本 郷
真の愛による交差祝福と国境撤廃
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本郷人集会での御言
日時:1991年1月21日


祈 祷

 統一教会のメンバーは、世界いずこに行っても兄弟であるということを知っているか、という話です。そこには白人もいるし、黒人もいるし、黄色人もいます。だから、皆、合わせればだんだらになってしまいます。いろいろ混ぜてしまうのです。牧場に行ってみれば、牛を見ても、そこには白いだんだらの牛もいるし、黄色い牛もいるし、黒い牛もいるのです。そういうものたちが混ざって繁殖しています。そこには何の不自由もないのです。自然的にそんな融合をして、そのように生きていくのです。だから万物がそういうふうにやっているから、万物の霊長たるものはもっと、そういう方面において中心にならなければなりませんね。

 今は皆、韓国語を解読するんだから、悪口も言われませんね。(笑い)先生はメッコールが好きだから。(笑い、拍手)これは記録帳だね。(笑い)

 ここに集まった者で三十歳以上は? 大概、皆、三十歳以上でしょう? 三十歳以上、手を挙げて、三十歳以上。オー。三十歳以下、三十歳以下。三十歳以上が多いですね。それから四十歳以上になった者。よういるよ、いるじゃないの、けっこう。四人か、いい時だ。(笑い)こういう者はみんなして戦争の第一線に追い出して、これはもうチャンバラをしなければなりません。(笑い)そういう時です。兵隊。これは国を代表して一線に立った場合には、命をかけても戦いをしなければなりません。そういうときには、苦労とか郷愁の思い、故郷を思うとか、そういう観念を持ったら精兵となれません。すべて忘れて一心驀進、一つの心で驀進するような、そういう訓練をなさないと、精兵隊として戦争に勝つことができません。そういう面から見た場合に、三十代の若い者はもっと苦労させなければなりません。(笑い)それは先生の生活哲学です。分かりましたか? (「ネー(はい)」)

 今から統一教会の青年は、三十歳まではあらゆる方面に苦労しながら、それを修得しなければなりません。まずもって社会を知らなければなりません。社会といえば、上、中、下(あります)。貧民から中流から上流社会のすべてを決定しなければなりません。それについて、それを教育する内容を知らなければならないのです。そういう内容を知ってこそ、自分が国民としての自覚を得ることができます。国民として自覚をえない者は、その国に必要な者になりません。自分はこういう経験によって知った、その国の国民であるということを。そうすることによって本当の国民になれるのです。本当の国民になった場合には、自分を中心として何かを残さなければなりません。そうでしょう? 何かを残さなければならないのです。

 そういう面から見た場合に、伝統というもの(が重要です)。まずもって伝統を知るには、社会全般の上中下、社会の実体社会を完全に知らなければなりません。それから、その国民をより高いところに上げるには教育、教育システム(が重要です)。小学校から中、高等学校、大学まで卒業した者たちが、いかにして活動するかと(いうことです)。いかにして効果的な……。教育された者を、伝統の基盤の上にいる上中下の国民をいかに指導していくか、いかに開発していくかと(いうことです)

 問題を引き集めれば三点に集結されます。伝統、教育、実践です。これはいかなる国やいかなる団体、いかなる個人においても成功を願う者は、こういう背景の準備を徹底化しなければ、そのなしうる目的、行動して実践している目的というものは、決定的なものになりません。その国を残すには、この国民の願う以上のものを残さなければなりません。そうでなければ歴史的な材料となりません。そういうものを残すには、徹底された背後関係を組んで自分なりのそのものを残すようになることによって、その一人が歴史的な人材となるとともに、その一家、それと伴う一団体が国を指導していけるという、今こういう内容になっているのです。分かりましたか? (「ネー(はい)」)

 そういう観点から見た統一教会、統一教会も例外ではありません。統一教会の伝統を知らなければ(なりません)。統一教会の教育は実践教育、実践に必要なる教育です。だから小学校からずーっと大学まで行くのに、それを基盤とした、自分の習ったすべてを、いかに伝統にプラスになる実践をするかと(いうことです)。これは各人の一人においても、家庭においても、団体においても、国においても、この原則は異なりません。分かりましたか? (「ネー」)

 それで、統一教会の伝統を知らなければなりません。簡単なものではありません。統一教会の伝統、統一教会の伝統といえば何ですか? だれか答えてみなさい。(「苦労を感謝して…」)。伝統は何ですか? (「自己否定」)。将来、み旨が果たされた場合にも自己犠牲になりますか? (笑い)(「ために生きる」)。それは問題です。伝統というものは、ここにいる文先生の思いをかなえるその伝統は、時代性を超越、時代を超越……。時代性といえば「せい(世)」、一世紀とか、何千年を超越しなければなりません。だから、過去、現在、未来に通ずるとともに永遠の世界にも通じる、そういう背後の根本と一体化された伝統というものが絶対必要なのです。それは生涯の伝統になり、歴史の伝統になり、国の伝統にも通ずるのです。それは天宙の伝統に通ずる、そういう伝統を知らなければなりません。


     ◆

 それから、それに伴うその基準に行くには、個人からこの社会というものは、後進国家と先進国家、それはずーっと上、中、下のレベルがあります。それをいかにして寄せながら、関係、連帯性をつなぐかと(いうのです)。下から上まで上がって、上まで上がった場合にはどうするか、その問題です。この世のサタンの世界は、上がった場合にはどうするか? もっと上がりたい、もっと上がりたい、もっと上がって、てっぺんに通じた場合どうするか? それ考えられないのです。日本にいて例を挙げれば、日本で出世する、そして何になる。大きな会社の会長になるとか、大臣になるとか、そんな(ことです)。それ以上はどうするか? そこについて果たした実体としてその場を離れた場合はどうなるかと、そういう問題です。だから、すべては運動する巡回(「円形運動をしながら上がったり下がったりする」の意で語っておられる)。運動しなければなりません。上がった場合には下がるのは当然であるというのです。世の中はそれを願いません。今までの世界のあらゆる成功、あるいは有名人たちを見た場合に、成功した場合、それでとどまって、それで最後を通ずる、成功したその後には何をするかというと、その国においてはそれ以上、上がるところがない。そうなった場合には下に行って教育しなければなりません。自分みたいな人をたくさん輩出するように教育しなければなりません。そんなこと分からないのだから、上に上がった場合には下に下がることを願わなければなりません。世の中はそういうのはありません。一方きりの頂点まで占領しているのがサタンの社会です。だからサタンは個人占領とともに世界を占領して、今までずーっと神様まで否定してしまって、自分が永遠にこの絶頂の基準を維持しようと(してきたのです)

 それをやるには巡回、上がっては回る、循環運動をなされるすべての宇宙の世界、宇宙は動いているのです。関係、連関関係でも、人間関係、社会関係、金融関係、関係、関係は共に譲り合う、授受作用して運動すると(いうのです)。そういう基本的観点から見た場合には、サタンはそれは願わないのです。一方きりでもって「わしに従って行け」。それ以上のことをやるには皆、撲滅してしまう、殺してしまう、こういう作戦をしてきました。だから、そういう基準から見て独裁者、サダム・フセインなどはそういう者の代表的一人なのです。

 神のみ旨に立った基準といえば、最高に上がった場合には、下の方に自動的に回ると(いうのです)。ここから上がってポケットに入れた場合には向こうは出さなければなりません。呼吸と同じです。吸い込んだら出さなければならないし、出した場合には吸い込まなければならない。授受作用することによって、授受作用を多くすることによって、自分の価値の人格基準が、もっともっと高いものになっていくのです。その基準はどこまでいくかというと、神様がいたとするならば、神様の心情を中心として、同じ呼吸をなしうる、授受作用をなしうる相対圏に立つということが、人間最上の、歴史を通して万人共通の目的であるのです。

 人間は欲望を持っています。皆、欲望を持っているでしょう? 男にしては、顔はどうでもいい。女にしても顔はどうでもいいのです。ちっぽけな女、ちっぽけな男にしても、自分は日本人としての日本の天皇の上まで行きたいという思いを、皆、持っているのですね? (笑い)そうではないですか? 総理が問題ではない、総理が自分の孫になればいいと、自分の息子になればいいと、そういうふうに思いますよね、思いませんか? 思わない者は人ではありません。(爆笑)そうです。万物の霊長たる者がそういうことを思わないということは、それは資格がありません。(笑い)皆、思うでしょう? (「ネー」)。では思わない者、手を挙げて。(爆笑)

 そういうふうに皆、思っているのに、それはそこまで行くには、高い山を思うとき、高い谷がそこにせせらぐというものです。分かりましたか? 高い山がいいのですが、そこには深い、何がありますか? (「谷」)があります。深い谷の底には、いろいろな悪いものが皆、腐っています。そういう肥料が必要です。だから高い山の景色の上、高い山の谷には、いろいろな腐るものがあるから、そこにはたくさんの虫が住みます。たくさん虫がつくから、鳥などが皆、集まるのです。分かりましたか? 名勝地になぜ鳥が集まるかというと、獲物が腐った肥料の中に育っているから、それを食うために、それを食べ物とする鳥類が集まって、もっと名勝地を花咲かすのです。そうではないですか? (「はい」)。そのおいしいご飯がどこに行ってとどまりますか? (笑い)そうです、それを考えなければなりません。宇宙はそうなっているのです。そうでしょう? ご飯が欲しいと言えば、ご飯は結局、何になるかというと肥料と血を通ずるのです。すべての栄養を取らした後の糞は(笑い)、その残りは糞になってくる、糞は糞になってしまうのです。(笑い)そうですよ。分かりましたか? (「はい」)

 人間が立つと影がつなぐとね(「影ができます」)。影なき存在はありません。それ自体、影は立ったものによって反対の方向に(できます)。長いものと象徴するのです。だから、いつも立ったものは平均を、水平を考えなければならないと(いうのです)。高いものは深いところを、右のものは左のものを、上のものは下のものを、前のものは後ろのものを、これは付きものです。「わしは影なんか要りません」と言ったら、日中、日が出た日に歩くこともできなければ、仕事をすることもできないし、存在の権限を表す何の場所も得ることができません。分かりましたか? (「はい」)。表裏が一体となって、表がよかった場合には裏は暗くなります。こうやれば暗くなるのです。地球もそうでしょう? 日中、昼夜が相反するような立場に立っているのですが、それは回ることによって平均と共通、平和という問題ね(平和が生まれます)。東西が一つになるということを考えた場合には、夜が一つ、昼が一つ、昼夜が一つになるという話はありません。それをどういうふうに連結させるかというと、表裏一体ということであり、それは実体と影みたいなものです。だから高いものと低いもの、そういうふうに低いものと狭いもの、長いもの、そういうふうなつながるものであると(いうのです)。だからりっぱな人であればこそ、外の価値、外に行って犠牲になるという思いを持った場合に、それは宇宙すべてが歴史を通して願う存在となるのです。自然の現象に、自然の法則に、こうして生涯をすましていくものは、自然自体が歓迎する人格になるのです。分かりましたか? (「ネー」)


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 その反面には、君たち考えてみなさい。人間の一番重要な所はどこですか? 何! (笑い)どうですか? 一番重要なところがどこですか? 目玉はどうですか? (笑い)生殖器は使わなくてもめくらになるのがいいですか? 生殖器、何だ、使えないものになるかとそういった場合には、どこを願うかな。(笑い)これは笑うことではありません。これは自分を中心として考える一番大事な問題です。自分も解決しておいて、それから整理してなしえて重大性を持ったところにおいて国と関係を持って、それを整理して、世界の中心となった場合に、天宙と、天宙なった場合に神様と。神様はただ自分の個性自体を整理しないところに神様の、宇宙の中心と関係を持つことはできません。そうでしょう?

