本 郷
真の愛による交差祝福と国境撤廃
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六五〇〇双特別集会
1992年5月8日


 日本のメンバーは全員古くなりましたから、韓国語は大体解読できるでしょう。韓国語を解読できる者、手を挙げてください。韓国語を理解できる者? うん、何ですか、これは。大変ですね。今、何年目ですか? (「三年目です」)。三年の間ですか?

 言葉が理解できなかったら何もすることはできません。今は大戦争期です。世界大戦よりもっと大変な宇宙大戦争時代です。霊界と地上が総動員して闘う時代です。その使命を果たすには時間がありません。生来の習慣どおりに生きていけばいいという考えでは通じません。

 縦横無尽という言葉があります。そのような拡大的活動をして使命を果たさなければいけないのです。使命を果たすより、勝利を果たさなければならないのです。各自の使命があり、天宙的勝利をなさなければなりません。各自の使命を完成することによって、それを全体化することによって、全体的勝利圏を得るのです。

 摂理時代から見ても、またこの世的な世界情勢から見ても、今後の世界の未来の道はありません。先進国家群自体が非常に苦悶しています。それをいかに打開するかという問題で、知識者やそういう者たちはいろいろと研究していますが、霊界を知らない以上、研究の成果を上げることはできないのです。

 そのような最中、統一教会が世界の眼目となっています。統一教会は、今からどのようにやっていきますか?

 東洋の一角、韓国に生まれた文という一人の男を中心として、種々の世界の文化を激動させ、刺激を与え、全体を統合して、反対されてきた苦難を乗り超えてきました。今や反対した先進国家群が、自分を顧みて恥ずかしく思う立場になりました。その反面、レバレンド・ムーンは、想像もつかないような勝利圏を持つようになり、国家圏を超えるような方向に向かって驀進しています。

 それを眺める世界の指導者はもちろん知識者たちも、注目せざるをえません。指導者の背後につながる組織的サミットクラブやPWPA(世界平和教授アカデミー)、ICUS(科学の統一に関する国際会議)など、世界的な知識人や有名人たちを組んで、彼らを中心として連結し、各国の全体圏における方向をまとめつつ、レバレンド・ムーンの思想でなければならないという方向的な基準が立つようになってきました。そのような現状です。

 日本と韓国を全部合わせても二億にもなりません。小さいですから。世界五十億の二十五分の一、二十五分の一にもならないのです。その東洋の一角に、アダム国家、エバ国家と名乗るようになってきました。アダム国家、エバ国家、それは一体何でしょうか? だれがそれを決めたのか、考えてみなさい。だれがアダム国家、エバ国家と決めたのでしょうか?

 日本を考えてみましょう。なぜ、日本がエバ国家ですか? いろいろと自分なりに考えているでしょう。何と言っても、日本はアジアにおいて覇権を持つ指導的な立場に立っています。日本だけエバ国家というのは、地政学から見ても、大陸を中心として相対的になっているのは島国だからです。日本は島国です。

 日本人は“島国根性”と言われるのを、いちばん嫌がります。(笑い)それは、自分の満たす方向は一方しかなく、東西南北に通じないという話です。大陸といえば島国には行けません。島国は、横的に見た場合には東西南北に突き当たってしまいます。南北が見えます。限界が見えます。しかし大陸はそうはいきません。いくら走っても走っても限界がないのです。無限に東西南北を中心として拡大しうる、無限に通じる方向を各自が持つような立場に立っています。大陸から見れば、島というのはちっぽけな存在です。島国根性というのは話にならないものであるというのです。そう思いませんか? そのような日本人という考えを持っていると、気持ち悪く思うでしょう。それはいけないことです。どうしてですか?

 先生を中心として考えてみなさい。先生は韓国人でもなければ、日本人でもなければ、その他の世界のだれにもなっていません。とっぴな人です。伝統的歴史から見た場合には、偶然に韓国の地に生まれましたが、その果たす使命というのは、歴史的であり、天宙的です。そこには神の摂理、人類歴史の解決、人類の救済をも含まれています。

 サタン下にあって苦悶の中に、堕落圏にいる人類をいかに解放するか、その解放圏を見いださなければならないのです。解放圏は、ちっぽけなものではだめなのです。人類が今住んでいるこの地球以上の解放圏基盤を持って指導しうる内容を持たなければ、地上の人間も追ってきません。

 そう見た場合に、だれがアダム、エバと決めたのでしょうか? 文先生です。昔、文先生は気持ち悪く思いましたが、アダム、エバに決めたのです。

 アダム、エバというのはどんな関係でしょうか? それは難しい問題です。アダム、エバというのは、人類の第一先祖です。今は、世界が未来に向けて解決の方法を見いだせないために、人類の根本問題を中心として根を探し求める時代になってきました。人類の祖先の出発の原因は何かということを、歴史を通していろいろ考えるようになったのです。人類の先祖たる者は二双ではありません。一双です。一人の女と一人の男から生まれてきたのです。その男女は、丹念に生きる者と旧約何百年と生きる者という話がありますが、それは例外として、男女が生まれた当時、彼らがどうして同年齢の時代に生まれたかということはとても不思議なことです。

 進化論者から見た場合には、初めに人になったのは女か男か、それが問題になります。しかし、アダム、エバがいかにして同時代に出生したかということを唱えること自体が間違っています。女が何代も続けて生命を保つようになってはいません。女は一人で女を生むことはできません。また、男が一人で男を伝統的に残し続けることができるかというと、それもできません。

 男と女が愛の過程を通過しないと、男女は現れることはできないのです。愛の門を通過しない限り、男女は地上には現れないのです。愛の門を通過しないと決めるならば、その男と女は地上から消えていかなければなりません。

 このように考えた場合、同時代にアダム、エバがいかにして生まれたか、それが問題です。猿から進化したと言いますが、そんな答えは今では話になりません。

 アダム、エバの名前は、一体だれが決めたのですか? アダムが自分でアダムという名前を決め、エバという名前はエバ自体が決めたのです。そうでなければ、アダムがエバの名をつけてやり、エバがアダムという名前をつけてやらなければ、名前をつける者がいません。

 人間の普通の家庭を考えれば、名前が自分から生まれる者はありません。だれか自分よりも年を取った第三者、歴史を担当している者によって、名前がつけられています。家庭では、子供が生まれたら、父母によって名前をつけられるのが常識です。

 それをずっと元返していき人類最初の先祖に戻った場合、彼らに名前をつけるべき者は、人類の第一先祖のアダム、エバの親たる立場にいる者がつけるのが当然ではないかと思うのです。すると、「宇宙には主人がいなければならない」ということになります。そのような存在観念があるのです。アダムとエバは、アダム、エバを存在せしめたその者によって名前をつけられたに違いありません。人類の先祖たる一人の男にアダムと名づけ、一人の女にエバと名づけた者を、アダム、エバというのです。そのようにすると反対する者はいません。

 それでは、アダム、エバはなぜ必要なのでしょうか? 種のためです。人類の第一先祖が必要なのは、人類を拡張して地上に拡大するためです。もし霊界があるとすれば、霊界にも地上に生まれた人間が入る所があることでしょう。霊界国民、天界の国民増殖の基盤を願うために、第一先祖が地上に生まれるようになってきたわけです。

 それを拡大するには男一人ではいけません。男一人の世界はいたって簡単です。けんかして、一人残って死んでしまえばおしまいです。女がいたから問題です。また女ばかりで男がいなくても、女がけんか好きの悪魔の本性を受け継いだとしても、女のチャンピオンが戦えば、部落的な戦いから世界的な戦いになります。結局は二人残り、最後には一人残り、生命の限界がきて疲れて死んでもいいというのです。結局、一世紀以内に、地上にはだれもいなくなってしまいます。

 ですから、人類を拡大して存在すべきその内容を求めるのに、地上に男女が絶対的にいなければならないというのです。ここには何の公式も必要ではありません。絶対的公式です。そういう意味で、女はそのために生まれたのですから、男と同等な権限があるのです。いくら男が多くても、女がいなければ、生命も価値もない者であると言ったら、気持ちが良くなります。(笑い)

 男が必要とするのはどんな女でしょうか? 小さな声で話し、奢侈にふけり、贅沢なことばかりを好み、そして男に逆らうような美しい服を願ったり、化粧も毎日専門的にして、何の役にも立たず、自宅で座って何かをして生きる者ではありません。

 男は反対の性質です。男が必要とするのは、後孫のため、世界歴史のためです。自分一人で死んでいくか、それとも自分の後孫を残し、歴史を残すかと聞いたら、自分としても後孫を残し、歴史を残したいと思うのです。そうであるならば、女たる者を受け入れなければならないという結論になるのです。そうですか?(「はい」)。そうですか?(「はい」)。え?(「はい」)。え?(「はい」)

 ですから、いくら男が威張っても、女がいなければ無価値な者になってしまいます。無価値な者ですよ、多くの男たち。(笑い)女は、いくらおしゃれをして姿を誇りたくても、男がいなければ無価値の者になります!

