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南北統一と世界平和への道
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文鮮明師のメッセージ

血は水よりも濃い

 平壌木蓮館賓館における尹基福委員長、金達玄副首相主催の歓迎晩餐会で、文師が行った記念演説です。北朝鮮訪問中、文師は神主義、頭翼思想、真の愛による南北統一の必要性を訴えられ、また金副首相との正式会談では、今後の協力関係の在り方について意見を交換されました。

平壌  1991年11月30日

 尊敬する尹基福委員長、尊敬する金達玄副首相、そして貴賓の皆様。

 今日、私と妻、および私たち一行のためにこのように盛大な晩餐会を用意してくださり、何と感謝を表現してよいか分かりません。

 私は四十年ぶりに平壌にやって来ました。そして平壌がこのように世界的都市として名を成すほどに造られたのを見てとても驚きました。

 血は水よりも濃いと言います。私たちは同じ血筋を引いた歴史的受難の兄弟姉妹です。私は今回、尊敬する金日成主席と金正日書記が、還故郷の人道的計らいをしてくださっただけでなく、家族・親戚たちが空港にまで来て会えるようにしてくださったことに対して、深い謝意を表したいと思います。特に、金日成主席が北京まで特別機を送ってくださったことに対しては、感謝の言葉も見つかりません。

 親愛なる北の兄弟姉妹の皆様。

 家族たちと会った瞬間、私は喜びと同時に胸に深い痛みを感じざるを得ませんでした。なぜなら、愛する人たちが北と南に別れて今でも会う喜びを味わえない一〇〇〇万人の同胞たちがいるからです。それほど多くの人たちが、再会の機会を持つことなく死んでしまうということを考えるとき、私たち民族の分断の悲劇は一日も早く終結しなければならないということを、今日ほど痛切に感じたことはありません。

 私たちは悠久なる歴史を持つ単一民族として絢爛たる文化を誇ってきました。しかし不幸なことにわが民族は外国の意思によって強要された分断四十六年を生きてこなければなりませんでした。これからは二度と外部の勢力によってわが民族の運命が左右されることがあってはなりません。

 「神様」が守ってくださる私たちには、統一の時が近づいています。統一はわが民族の宿命であり、私たちの時代の課題であります。私たちの時代に祖国の統一を実現できなければ、先祖や子孫の前に永遠に頭を上げることができません。私たち民族七〇〇〇万同胞が対話と和解で大同団結し、今回の出会いを通して万難を克服し、その日に向かって進んでいかなければなりません。

 そのために私たちは協力しなければなりません。祖国の経済復興も共に成し遂げていかねばなりません。私は祖国統一のために身命をささげる覚悟のできた人間です。

 私が、ここの同胞たちのために何をするかは、金主席と金書記の構想を聞いて決定しようと思います。

 このたびの私の北訪問が還故郷の意義深いものであることは言うまでもありませんが、この歴史的な機会に尊敬する金主席にお会いして直接感謝の言葉も伝えたり、また私たち民族の団結と祖国統一の聖業に関して深く相談する機会があることを強く望んでいます。

 最後に、尊敬する金日成主席のご健勝を願い、敬礼したいと思います。次に私たち祖国統一に向かって私たちすべてが総進軍することを誓い、敬礼をしましょう。

 ありがとうございました。
 (一九九一年十二月一日付「労働新聞」から翻訳)






















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