 だから、自分自身で女として男として、一番重要なものは何ですか? それも考えなかったのですか? 皆、祝福されるに足りない者たちですね。(笑い)落第生が皆、集まってるや。それは何ですか? 口が一番重要な所なのですか? あなたたち、男と女で特定の、一つ変わったところを持っている、そこが一番重要なの? 口がなかったら大変でしょう? 死んでしまうではないですか? (笑い)そういう問題は教科書にはないのです。(笑われる)(笑い)いかなる世界の教科書、有名な大学の教科書にも、そういうものはないのです。それは重要なものです。なぜ? 口がなかったらすぐ死んでしまう。目がなかったらめくらになる。両足がなかった場合にはどうしますか? 両足を必要とするか、生殖器を必要とするか。(笑い)みーんな、もう頭も熱心に使わないで、生殖器ばかりむくっとしているのです。(爆笑)そういう結果になるじゃないの。生殖、生殖器。それはなぜでしょうか? 原理の説明をそこまでずーっとすることができるのです。なぜ女と男は生まれてきたのか? 根本問題。なぜか? なぜだ? これを話したら、もう原理講義をしないといけないから(笑い)、きょうは時間がありません。

 君たち、初めて一年ぶりに会ったのに。君たちも言いたいこともたくさんあるでしょう。(笑い)先生も聞きたいことがたくさんあります。そういう時間、千人近い者たちが集まったのだから、もう一人ずつ言い出しても十分ずつでも、いくらですか? 十分で一千万、万分です。万分だったら何日ですか? 大変なことになります。だから皆、同じものとして、同じ過程を通過するものとして、同様と認めて先生が話しているのです。

 それが愛の中心なのですか? 根本問題です、根本問題。何? (「神様が宿る…」)。何? 神様が宿る? 神様がそれを握って一生涯するのですか? (笑い)君たち、大学へ行ったり、あるいは修士の行程(課程)を通過して各種の学位をもらい、そういう基準を通過した場合は学位をもらうというのは表彰、それを証明する証書をもらうのです。その内容は簡単です。「この者はこの大学で規定された学課程を完全に修了したからこの証書を授与する」と。簡単です。それは簡単ですが、内容は複雑です。何十年の生活を費やして、自分の精神ともに投入した結晶体としての結論です。そうでしょう? 社会に出た場合には、その人はどうでもいいのですが、その証書が皆、働きかけるのです。あの人は証書を持っていると言えば、「そうか」と(なります)。それは一時使うものであり、一時必要なものであり、資格を得るのに必要なものであって、永遠にそのものが中心にはなりません。

 それで生殖器も同じです。生殖器は重要なものです。卒業証書と(同じです)。完成した人間になるには、原理からいえば責任分担という(ものが重要です)。原理主管圏と直接主管圏を結合させるには、個性完成をしなければなりません。個性完成とは何でしょうか? 真の愛の一体圏を意味します。そうでしょう? 真の愛。真の愛というものは神様が提唱する愛です。その神様の相対たるアダム、エバが、それに平等の相対価値を得て、価値の相対圏の愛の実体として、共に一つになって統一をなしうるのです。すべてを統一するという思い、すべてをです。人間、女、男ももちろん統一です。それから人間同士を、男女を一体化させるとともに、神様と一体となしうる完成基準をなしうる器官としてあるから、その生殖器が最も重要であるのです。分かりましたか? (「はい」)

 生殖器は天情、天の情、天情があり、人情があるのです。天情、人情を一つにまとめて完成圏に決着させるそのものが愛だから、愛は男女の生殖器なくしては成立されませんから、その生殖は最も重要だという結論を出さなければなりません。原理的な解説です。分かりましたか? 分かりましたか? (「はい」)。だから最も大切なものであり、最も貴重に思わなければならないものなのです。最も貴重にする(思う)ものは、公に見る、看板として掲げるものだから、持ち出すものではありません。秘密の所に、自分だけ知る所に隠しておくのが、最も貴重なものを取り扱う方法です。それは歴史を通じて同じです。人たるものがつかさどるときには、同じ行程を行かざるをえません。では、その公式は一つしかないのです。二つはありません。分かりましたか? (「はい」)。そういう面で、宇宙完成をなす中心的な部署が生殖器だから、生殖器が一番であるということを解説して、答えは満点になるのです。それについて意見がありますか? (「ないです」)。分かりましたか? (「はい」)

 だから原理は偉大ですね。それで、男の完成、女の完成はそれが一つになることによって、生まれて初めて歴史を代表して、歴史の相続、完成相続圏を受ける、つなぐ一つの決着点となりうるのです。それ以外に道がないから、男女生涯において最も重要なその部分だから、生殖器が最も重要であるのです。どうですか、先生の答えがまあ、十点くらいになりますか? 神様からいえば、「いやー、そうだ、そうだ」とおっしゃるでしょう。(笑い)サタンからいえば「そうじゃない、そうじゃない、そうじゃない、そうじゃない」。神様は「そうだ、そうだ」と二回やるのに、サタンは二百回もやるのです。大きな音を出すのは正しい者ではありません。不正の者は大きな声を出すのです。分かりましたか? それは堕落世界、善悪の世界が混合しているこの堕落世界の歴史の実情としてつないでいるのです。だから女は口が早いですね。(笑い)騒ぎが多いです。それは善に通じるものではありません。悪に通じます。男より口が重い場合には、その女は無言でもって男をコントロールします。(ウーン)(笑い)だから沈黙というのは偉大なことです。神様は今まで、創世以降、堕落した以降において、無口で沈黙を続けておられる偉大な主人公です。善悪の内容も弁明しないでいるのだから、自分自身を現さないで、隠れ、隠れした、隠蔽された背後でもって、自分の意志を堂々と、歴史を通して維持しておられるのが神様です。サタンは騒ぐのです。


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 韓国において、今、自治選挙を、選挙で騒ぐのですね。「あー、自分に選挙(投票)をしてくれ。あの者は悪いし、自分はいい」と。こういう宣伝の仕方は、サタン世界の宣伝です。そういうのを、いかに先生が将来、整理するかということです。ちゃんと天の選挙法を皆、知らなければなりません、国を治めるには。そういう時にまだなっていないから、それは言わなくていいでしょう。あまり多く分かれば、荷物が多くなって、足が細くて倒れてしまいます。そういうふうに、女はいつも注意しなければなりません。こそこそしゃべりだしたら、こそこそ聞き出し、こそこそしゃべり始めたのは女か男か、どっちですか? (「女です」)

 「女」というものを日本語でいえば、「おん」は何ですか? 「おん」といえば悪いことですか、いいことですか? 「おん」といえば怨讐にもなるし、(笑い)恩恵にもなります。(笑い)両方ついています。韓国語で「おんな」といえば、「な」は「わたしだ」という話です。(笑い)(笑われる)日本で「な」というと、熟語を作ってみなさい。(「なまえ」)なまけもの。(笑い)それから? 泣き虫。悪いことに通じます。それから? (「なっとう」)何? (「なっとう」)納豆? 豆の? あー、それは腐ったにおいがするではないですか。(笑い)皆、悪いものに通じます。「女」といえば、日本語で悪いほうの名前(言葉)が多いということですね。(笑い)(笑われる)日本語として「女」というものは、悪い女を代表した世界的な結論の言葉ではないでしょうか? (笑い)だからエバ国になったのではないですか?

 それは、罪が多いところには恵みが多いという話です。それは神様が女を訪ねてこられるのだから、一番偉い女たちより、一番悪い女たちをいかに偉い女につくるかというのは蕩減復帰です。(笑い)そうではないですか? 一番悪い女を一番偉い者にした場合には、女の上中下は自動的に偉い女になります。そうすれば、女の中で一番、世界歴史を通して苦労したのは日本の女ですね。そうでしょう? 世界代表的です。そうでしょう? 女はもう、姓名がないではないですか。そうでしょう? 何の認めもしないような影の(ような存在です)。影はいくら踏んでも跡がありません。答えもなければ跡もありません。そういうふうにして、歴史を、犠牲、犠牲、犠牲にして、蹂躙されてきたのは、そう見ればサタン世界の橋、四方八方に橋をつなげる、そういう利用物にされたのが日本の女です。そうですね?

 先生も運が悪いから、日本をエバ国につくったから、先生が苦労しますよ。そうですね? 苦労。君たちもそうでしょう? 韓国はアダム国家、日本は? (「エバ国家」)。エバ国家。歴史の発展の中心は、今何が一番重要だと言いましたか? 生殖器でしょう?

 大陸につながった半島は、男の生殖器と同じです。だからこういうような男の生殖器をかたどった所は世界文化の発生地であり、決着地であるのです。だからローマ半島、イタリア半島、地中海は完全に女の子宮、女の陰部とそっくりです。そうでしょう? 地中海文明というのは、この地上の歴史において初めて、文化摂理基準において文化起源の内容をまとめた所です。ローマ文明というのは、今もローマの法律など、その偉大さというのは歴史に非常に影響を及ぼしています。なぜそのイタリア半島かというと、それは男の生殖器と同じであるのです。地中海、完全に女の陰部です。それは一つになっているのです。だから大陸、アジア大陸、アフリカ大陸、それからヨーロッパ大陸をつなげる、その中心部になっているという、こういう観点から見た場合に、これはアジアを中心として、韓半島を中心として、日本は必ずそういう女と同じように男を、陰部みたいになっているのです。これは太平洋文明圏を中心としたそこに、もっと大陸、それはアメリカを中心としての大陸、中国大陸、ソビエト大陸、世界、すべてが、六大州すべてがつながるような基準に、中心点をなしている、太平洋に近いのです。

 こういうふうに見た場合、今、太平洋文明というものは何を中心としてなすかというと、皆、思うのは中国と日本でしょう? そうではありません。韓半島です。そうならざるをえません。それは韓半島を地政学から見た場合に、ヘレニズムとヘブライズムの交差点として民主主義、共産主義。唯物主義と有神主義が世界的対決をして、ここに結実体として、悪の真の父母と命名(されたのが)金日成であり、善の真の父母と命名(されたのが)先生です。こうやって対峙して、今消化し合うのです。それは歴史最後の終着点であるということです。分かりましたか? (「はい」)。これを一体化させるのです。中心体は大陸の男性の生殖器として、太平洋のすべてを包容しうるのです。日本は西洋文明の総集結地です。それらが一体化することによって、世界は自動的に、地政学から見ても、天から見ても、一つにならざるをえないような中心的な部署です。それが今、考えてみなさい。


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 君たち、日本人でしょう? 日本人なの、韓国人なの? あなたたち、日本人ではないですか? 日本人は韓国から皆逃げて行って、皆、浦島太郎みたいに(笑い)島流しされた者たちです。だからチャンバラをしなければ、力がなければ生き残れないのです。そうです。大陸から皆、島流しされてきたのです。そういう者だから、力を持たなければならない、チャンバラをしなければ生き残れないのです。それで日本は、日本という一つの国を整理するのです。藩主というものが、戦国時代が生まれてくるでしょう? 山を一つ境目として、部落ともにこうやって、チャンバラをやって、これをずーっと国家的までもなして、今もその伝統的(今もその伝統は生きています)。その下の者は大名に絶対服従して、いつでも女も男も命を懸けるのです。一言の命令でもって生涯すべてを犠牲にしても、それはなすのが当然だという思いを持っているのが日本の武士道精神です。そうでしょう? だから上の者の命令には絶対に一つになれるように一番訓練された歴史性を持つのが日本民族です。だから世界に観光に行っても、観光団体が小さい旗を上げて、さっと……。(笑い)(笑われる)それがなかったら死ぬのです。

 そういう歴史過程を通過した日本民族というのは、もう訓練された者です。これは何のためにこういうふうに訓練されてきたのかというのです。それから天照大神の孫です。天照大神は女の神なの、男の神なの? (「女の神」)。女ではないですか、女の神です。だから女の性格です。お嫁に行った場合には旦那さんに絶対服従していくのです。だから姓名もないのです。韓国はどうですか? 女も姓名があるのです。堂々たるものです。世界的に見て、これは韓国にしかありません。女も男も、夫も奥さんも、堂々たる姓名を持っています。主体性を持っているのです。韓国の女はそうです。日本人の男と韓国の女と(けんかした場合は?)、日本人の男が負けます。(笑い)あー、平均的に八〇パーセントがそうです。考えてみなさい。強い! 強いということを嫌がった場合には、だめです。強くなければ、木によじ登るにも、すべてが強くなれば大変です。くにゃ、くにゃ、日本の女みたいでどうするのですか? 上がれないのです。

 強い民族を先生は願うのだから、日本の男と韓国の女、日本の女と韓国の男を組んでやって、何代かいけば種を変えてしまうのです。なぜ? 種は女によるのではなくて男によるからです。共に補助し合うのです。君たちの相対者そのものが、「あー、韓国の奥さんをもらうんじゃなかったね」と、八〇パーセントの人はそう思います。そうでなければうそです。そうでない者、手を挙げてみなさい。(笑い)いくらもいないではないですか。そうでないの? あんた、腕白して脅迫したでしょう? それは日本の与太者みたいな者です。久保木(修己)会長のよく歌う「やくざ」(の歌がありますが)、やくざはそういう性格を持っています。そうでなければ、日本の女みたいな女かもしれませんね。それもあるのです。強い者も弱い者もいたのでしょう? しかし大半は(強いです)。日本の男性に負ける女がいたら、先生はだめだと考えます。(笑い)

 日本は世界に行っても自律性(自立性)がありません。例を一つ挙げましょう。アメリカのワシントンにワシントン・タイムズがあります。そこの副社長が社長になりました。今からは世界的変革時代に入っています。それで「世界日報」も皆、切り替えをしました。韓国も組織体、全体犠牲でもって切り替えをしました。アメリカもそう、日本もそうでしょう? 四千パーツをつくって、それを三×四=十二、一万二千パーツまで拡大して、それを皆、教会、教会基地をつくらなければなりません。それから、そういうふうにして収穫された完全な種を収穫された場合には、まくのが当然です。まくところには肥料を積み込みます。汚い所。分かりましたか? 汚い所に排出するのが肥料になるのだから、肥料がきれいで、香水みたいなにおいのものがありますか? 研究してみなさい。あるか、ないか? 絶対ありません。香水というものはずーっと吹き飛んでしまうものですが、肥料はずーっと下がっていくのです。だから肥料になるのです。(笑い)(笑われる)必要な料理を肥料というのです。この「ひ」でなくて、肥料。分かりましたか? 両面の意味があるように、そう聞きながら考えてみなさい。悪いにおいがするけれども、命を育てるには肥料がなければなりません。人間も同じであるのです。肥料が必要です。肥料を食べさせなければならないのです。だからそれが何かというと、苦労の道なのです。においのするところにそれをやって、構えて十数年、数十年たった場合には堂々たる草木として、一番重要な木材になります。そうではないですか? 棟梁、棟梁と言うのです。韓国に来てよかったの、悪かったの? (「良かったです」)(笑い)