 とうとう結論に何の文句はないように静かになってしまうのです。(笑い)


     ◆

 だれがアダムとエバをつくったのでしょうか? それは、神様が、仮想的に考えてもかまいません。絶対的中心者として、根源の第一出発基点としてあるものがあるべきであったと仮定してもいいです。そういうふうにして、実証的な内容を考えてみなさい。

 鉱物世界にはプラスイオンとマイナスイオン、原子世界には陽電気と陰電気、植物世界には雄しべと雌しべ、動物世界には雄と雌、人間には男と女というふうに、相対的になっています。

 どうして相対になったのですか? 何を必要とするようになったのですか? 愛が必要だからです。愛が絶対的に必要なのです。その愛たるエッセンス、元素たるものが絶対的に必要だとするならば、人間が必要とするすべてのものの中心的な内容を持つものという結論になります。愛が絶対的なものとした場合には、そのものは、生来の男の生活、女の生活、男女の共同生活など、関係するすべての生活圏に属するものは、絶対なる愛に対して相対的位置を逃れることはできません。

 ですから、そのような中核的な中心性に対して、相対的な客体圏はそれをつなぐ内容を持たなければなりません。愛の本質の中核に対して相対的内容を持つような因縁です。人間を中心としたすべてのものは、愛を中心として相対圏の内容を持たざるをえないのです。同質同位に立って一つになるのです。

 女と男は、まるで性質が反対です。そうではありませんか? (「そうです」)。女は下に下がろう、休もう、休もうとしますが、男はそうではありません。男は上がろう、上がろうとします。高い山に登頂した者は、女ですか、男ですか?

 夫婦同伴で山へ登ろうと言った場合に、女の子は、寒いし、一番低い所、引っ込んだ所に集まるようになっているのです。ですから、女は引っ込むものが好きです。また、引っ込むものを持っています。それは生殖器です。いいように思って、変な声を出したら困ります。男はてっぺんを狙いますから、出っ張っています。出っ張ったものと引っ込んだもの、ともに反対の内容がありますが、高い山になるには、高く高くそそり立つには、いちばん低く洞穴を掘り、どん底に入らなければなりません。高い山には谷がいっぱいです。

 高い山というのは、相対的な位置において形成するのであり、てっぺん自体が偉いのでも、谷が悪いのでもありません。相対的内容を抱くことによって、高い山になるべきなのです。そうですか、そうではありませんか? (「そうです」)。「そうです」とは、韓国語では「『(ソ:牛)』です」ということになります。韓国語で「そうです」は「牛(:ソ)」です。笑っていますから、皆、記憶するでしょう。

 そういう意味において、アダム、エバは、死にたくても死んではいけないし、離そうとしても離れてはいけないし、離そうとしても離してはならない因縁、絶対的な内容をともにはらんでいるのです。

 それで何をするのですか? 突進した場合に、女の子は感情が上がったり下がったり、けった場合にはピーンと調子の中で転んでしまうような、話にならない情け深いものです。頼りになりません。ですから落ちるときに、しっぽが重いからしりから落ちるようになっているのです。女は頭より腰が大きいから、こっちがフーとなるのです。(笑い)。男は頭が大きいから反対に落ちます。皆、自然現象の相対圏の理想として一体圏に、調和がとれるような内容によってそうならざるをえないのです。

 女は男を絶対必要とし、男は? 男は女を何ですって? 絶対。(「必要と」)。するのではありません。(笑い)。まあ、分かりましたね。そういう意味において絶対必要ですから、アダムとエバは、すべての万物の象徴的なその中核、核心として必要なのです。

 アダムとエバ、その相対を標準として相対圏に立つには、自分たちもその形で整わなければならないので、宇宙創造物はペアシステムになっているのです。双双体制で存在しているのです。分かりましたか?

 アダムは大きいプラス、万物は東西南北に広がった小さいプラスですから、皆、相対した場合には、人間と万物が共同されるのです。その共同された絶対的主体圏を中心とした基準において、平面をとった場合には、神様が垂直に臨在するようになるのです。神様は何のためにいすをつくったのですか。美人たる女の顔を見たいからつくったわけです。そうです、そうでありません? (「そうではありません」)

 先生を初めて見る人、いますか? 手を挙げて。先生を見ない者はいませんね。

 先生はいつも若い先生みたいに思うでしょう。先生みたいな年寄りだったら、舌も固くなって、韓国語や日本語を語っても三分の一は皆、流れてしまうような発音になります。しかし、若い人も及ばないような発音をするときもあります。若い青年と同じように発音する先生ですから、若いと思うのに間違いありません。気持ちいいですか、悪いですか? (「気持ちいいです」)

 日本人は皆、年寄りが好きですか、そうではないでしょう? まあ、いいです。(笑い)

 アダム、エバを絶対的存在とした場合、アダム、エバよりも偉い者がいるとしても、これを受け入れなければならないという結論になりました。

 アダム、エバは一つの種です。一つの種は必ず二つの要素、右の要素とマイナスの要素を一つにカバーしています。種は皆、そうです。種は必ずそうなっています。それは宇宙創造の原則です。神様から始まったすべてのものは、神様の形をかたどっていますから、種には必ず一つの袋の中に二つのものがちゃんと入っているのです。それは胚芽でつなぐようになっています。そこに新しい芽生えが、穂先が生まれるようになっているのです。

 それは大きな二つのプラス、マイナスのそれを食糧として吸い込み、二つにすると思えばいいのです。これが若芽として芽生えるようになります。種は一つの生命を養成するため、その後孫のために、本体のプラス的なもの、マイナス的なものをすべて投入して、完全に投入して消えていきます。新しい種の拡張を願うのが、種としての存在目的です。

 夫婦は種と同じです。愛という袋の中にある種と同じですから、子供が芽生えた場合には、自分の一心一体を肥料として消化させて、りっぱな後孫の拡大圏を残していくという目的があるのです。それはすべての相対圏の愛を核心とし、中心としてつながるという目的です。

 商売をする者は現金を投入しますが、マイナスになるのを願う商売はありません。そのような行動をする者は馬鹿者です。そのように気を遣って投入するのに、プラスをいろいろと関係を持とうと思うのは愚かです。何百倍ものプラスになるもの、代価がえられるならば、それを得るために、自体を犠牲にしても、いちばん欲しがった現金をポケットから出して全部投入するようになっているのです。分かりましたか?

 ですから、子供をたくさん生むべきでしょうか、生むべきではないでしょうか? 女たちよ。(「たくさん生むべきです」)。何人くらいですか? (「百人」)。(笑い)。三十人よりもっと、五十人もどうですか? (笑い)(「百人」)。百人? よろしゅうござんす。(爆笑)ですから、夜、昼、休まずともに抱え合って繁殖圏を拡大するのは悪いことではありません。

 君たち、女たちは男を何と言いますか? 韓国には、犬みたいな男という言葉がありますが、日本でもそういうことを言いますか? 韓国には犬みたいな男という言葉があります。犬は、雄と雌がいた場合、雄は間違いなく、家を離れて雌の所に行き、け飛ばしたりすすり合ったりいろいろやります。放っておいたら大変です。

 男が女を引っかけようとするのはいいことですか、悪いことですか? ん? 本当のことを言いなさい。自然現象から見た場合、男が女に近寄ろうとするのは悪いことですか、良いことですか? ああ、いいこと、悪いこと? これ、女の子、エバ国の大女、先生が大きい声で言うからいいことだと答えたら大間違いです。それはいいことになっているのです。

 年を取った女の子が、天下一品の美人として東西南北から見上げられる者として一人で座っていても、一人の男も現れないという場合には、泣きますか、笑いますか? (「泣きます」)。どのくらい泣きますか? 声を出して泣きますか? かわいそうな女を助ける男でも現れたら、つかんでかみついて離さない、そういう悲惨な立場です。そういう立場に立てば、女は生きることができません。それっきりです。それがなせなかったら死んでしまったほうがいいと言うのは、そういう法則からです。一方きりの立場に立ち寄った女の分相応です。分かりますか? たくさんのものでした。

 しかし、男はそうではありません。女がピーンとやってきます。向こうもまたピーンと、向こうはそれが違うのです。女が慕う人を失った場合には自殺する者が多いですが、男はそうではありません。東西南北、男は三面です。女は男の後ろです。一面しかありません。男の後ろに歩くとしても、小さいです。西洋人に比べたら、日本人みたいに足が小さいです。こういう余計なことを言い出したら時間がありません。(笑い)しかし、余計なことは、それはご飯が出る前に、デザートとかいろいろなものが出るでしょう。そういう果実を出して、準備運動が必要なのです。準備運動として少し語ってみました。先生に向けて、一方きりの環境になってしまいましたから、今から気合いをかけてもいいではありませんか?

