにゃならん」と、こう考える。また、こう考えないではおられない。

 壮年部の方々、分かりますか? 先生はこういうことを思うのです。「ああ、もう少し成約聖徒が多くなれば、教会に大学生教会、高校生教会、壮年部教会……とつくりたいな!」と。特に壮年部を発展させなければならないと思いますから、そういう年齢におられる方は特に力を合わせて、これを発展するように努めてくれるように願うのです。よろしいですか? もしも男同士で弱いとなったら、男女協力して壮年部を発展させるよう努めることを願います。

 そうなると日本を中心としてやりたいことがある。日本は今若者だけだから、最後の問題を完結しなければならない段階に入ると、これは青年よりも壮年です。目的に対していく過程が必要だけれども、目的に対する最後の問題を解決するには、やっぱり壮年部です。闘うのは易しいが、責任を全うすること、これは易しくない。ペテロなどは随分年を取っている。年取った人もおれば、壮年部もおれば、若い人もいる。それが上下とか左右前後に外国伝道に、その環境をつくれば、これは飛躍的な発展をなします。どうかここに念を入れて、壮年部の人たちは努力して、日本の三分の一以上のすべての枝の幹を足場に立てて、動かすように祈らなければなりません。




















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