 こうだ、こうだ、これ、右の目を開いたのはいいのですが、こうでしょう? 韓国に来たら、今でも「日本によこしてもらえばいいなー」というのが(思っている人が)三分の一はいるでしょう? (笑い)言わなくても、先生はちゃんと知っているのです。見ればサーッと(分かるのです)。ここにいなくて、日本に帰って行く場合、そうでしょう? 習慣も伝統的文化、背景、何、かかわるところがないのです(何も変わるところがないのです)

 向こうの後ろ、聞こえる? 聞こえる? 聞こえる、聞こえない? 聞こえない? (「小さいです」)。小さくここで言うんですよ。(笑い)あまり騒いだ場合には、悪い者が騒ぐと言ったではないですか。(笑い)小さくて、聞こえるだろう? (「聞こえません」)。あなた、つんぼかもしれませんよ。これをずーっと、ずーっと、マイクを装着するように準備するように命令してつくったのに。聞こえる、聞こえない? (「聞こえません」)。死んでしまえ。(爆笑)なぜ遅くなって、遅く聞く、それも蕩減です。それはそうですよ。世の中は公平になっています。遅く来た者は、そういう背景も悪いものです。それは皆より、よったくずなるものは、皆、後に来る者をよこすのは、世の中の分別の常識になっているのです。(笑い)今、半分に切って、切り替え(入れ替え)をしましょうか。(「エーッ」)。一時間ごとに。あー、あー、あー、前は「エーッ」と言うのに、向こう(後ろ)は拍手しています。ではどっちの意見を尊重すべきですか? (笑い)前の意見を尊重するのが通例の法則です。(拍手)(笑い)


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 だから、これを見た場合には、革命的な原理です、革命的な。歴史にいう日本人の若者を(変えたのですから)ね。君たちは皆、日本にいても、頭の悪い者ではありません。皆、考えが、普通の者以上のものを(持っています)。(笑い)そうです、そうでなければ、ここまで来られません。(笑い)思いもよくしますね。呼吸している日本人なんか、こう働きながら、下ばっかり見ないで? 野郎たちは、こういうふうに呼吸して歩いて来たんだから、ここまで来たのです。レベルとしては違うのです。先生はそう認めます。顔を見ても、日本の等級なんか、先生は日本をよく知っています。大阪でも町を歩いている人をずっと見れば、平均的に統一教会のメンバーみたいな顔はありません。(笑い)本当、本当です。先生は今まで、生涯かけてたくさんの指導者たちを指導してきたので、すぐ分かります。町にいれば、「あー、この国は将来こうだ」と。平均的に統一教会のメンバーは皆、美人が集まっています。美男子が集まっています。(笑い、拍手)

 女の雰囲気としても、天の運勢が日本の全土をずーっとカバーしてきたとするならば、日本として誇るものは皆、取ってきて、どろぼうして取ってくるのもあるのですが、どろぼうではないですか? 日本人の誇るものは一つもありません。カメラにしても、ドイツのライカとかを皆、どろぼうしてきたし、機械にしても皆、どろぼうしてきたものです。皆、小さいもの、女。こそこそこそこそして、こういうふうにおとり出しています。皆、どろぼうの遺族みたいになってくるのです。誇ること一つないのです。特に世界に輸出しているものは何もありません。何がありますか? 女しかありません、女。(笑い)女しかありません。世界的に日本は女、中国は料理。(笑い)そう言っています。日本は女、中国は料理、韓国は何ですか? (笑い)キムチではありません。(笑い)韓国は大将、大将。皆、韓国人はひとりぼっちのひとり狼で、やくざするひとり狼です。よく包丁で刺します。(笑い)ひとり狼でなければ、ああいうこともできません。団体を組んでいる、そういうやくざはひとりの狼の性格、韓国はそういう性格を持っています。君たち、それは分かるでしょう? その反面に、いいことは情熱的です。情においては広いのです。世界いずれもすぐ友達をつくれるのです。それは面白い習性を持っています。日本人が一年に友達を三人くらいつくるとすれば、韓国人は一年に百人もつくることができます。その外向的手腕というものは……。

 本心、本根に通じるのです。日本人はそうではありません。お嫁に行きたいという女が、あの男を見たら七十点、この男八十点、あれ四十点、外的にはこれがいいけれど、内的にはこれがいいから、どこに行こうか。二つを見てあれこれ比較するような性格を持っています。共通の心情圏を。それは貧しいとかかわいそうな者があった場合には、皆、韓国人の特性は、自分のお米を食べさせていくのです。そういうことに気がつくでしょう? 君たち。日本と違うのです。そうでしょう? 社会的な慕わしい流れが、伝統的に下の方にずーっと敷かれているのです。だからいざという場合には、自分の主張するものには天下何者であっても折れないのです。主張しだしたら折れません。

 だから韓国人は、韓国人として外国に行って、大使館を訪問する者は一人もありません。ワシントン・タイムズの社長に任命した韓大使は、以前パナマの大使をやっていました。そのとき、同じ東洋人同士ということで日本の大使と、いつもゴルフをしながら仲のいい友達になっていました。その日本の大使が言うには、「自分は韓国人を頼もしく思う」。韓大使は「そんなばかなことを。日本人がそうじゃありませんか?」と言うと、「いやー、日本人はだめだ」。なぜだめかというと、日本人たるものは世界に出た場合には皆、大使館に来て、「お願いします。お願いします」と言う。それは女です。「お願いします。お願いします」と言うのは女ではないですか? 大使館に行って一から十、百まで、偉い者、支店長でも皆、「お願いします」と願うのに、韓国人は移民として行った者で、乞食でも大使館に来て「助けてください」とは一言も言わないというのです。

 日本人がそうなれば、世界を指導することがてきるようになります。そういうようなことをやるのなら、指導者がなければだめです。女の風習を持っているのです。盗賊みたいに、「君、わしの話聞け」と言った場合には大変です。それは一家が滅亡の……。原理を超えて自然的になくなってしまうというのです。日本人はアメリカにたくさん開拓に行きましたが、皆、帰ってきました。韓国人は帰ってきません。それはアメリカを中心として、南米のいずこにも、北極の極端の食堂のおやじも韓国人です。(笑い)どこにも行かない所がない、行かない所がないのです。ソ連も遠い町、遠くの衛星国家でもどこでも、韓国人は世界の困難な所に来て王者になろうとするのです。両方つかまってこうやろうとするのです。そういう腹具合があります。

 それでアメリカなんかに行っても、ロサンゼルスでも韓国の街ができています。ワシントンにもニューヨークにも、大きな都市に(できています)。ユダヤ人が四百年以上の歴史を通して、アメリカの保護を受けながらつくった基盤のすべてを、十年間に皆、(韓国人に)取られてしまって、韓国人反対運動(が起こっています)。黒人もそうして反対運動をやっています。それは傑作なことです。黒人街、スラムで韓国人が貪欲に商売をやっています。危険な所は皆、韓国人がいます。そういう性格から見て、韓国はアダムという名前にふさわしいというのです。君たち、そうだと認めますか? (「はい」)

 会社なんかに行っても、十年、九年もいる者はいません。三年くらいやってみて、「大したことないや」。顔からしても体からしても自分よりもよくないし、いろいろ比べ合って、「彼が四十点なら、わしは八十点だ」と思えるのです。だからすぐ出て、彼のやっていることをすべて乗っ取るようなことをやってしまうのです。そういう性格があります。

 今、ソビエトなんか、中共なんか、日本より、真っ先に入ったら、日本の政界、財界がもう、北方領土、問題が問題じゃありません。それはポケットに入れた小石みたいな、ざら石みたいなものです。それでもって外交問題と(言えるのですか?)。何じゃ、それは。だめです。結局は韓国人に負けます。いろんな新聞なんかももう政府に売ってるではないですか? これは何ですか? 外交性ゼロ!! それはそうならざるを(えません)。それは天運からしてそうです。摂理の運勢から、そうなっているのです。韓国人は行かない所がありません。中共にしても、皆、そうでしょう? 北京のホテルの三分の二は韓国人です。ソビエトのホテルも皆、そうです。それは素晴らしいことですか? そういうプライドを占領しようという、男らしい性格なのです。その代表的な者がここに座っている先生という者です。(拍手)

 こういう、千人の考えが千人の方向を持っているような者たちを、いかにして、国を超えて歴史を通して……。日本なんかそうでしょう? 韓国人たちは皆、違法だと、日本で一番悪いことをするのは韓国人だと言っています。悪いことをせざるをえないような立場に追い込んでいるのです。今の三世などに対して法的(な立場を)認めないという問題は、ばかなことです。だから悪いことをやるのです。韓国僑胞が百万近く、百五十万以上いるのです。本当は徴用されて、北海道、オホーツク北部など、東亜戦争で皆、男は死んだでしょう? 女は皆、一人で……養子として入って、それを相続して、皆、韓国人の帽子を脱いで、日本の帽子を被っているような人がたくさんいます。それからパチンコなど、遊楽町のおやじは皆、韓国人です。そうでしょう? 知っていますか? 遊楽町というのは、有楽町ではありません。遊びとか歓楽街のような所のおやじは皆、韓国人です。やくざの八〇パーセントが韓国人、おやじ、親玉です。知っていますか? (「はい」)

 それを、先生が命をかけた場合には、「日本の首相を拉致して来い」というように。(笑い)なぜ笑うよ。問題ありません。(笑い)将来見てみなさい。今アメリカにおいてマフィアがあるのですが、マフィアは中国のマフィアと闘っています。それをコントロールするのは韓国人です。日本のやくざと中国のやくざをつなぐのは韓国人です。釜山がいよいよ根拠地になりつつあるというのです。そういうことを知らないでしょう? そういう暗い世界の王者たちをコントロールしない者は、天下を治められません。それで韓国の力の世界の十万人をコントロールするのは先生なのです。そんなことを言って、「人を殺せ」と命令したことはありませんよ。(笑い)だから前に言ったように、君たちが頭がいいということは、そういう者は皆、町長になろうという思い持っている者は、半分はそういう悪辣な性格を持たなければ、その目的を果たすことはできないというのです。それは世の中の闘いの現場において常識の話です。

 それで統一教会に入る者は並々ならぬ者が入るべきです。だから君たちも日本人として中、上の者が入ったと考えます。だから韓国に来て、こう座る。男には男の前に、そうやって宣誓しながらね。「せんせい」というのは「先生」ではありません。宣言の宣誓、誓いの宣誓をしながら、宇宙の転覆の目標を果たそうというサタンの全滅を果たせと(いうのです)。歴史というのは革命的です。革命歴史において最も頂上の革命的な現場であるということです。ここに参席したら、それはもう恐ろしい思いでもって身の締まるような境地ではなくして、簡単、歓迎してみて身が飛ぶような喜びの場が、この現場であるということを考えるのですか? (「はい」)本当ですか? (「はい」)本当? (「はい」)。今、朝ですか、夕方ですか? (「朝です」)。だから気持ちがいいからそんなことを言うのかもしれないですね? (笑い)今、夕方なのにそんなこと言うという思いを持って聞かざるをえませんよ。分かりましたか? (「はい」)


     ◆

 先生は会っていいことを言うから、気持ち良く言うのですが、悪いことばかり言ってバットで振りかけた場合には、そんなことは言わないでしょう? 革命的です。革命というのは、それ以上のものは何と言いますか? 爆命であると(いいます)。爆発の命。転覆の「ぷく命」とか、そういう名前に変えなければ合わないような、革命の場であるということです。それに加わった、その名前を持つその誇りはいかばかりか? 天宙的です。天宙という名前を知っているでしょう? 電信柱の「電柱」ではありません。(笑い)

 そういうふうに見た場合、君たち、こういう大きな部屋で密閉して座っているのですから、同じ方向を持ち続けようという……、内面に苦労があります。常識といった習慣性、文化背景の異なったいろいろな伝統的風俗を受け継いだ者でも、それが問題なく、それを乗り超えて、消化して乗り超えるという時代が来ました。それが男たる、女たる者が愛の世界を中心としては乗り切るところがありません。君たちもそうでしょう? 自分の愛の相対者は、自分より偉い者を願うのです、そうでしょう? (「はい」)。その偉い者を願うのに、偉い者は国を代表した男、女を願ったというのです。それが国にないから、国を超えて世界にもっと素晴らしい者を求めてきたというのです。

 そういう面から見た場合、日本の国を超えてきたこの者は、日本の愛の相対圏を超えて韓国まで来て、愛の相対者を得たというその勝利感、これは偉大な、偉大なことです。昔、祝福を受ける前に恋愛した者もいるでしょう。片思いをして、消すことのできない背後もあるでしょう。それを問題にされず、きれいに消し取ってしまって、漂白してしまって、何気なしに一心不乱、一心不乱の思いで国を超えて、玄界灘を超えてきたというのですね。日本海を超えて来たのです。どういうふうに超えたかというと、飛んで超えて来た? 泳いで超えて来た? (笑い)それを見た場合に、泳いで来たという思い、これもって日本人のあれよりは新しい氏族を自分の一身に及ぼして、それを産みつけて、世界に花を咲かすために、一つの革命的な氏族になりたいからここに来たと、そう思いますよ。(「はい」)。そう思わない者は信じることができません。信じることができない者が行動するか? 行動しない者は、実践しない者は結果を目指すことはできません。まずもって思え。実践場というものは生易しいものではありません。大きければ大きい反面、苦労が反比例的に伴うものです。勉強にしても同じこと、出世にしても同じことです。歴史性の成功の道を行くにおいて、皆、平等なものです。国を超えて、歴史を超えて、同じ公式をたどっていく、つないでいくのです。だから大きな成功を願う者は、大きな苦労を克服するばかりでなく、消化していかなければならないのです。克服するのは関係なく素通りするのですが、消化、克服消化する者は、その苦労の場を肥料として、自分の成長の栄養として吸収する者です。