 日本がエバ国家であることについて、自然現象から、また地政学上から見てみましょう。島はいつも大陸を慕うものです。そうではないと思う者、手を挙げてみなさい。一方きりです。港に船が来れば、その船が大きくても小さくても、島に住んでる者は皆、「何だろう?」と集まってきます。権限も意志もなく、「船を下りて来る者が自分の家のお客さんでもあればいい」と思います。それは女の生涯に通ずるものです。「旦那さん、帰って来ないかなあ」と、かばんを持って出勤する男の後ろ姿を見て、一日中待ち望むのが女の姿ではありませんか。生涯通じます。それとそっくりです。ですから、島国はエバ国を象徴するという話は、いかに大声で言ってもいいし、天皇でも「そうでござんす」と答えなければならない内容です。それ以外のものは一方向に片づけてしまいます。

 大陸は違います。これを地政学上から考えてみましょう。韓半島というものは、女に向かう一番近いものです。それは引っ込んだものですか、出っ張ったものですか? 男のいちばん女に近いもので出っ張ったものは何ですか? (笑い)。皆、結婚する者で、恥ずかしがることはありません。子供を生んだ者は何が恥ずかしいですか。歴史にないことを言うのではありません。自然現象の当然あるべき姿を言っているのです。何かおかしいように思い、異常な目で「先生があんなこと言うかね」と見るのですか? 聖人というものは、自然的な百パーセントの基準で中心的な立場に立つ者を聖人というのです。先生だから便所に行かないと思うのですか? (笑い)

 宗教は間違うのです。現実を離れた宗教には理想をつなぐ道はありません。現実を逃れて理想は通じません。そういう意味で、二十世紀における新しい宗教として権限を持つようになったのは統一教会以外にありません。現実的であり、未来的です。そのような二重性を持っているのです。「死ぬと思ったのに生きる、生きると思ったのに死ぬ」というのです。生きるというのは、統一教会に入って気持ちよく生きようとするのです。これは、先生が気合いをかけて、迫害して、下の者には上がれ、上がれとするのです。下に押すと、向こうはポーンと上がります。

 高くなりたい者はいますか? 高くなりたい者、手を挙げてみなさい。皆、偉く、高くなりたいでしょう。醜い顔で、何の価値も内容も持っていない女でも、内心においては、それが悪いほど反対に高くなりたいのが女の心情です。そうではありませんか? そうです。先生が「そうか」と言ってそう思っているよりも、君たちがそうだから先生が「そうよ」と言うのです。

 それは相対的です。プラス、マイナス、上がったり下がったりするところに面白味があります。


     ◆

 男において、女の一番近いものは何ですか、そこに帰られなければいけません。(「生殖器です」)。生殖器? (笑い)。高等なことを生殖器というのです。

 生殖器というのは、行動して増える器官です。生殖器は行動して増やす器官ですから、愛の関係を通過した後で言うものです。では、その前は何と言うのでしょうか? 何ですか?

 女たち、なぜ笑うのですか? 一生涯、人類の女軍は、それによって生ませられました。自分のおばあさんも、母ちゃんも、嫁もです。それに首をかけて、生命をかけて、引っ張られながら生き残ったものが女の根性です。そうではありませんか? 何が恥ずかしいのですか。これは聖なることです。それを嫌がる女たちは手を挙げてみなさい。一人もいませんか、いますか?

 いらないという者を殺そうとしても種がありません。絶対必要なものです。それほどとは思わなかったでしょう。それを握った場合には、永遠に離すことはできません。(笑い)。ですから、男は浮気などした場合には、家庭が大変です。チャンバラになり、ダイヤモンドの指輪がガラス窓から飛び出し、あらゆる宝石が東西南北に飛びます。だれがそうしたのですか? だれが何のために? 生殖器を離したのですから。

 それは悪いことではありません。それ以上貴いものがないのです。そう思いませんか? (笑い)。気持ち悪い、驚いて、死にそうな猿の顔みたいです。(笑い)。それは女世界の王様の王です。文句ありますか?

 ですから、男を無視してはいけません。堕落によって悪い武器になったのですから、それを握るのは本来は悪いことではないのです。エデンの園において男女関係の愛の姿を語り合い、笑い出した場合には、霊界、地上界、万物すべてが同化して笑うようになっています。

 堕落を中心としてすべての理想圏を破壊し、その本場としたのですから、それ以後いちばん悪い話になっているのです。今、それを先生が、絶縁体を皆、返しました。主人はだれもなれるものではありません。出っ張ったものと引っ込んだものを組み合わせて、完成したものです。これを離した場合、絶対無用になってしまいます。絶対なくなるまで、一つにならなければなりません。それが理想です。

 二度、三度とお嫁に行きたい者、手を挙げてみなさい。大変なことです。絶対ですから、ぶち込んで一つになった場合には、死んでも、たとえ死骸が崩壊して肥料になっても、元素化され、限界を超えても、その型というものは残らなければなりません。分かりましたか? おばあさんはおじいさんのそれに、生死の問題として首をかけているでしょう? お母さんはお父さんのそれに首をかけているでしょう? そうですか、そうではありませんか? 君たち祝福家庭は、相対のそれに首をかけているでしょう。生命をかけています。それが崩れた場合には大変なことです。全部が崩れてしまいます。

 大陸と島国にとって、一番出っ張った近いものは半島です。半島。島国日本において、絶対必要な韓半島です。

 日本人は韓半島が必要ではないでしょう。韓半島を二つに分断して、それを自分の気ままにしています。これは芸者と同じような女です。堕落の限界に追い詰められた女と同じです。その日本が大陸とつながるには、韓半島を大陸より貴く愛する立場に立つことです。それによって、日本の将来、エバ国の未来は開けるというのが、地政学上から自然現象的な立場から導かれる結論です。堂々たる素晴らしい結論です。そう思いませんか? 思いますか?(「思います」)

 君たちは韓国人を日本で愛したことがありますか、「韓国人」を。君たちのお父さん、お母さんは、「黒人と結婚することはあっても韓国人とは結婚するな!」、そういう教育をしています。先生は日本の事情をよく知っています。それを考えたうえで、日本の女の子に苦労をさせます。そういう立場をとるようになっています。

 日本の女たち、日本人を連れていって、なぜ韓国人と一体化させるのでしょうか? それは、象徴的自然現象を実体的な拡張の立場から、それをつなぐことによって、理想的拡大基盤を生み出すためです。それゆえ、そうせざるをえないので、交換結婚なのです。


     ◆

 高くなった場合には低くなります。東大を卒業した女の子と韓国の国民学校を卒業した男を結び、努力した場合には、欠けたところは神様が補充してくださいますし、その価値を埋めるなら東大卒業以上に神様が加えてくださった内容の因縁は、もっと貴いのです。

 このような理論はありません。ただ結婚したら、平面的つながりの平面基盤しかありませんが、高いものが低いものとつなぐときには、垂直的観念が生まれてくるのです。平面的歴史は宇宙を収拾し、天宙を収拾することはできません。垂直と水平が合併して九十度をつくり、また前後とも九十度をつくった場合には、十二の面は、天を地にし、地を天にし、前を後ろにし、後ろを前にして、右弦と左弦、上弦、下弦、前弦、後弦と、どの面をつけてもぴったりと合うのです。地上完成基準は天上すべての完成につながります。

 いくら平面が多くても垂直一本がなければすべてが崩れてしまいます。堕落は平面的愛、一方的拡大の道を訪ねてきました。堕落しなければ、垂直、平面が一体して円周的な運動、無限弦を中心とし、中核を中心と、中心を中心として運動した場合には、その時代が永続されるのです。ですから、すべての存在には核子があるのです。核子を中心として複体があります。存在は二重性をもった存在です。

 それでは、なぜ二重存在になったのでしょうか? その中心に垂直を平面的にまとめた場合、それを共々に授受し合い東西南北どこにも存在圏を安置させるために球体が必要になるのです。なぜなら、球体はどこに立っても、止まった場合には、一か所に垂直に立つのです。水平に立ったと思ったら大間違いです。球体の願いは、垂直ペースを合わせることによって、平等な平均圏を取るようになっているのです。平等理想という話があるでしょう。球体のスペースのあらゆる面が垂直を持つようになっているから、平等理想圏という話と通ずるのです。分かりましたか?