 だから日本から韓国に来ていろいろ逆らう反対の環境を見た場合に、これこそ自分の人格内面を一段階高い面において改革する材料が出てきたと思えばいいのです。姑にしても大変です。旦那さんの家に行けば、おじいさん、お母さん、皆、いるでしょう? 姑、姑ばあさん、大変です。日本の女が韓国に何年か、いいか悪いかやり合っているということです。「あの表情はどうだ。伝統的面から見た場合に、日本の孝子はこうだろうと思うのに、(あの嫁は、あの婿は)ああだ。日本人は悪い」と結論した舅さんたちに、「そうではない」と涙を誘い……。それは生活の感覚ではありません。皆が集中したら、その集中の場を消化の根底として、種として、消化していくのです。大変でしょう? まあ、二年、三年くらい過ぎた場合には、「あー、日本に帰りたい」。(笑い)

 一本きりはだめだから、二本で歩かなければならない。そう思ったらだめ! 足でこういうふうにやって、大陸占領のために来たということです。日本人だから一本なの、二本なの? この場合は二本です。(笑い)分かりましたか? (「はい」)。日本は韓国人にそれを授けて、それを接ぎ木して、私が相続するために来たということを考えた場合には、母の心情、親の心情を持たなければなりません。だから、そういう面から見て、ここに来ている日本人の祝福された者は、神様の心情圏に通ずる一番近い所ではないかと思います。分かりましたか? (「はい」)


     ◆

 歴史を通して今まで神様は生きています。「神様は死んでしまった、もういない」というようにして旗揚げして、デモをやるような環境を見詰める神様の辛さ。もともとは完成をやって栄光の神様、万年の親たる勝利圏に立つべくして、万秋の王として、主として、指導すべき伝統的センターだというべきなのにもかかわらず、悪辣な悪魔によって反対の犠牲をかけ、「神は死んでしまった、いない」と否認するのです。それを見詰める神様の悲惨さ。日本人のあなたたち、環境から否認される。この者たち、皆、そうでしょう? その悲惨さ。そういう環境に接することによって、今まで歴史を通して神様の心情圏に一番近い所に立つべき心情の娘に、男になるのではないでしょうか? そういう面で見れば、それはもっと幸福な者になるでしょう。日本に住んでいる人たちはそんなことはないのです。

 うち(私たち)は断食を一週間もしたんだから、水一杯でお茶も三杯グラスで飲んでも、三日間に一食で十分です。着物はどうでもいいのです。ナイロンの足袋なら一か月以上はけます。(笑い)パンツにしても肌着にしても一年以上着られます。だから日本の女の人は七年間もそういうパンツ、肌着を着て、風呂に入りながらそれを繕い続けてきたという話を聞いて、先生は涙をポロポロ流したことがあります。「文先生というのは罪の王者である。素直な名門家のお嬢さんたちを連れ出して、道端に投げ出して、こういう苦労の道を、涙を酌み合うようなことをして何になるや」と。平面的な基準から見た場合には罪をなす王者です。しかし先生はその金を一銭も使いません。世界、アメリカなどにもたくさん日本からお金が送られてきますが、一銭も使っていません。CIAやFBIの調査によって「文先生は正しい人だ。勝利の人である。聖人であり、貴人である」という報告が来ています。調査、調査、調査、その挙げ句に結論は何かというと、「正義の指導者だ」ということです。彼らの背後に先生を尊敬する者たちがいます。

 迫害の道をたどってきたのですが、十年後になってみれば、その果ては十倍、百倍、千倍の大きさで山と積まれている、そういう結果が見渡せるということを思った場合に、そういう神様は自分を遣わして金儲けしたとか、たくさんの結果を得るためにやっていると思った場合に、何年後に感謝するようになってきているのです。その時代は悲惨です。そういうふうな立場において君たちを苦労させているのです。先生の苦労と君たちの苦労を比較してみた場合に、君たちは先生の命令、一方的なことで、それは済ますのです。それをなせば済ます先生は蕩減復帰の問題です。ユダヤ教の失敗、キリスト教の歴史の失敗、それに統一教会四十年間の失敗、すべてを先生の一身において再蕩減しなければならないのです。君たちが果たせなかった場合には、日本人が果たせなかった場合には、神様の願ってきた最初の基準に到達しなかった場合には、先生が責任を持たなければならないのです。そうでしょう? 命令したのは先生だからです。その結実体(である皆さん)が、神様の創造の言葉、一言を発すれば、その実体は相対者として現れるべきなのです。それが創造本然の原則であるのです。にもかかわらず、神様の身代わりに命令して果たせなかった場合には、相対圏が成立しなかった場合には、命令した者が責任を持たなければならないのです。

 それで統一教会の四十五年の歴史において、先生の家庭の不幸な事件、興進様を霊界に送る事件など、いろいろな背後関係(というのはどうして起こったかというと)、統一教会の失敗、なしえなかった未完成の(内容を)先生一家を中心として蕩減しなければならないから、先生の家庭にそういう悲惨な蕩減の跡が残るようになってきたのです。分かりましたか? (「はい」)。一国、世界をつないで先生が命令して成らなかった場合には、先生がやらなければなりません。世界基準まで先生が帰らせなければならないから、日本を後にしアメリカを後にして、それは統一、アベル世界先進国家、キリスト教文化圏を後にして、ローマ教皇、宗教独立、共和国アメリカを背後にして、先頭切って日本の政財界の収拾問題、中共の最高閣僚の収拾問題、ソビエトの閣僚の収拾問題、衛星国家収拾問題を、今までだれも知らない中で、どれほど先頭切って果たしてきたことでしょうか? 先生がこれを果たせなかった場合には、数千年の歴史を通して君たちに重荷を背負わせて蕩減しなければならないのです。統一教会の未来は……、先生は生涯かけて、その清めの闘いを一心不乱に続けて、とうとう長子権復帰がされたし、父母権復帰、王圏復帰を宣布するようになったのです。先生が先生の行くべき未来の道を一人で開拓しました。

 それをやってきたのだからそういう発表をなすのであって、君はそこまでつなげる何の因縁も持たないのですが、勝利した後には自動的に説明でもって、一瞬にしてつながるその道を準備してきたということを思った場合に、君たちも今、韓国の異邦の地に来て、こういう環境消化問題と……。先生は異国、一か国ではなく十二か国以上の国々を消化しつつ、未来に残すべき蕩減の道を解消するための闘いをやるには、先頭に行って迫害の道を消化しつつ開発して、今まで勝利圏を成しえたことを考えてみた場合に、君たちの苦労と先生の苦労は比較にならないような立場に立っているのです。分かりましたか? (「はい」)

 君たちの願いはそうです。先生を見上げながら今の環境を消化していく、一日一日の任務が残っているのです。早く子供を生んで、早く家庭の基盤をつくって、韓国人が、その周辺の者が、外部のサタン世界の者たちが、家庭たちが、君たちに無言のうちに頭を下げ、尊敬ではなく崇拝するような家庭にならなければ、国際結婚家庭の伝統をどこから相続できるというのですか? 君たちでなければ認められないのです。深刻です。これが周辺に回る一点でなくして、中核の収束のただ中心の一点になっているのです。思いよりの考えで通ずる道ではありません。原理の道は親、お父様の行った道を踏んでいく道です。これを踏んで行く道なのです。勝手に行けません。これを通過して世界解放圏に通ずる伝統を残すのが国際結婚式を中心として、国を挙げての昨年、一昨年(の祝福)、交差結婚です。歴史上そんなことはありません。交差。日本の二世と韓国の二世を交差結婚するのです。

 これをしなかったとするならば、皆、日本をのみ込もうとするのです。中国もアメリカも日本をのみ込もうとする、ソビエトものみ込もうとするのです。これは三人の天使長! 日本は裸になった美人です。それは神様の前にある、アダムという先生と競争をしたら、韓国は惨めであるというのです。日本なんか関係も持たない立場です。しかし男としては先生以上の男はいないのです。そうでしょう? (「はい」)(拍手)あー、あー、あー、もう拍手しないでいいです。(笑い)だから韓国人がアダム国家で、アダムは一人です。

 日本の皇室のルーツは韓国にあります。日本人は皆、分かるようになったでしょう? それは先生の功労です。今までアカデミーを通してずーっと歴史を研究、研究、研究させて、そして発表して、今どうにもならないのです。

 韓国に来てみれば、日本の三種の神器など、どこにでもあります。だからそれを見て、「フー、フー、そんなことは知らなかった」と言うのです。だから君たちはもともと故郷に帰ってきたと考えなさい。分かりましたか? (「はい」)。先祖が悪いことをしたその罪を、この現地において蕩減復帰するための旗揚げの戦闘であるのです。韓国人の一番悪いところを我々が吸い込んで、のみ込んで消化していくのです。そうやった場合には、日本の国はずーっと滅びません。君たち皆、韓国に来て、日本に帰りたくなったら、日本はどんどん悪くなります。太平洋の水に沈んでしまいます。今大変でしょう? オゾン層が皆、破壊されていくのですから、地球がだんだんだんだん暑くなってくるのです。それで北極の雪が解け、南極の雪が解けた場合には、日本なんか沈んでしまいます。分かりましたか? (「はい」)


     ◆

 りっぱな女性、世界的な女性、世界的な男になるということを考えてみた場合に、歴史的に怨讐圏の女、男を、自分のおやじたちを、自分の王様たちを殺した! その敵の子女を、自分の国の王様の王女より以上に愛する者にならなければならないのです。これはなぜですか? サタンは悪の王であったというのです。王様です。神様は善の王です。王様同士、怨讐です。そうでしょう? 「その息子、娘みたいな者はどこに生涯をかけて愛すべきや」ということを考えてみた場合に、もとをはっきりした場合には、悪魔の王圏を切り飛ばして! 神様の方に帰って行って、何千倍愛するというような思いを持ち、一生かけて闘っていくことが頼もしいのです。歴史転換期において華々しい先祖として持つべき権威です。分かりましたか? (「はい」)。そういう転換点の一線に立つ者であるのです。その価値と何で代えるのですか? 日本の大臣が問題ではない、日本一国が問題ではないのです。分かりましたか? (「はい」)

 それで先生は君たちに(対して)、本当は今からバットを振りかざして、周辺の迫害とともに天の迫害をプラスさせればいいなと(思っています)。そういう結論をなすようになってきたというのです。先生は「理想相対として国際結婚をさせてやる」と言って、い「いことがある」と言いながら、百から千まで皆、悪いのに、もっと悪いと思うのは陰のもの、実体の迫害を先生からぶっかけていこう。どうですか? 皆、嫌な顔をしているではないですか? (笑い)あなたたち、まだ訓練されていませんね。そうするともう人相がすぐ変わっていくのです。(笑い)だめよ、だめよ、そうです。

 今、成しえたすべてのことを比較対照した場合、今から行くべき山はヒマラヤの絶頂のエベレスト山であるのに、何ですか? 韓国の塔みたいな峠も越えないで済むものか! そのときはフンドシをかけてもどうでもいいのです。(笑い)(笑われる)恥ずかしいことです。山をよじ登るにはフンドシでもいいのです。それがだめになったら取ってしまうのです。自然でもいいというのです。なぜですか? 鹿がそういうふうに走るし、ネコがキツネがそういうふうにやるし、ウサギがそういうふうにやっているから、万物の霊長といったら自然的現象において頂上たる(立場を)踏まえるのです。この地獄じゃないかと、このときじゃないかと誇ってもいいのです。

 裸になって岩をよじ登って、先頭に上がって旗を刺して「わしのものなり」と、勝利の権限の旗を出して天宙に宣言した場合には、その名前というのは歴史的な名前になるのです。どうですか? 日本の女の子、男たち。(笑い)どうですか? 先生からも迫害されたら、皆、逃げて行くでしょう? (「逃げません」)。先生のたった一点の目標としてきたのに何ですか? (笑い)そうです、本当は旦那さんが必要だから来たのではないのです。先生が、先生のために来たのではないのです。そうでしょう? (「はい」)。先生は先生の顔のために来たのですか、先生のみ旨のために来たのですか? (「み旨のために来ました」)。み旨のために来たのだから、先生のみ旨は日本の一番美人と韓国の一番悪人と結婚させることです。(笑い)なぜかといえば、エバという者は歴史において一番、旦那さんをめちゃくちゃにした王者です。蕩減復帰されるには、日本の最高の者たちと韓国の一番最後の者たちを、こういうふうにすることによって、女が高いのだから、男だけ何年間消化すれば、韓国は世界一の基準に自動的に上がるのです。日本(の女性)がその一家に嫁に来て貢献する道は、りっぱな子供を育てる以外にありません。分かりましたか? 子供を生まなかったら相続圏の相続はできません。一家を残すのは女の功労ですから、りっぱな女はりっぱな子供を生んで、りっぱに育てるものです。顔はどうでもいいのです。みっともなくても、どうでもいいのです。足は短くてもりっぱな子供を生んだ場合には、りっぱに育てる者は、女としての天来の使命を果たしたというのです。

 エバはアダムを、天の神様の子供を堕落させたのです。そうでしょう? だから韓国が祝福される第三イスラエルだった場合には、日本の女は第三イスラエルの悪者みたいな男たちと組み合って善人にもとがえす道を得なければ、歴史を通してエバが解怨される、恨みを解くという道は得られません。分かりましたか? (「はい」)。分かりましたか? (「はい」)。原理観です。先生観ではありません。蕩減復帰の神様の摂理、神様のみ旨から見た蕩減観です。女としては歴史を通してずーっと犠牲になりながら、そういう一日を迎えて、国を超えてそういうふうに生きたささげ物、生畜の祭物として神様につなげる女として、親として、その子女を天に百パーセント貢献しうる基台を残していきたいのが、生来の歴史を通した堕落世界の女の最高の望みなのです。


     ◆

 先生は、きょう会ったらいいことを聞かせようと思ったのに、いやーこれは大変です。首をかけたのに、鼻までかけてしまいました。(笑い)(笑われる)首は……ここまでやって巻けば完全に捕まえます。首をかけただけで縄が切れたらどうしますか? 鼻までかけて、両脇までかけて、三か所をかけるのがもっと安全だと思わなければなりません。(笑い)あー! 本当のことを言っているのです。このことを各自が自覚して、この転換期の一期を乗り超えなければなりません。日本の男は僕の僕として……、そうではないですか、僕の僕ではないですか? 韓国人を四十年間僕にさせようとしたでしょう? サタンはよくも知ったものです。神様の選民圏としてなす国の二千年の歴史を包囲、妨害するために、エバ国家である天照、女の神は、サタンの先頭切って韓国を占領して、新しく日本人の悪魔のサタン圏に立つ女の子として繁殖しようとしたのです。四十年間やったのです。神様には、その日本を先生がエバ国に選んだということは謎の話です。先生が言ったのです。

 日本を見てごらんなさい。このようになるということを言ってきました。神山などは、皆、知っています。日本はこう、こう、こうなっているのですよ、と。七二年から八八年までは明治維新以来の百二十年間、(日本は)神様の祝福圏に立つのですが、それ以降において韓国に無関心になった場合には大変です。今、金日成は日本に近寄ろうと大変でしょう? (「はい」)。今度はそういうふうに世界情勢から見て金日成が一番、悲惨な立場に立っているから、日本にしがみつこうとやっているのに、それは世界の情勢から見た場合には日本の行動は認められないということを日本の指導者は、為政者は知っているから、韓国とともに行こうとしています。そうでしょう?

 今、ペルシャ湾の問題にしても、日本は何ですか? 女みたいにこんなにして……。五十億出すということは、イギリスが一発、この日本で戦争が終わった場合には、アメリカが日本の道をしめると言えば「百億出します」と言うのです。何ですか? 女としても、腹のでかい女にならなければなりません。(笑い)そうでしょう? 日本は先頭切ってアメリカの前に……を持つと言うべきです。そういうときにしないと、日本の権限はどこに出すのですか? 小さくても水の上に浮かぶ船が偉いのです。分かりますか? (「はい」)。小さくても偉いというのです。大きな船でできなかった場合は、小さい船でもなれと言うのです。波を乗り切れる船頭さんになった場合には、小さい船でも怒濤の波に打ち込んで行くことができるのです。何ですか、日本に船がありますか・ 島国に船がなくてどうしますか、どこに行きますか? 四方八方、すぐ封鎖されます。それをずーっと今まで先生が教えてやっているのに……。あんた、異様な目で見ていますね。「あー、先生肌着を着てる」。着ています。(笑い)そりゃ、窮屈です。見えません。女に男の肌を見せるということが失礼だということを知っているのはしかたないだろうし……。

 君たちの到着すべき苦労の原点にまだ遠い! 縄を縒る機械があるでしょう? 二人の縄でもって三つ入れなければならないですよね。それはいくら太くても入れる……次であって先に立つことはできません。先になったら大変なことです。大きくなりません。だから入れ込む、入れ込む、入れ込む。ただ百千万本を入れても、そこに従っていくところの大きな縄が作られます。そうでしょう? そこでとっぴなことをやってはだめなのです。何の話か分かりますか?


     ◆

 先生は今、韓国人でありながら韓国人ではないのです。今まで四十五年間、公的に社会的に迫害されてきています。今は既成教会なども反対していますが、もう遠くないのです。完全に七〇パーセントを超えています。七〇パーセントを超えれば、試験でも七〇点を取ったら合格です。六〇点以上だったら合格です。そうでしょう? 統一教会と既成教会は何をやっても、向こうが負けます。先生は数を考えません。その方向性の中核のメンバーだけいればいいというのです。先生が今見た場合、ICUS(科学の統一に関する国際会議)の組織、百以上の世界的科学者組織を持っています。世界的な言論界組織も持っています。ワシントン・タイムズを中心として、連関関係を結ぼうとすれば、フランス、ドイツも皆、関係を持つようになっています。メディア世界の連合会も持っているのです。それから頂上会談、サミットも持っています。これは皆、今まで、世界を指導してきた為政者たち、前首相や現首相も入っています。現首相は活動ができないから参席できないのですが、大概国々を中心として見た場合に、前首相が三〜六人まで持っています。日本人は何人いますか? 数えてみなさい。前首相を何人持っていますか? 福田さん、中曽根さん、三木さんもいるでしょう。田中、大平、竹下、鈴木さんもいます。池田? 十人以上いるではないですか? 佐藤さんは生きていますか? 岸さんの弟ですね。だから平均三人以上、六人までやります。六人以上になるのです。このように見た場合、大変です。学者、言論人、為政者の親株、もう三人以上を踏んだ場合には、首相は彼らによって決めるのです。これを組んだ場所には、国家放送機関を完全に利用できます。分かりましたか? (「はい」)

 先生はもう蕩減復帰の峠を越えています。先生はソビエトで有名だし、アメリカでも有名だし、世界的な文先生に皆、会いたがるようになってきました。日本の首相たちも先生に会おうとしていますが、先生は会わないのです。ブッシュなども先生の考慮で、先生の助けによって大統領になりました。それは訪問しません。彼らが訪問しなければならないのです。呼びかければいつでもつなぐようになっているのです。

 こういうふうに見た場合、今の時期において、左翼、右翼、戦闘時代を超えて、頭翼思想を主張した者は先生です。頭翼思想というのは恐ろしい(思想)です。この時期に適した言葉です。頭があった場合には生き返るということです。そこから縦的な神主義までつながっています。頭翼思想は、完全横的思想、すなわち左翼、右翼を中心としてサタンがそろえてきたものを百八十度転換します。そうなった場合には左翼が右翼になるし、右翼が(左翼になり)、競争の時代に入っていきます。それをだれがコントロールするのですか? 帰っていくには、堕落した分水嶺を通過して、歴史過程の通路をいかにして正しい本源の神に帰るかというのです。その帰る主人は、ここまで来るのに堕落した父母を中心として個人、家庭、氏族、民族、国家、世界まできたのだから、悪魔の悪辣な先祖たちを中心にしてここまできたのだから、それを蕩減復帰していくには個人的、真の勝利圏、真の父母の勝利圏、家庭的勝利圏、真の父母勝利圏、氏族、民族、国家的勝利圏、世界的勝利圏をなしてこなければならないのです。


     ◆

 真の父母は何から出発しますか? 真の愛です。愛の問題です。真の愛、真の愛を中心として個人、真の愛を中心としていくという家庭、氏族、民族、国家、世界までが一つに通ずるのです。歴史の方向性は真の愛の道一本きりであるべきなのに、それはめちゃくちゃになってきています。ジグザグです。それを真の父母がずーっと(真っすぐにして)帰っていくのです。帰ってきて国を超えて、エバは氏族を超えて、家庭を超えて、個人完成をなしえて、氏族のメシヤ、個人完成をなしえたメシヤ圏というのは真の親になります。だから先生は国家の中心と、社会的蕩減の基準を立て、ちゃんと国に来て、横的に蘇生が個人であり、家庭が長成であり、氏族が完成です。三段級で国につなげる時代まで来たということです。最後です。これからどこに行くかというと、神様の心情圏です。ここでも心情があるし、心情はどこでも通ずるのです。それで最後の思想が頭翼思想です。頭翼思想は真の父母しか知りません。神主義は真の父母しか知りません。それは何を中心としての思想ですか? 真の神様を中心として永遠なる生命圏の基台となる、愛を中心として満ちているの(満ちている思想)です。分かりましたか?

 一般の宗教はそれを知らないのです。仏教にしても真の愛の道を行くことはできません。だから帰って、回れ右していくには、行く道がないのです。儒教にしても分からないのです。具体的な天、情的な天、心情的な天、人格的な神様を知らないのです。先生において初めて、地上人への人格、内容、価値を持った人格である神様を分かるようになるのであって、今までの宗教はぼーっとしています。ぼう然としたものは、本源の原則の地に帰ることができないのです。こういう時代になったのだから、宗教圏を神様が今まで育ててきたのは、文化、背景を包容して消化するために、培養し育ててきたその道を神様は収穫しなければならないのです。神様のみ旨によって、み恵みによって世界に散布したみ恵みを収穫していかなければならないという内容があるから、先生は「世界平和宗教連合」を編成するのです。分かりましたか? (「はい」)

 それから、それに対して心と体が分立して歴史で蕩減したのですが、彼らはサタン圏です。その心は、良心が、神圏を中心として唯神、唯物の分別の闘いの歴史が、こういう無神論と民主社会、キリスト文化圏という対峙、争いの基準を統合消化、蕩減の長子権の蕩減圏、そこを立たせることによって、これは崩壊せざるをえないのです。

 それで、先生とキリスト教を見た場合に、統一教会とキリスト教を見た場合に、宗教的な立場から見た場合に、統一教会をアベルとすれば既成教会はカインです。歴史はカインがアベルを利用してきました。サタンがアダムを利用してきたように、神様は歴史を通してアベルを犠牲にして、カインを復帰しようという名目で来たのです。

 それでアメリカのキリスト教が文先生や統一教会と一つになって、アメリカの選挙を共同して、アメリカの大統領を先生の名によって立たせるようにさせ、カイン、アベル一体。それは心と体、カイン、アベルです。それからカイン圏、アベル圏において、統一教会と既成教会が一つになった基準は、アベル圏を中心としてアメリカ、国がカイン圏を消化するために全国組織を動員して、選挙によってレーガン大統領とブッシュ大統領、十二年間の勝利圏を得たのだから、共産主義の敗退、後退基準を見いだせるようになるのです。その宣伝をしたのは、共産主義をこういう状況に落ち込むようにしたのは先生であるということです。分かりましたか? (「はい」)。そういうふうにして、アメリカ大統領を先生が、長子権という先生が指示するのです。今もそうです。ペルシャ湾の戦い、ペルシャ戦争によって背後の収拾の方法はどうするかということを、今先生は指示してきています。その説明をやるには何時間もかかるので時間がありませんが、簡単にいえば歴史はいつもそうです。わしということを見た場合には、ここには創造理想と、神の愛を中心にするという理想的実体を中心として、良心と体が左右に、右左になっています。いつも左翼と右翼があったということを分からなければなりません。分かりますか? (「はい」)

 本然の人間から見た場合に、わし一身を中心として良心の立場は神様のほう、右翼であり左翼です。だから左翼は赤、赤というのは不安ということです。右翼は白、安全だというのです。悪魔は黒を象徴し、天は白を象徴するでしょう? それをやった場合には黒に染められるという話もあるではないですか? 皆、そういうふうになっているのです。だから左右、紛争圏というのは個人から良心と肉心が闘うでしょう? 男性と女性が闘うのはサタン圏です。皆、サタン圏です。

 一点、良心しかありません。良心は肉心に負債を負いません。いつも生涯かけて、良心は肉心のために犠牲になっているのです。そうでしょう? 投入して忘れ、投入して忘れ、投入して忘れる。正に神様が再創造の道を、復帰路程において投入されるのと同じです。神様の姿と同じなのです。だから天の側だというのです。投入して忘れるというのは、良心が投入してずーっと肉心に命令して、それに従わないといって何か蕩減条件を立てさせて脅迫するはずはないでしょう? 投入して忘れる、生涯かけてそういう犠牲にされたのが(良心を犠牲にしたのが)肉心であるのです。これいかにするかというと、良心がプラスとなり、肉心がマイナスになるべきなのです。しかしサタンが別のプラスになっているのです。サタン圏がすべてになっているから、良心は垂直線の中心として立つように、四方八方がサタン圏のマイナス圏が、東西南北みんながプラス圏になっているから、サタン圏は強い! そのとりこになっている環境を消化するのに、今まで数千万年の歴史を通過して、これを克服されずして、その定着基準を乗り超えず、延長に延長が増し(加わって)きたのが歴史であるというのです。分かりますか? (「はい」)

 歴史過程上に多くの聖人たちが生まれてきたのですが、彼らの教えは心身一体圏を理論的に発掘することができませんでした。漠然と「善なる方法を取れ」と言うだけで、心情を持った人格的神様の価値観には到達しえませんでした。これはメシヤが来て初めて、すべての環境をつくることができるのです。環境圏の核心として、それは、天宙のすべてを解明させて到着、到着、定着する、土着化させる運動がメシヤ思想であり、統一思想です。土着化していますか? 日本のなまりが土着化言葉でしょう? それと同じように、中心人物を中心として国家すべてを、環境はすべてが平等ではないところを、神の伝統を中心とする土着化を消化していくのです。完全に占領するのです。すべてを消化していくというのです。こういうふうに見た場合に、神様の摂理は国を中心として蕩減しなければなりません。国なのです。