 どちらが本当ですか? 男が女を支配すべきですか、女が男を支配すべきですか?

 日本は必ず韓国に負けます。いくら威張っていても、体質から、性格から、その安定基盤から……、見ていなさい。日本の心情圏はセールボードと同じです。風が吹くままに歩調を合わせて存在するのですが、風がなければぺちゃんこになります。

 韓国人はそうではありません。風は吹いても、何しても……。今サンフランシスコで韓国人が問題になっています。一人ぽっちでもその国のすべてを治めてしまうというのです。アメリカの人口の十一パーセントを占める黒人が、事業を十一パーセント持っていたのに、一・五パーセントの韓国人がその九パーセントの事業権を握ってしまったのです。ここ十五年以内の現象です。この調子でアメリカを占領するといって、問題になっています。男らしく大胆なところがあるのです。そういう面は、日本人は到底追いつきません。

 将来は、小物は必要なくなります。小物の生産時代、世界文明圏の必要な物を模倣し、小さくつくって世界的に販売していますが、将来には小物は必要ありません。衛星のように大きいものを一つ立たせれば、すべてが可能になります。録音機など必要ありません。そこにいて世界が聞こえるようになります。

 女は小物を好みます。嫁入り前の女のふろしきをそっと開けてみれば、ないものがありません。服から何からすべてが入っています。先生もお姉さんがたくさんいたので、趣味でそっと開けてみたりしました。お金があった場合には、「お姉ちゃん、いくら必要だから、何か月後に返すから、もう借りたよ」と宣言します。「だめだめ、ああ」と言っても、そういう意味では、男に負けるのです。

 日本の国にメシヤは来られません。島国にメシヤが来たら、引っ込んだものが海の底に入ってしまいます。高い頂上に男が、理想的なもの、最高のものが生まれるのです。最高のものは垂直に焦点を取ります。平面理想ではありません。知識を中心として平面理想を求め、垂直に理想を突き立てて拡大し、円形として回らなければならないのです。ここに来れば、行く所が分かりません。上がることもできず、また戻ってきても、上がる所も下がる所もありません。ですから、中心を求め、根元を求めて、世界は絡み合っているのです。混沌、困難の現状をいかにするのでしょうか?

 いちばんの鍵は、統一です。西洋と東洋統一、南北経済統一、文化差異すべて統一です。美人、醜男、醜女、それをどういうふうにしますか?

 日本の金で平定統一させることができますか? お金で低くなった所に高いものを崩して埋めても、平均化させることはできません。お金で東西南北、前後左右を統一することはできません。では、知識ではどうでしょうか? 知識も、専門分野を平面的、世界的に行ったり来たりするだけで、何の関係を持つこともできません。経済も同様です。それでは、権力ではどうでしょうか? 出世して長官になった長官と同じです。知れたものです。一つにできません。

 根底なる存在の基本を知らなければなりません。女はなぜ生まれてきたか、男はなぜ生まれてきたか、その根底の解決方法を求めるべきです。その根底の解決の方法の中核に立つべきものは、真の愛です。

 真の人は、その髪も真の人の髪です。悪い髪ですか、真の髪ですか? 切り落とした爪のかけらも、真の爪のかけらです。皆、「真」がつくのです。唾も小便も大便もそうです。かといって、臭いが別に甘いわけではありません。臭いは同じですし、体も姿も同じ、食べ方も同じ、見えるもの、座るのも同じですが、内面が違うのです。

 内面の違うところは、垂直圏になっています。それを平面と九十度、垂直に合った場合、どこもぴったり合う理想圏です。日本に行ってもぴったり合います。日本人も先生が好きです。本当ですか? 君たち日本人は先生が好きですか? 先生を好きでない日本人が韓国に来たのではありません。韓国、監獄、同じです。牢屋です。名前も啓示的です。

 地上の監獄は天界の出発起点であり、蕩減原則から見た場合、百パーセント正式な堂々たる答えです。どうですか? 「統一教会は天界出発のために蕩減の下の地獄に落ちろ」と押し込むのです。押し込んでも上ろうとするし、もっと押し込もうとすれば、ろうかだけ穴を開ければ向こうは神様の王座です。そこにくっついた場合には、回るのですから上がってきます。そのときに後になって、皆、上りたがって、「ああ、助けてください」と言うのです。

 世の中は、昼は夜になり、真夜中は真昼に通ずるようになっています。ですから、統一教会が今まで世界的に迫害を受けたことは実に素晴らしいことです。善なるところによって、百八十度反対の迫害を受けた場合には、迫害した者がそれを全体的に支えて奉り、敬わなければなりません。それは事実です。

 「勉強しなさい、勉強しなさい」と言う母の声は一番辛いですが、その声の向こうには王様の道も王子の道もあるのです。朝に夕に、帰って来れば、母が「宿題しなさい。勉強しなさい」と言うその父母の言葉は聞きいいですか、聞き悪いですか? 聞き悪くても、しかたなくても、勉強した場合には、しかたなく成功の道がありますが、聞き悪いとして、しかたなく何も思わないでやめた人はそれでおしまいです。人間のくずになります。そうですか、そうじゃないですか?

 それと同じように、統一教会が宗教のくずになりたくないというのが文先生の理想です。「休め、飲め。何だ、働く必要ないよ。休め、休め。何で二十四時間のうち三時間しか寝ないで、冬もなければ夏もなし。休みなし。何だ、何だ、そんな統一教会、大嫌いだ!」

 大嫌いだと思ったのに、いつの間にか統一教会が世界的な最上圏の宗教権限を振るうようになってきました。今や、世界各宗教をまとめる文先生として宗教界の指導者が文先生を尊敬するようになってきました。それを知っていますか? 六十か国の代表たちが、世界平和宗教連合をつくっています。

 成人するとき、若いときから文先生は牢屋に引き込まれました。「君の行くところは我々は絶対に関係ない。因縁もなければ、見たくもなければ、姿も現しちゃいけない」というふうに獄中に入れられましたが、結局、打ち込んだその鉄柱は、向こうの昼とつながる電線みたいになっています。電気が通じます。夜と昼の世界をつなぐようになってきました。

 世界は苦悶ばかり、混沌で行く方向知らないで、忌まわしく、紛らわしく、投げやりで、壁にぶつかって転んでしまうような限界に立ってしまいましたが、統一教会はびくともしません。「世の中はそうなるんです」と言って安心です。

 既成教会は大変でしょう。雨が降り雷が鳴った場合には、「再臨の主が来るんだ!」と子供をけ飛ばして、「おお、主よ。来たまえ、助けたまえ」と天を仰ぎます。そういう悲惨な姿です。しかしそんな馬鹿げたことは統一教会はしません。けんかして窓も開けなければ、驚きもしません。静かになるのですから、雑多なものは信用できません。休むいいチャンスだと、体を大きく伸ばしてぐうぐうとよく寝る者は統一教会のメンバーです。(笑い)。そうではありませんか?

 そのような心配がありますか? 日本がどうなるか知っているでしょう。いくらに反対しても、統一教会に負けることを知っているでしょう。知っているのですか、知らないのですか?