 だからユダヤ教を中心として、ユダヤ、イスラエルの国です。それからユダヤ教徒が一つになったという心身一体です。宗教は心のほうであり、体はイスラエルの国です。それが一体化された人格人(人格者)でなければ神様の相対基準に立てないから、その基準はいつでもそうです。その基準に相応した心身一体、神様の愛を垂直の愛と横的な愛を結んだ、心身一体化された本然の神様の責任分担完成とともに、結果主管圏と直接主管圏の統合をなしうる、神様の愛を中心とした縦横的、結着点の代表者として来るのが、国の基準において送るべきなのがメシヤであるということです。分かりましたか? (「はい」)

 だからその国の王様は祭司長の指示において主管されるようになっているのです。横的に心が体を動かすのと同じように、国の基盤の上にメシヤを送ろうとするのが、聖書に現れる四千年来のメシヤ降臨であるのです。分かりますか? (「はい」)。そうなっているのです。そこにおいて初めて国を中心として成し上げることに、イエス様はこの国を中心として、ユダヤ教を代表した一人は祭司長、それから国を代表した代表です。だからイエス様の氏族と洗礼ヨハネはカイン、アベル関係です。分かりますか? それはいとこの関係です。外的には奥さんを中心として、お母さんを中心として、いとこの関係です。だから自動的に一つになるようになっているのです。神様はいつも双子を中心として結んできているでしょう? それはエサウとヤコブがそうだし、ペレヅとゼラもそうです。双子の子供を一つにすることによって、これを転換した基準において一つにすることによって、神様の子供となるイエス様が生まれるような歴史的蕩減基準をつくって、その血統がマリヤを通して生まれてきたのです。それは知っていますか? 知っているでしょう? 先生、簡単に言っていますが、その内容を知っていますか? (「はい」)。知らなければなりませんよ。

 国を中心として左右が一体となり、前後が一体となって回れ右しなければなりません。だれを中心としてですか? イエス様! を中心としてです。そうなった場合には神の心情圏の垂直通路を中心として個人的完成をなしえた結果、家庭的完成、氏族、民族、国家的基準を完成した基準に立った王者として、来た道を自動的に往来できるようになるのです。そうでしょう? 歴史はそういうふうに来たのです。一人でもって、心情圏に歴史的な一体心情を、個人、家庭、氏族、民族、国家基準まで延長して、回れ右して、頭翼思想を中心として、神主義と一体となった場合には、ローマが問題ではありません! 理論的にかないません。その代表者を信仰するような、信奉するようなそういう所、アジアにおいてのインド仏教徒、儒教徒、今のイラクを中心とするその宗教圏、それは問題ありません。自動的に吸収されるのです。そのときに国をあげたとするならば、イエス様を中心として今先生がやっている宗教圏統一、こうして国家代表を組んで自動的にローマを消化した場合には、そのまま世界的基準によって、エデンの園に復帰されるのです。その目的が完成されなかったのです。

 それで左右、右、左が、イエス様が死ぬことで再び闘いの道がつながるということを象徴しているのです。だから最後、右の強盗は、サタン世界で起きたものは讒訴するというのです。右の強盗は「我々は悪をなしえて、死ぬに相当する罪を得てこういうふうな現場におるのに、この中心におる者はそういうことが一切何もない立場で立っている。それを呪うな!!」と責め立てたのです。その闘いは、キリスト教文化と世界の闘いです。それでキリストも血を流しました。イエス様は死んだから、大将は死んだのだから、皆、死の境地を通過し、血を流し合うのです。どん底からずーっと歩いてキリスト教文化を、世界的な最高基準まで上げてしまったのです。最高基準まできた場合には国家的基準から植え込んだのを、世界的基準において収穫しようとするのが神様の摂理だから、キリスト教を中心として世界が一つになったのは、第二次世界大戦後であったというのです。分かりましたか? (「はい」)

 それはキリスト文化圏を中心として世界すべてが、国全体、世界がカイン圏に立っているのです。その基準の上に再臨の主が来られるべきであるというのです。心身一体でしょう? 心身一体圏を中心として頭翼思想を植えつけて、回りにきた場合には、天国直通です。アメリカはそういう使命を果たせなかったのです。アメリカを中心としてキリスト教、ローマ法王と新教プロテスタントはカイン、アベルです。全部カイン、アベルです。一つになって先生がやるのです。すぐ、七年間に収拾すべきことは何かというと、三年以内にローマ法王とアメリカを消化するのです。韓国の独立とともにそうなった場合には、国がありません。それは英、米、仏。英はエバ。米は何ですか? 子供ですが、再臨の主は女を通して生まれてくるでしょう? そうでしょう? アベルの位置はアダムです。完成アダムです。それからフランスは天使長です。フランスとイギリスは戦いました。怨讐です。怨讐同士が一つになって日本の女……日本は女でしょう? 島国です。ドイツは悪辣な男です。世界戦争を起こしたのは日本のためです。ちっぽけな日本がアジア全体、仏領ベトナムも一挙に占領してしまったのです。英領シンガポールも一挙に占領してしまいました。ヒットラーを中心として見た場合には、フランス、英国、何でもないではないかというのです。それで日本によって枢軸国家、日本、ドイツ、イタリア。イタリアは行ったり来たりするでしょう?

 世界制覇。第一次戦争、第二次大戦もそうです。優秀な血統を持っているゲルマン民族であるということで、ヒットラーは白人の優秀な種族を残すためのヨーロッパ政策を行ったのです。ユダヤ人を皆、殺そうとしたのです。優秀な青年たちを中心としてりっぱな種を蒔こうとして、悪者はみーんな子供の種から殺してしまって、優秀な者といえば一人の男に千人の女を遣わして、いい種を蒔かせようとしたのです。まるっきりサタンです。まるっきりサタンのことをやっています。それはもうずーっと敗れて、退治されました。そういうふうに埋めたのだから、二つに同じく埋めたから、アダム、エバ、天使長を埋めたのだから、サタン世界は世界的なアダム、エバ結実体、天的アダム結実体、闘うのだから、これは相似的に闘ったそのものが負けてしまうのだから、世界一体圏になったのだから、キリスト教の新教、旧教一体、キリスト国が一つになり、新教と旧教が一つになった場合には、自由世界が一つになるのです。それが先生の七年間の目的であり、それができたとするならば、世界的カイン圏は自動的に指導を受けて、回れ右した場合には共産主義など現れてきません。四十五年間の犠牲という物的被害、人的青少年の被害。それから自身、崩壊状態になっています。それは荒野において鷹の餌食になったのと同じです。サタンが完全な獲物として残すのは死体の骨ばかりです。旧約聖書のエゼキエルの谷の死骸の話があります。

 再臨のときそうなるのですが、それを皆、思想的に展開して、新しく復活されて、世界の精鋭隊になるという話です。これがそういうふうな世界基準において、先生と一体となった場合には……。英米仏が韓国を分けたのです。韓国は大東亜戦争において爆弾一つもつくりません。日本は爆撃によって荒野の地になって、皆、さらされて(さら地になって)しまったのですが、韓国の地には爆弾一つも落としません。神様が保護しているのです。なぜ! このように二つに分かれたのは、アメリカの責任であるというのです。英、米、仏が使命を知らなかったのです。そのときに先生に反対しないで三年の期間、つなげるような万全の準備をしたにもかかわらず、既成教会と再臨観が違うことによって分裂されてしまったのです。「絶対に肉身で再臨されるはずがない」と反対し、先生はいよいよ悪い立場になって、分裂とともに南北分裂、世界分裂になるのです。分かりましたか? (「はい」)

 そのすきまを通して共産主義が偽の再臨を、偽の真の親を送りました。スターリンは神主義の世界を爆滅する傀首です。だから(一九)五三年に死んだでしょう? 五三年に死ななければならないのです。先生の七年間の基盤をなしえなかった基準において、メシヤの使命、イエス様の復活体、サタン全世界、成約圏をつくったのです。それはどこに終着するのでしょうか? 金日成、真の親という基準です。分かりましたか? (「はい」)。金日成は自分は親であると言うのです。神様が将来来られた場合に、共産主義政体みたいな組織(があれば)、統一世界をなしうるし、同時に真の父母を中心として心情圏一体圏をなしうる太平洋的な基準を中心に、南北分裂をスターリンがコントロールするのですが、再臨の主はイエス様の蕩減の道を完成しなければならないから、その代表的基準において金日成を中心として国家的全権を振るって、共産主義世界において王者のごとく、王者中の王者の権限を振るったのは金日成です。分かりますか、何の話か? 完全に父子関係をつくって一体化されているのです。それが皆、共産圏を比べることによって、先生、神様のほうから見た場合には、神のほうに一切の準備をなしえたのだから、それを受け付けるような中央体制を完成されたのだから、サタンのほうは蕩減を長成期、長成復帰、それから親権復帰、王圏復帰の本然の創造理想の真の愛を中心としてエバ、アダム家庭、アダムとエバ家庭にそれを付着すべきその基準を世界的に再び盛り返して、再びこれを植え付けなければならないのです。その基準をなしえたのは先生の七十歳、古希の日までになしえた勝利圏であるのです。分かりましたか、何の話か? 六千年の歴史、プラス安息日一千年を超えて、七千年歴史を蕩減して、今は長子権復帰、親権復帰、王圏復帰を宣布するようになってきました。


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 その前にオリンピック大会を中心として、これは外的な世界的なチャンピオンの結集大会です。韓国を中心として百六十か国(が集まったのは)、歴史に例がありません。その前はソビエトとロサンゼルスの二つに分かれて、一つになりうる道がないのです。韓国によって両極六・二五戦争を中心として、両極紛争期に入るのです。ソビエトとアメリカが両極です。紛争となったのは韓国の動乱です。韓国で分かれたものが韓国で統一したのがオリンピック大会です。それでソビエトとアメリカが統合(されました)。そうでしょう? 共産主義と民主主義が一つの町において、全世界的な勝利圏をなしえた韓国のオリンピック大会において、歴史の記録を破って、韓国が何番だったのですか? (「四位」)。四位でしょう? それはアメリカと韓国、ソビエトとドイツ、東独、それはカイン、アベルです。よーく考えてみなさい。韓国が四位になるというのは、神様の保護の下、守護の下にそうならざるをえないのです。そうならなければ、カインとアベルの長子、親、父子一体、ソビエトと東独、父子関係です。アメリカと韓国も父子関係です。

 その背後関係の内的統一教会の宣教師と一体化するのです。分かりました? その外的な世界的チャンピオンたちが集まったところに、統一教会の百二十か国の宣教師が来て、皆、和合しました。メッコールなどをソビエトの選手団なども、たくさん飲みました。先生はそのとき二十四億も使っています。使って「皆、飲め!」。ソビエトの団長は先生に、自分がソビエトの大会でチャンピオンになったメダルまで、ちゃんとささげ物として(持ってきたのです)。たくさんの着物とか洋服とか、いろいろな物をして、そのとき先生が(ソビエトの選手団長に)提案したのは、「あんたの国に二千台の車を贈るから、文書を出した。郭錠煥先生を通して『世界日報』を通して公文を出して、それを受け入れるのだったら、条件は何かというと三八度線を通過するということです。一つは満州を通してハバロフスクを通過するものと、一つはウラジオストクを通過するものです。その両方の道を……。運転手は我々がしてやる」と。(笑い)それは三八度線の解放問題です。そうなった場合には歴史的記録になるのに、ソビエトはあのとき、「国として金日成と軍備上の協定を結んでいるから、それはできない。国家権限でもって信頼を放棄することはできないから……」。

 それを皆、材料として持っているのです。歴史において先生がなしえた蕩減条件は完璧になしえているのです。だから一体化して、皆、その国に帰って今も連関関係を持って、オリンピック大会、文化オリンピック大会に参加するという巡回をやっています。内外一体です。分かりました? (「はい」)。内外一体。怨讐圏とともに一つになるうる基準をアベルがなしえなかった場合には、アベルの上昇圏の勝利を拡大することはできません。分かりました? (「はい」)


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 先生を中心として、そういう内容を中心として、韓国で九月二十日には統一宣布するというのです。南北統一、東西統一宣布式。それからその次の十月三日には何の開天式ですか? (「世界統一国開天日」)。世界統一国開天日を発布するのです。ちょうどそのとき回れ右をするのだから、主体圏を鉄柱を地上に押し込むのです。だれも抜くことはできません。だからそれは統一教会、韓半島の運勢は……。今そうでしょう? 中曾根もそう、海部さんもいたし、それから三月になったらゴルバチョフも来るし、ブッシュも来るのです。韓国の地は有名な地になっています。

 そういうふうにして韓半島はいよいよ、太平洋時代文化時代において、いろいろ渦巻く中心点として果たしうるようになってきたということは、歴史性を通して学者たちも否定できないような現状になったのです。まさしく摂理観と一体となって混み合ってしまったということです。分かりましたか?

 そして先生を中心としてすべて回れ右、頭翼思想は回れ右するのです。イエス様をして、国を中心としてなしえた、その植えたものが世界基準における収穫期において、完全に先生一代で四十年間再蕩減して、四千年の歴史を再蕩減して、この勝利圏を中心として長子圏を百八十度、今転換をなすようになってきたのだから、世界すべての組織は、転換時代に入るのです。分かりましたか?

 アメリカも今、全体、家庭に入れ! エデンの園には教会はありません。教会があったのですか? 教会はありません。エデンの園にあるのは(何でしょうか?)アダムとエバ成長期には象徴的な家庭はあったのですが、象徴的な氏族、象徴的な民族、象徴的な国家、象徴的な世界、象徴的な天宙はあったのですが、それから始まるのです。だから今、韓国に帰って統班撃破運動です。「家庭に帰れ」というのです。組織体としては統と班、統一の“統”と洞窟の“洞”です。それは蘇生、長成、完成です。それは垂直において家庭、横的においては自分と家庭と親とおじいさんと。それは自分を中心として蘇生、長成、三段階です。こういう基準をして家庭転換期に入るのです。何を中心として? 真の父母の愛とともに真の父母の頭翼思想、神思想を中心として回ることによって、サタン歴史を通して何の讒訴条件も突き出すことはできないのです。分かりましたか? (「はい」)

 回れ右することで統一教会は真っすぐ家庭まで行く道ができました。だから家庭土着化運動が最後に残すべき天国創造の第一基盤です。そうでしょう? 家庭です。そこから第二氏族。だから先生は世界的条件以上、国家的条件以上、氏族条件。今何かというと、先生を中心として条件の基盤の上に氏族圏を持つ者は統一の群れです。分かりましたか? 先生を中心とする家庭と氏族です。韓国が今、国を中心に立てようとして、国を中心としてバーン! と打ち込んだのです。おしまいです。

 イエス様も国のために死んだでしょう? 先生も国のために追い出されたでしょう? 勝利圏を持ってきて、基台だけ消化して、そこに鉄槌を打ち込んだ場合には垂直線です。神様から世界をつなぎ、国をつなぎ、民族をつなぎ、氏族をつなぎ、家庭をつなぎ、個人をつなぐ愛の鉄槌が打ち込まれるのです。分かりましたか? 打ち込んだ場合、だれも! 神様自体も、真の父母もそれを抜くことはできません。それを包容し、守護する立場に立つのです。それを弱め、分解させたり、倒れさせたり、抜くことはできません。なぜか! この垂直に打ち込む真の愛というものは、直短距離を通過するのです。分かりました?

 天来の真の愛を中心として鉄槌を打ち込む着地点は垂直の核心です。そうでしょう? 天から見た場合に垂直線、これは一番短距離です。直短距離、短距離。それは垂直点、一点しかないのです。九一度、九〇・一度も垂直線ではないのです。九〇点の〇点の〇です。それが垂直線です。その垂直線、真の愛を中心として、個人を中心として垂直点立ったとすれば、人間、心を、真の心を中心として、絶対なる主体に体が自動的に一つになるようになっているのです。神の血統を受け継いだ場合には……絶対ありません。その垂直点に真の夫婦の愛も(あります)。真の夫婦の愛、真の父母の愛も、平面的真の愛だったとするならば、それも垂直線に平面に通ずるのだから、それが一番、短距離です。垂直線短距離に合わせるその道は、九〇度角以外にありません。分かりましたか? (「はい」)。少し外れてもだめです。ちょうど九〇度につながる本然の心情の天と地の決着点が結ばれた場合には、万宙すべては愛によって主管されるようになるのだから、その基準になったとするなら、そこに皆、付着しようと方向をまとめていくのです。そうやったら天宙復帰は長くありません。(「はい」)。それは理論的にそうなのです。だから真の父母とは何かというのです。人間は二重性を持っています。なぜですか? 垂直と水平を決着させなければならないのです。それを決着することによって、すべての存在の位置とフォーム、姿、形が測定できるというのです。

 設計するときは、九〇度合わせて設計します。水平に合わせてこう引けば、すべてが水平と垂直を中心として、正しいとか悪いとか決めるのです。だから人間は「君たち、良心的か?」と聞くのも、「垂直に位置したか?」と言うのです。良心は正しいということでしょう? 正しいのは何ですか? 垂直線です。直短の位置に立つ、一点を占める垂直を言うのです。良心に対して、肉身は自動的に水平の地を取るようになっています。堕落しなかった場合にはそうなっています。中核、点に入れば共鳴圏に入ります。なぜかというと球体のすべてが通ずる傑作点というものは、この一点しかないのです。この一点を無視した場合には相対世界は崩壊します。分かりましたか? その一点を中心に見れば、こういう球体が生じます。これはもう、鉱物から植物から動物から、人間、宇宙、皆、そういう関係になっているのです。だから君たちの細胞から見ても、電子構成から見ても、皆、球体、回るのです。なぜか! 天地創造がそうなっているのです。

 そういうふうにして、おおもとの愛の宇宙の中核、核心に平行で垂直、垂直と平行、水平基準に膠着点が、各存在たちの、いろいろな存在の種の起源であるというのです。植物にしても方向は、こういう愛の理想圏でつくったそのスタートがどこですか? 東西南北、ところにおいて垂直面において、水平線と平行、垂直と平行、交差点の自分の存在を中心として繁殖しているのです。だから種の基準、種の権限、原点を侵害することはできません。宇宙は侵害することができません。保護するようになっているのです。

 こういう論理を提供した場合には、進化論というものは話にもなりません。アメーバから人間まで進化するには何千段階の相対圏の愛の誕生、雄、雌、の愛の関係の道を通過しないと、つながらないというようになっています。雄、雌、男女、愛の関係を進化論では抜いてしまっています。チンパンジーとそっくり同じような人間の女と男を結婚させたら、子供は生まれてくるのですか? 千年、万年たっても、生まれてくると思いますか、こないと思いますか? 絶対! 来ないのです。それから、いかなる宇宙の存在でも、その愛の相対圏が成立されたところに第三者加入という場合は、絶対! 許容しません。君たちの相対者のところに、女のところに、男のところに、第三者が現れるのを願いますか? あんた、奥さんのところにもう一人の男が生まれる(現れる)のを願うのですか? (「願いません」)。どのくらい願わないのですか? (「絶対」)。絶対! 不滅、唯一。女もそうです。自分の旦那さんのところに一人の女、美人のもっと素晴らしい女が現れるのを願う女はいますか、いませんか? (「いません」)。相対的? 絶対的? (「絶対的です」)。目が一つ抜けても二つ抜けても、それは絶対的に許せないことです。

 動物の世界はどうですか? 動物の世界も同じでしょう? 相対関係を結ぶ前には、男女が乱れ合って混じるのですが、いったんそれが相対関係を結び、巣をつくるようになったならば、第三者の加入を絶対許しません。先生はそういう話は専門です。たくさんの鳥を取って食べたり、見たり、研究したのですから。(笑い)では昆虫の世界はどうですか? 昆虫の世界も同じです! 命をかけて闘うのです! そういう内容を考えてみた場合に、進化路程というものはうそつき! の論理です。何千段階の愛の関係を通過して、それを直線的につなげたというのです。それから二点を結ぶのは直線というのです。直線世界には増加が生まれません。第三点はだれがつけたかというと、直線の世界から曲がる、三点はだれが満たすか? 直線自体は絶対できません。分かりましたか? (「はい」)。直線は直線。直線二点は関係ありません。他のものを加入させないと生まれてきません。それは三点から生まれてくるのです。三角から四角、球体というふうに。そうでしょう? 四角を書くものが円です。三点から四角、何千点も拡大することです。延長基盤の方向において、こういうふうにやって、第三点はだれが加入させたのですか? それはその線自体においてはできないのです。そのもの自体においてはできないのです。そうなったとするならば、(第)三点を加入する力を持っているかというのです。そんな理論はできません。なぜかというと、力の世界でおいては入力と出力の関係は、出力が入力より小さいのです! 作用した結果において第三点の大きいことが生まれるのは論理的不合理です。

 それは愛によって創造されるのです。愛とは何かというと愛の関係です。真の愛の関係は、入力よりも出力が大きくなるのです。だから歴史の聖人たちはその時代に迫害されて消えていったのですが、出力が大きくなる真の愛は投入、投入、投入。投入して宇宙創造が生まれてくるのです。投入すれば大きくなるでしょう? 大きい、大きい、大きい、大きい、永遠性という、永遠的な理論です。永遠に投入する、投入の心情圏があれば永遠の生命の存在基台は残されるのです。それは真の愛を中心として神様自体が永遠に投入することによって、永生は理論的、自動的な結論です。

 真の絶対なる、愛の主体なる神様が相対者をつくるのに、君たちの願いと同じように、自分の愛の相対者は自分よりも偉いことを願います。自分の子供は自分より偉いのを願うのです。「その歴史的権限は、どこから由来したや?」と聞いた場合には、「神様からである」というのです。そうしたら神様に帰っていった場合には、神様自体も自分の愛の相対は自分より偉いのを願うのであり、子供も自分より偉いのを願うのです。分かりましたか? (「はい」)。神様がそう願うとするなら、だれが一体、それは自分というものです。あー、だからこの良心の欲望というものは、歴史を一回も完成させたことはないのに、この基準を占領した場合には、良心すべて言うのには「わしで完成し、すべてを球体体制に整える」。永遠にそれは回ってもいいというのです。君たちもそうでしょう? 愛の理想相対はすべてをかなえた、すべてを完成したという、そういう結論になるのです。だからその欲望は絶頂なる最高の神様を占領し、神様ばかりでなく神様の愛まで、神様の中に潜んでいる、隠している秘密の宝石箱までも占領して、神様自体を持ち、神様のすべてを相続しうるのが真の愛の相関関係なのです。分かりましたか? (「はい」)


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 こういうふうに偉大な者が人間であるのです。だから永生という論理は、神様の相対者としてつくったという基準を認めた場合に、自動的な結論です。否認できません。それは目玉に対して「君、何歳まで生きたい?」(と聞くと)、「永遠に」と目玉も言うのです。鼻も言うのです。細胞も皆、言うのです。なぜそう言うのですか? 根本がそうなっているから、根本に従って根本の結果世界に行かなければならないから、いいこと、いいこと、皆、君たち、いいことを言うでしょう? もっといいことを。そうでしょう? 昨年より今年はもっといいことを、青年より、老年より、今の時代より未来にもっといいこと、いいことと言うでしょう? (「はい」)。言うでしょう? (「はい」)。簡単なこと、いいこといいことして何するや? 世界を自分のものにするのです。

 結局は何がいるかというと、神様は宇宙の親です。神様は宇宙の先生であるのです。神様は宇宙の主人です。愛の一体圏に立った場合には、自分も真の愛を中心として真の父母になる。神様と同じように。同じです。相続(したら)同じ権限です。だから真の愛には相続権があるのです。遠い東京に住むお父さん……それは一体圏を成しうるのです。分かりましたか? (「はい」)。まさしく霊界に行けばそのとおりに、先生が教えるとおりになるでしょう。万年、復帰路程において真の愛を投入し、万人を救うために愛の心情を投入して忘れ忘れ、投入して生涯かけてみなさい。すぐ、神様の宝座の前に着くでしょう。自分を立てて、自分に投入しろと言うのはサタンです。サタンは自分を中心として投入するでしょう。

 一方最高、絶頂まで行った場合には、上がると皆、きてしまったのです。投入しては神様自体は、一番大きいものの正面に立つには、神様は一番見えない所にご自分の座をつくられました。だから核心のうちの核心です。分かりましたか? (「はい」)。その基準に到着すればするほど、宇宙すべてが真の愛の核心の核心の中に入れば、神様を占領して神様と一体化される道があるのです。神様から始めたものは、結局は世界をずーっと愛の因縁でもって(回って)神様に帰るのです。分かりましたか? こういう円を描いたものがこう入り、入った場合にはどうするようになっていますか? 永遠に入りますか? 永遠に入るか、入らないか? こうやって平面にこうなった場合には、こうやって上がるか、上がるか、上がってどうするかというのです。上がっててっぺんになったらどうする? もとに帰るのです。こういうふうにやって、それから回って回って回って、そうやって上がって上がって上がってどうするか? 反対のほうにあっててっぺんになって、またやって戻る、こういうふうに呼吸作用を……。

 地球もそうです。知っていますか、地球が呼吸していることを。分かりましたか? だから渦巻きを巻いた場合には、そこに土地を掘ってしまった場合には、島が生まれてくるというのです。渦巻いた場合には、島なき所においてこうやれば……。上がる道だから、島が上がってくるのです。掘るのです。掘って、掘る方法、上がる道です。渦巻きはそういう作用をするでしょう? 分かりましたか? そういう作用をすることによって自動的に球体がつくられるのです。分かりましたか? それは上弦と下弦です。弦というのがあるのです。こういうふうにつくると球体になります。核を中心として東西南北、前後左右、皆、生まれてくるのです。だから上がった場合には、もとに帰らなければ滅びるのです。先生が真の父母になった場合に、真の父母どうするや。万民、真の父母を中心として、その家庭のどん底の中で入り、また一番家庭の先端で、また宇宙の先端に上がって、こういうふうにして一つの球体をなしうるのが理想地上天国、天上天国です。分かりましたか? (「はい」)


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 あー、何時になりましたか? 随分たちましたね。日本の歴史もずーっと詳細にやれば、本当は修練会を先生が講義すれば面白いですね。それはもう、創造原理を何年もしますよ。皆、初めに聞いた、後に聞いた、あまり多いから皆、忘れて、こんがらかってしまいますからね。(笑い)こんがらかってしまうから、先生は話をしないほうが、かえって便利かもしれません。