 いちばん悪いと思って反対していました。皆が「それはそうじゃない」と言うのを後で眺めて「ヘへー」と笑っていたのですが、知ってみたなら、走っていって飛ぶようになります。それで体面上、「行くな、行くな」と後ろから言いながら、自分が先に行こうとするのです。そのように先を争って行くようになる現象もあります。

 あなた方のお父さん、お母さんもそうでしょう。一所懸命反対したのに、今は一所懸命ですか、半生懸命ですか? (笑い)。半生懸命、四生懸命? 四生懸命にしかたなく「親として何だ。兄さん姉さんとして何だ。負けてしまう。死ぬか生きるかして」と言うのです。一所懸命が何生懸命になったのですか? 四生懸命です。先生がたくさんの新しい日本語をつくっています。(笑い)。四生懸命、万生懸命とね。四生懸命を整理しなさい。万生懸命の力になるのです。今何と言いましたか?

 ここに集まった日本人は、「日本はエバ国家である」ということを恥ずかしく思うべきですか、恥ずかしくないと思うべきですか、どうですか? (「恥ずかしくないです」)。なぜですか? 引っ込んだところを持っているからです。分かりましたか?

 韓国人と日本人の性格は根底が違います。生活してごらんなさい。根底から違います。日本人は及びません。韓国人は大陸的だから、大きいのです。怨讐に対して日本人は決闘して結末をつけるところを、韓国では笑いながら「そうですね」と言って、仲立ちして、後ろから抱えてやるのです。

 今度の四月十日の大会を通して、涙を流して女たちが仲良くなりました。日本の女が涙ぐむ心情で行った場合には、日本は子供や夫を殺した敵国ですが、敵討ちするのではなくその敵国の女とともに泣きながら「ああ、すべて赦してあげますから、泣かないで、泣かないで」となるのです。日本の場合、怨讐である敵が泣いたら、それで決着がつきますか? そうはいきません。しかし、大陸的な愛はそのように思うのです。

 子供を生むなら、そのような大陸的な男の子を生みたいですか、島国みたいな女の子を生みたいですか? どっちですか? 君たち日本人の女たちが嫌がっているのを先生は知っているので、「こっちに来い、来い、来い」と呼んだのです。それで来たのです。

 あなたは今何をやっていますか? 新聞配達ですか? (笑い)。 先生もそれは嫌がります。嫌がるものを王者みたいに喜ぶようになったら、天下が引っ繰り返ります。あなた方は何も知りませんが、韓国に来た影響は大きいです。

 文先生に対して昔は、「偉い人ね」という印象でした。それは、一方では「ああいう侵略的な謀略的な内容で、犠牲的な投資するようにして、最後に皆、まとめてのみ込んでしまう悪辣な王だ」と悪いところも感じていましたが、今はその反対になってきました。日本の女たる島国根性というのは、持っていてもそれは女としては当然のこと、普通なのです。

 今韓国人は世界中どこにでも進出しています。南北統一されずに二つに分けられていますから、民主世界のどこでも行っています。共産国のような嫌がる所でも行っています。韓国は世界的な代表になっていますから、大使館を通してどんどん、共産主義を嫌う者も皆、喜んで行きますから、世界的に頭のいい者たちが散らばっています。

 アメリカや日本の場合、そういうふうになれば大変です。日本にはすでに二世、三世が住んでいますが、彼らにも権利を認めるよう、法的整備をしなければいけません。世界の言論界では、人倫上、問題になっています。偏ったものはけっ飛ばされてしまいますから、しかたがなくても、そのことはやらなければなりません。

 では、先生は韓国人ですか、日本人ですか? (「韓国人です」)。君たちは日本人ですか、どこの国ですか?(「天国人です」)。(笑い)。日本人なのに、なぜ君たちを反対しますか? それは問題です。先生は韓国人なのに、韓国はなぜ今まで四十年間反対しているのでしょう。恐れているのです。同化圏に入れた場合には、さっと一体化させてしまう、そういう力を持っているからです。

 あなた方もそういう力を持っていますか? どうですか? びっくりするほどの同化力を持っています。ですから、大変なものです。

 日本政府は統一教会を歓迎した場合、国会で『原理講論』について議論するようになるでしょう。そうすれば、日本一億二千万すべてが統一教会と一つになっています。そうなったら、韓半島通過は問題ありません。シベリア開発、中国開発、大陸、どこでも皆、待っていますが、それは韓国と一つにならなければなりません。

 昔、日本は韓国に対して罪を犯しました。中国もソビエトも韓国に対して罪を犯しています。そうしながら、悪辣なサタン圏でともに争い合いました。韓国を中心として日露戦争、日清戦争をし、さらに強制的に日韓併合をしました。正に侵略国家です。

 そういうことをしながら、日本は自国の歴史の悪辣な内容を後孫には教えていません。それでは通じません。先祖を証すことによって、その後孫は先祖の血統を新しい方向に変えることができるのに、それも教えずにそのままの圏内にとどまっている日本の指導体制、政治体制は滅亡します。後孫のためによくありません。

 何らかの方法を取らなければなりません。それを先生は日本政府に通告します。今度、中曾根や金丸に会って、よく教育してきました。その内容を皆さんは知らないでしょう。その話を、よだれを流して面白そうに聞きたいでしょうが、そういう時間はありません。(笑い)

 中曾根に教育される文先生ですか? 金丸に教育されるべき文先生ですか? どっちですか?(「違います」)。どういうふうに違うのですか。「反対です」と言うのはいちばんきっぱりした答えです。どっちも違うという答えは、方向がまるでないではありませんか。そういう答えの仕方はだめです。それでは、どういう答えをすればいいですか? (「反対です」)。教えられて答える者は、皆、百点を取ります。

 金丸さんも中曾根さんも「わしは君たちをよく知っている。君たちの話を聞く必要はありません」と言ったので、「あなたがたはわたしを知らないではないですか。知っていますか?」と聞いたら、何も知りませんでした。日本のすべてについて聞いてみなさい。答えます。企業人は皆、答える力を持っています。よく知っています。

 数十万の統一教会のメンバーを抱え、あらゆる層を知っている先生です。「わたしの話を聞きなさい」「そうですか」「二時間ぐらい、約束しますか」と怒鳴りつけます。そういう何かがありますよ、先生には。ですから、女たちが先生を好きなのです、男らしいから。(笑い)。日本は女の国だから文先生を好かざるをえません。最初は嫌がりましたが、ときがたち、先生と会うことによって、どんどん先生に巻き込まれてしまうのです。

 それでは、分かりましたね。日本が島国であることは、恥ずかしいことではありません。女として生まれたことは、恥ずかしいことではありません。それは、凹凸の凸の相対的、絶対圏ですから、男と言って威張るところはありません。女がいなければ男の存在圏も限界があります。威張るな、この者たち!

 男に何が絶対必要かと聞けば、女が絶対必要だというのです。女に聞けば、男が絶対必要なのです。絶対必要の中心存在部署は一体どこですか? 口ですか? キスするのですか? どこですか? 男は女の胸を触るのが気持ちいいのです。子供のときからそうです。子供のときから、お母さんの乳を飲みながら、この手で習ったのですから、その習慣性で、女を見た場合すぐ胸にいくのです。男はそうです。キスした場合にはすぐに胸にいきます。

 それは蘇生、長成、その次には皆、洞穴に落ち込んでしまいます。本当のことを話しています。先生は、例えがはっきりしています。これは皆、終点です。結論もよく整理して、原理の世界を発見したのであり、これよりもぼやけてしまったら大変なことになります。橋を渡ることはできません。

 女は酒を飲むべし。(「えー?」)。女はたばこを吸うべし。女は阿片も吸うべし。それは皆、悪魔の統合です。たばこを欲しがって、ともに買って吸った場合には、食事です。男に「今晩、食事はどうですか?」と言われたら、たばこをもらったのですから「そうですか?」と応じなければなりません。そんな条件に引っかかった場合には、その終着点は淫行という結論になります。男女関係です。たばこの誘い道から、環境を通してそこに定着点をつくるのです。酒を飲みだして愛した場合にはそこの終着点、ドラッグを飲みだして相対圏を結び、そこの終着点です。

 すべてが、根拠地を迫害し、爆発し、占領するために、ともに遊戯する悪辣なサタンの第一、第二、第三の武器でした。それを知らなければなりません。

 習慣性がついています。そうでしょう。酒を飲んだら、体がどうなっても分かりません。分かったときには、すでに犯されてしまっています。男も女もそうです。男ばかりではなく、女も男を犯すのです。そういう男も女も皆、だめです。性に対しては、どろぼう精神、どろぼう根性を持っています。堕落性は同じです。女も男を欲しいでしょう。え? 女が男を欲しがるのは、もっとみっともありません。

 本来、性的衝動は悪いものではありません。自然的現象です。それが悪いものの基地についているから問題なのです。悪魔の世界の運命の港についています。そこに来た場合、すべてがサタン圏の道具として使われます。刺激的な酒やたばこ、食べ物もそうです。おいしい、面白い、感じる……、そういうものは皆、サタンの引っかけ場所です。堕落世界では「男は女に関心を持つんだ」と言っていますが、皆、反対のことです。宗教はそうではありません。それがサタンの武器なのです。

 酒を飲んだことのある者、手を挙げてみなさい。過去、統一教会に入る前、飲酒した者はたくさんいるでしょう。皆、飲んだことがあります。女も手を挙げてみなさい。大概飲んだでしょう。(笑い)。それによって、男たちを社交的世界に通ずるようにしますから、家庭でそういう教育をしてきたのです。だめです。酒飲みの醜態は知っているでしょう。分かりましたか?