 どうですか? 先生の話を聞けば、歴史が今、即然に完成圏に大転換する真っ最中であることを分かりましたか、分かりませんでしたか? (「分かりました」)。今、そうです。外的戦争、唯神、唯物戦争、これは外的“体”の戦争でした。では、今のペルシャ湾の戦いは何かというと、“心心”戦争です。心の、悪の心と善の心の戦いです。だからサダム・フセインはもう、自分の国の参謀総長から国防大臣の首を取ったり、サタンの傀首です。そうして何をしようという(のでしょうか?)回教はイエス様の左(の強盗)、右(の強盗)を中心として、バラバです。イエス様のために(代わりに)残ったのはバラバ圏です。バラバと左翼は一つです。右翼と神様、バラバ圏はサタンが復活して一つになって前に立ったし、左翼は左です。分かりましたか? サタンがバラバ圏まで……。(回教は)コーランと刀を抱えていますが、今までそういう宗教はないのです。

 イエス様が亡くなられた、その権限を悪魔が先頭に立って、左翼と一つとなって、いつも共産圏はずーっと回教と一つになったでしょう? シリアの大統領を中心として皆、円、団をつくって、世界を脅迫してきています。右翼は神様が後ろにいます。後ろにいて、これが転換しないといけません。転換するには前に来ようとするのだから、これは問題です。これは相対的問題、前後問題です。キリスト教と回教のどちらが先に打つかというと、回教が打ってくるのです。先に打つ者は負けるのです。だからキリスト教は絶対、ユダヤ教を放してはいけないのです。キリスト教とユダヤ教はもう、先生が握っているのです。アメリカは知らないけれど、もう握っています。今、ブッシュ大統領とゴルバチョフの背後の戦乱の解消問題を、先生の提言を中心として話し合っています。それから回教の一番、頭かくは何かというとシリアのグレンドマフティ、それは法王と同じ(ような人ですが、その)人が先生と一体となっています。それでアメリカに連れてきて四十日教育をします。それを完全にして……。回教は今まで戦争を起こして砕くという方法で天的基盤をつくっているのです。だから宗教連合圏を結束したのも、その防備策です。

 先生が共産主義撲滅のほかに、もう一つ問題にしているのは回教です。回教のことはもう五十年前に教えています。それが今になって、回るべきときに共にいるというのです。サタンは唯一、生きようと、宗教を中心として前後の争いです。だからこれを防備するには、ゴルバチョフをここに立たせて、ゴルバチョフを中心として悪辣な金日成とカダフィと、それからカストロです。ゴルバチョフ(を入れて)、サタン圏の代表的な四位基台です。四位基台。だからアメリカを中心としてイギリスと一つになって、フランス一体として、三位基台です。キリスト教文化を中心として。それと同じように韓国も盧泰愚大統領を中心として、三金四位基台です。それが一つにならないのです。先生を中心としなければ(一つにならないのです)。それと同じように、アダム国家、エバ国家、アダム、エバを中心と、周辺の中国はアジア的天使長です。キリスト教は世界的キリスト教、神様のほうの天使長です。ゴルバチョフは悪魔の天使長です。アダム、エバを中心に周辺の三人の天使長は、先生によって皆、生かされて、動かされているのです。分かりました?

 日本もそうでしょう? 植えたとおりに収穫しないといけません。収穫して、悪いものは地獄に、いいものは天国に聖別させなければなりません。今そのための地ならしをやっているのです。頭翼思想を中心として。共産主義、それから神主義を中心として、頭翼思想で共産主義が救われるし、神主義思想で民主主義が救われます。精神的内容が、統一原理が分かれば、宗教圏のすべてが一つになります。キリスト教はもちろん、社会主義、共産主義が一つになって、神様を中心として本然の郷に帰るのです。何も支障をきたさず、カイン、アベル復帰圏が地上を中心として完全に終了することになるのです。分かりましたか? (「はい」)。終了するようになるのだから、アダムの勝利的長子権と、アダムの父母権。父母が誤ったでしょう? 父母様復帰です。それから父母圏復帰が自動的に、地上ばかりではなく永遠の国の王圏まで、地上圏と天上圏。それは日本がまさしく、サタンのほうで乗っ取って、万世一系の天皇を、八紘一宇の理想、これは神様の理想です。よくも唱えていますね。それを皆、消化するのです。


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 こうなれば、歴史はまた先生を中心として今、世界的創造をなしえたのです。蕩減条件基準において、祭物たるものは何かというと、時、それから条件物と人です。条件物は世界であり、時というのは末の時期の点が、四千年の、二千年の歴史の今、九〇年を中心として、先生を中心として七十台を超えて八十年に向かう十年間です。この世界を収拾しなければならないから、先生の基盤は世界教授アカデミーを、それから世界言論会、教育と社会指導を旗揚げするのは言論人会議です。それから頂上会談、サミットです。要人たちを消化すれば、いっぺんに世界の新しい……、宗教圏も世界平和宗教連合で……。外的には体を中心として世界平和連合を一体化させてやってしまうのです。それで将来の大統領や選挙においては、必ず宗教圏を結んで一体化させた場合には、いかなる大統領も宗教圏の大統領が立たざるをえないというのです。分かりました?

 宗教圏をまとめる力は今までなかったというのです。真の父母が現れなかったから、そういう分裂の宗教圏をなしてきたのです。真の父母圏に帰ろうとする道をつくってきたのだから、あらゆる宗教は真の父母の教えによって完全に収拾一体化されて統一されるのです。そうなった場合には、世界の為政者というものは宗教圏の配下に立つというのです。良心の主体性で肉身が服従するような、もとの堕落しなかった世界圏に戻るための復帰蕩減条件をなしえた場合に、天宙復帰はそのままつながるようになるのです。分かりましたか? (「はい」)。救援の歴史観というものは、こういうふうにして先生を起点として回るようになってきたのです。いかに複雑、いかに膨大な内容かということです。分かりました? その一群れとして君たちは足を入れて、参席した者です。今日の日本のメンバーが統一教会を通して韓国の男、女と祝福されました。これは歴史の家庭の伝統の清冽な始まりです。歴史的です。分かりましたか? (「はい」)。日本に帰りたくないですか? (「はい」)。お嫁に行った女は子供がいる所、自分を生んでくれた親兄弟より、子供を生んだその家をもっと尊べというふうに教えるのが、その女の一家の教えです。分かりましたか? お嫁に行った場合には、絶対帰れと言うの、絶対帰るなと言うの? (「『帰るな』と言います」)。帰るか、帰らないか? (「帰りません」)。帰れ! この者たち。(「帰りません!」)。帰れ! (「帰りません!」)。皆、殺してしまう! (笑い)

 いろいろ先生の話を聞く前には、何とか日本に帰るように先生に申し出たい人がたくさんいたでしょう? それを一言聞けば、もうすぐにあいさつもしないで飛んで帰るのに、「あー、きょう、しまった、しまった、あー」。(笑い)先生も同じです。故郷だった所をすべて忘れてここまで来ました。それで今から、親を再び考えなければなりませんね。故郷に帰るのだから。昔育てられた山野を思いつつ、子供のときに戯れながら遊んだいろいろな所を思い出します。ずーっと今考えつつ、時たま、時が近寄っているから、先生はすぐ分かるのです。昔遊んだ所、ずーっとこういうふうに昼寝なんか疲れて、……なった場合には、故郷の所に行って、だれか話をします。「あー、これはどうだ、どうだというの」。故郷へ帰る時間がだんだん近寄るのが自動的に分かるようになっているのです。先生はそういうところが普通の人と違うのです。どこに行くか、どういうふうにやるかということを、それはもう知らないふりをしながらも、ちゃんと通過できないのです。分かるようになっているのです。

 もともと人間は自分の生来の理想の道を、理想の生涯の道を自動的に分かっていくようになっています。だれかに教えられて行くのではないのです。君たちは聞いたことがあるでしょう? 大きな船なんかが出航して、航路に立つ場合に、途中で破船状態になるといった場合、だれが先に知るかというと、ネズミが先に知るというのです。ネズミがそういうことを分かって、出航する前夜にロープを、もやい綱をつたって、皆、陸地に出ていった場合には、その船は破船してしまうというのです。そういうふうに動物自体が知るのに、万物の霊長が知らないということは、話になりません。真の愛を中心として真の生命と真の血統を受け継いだとするならば、そういう宇宙の権限を振るいながら栄光の生涯を残すべきなのに、堕落の血統、堕落のサタンの神様の怨讐です。神様の怨讐は何の怨讐ですか? 愛の怨讐です。姦夫です。女を三つやって(書いて)姦夫でしょう? 姦夫、知っていますか? (「はい」)。姦夫は何ですか。自分の愛する奥さんをどろぼうして取る人を姦夫というのです。まさしくエバというものは、神様の奥さんです。そうでしょう? 外的奥さんです。

 なぜ神様はアダムとエバをつくったかというのが問題です。なぜ! それは繁殖のためです。分かりました? 繁殖。マルティプライ。子孫を増やすためです。子孫を増やして何をするや? 膨大な天国の国民を増やすためです。それを解明しました。霊界に行けば繁殖ができるかというと、絶対にできません。なぜかというと神様の愛は垂直に一点しかないのです。一点に立つのです。垂直の道をたどるのだから、垂直には繁殖の道がありません。分かりました? なぜ横的な基準の愛の基台たるアダムとエバをつくったかというと、これは東西、水平だから、これは回るようになるというのです。一八〇度の平面圏は無限にあります。だから繁殖はあらゆる方面に可能であるというのです。だから地上の膨大な平面圏の繁殖者たちを霊界(に)連れて、天国の国民を成す永遠の国民を繁殖するための所が、生産地が地上です。男、女たちの体を借りて、子供の生産工場です。霊界では子供を生みません。そうしたら(霊界では)愛の関係を結ぶことをしないかというと、することはできます。しなくても、本心の真ん中に行って女、男はずーっと喜ぶような衝撃を受けた場合には、夫婦関係をする以上の力を、衝撃を体恤するというのです。ゼネレーターがあるでしょう? 発電機を通じて、ここでスパークするより、発電機自体の中で刺激する、ことより負荷をかけて出すよりは、もっと強いという話です。そういうふうに見た場合に、本当に愛する女をずーっとずーっと見れば、そこに自分の旦那さんがちゃんといるのです。一体です。

 神様がそうでしょう? 二性性相があったのと同じように、二性性相をかなえるような、……結局は神様に帰るのです。真の愛を中心として一体となったというのは、神様の友達になるというのです。神様はその中に入るのだから。男の中心、女はそうでしょう、女は相対圏に立つのだから、中心を回るでしょう。女が男を中心として回るようになっているのです。女を中心として回るのではありません。だから心を中心として体が回るし、そういうような男は中心になったから、女はこれを中心になるのです。神様はどこにいるかというと、心の中にいます。分かりましたか? 良心と肉身の一番焦点、とどまる軸の垂直線の下の軸です。だから神様はそういう一番見えない所に、見えないように神様はいるのです。見えるものは実体を借りていた見える良心の実体は夫婦実体が肉身を中心として、フォームを持って、体を持って形を持っているのですが、神様は形を持っていないから、良心の下にあるのです。何の話か分かりましたか?

 男、女はこう、下のほうにプラスになったりすると、それを垂直基準で見た場合には、上下、天地、すべてつながるような上下関係と、平面関係はこの下の方にあると、いうのが見えるのです。だから神様に帰るのです。分かりました? もうイエス様が主様ではありません。神様はお父さんにもなる、お父さんみたいな存在であり、兄さんみたいな存在であり、夫みたいな存在であり、子供みたいな存在であるのです。神様はそうでしょう? 神様がいれば、神様を一つ主体として完全に得たとするならば、そこにはお父さんを得たより、兄さんを得たより、旦那さんを得たより、子供を得たよりもっとうれしいというのです。だからすべてを、霊界に行くときには、自分の父母を連れて行くのではありません。先に行っているのだから残していくし、自分の相対者も残していくのです。自分の子供も残していくのですが、真の愛に属した場合には、神様とともにすべてを補えるような環境を得られるのです。お父さんと言ったらお父さんです。兄さんといえば兄さん、旦那さんといえば旦那さんの声。それから子供がいた場合、神様にそういうような体恤は十分に得られるのです。だから神様を得た場合には、何も永遠に憂うことがありません。

 だから得るもの、得るもの、神様が得られるすべてのものは、私が真の愛の立場に立った場合には、神様と同じものを、いずこにおいても、どこでもいつでも得られるのです。分かりましたか? 一挙に百万人のバンケット、素晴らしい宴会をするのは、すぐ自分の愛の相対を中心として神とともになしうる! としたら、すぐ数万人のバンケットが現れてくるというのです。食べ物も何でも食べられるし、着物は金の着物を着ようとしたら、何よりも細い金の革で作った着物をちゃんと着られるのです。何か音がするのではありません。それはもう、ぐにゃぐにゃにして縮むのではなく、肌の着物よりも柔らかい気持ちでもって着られるのです。それで皆、ささやくと、皆、通ずるというのです。それで自分の肌についた場合には、喜ぶ感情を共に感じるというのです。分かりましたか? (「はい」)。嫌な思いをした場合には嫌な感情をすぐに修正することができるような、すべてが通ずるのです。だから真の愛はすべてに共通!

























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