 ですから、統一教会は、たばこも飲まなければ酒も飲みません。たばこは飲むですか、吸うと言うのですか? 飲むでもいいでしょう。新しい言葉を使うことによって、刺激的記憶を残しているのですから。たばこを飲む、酒を吸う。(笑い)。そういった話も、印象づけるために先生が言うのだと記憶しておきなさい。分かりましたか?

 たばこを好きな者、今たばこを吸っている者、手を挙げてみなさい。サタンの針に引っかかります。酒を好きな者はサタンの針に引っかかります。酒やたばこは神の理想世界を崩壊させる悪魔の武器です。分かりましたか? (「はい」)

 それから麻薬です。麻薬の麻というのは、悪魔です。麻薬も悪魔の薬です。名前もそうなっています。麻薬を飲んだ場合には、酒を飲んだらツイスト踊りです。蛇の踊りです。首が出っ張り合ってこういうふうにして、たまに抱き合って……。蛇は関係を持つとき、何日も関係を持ちます。

 日本の女は貞操観においては、そう固くありません。島国の女は生活が難しいです。何日か男性がいなかった場合、毎晩招いてお土産をもらいたいと思うのは普通の女の心です。貞操観はそんなに強くありません。先生は日本に行ってたくさん経験しました。経験したというのは、関係をもったというのではなく、日本の女にたくさん誘われたのです。

 堕落論から見ると、堕落の女は、本然の男の姿をもった男の横に来て、救済されたいという本心の願いによって自分も知らずに抱き合うのです。先生はちょっと変わっています。劇場などへ行っても、中年の女たちが自分も知らないうちに先生を誘うのです。「なぜですか?」と聞くと、「ああ、自分でも分かりませんでした」と答えるのです。たくさんあります。

 先生はそれを知っています。日本の国のエバたちは、サタンを通じて先生を誘い込もうとしているのです。「日本の国に来たレバレンド・ムーンという者をただでは帰さない」というのが、サタン世界のエバの思いです。「何とか悪辣な行動して誘い、これをくじかせなければならない」というのです。

 ときには女が裸になって先生のところに潜り込んでいました。そして「男のくせに何です。二、三分ですべての女を愛したという、日本を代表して慰めることができたって何の恥ずかしいことないじゃないですか」と誘惑するのです。「そうはいきません」と先生はきっぱり断りました。また、先生が学校に行っている留守中、百円札を毎週一枚ずつ持ってくるのです。何十枚、何百枚にもなりました。先生はその人を呼び、忠告して返しました。先生は、日本の国にしては何の罪も犯していません。アメリカに行ってもそうです。世界中、どこでもそうです。

 日本語を知っていますか? Why did you left for?

 エバ国家とアダム国家は二つにならなければなりませんか、一つにならなければなりませんか? 何を中心として? 愛を中心として一つにならなければなりません。国を超えた愛、世界を超えた愛、歴史を超えた愛を中心にして、一つにならなければ、理想的神の世界に起点として出発されることはできません。はっきりしています。分かりましたか? ん?


     ◆

 復帰時代の女たち、全世界の女は先生のものです。(笑い)。そうです。(拍手)

 ですから、お母様を先頭に立てて解放しました。全世界がお母様を中心としてお母様の伝統に連結されなければなりません。霊界はお母様の窓を通してでないと通過できないのです。

 それで、今度宣布しました。お母さんの窓を通過し、お父さんの窓を通過して出たものが子供です。その子供を前にして天国に入るのです。お父さんを前にして、お母さんが後ろにして出たものはありません! 復帰完成した者、父母の二つの門を通過した者が、子供を前にして天国に入るようになっています。また、子供を前に、世界に発展するようになっています。そうでしょう? ですから、お母さんの門を通過しない者は、お父さんの門を通過することはできません。

 堕落圏から見た場合、君たちを全世界の人は男、女と見ます。それは堕落したアダム、エバです。そこには本然のアダムというものはありません。

 エバ国家の基台を地上に拡大するものが宗教圏です。あらゆる宗教は再臨思想を持っています。再臨思想は宗教の主です。人類の根本の主たるものを表徴するものです。分かりましたか?

 ですから、キリスト教はエバ宗教なのです。新婦宗教、エバです。新婦宗教は、第二次世界大戦後、世界を統一しています。男が威張って傲慢で野蛮な行動をして、世界を自分のものとし、独裁的にすべてを掌握し、主管しようと、自分勝手に扱おうとしましたが、それはキリスト教、女宗教によって制定されています。そうでしょう?

 新婦宗教、キリスト教を中心として世界的統一がなされました。そうした場合には、女圏において、なぜ神様は、真の再臨の主を中心として、再臨の主の懐に全世界が抱かれようとされたのでしょうか? 母の門を通過しないと子供は生まれてきません。

 聖書には小羊の祝宴があると教えています。そこは、父とともに母が、二つの門が生まれてきます。二つの門を通して悪の世界を拡大したものが、逆にこの二つの門を中心として、左は右に、右は左に、百八十度転換する方向を取ることによって、原点を通過するのです。

 堕落しなかった場合には、神が上で、サタンもアダムも下にあって、真の愛を中心に永遠の関係を結び、歴史はらせん形を描きながら、アダム、エバ一人から、個人から、家庭、氏族、民族、国家、世界まで拡大するようになっていました。

 堕落してしまったので、闘争が起こり、上のものは下に、下のものは上になりました。サタンが上になり、神は下になったのです。愛を中心として逆の方向になったのです。悪魔の愛を中心として逆になったわけですから、神の愛を中心として百八十度展開しなければなりません。それによって、神側に属するもの、上に属するものが右翼です。ここに左翼がありますが、ともに逆らい、それで原点過程を通過しなければならないのです。こういうふうにして、左のものも上へ行かなければなりません。

 世界的に上へ行った場合に、この点で元に帰るようになります。この道は歴史線を中心とした愛の道です。ここはサタンの愛、これは神の愛、これは神の世界であり、これはサタンの世界です。

 ここにおいて、この基準を中心として、個人的時代、家庭的時代、氏族的時代、民族的時代、国家的時代、世界的時代へと延長したものを、理想圏に同化して、堕落しなかったような原形に元返すわけです。接ぎ木させ、一体化させるのです。こうして見た場合に、一点を中心として、横のものを反対にして、個人完成、家庭完成、氏族完成、民族完成、国家完成、世界完成とつなぐのです。蕩減は原点を通過しなければなりません。


     ◆

 日本人は日本の国民性を否定しなければなりません。日本のすべて、日本の歴史をすべてを否定して、この零点の門を通過することができるのは、純粋な愛、真の愛を中心にした絶対愛だけです。雑多な日本の文化的残りのものは通過できません! 分かりましたか?

 真の愛は自分を犠牲にします。「死にたがるものは生き、生きたがるものは死ぬ」という話です。自分の個性を完全否定することによって個性完成する道を目指すのです。日本人の習慣性や伝統的氏族観念などを持つ者は、本来の神の真の愛を中心としてつながる道に何のかかわりもありません。それらは、百八十度ではないので、皆、脱線してしまうのです。こうなった場合には、力が入った場合にはとんでもないことになります。別個の世界になりますから、霊界には行けません。霊界の世界にはないのです。ですから、陰の所、地獄に落ちるのです。

 たった一つ、真の愛の道にのみ育った場合には、良心の中核は肉心と共鳴体になります。自動的に良心が完全にプラス、体は縦的に完全マイナスの共鳴圏がなされるのです。すると、天宙が明瞭になります。神様は自動的に分かります。教育は不要です。分かりましたか?

 エバがお嫁に行くのは何のためですか? 旦那さんの愛とともに、その一家を相続するのです。一家を繁殖するために行くのです。日本の一家ではありません。種は旦那さんからもらうのです。いくら種があっても、畑がなかったら大変です。

 日本の女はやさしいです。韓国の女は強いです。(笑い)。会ってみると、強いでしょう? 主管性が強いです。本当は、女は柔らかいものです。男は骨です。骨肉はともに合併して理想体となります。

 ダイヤモンドを削るものは、ダイヤモンドよりも硬いものですか、もっともろいものですか?(「硬いものです」)。そうではありません。ダイヤモンドを削るには、真鍮、銅で削ります。発電所へ行けば、ゼネレーターの大きなローターを中心として、シャフトを中心にそれを支えている軸があります。それはバベットです。つまり、鉛です。歯と舌はどちらが柔らかいですか? よく調和が取れています。恐ろしいところに……。それが理想郷です。

 男は女が絶対必要です。女は男が絶対必要です。分かりましたか? ですから、その器官の堕落行為圏をなそうとするのがサタンであり、それを完全に消して本然の絶対圏、真の愛の理想圏の基盤を戻そうとするのが神の観点です。修養も必要ありません。美男子と美人が裸になって、ともに語り合いながら、兄さん、姉さんみたいに、子供みたいになればいいというのです。

 そういうふうになっていますか? 男たちはなっていますか? 男のシンボルマーク、この棒は、女を見た場合に起きたら大変です。それを修養しなければいけません。先生はそのために非常に闘いました。百人の美人が裸になった中に、男がいた場合、すすり合って転げ寝た場合に、それが起きるか、起きませんか? その修養です。

 生来の機会を整理しなければなりません。ですから、皆、女を誘い、男を誘うようになっています。真の顔と美人の顔と真の心を込めたら、動くようになります。それが堕落世界の現実ですから、注意しなければなりません。


     ◆

 今度の祝福を受ける者、手を挙げてみなさい。祝福を受けますか? 自分の旦那さん一筋だと考えて今までやってきましたか? ここに座っていますか?

 雑多な方向で、しかたなくここから回って来て、また回ってそこまで行ったり来たりして、まだ定着できない者がたくさんいるでしょう。それは、妾の心情です。堕落した女と同じ、エバと同じです。原理をまだ乗り超えていません。

 一心不乱、定着安定基準から、天宙は垂直から始まります。本然の心をかける垂直軸の基盤がないのです。辛抱させる軸がありません。これは真の愛です。軸もプラス、マイナスです。男女が完全に一つになってプラス、マイナスとなり真ん中の軸を生むのです。このように近ければ、穴をさっと開けて取ることができないのです。

 これはいつでも百八十度です。四十五度行ったり来たりしません。男女は注意すべきです。旦那さんも注意しなければなりません。修養が足りません。愛という誘う器官が残っている者は、その器官が動き出した場合には統一教会の作動を止めていきます。真の愛の焦点を基盤に定着した経験を持っていない者は、いつでも危ないです。そう思いませんか? (「思います」)。あなたもそうでしょう。太っていても細くても、美人もブスも、皆そうでしょう。(笑い)

 救援摂理は復帰摂理です。復帰摂理は再創造摂理です。再創造摂理は再創造します。再創造というのは一体何でしょうか? 神様は創造するとき、まず環境をつくりました。環境圏には必ずプラス、マイナスがあります。これが創造圏です。再創造ですから、必ず君たちは完全なるプラス、完全なるマイナスにならなければなりません。そうなっていません! 環境はありますが、創造体制が完成されていません!

 神様は世界をつくるときに環境をつくりました。環境には主体と客体なる存在という永続する要素があります。それらを材料として、中心にさせるようになっています。必ず環境圏にはプラス、マイナス、主体、客体があります。

 これは一つの中心です。心と体が一つに平行になることによって、心に神様が臨在するのです。男女は、ともに完成するために結婚します。男は右弦です。プラス、一方だけです。女は左弦です。マイナスです。左弦と右弦は一つにならなければ、中心点がありません。これは理想郷です。

 これは焦点です。右弦はどこで止まるか問題です。この三方の焦点は皆、同じです。どこでも同じです。線はいくら引いても同じです。この焦点はすべての焦点です。直線の焦点は無限です。無限だったらなくなっていきます。焦点は集中しています。

 それでは、垂直の焦点はどこですか? ここです。これを反対につけても、左弦の焦点は違いません。それは絶対的に同じ点です。この延長線すべてが平等になります。すべてが平等です。過去も平等になります。

 ですから理想郷なのです。平等中核基準を決定し、焦点を合わせるのです。右弦、左弦の焦点は中心点です。直線から言えば中間は重要です。この重要な直線からして、無限の拡大ができるのです。ここは無限に拡大、比較的拡大するのです。これによって比例的拡大をします。個人拡大も同じペース、家庭拡大も同じペース、氏族拡大も同じ間隔です。これに責任を持った場合には、平面、上下関係、愛の関係は球体になるのです。その上下左右弦がこの焦点によってすべてが平等になります。右弦のものがこっちに引っ越しても合うし、前のものがこちらの方に引っ越しても合います。ここに引っ越しても合うようになっています。全部合うようになっています。

 その点の通ずるところは一点しかありません。分かりましたか? 神様はその一点に行きます。それがすべての力です。球体の表面全体の通ずるところは零点です。この零点を中心として、ここから全部、一、二、三、四、五と延長するのです。

 なぜこの零点を終結する内容になるのでしょうか? 相対圏、対象的な左弦、右弦を新生するものは、なぜ中核を起点としているのでしょうか? 中核が真の愛だからです。それゆえ、中心点には神様がいるのです。心の中心です。ここの中心点はへそにつながる所です。へその延長、拡大です。線につながっています。女も男もそうです。ものの五感も男の五感、女の五感も違います。どこで交わるかというと、ここです。零点に固定します。

 その位置に返るには、自分の存在意識をもったらいけません。祭物になるには、存在意識をもったらだめです。所属意識や、自分は自分という存在意識をなくさなければなりません。自分は日本人であるといった所属意識をもったら、祭物になりません。零点に返りません。完全のところから通過します。創造は無から始めたでしょう? 環境、すべてのプラス、マイナスは、零点から発動し始めます。零点を新しく通過した後に、自分の再意識、再存在圏を見いださなければ、復帰はできません。日本人と韓国人は皆、怨讐です。怨讐地を中心として、これを否定するのです。百八十度転換するのです。分かりましたか?

 怨讐といちばん嫌がる結婚をして、理想的な相対者よりもっと愛さなければ、霊界に通ずる道はありません。そのようになってきました。

 君たち、韓国に来て良かったですか、悪かったですか? (「良かったです」)。会った男がりっぱですか、だめですか? (「りっぱです」)。だめだけど、りっぱに言うのです。(笑い)。それを「だめだ」と言ったらだめです! 百八十度反対です!

 統一教会はともに回るようになっています。いくら「日本人の女がりっぱだ、偉い」と言って誇った者でも、韓国の男と結婚して子供を生んだ場合には、「うちの旦那さんはナンバーワン!」と言って男について行きます。そして「日本人の中にはこういう男を見いだすことができない」と、自信を持つようになるのです。

 日本に帰りたい者がいたら手を挙げなさい。帰してあげます。(笑い)。出て来なさい。いませんか? (「はい」)。出て来なさい。良心的に考えて苦悶しないで出て来なさい、解放してあげます。(笑い)。追放して、日本に帰すときには真っ暗になります。真っ暗な日本と明るい韓国とどちらがいいですか? 明るいけどちょっと貧しいほうと、真っ暗なのに贅沢な方向とどっちですか? (「明るい所です」)。明るいが貧しい故郷をもって、暗い所の国より素晴らしいのです。

 ですから、利口な統一教会の女さんは、韓国に来て苦労していますが、文句は言えません。文句を言われるのではなくて、言いません。(笑い)。言われたら相対的になります。自分に対して文句を言われません。言いません。どっちですか? 言われません? 言いません? (「言いません」)。本当ですか? (「はい」)

 本当だという者、手を挙げてみなさい。はい。ありがとう。「ありがとう」というのは、日本の女の立場です。蟻が十匹だから腰が細くなるまで……。女が行けば天国の王女、王の貴婦人になります。本当です。戦前は、日本の女たちは働く虫と言います。働く虫が蟻です。よく働きます。

 今朝、何時に新聞配達してきましたか? きのうは四時ですか? それを「早くしよう!」と、一時間早めて、三時にやってきたのでしょう。気持ちいいですか、悪いですか?

 先生の命令を受けて苦労した場合には、韓国人が後孫になります。手をつけないで、戦争もしないで占領することができます。悪辣な日本の帝政時代のように、拳銃で脅迫して占領しようとしても、そうはいきません。自動屈伏させる道はこれ以外にはありません。おごり高ぶり、拷問で屈伏させようとするサタンは、その場に住むことはできません。自動的に逃げていきます。

 そのサタンに勝利する方法として第一級の道です。利口な文先生は、利口になるべき女につくろうとしてそのような道を行かせようとしているのが、悪いことですか、いいことですか? どっちですか? (「いいことです」)。分かることは分かるんですね。

 もっと苦労させるべきや? これ以上させないべきや? (笑い)。もっと苦労させた場合には、今から世界的神の摂理圏の女の世界の伝統の第一材料になるべきです。第一材料になるべきですか、第十、第百番目の材料になるべきですか? (「第一です」)。よく知る者となっていますね。第一材料となりたい者、手を挙げてみなさい。そうすると、新聞配達は気持ちのいい働きですか、気持ちの悪い働きですか? (「いい働きです」)

 夜寝てるとき、一人で渋い顔をして「なぜ三十歳にもなって、日本人ではなく韓国人のところに嫁に来たのか。みっともない旦那さん、姿も男らしくない。統一教会の勇士たる女始祖が何だ。フー、フー。西に来て、太陽がわたしを知っていて明るく光るから、日本に帰ろうか」と、いろいろなうっぷんがあるはずですね。

 これは、ソウルの町は皆、記憶しています。町の石、町の角は皆、ここを通りかかるすべての日本の女の子が配達しながら、ぶつぶつ言うのを聞いています。きのうはあんなに気持ちが悪かったのに、今日はどうして気持ちがすっきりしていますか? ちょっと変わっている先生の話を聞いて、決意して、そうならざるをえないという道です。(笑い)。きのうときょう、変わってきます。分かりましたか?

 君たちの日本での三年間の心情と比べて帰ってみなさい。心情線をずっとつないでみなさい。女たる者は、先生が望んで余る女たるべき者ですか? 望まれないような女たるべき者ですか? 自分自身がよく分かっていないのではありません。自分は何をやるべきか、よく知っています。知っていながら、自分を弁明するのです。サタンの道を行く者は、裁きの相対者になる以外ありません。

 それを知った場合、良心に沈黙を守りながら、服従して涙ぐもうとするのです。赦しを願うような道を上がったり下がったりしながら、もっと悔い改めないと、もっと高い所に上がっていけません。それを嫌がるなら、できません。

 三年間で学んだものがたくさんあったでしょう。流した涙の肥料は、間違いなく下がっていくための涙ですか、悔い改めの上がっていくための涙ですか? 悔い改めて、きのうよりはきょうと、一心でも上がろうとするのです。苦労の真っただ中にさまよう姿を抱えながら、一人でこれを解決していかなければなりません。自分の再創造復帰は孤独な道です。だれも救ってくれません。いろいろな迫害の道でも、霊界に行って永遠の生涯を地獄で暮らすようになっても通じません。それは大変なことです。霊界を知って、この地上生活圏内に完全投入するのです! 十年間お父様の家庭の便所掃除をしながら、幸福だという結論をつくった場合、堂々と完成の道を歩み、日本はエバ国家としてパスするでしょう。これは復帰の再創造決定圏です。再創造の再完成圏を満たす決定基準であるということを覚えておかなければなりません。分かりましたか?

 どうですか、まだ下がるべきですか、上がるべきですか? (「上がるべきです」)。下がるべきですか? もっと迫害の道を行くべきですか? それを逃れていくべき道ですか。どっちですか? (「迫害の道を行くべきです」)

 日本人によって、韓国人が牢屋に囚われ、血を流しながらも愛国を唱えた以上に行かなければなりません。韓国に来たことを、日本人としては文句を言ってはいけません! かわいそうなことは、先生は知っています。

 かわいそうな世界をずっと尋ねていきました。寄り添ってきました。その最中に、神様が先生を褒めたたえたことは一回もありません。褒めたら定着します。休んでしまいます。休んだら、立つことができません。ですから、無慈悲にけ飛ばし、「このやろう、まだ行かなきゃならない。君が死んでも行かなきゃならない」と、今まで鞭打ちながらここまで生きてきたのです。

 結局は、勝利の頂点を目指し、神がそれを立たせた場合、だれも完成しないで、そのご褒美を一人でもそれを不満に思うも賛成するもないのです。解放点に、完全解放圏の絶対的勝利の権限を授けて相続するための神の愛であったということを知った場合に、すべてが、過去は悩みでなく感謝とすべきであったということを悟るのです。

 そのさなか、涙ぐんだ恥ずかしいこと、故郷をしのび、古い古い昔の恋人を思い、過去の歴史を思いつつ、青年時代にサタン世界が誇った内容を再び回想することは絶対にありえません。その自信を新しく発見し、神の方向に自分を向かわせるのです。神の国再建の働きを、神とともに完成したアダムとエバに代わり、神の愛の再創造の愛の相対者として立ち、生きがいの実績を残すことによって永遠の世界の自分の財産が生まれてくるのです。

 お嫁に行くとき、裸で行きますか? 何をつくって行きますか? 女も所有をつくって行かなければだめです。父母が一家そろって自分の家庭を頼りにし、その後の行く者の所有権を拡大したいのが、お嫁に行かせた一家の目的です。

 その点、天国にお嫁に行かせる統一家庭と同じです。りっぱな永遠的氏族主人としての所有権で管轄しえて、その圏内に恥ずかしくない堂々たる基盤を持たせたいというのが、一族の思いです。自分一身も共々に願った目標です。それは間違いありません。


     ◆

 先生は、君たち日本人にもっと苦労させて、統一教会の祝福を高めてやろうという思いはありません。いつ来ても同じです。エバ国家としての使命を果たすには、韓国において、新しいエバ国の伝統を女世界につなげなければなりません。そうしなければ、日本のエバ圏と韓国のエバにはつなぐ道がないのです。

 それを今度なしえたのは、四月十日のお母様の女性解放宣布大会でした。日本人を通して、韓国の女と母を中心としてカイン、アベルです。韓国と日本、どちらがカインですか? 日本です。長子権復帰した立場から言っても、韓国は兄さんです。復帰過程においてはアベル圏と同じです。

 日本人は絶対苦労した場合には、韓国の女性に服従しなければなりません。それはサタン世界の場合でも解放圏になった場合でも同じです。統一教会に模範にならなければなりませんし、帰ってくる女たちに、模範となれるような伝統を受けていないとしたら、末世紀にエバ国家としての使命はつなぎません。ですから、女のカイン、アベルの世界が一つになることによって、お母様が女の中心として立つのです。

 それは、昨年、韓国の相対圏を中心として、日本でアジア平和女性連合大会が開かれ、一万五千人の相対圏が一つになることで、お母様が立たれました。それを中心として、アジア平和女性連合を中心として、世界平和連合大会、ソウル大会宣言をすることによって、先生の世界基準に相対的な立場に立って先生が解放圏に立ったと同じように、初めて韓国と日本の女がプラス、マイナス一つになった基盤の上にお母様と一つになった基準を立てて、平面的なそういう宣言大会をしたのです。それによって、今から女を中心として蕩減の世界は消えていくのです。分かりましたか?

 今まで、旦那さん、再臨の主を迎えて安着するまでの蕩減の七五パーセントは女がしてきました。全部女です。宗教人口の七五パーセントが女です。どの宗教も同じです。それは、真の旦那さんを求めているからです。

 世界万民は男と女です。復帰時代になった場合には、女は先生のほうに、女のところに男一人上がってきました。

 真のお父さんは、女の世界と向こうの男の世界を二人代表した世界において、真の男と一人の別個な男が生まれるということです。それがいわゆる完成したアダム圏です。

 世界のすべての女は堕落していますから、アダムを迎えることによって、完成復帰の新しい時代に向けて蕩減の歴史を歩んできました。しかし、いくら歩んだとしても、旦那さんがいなければ創造圏を迎えることはできません。

 そこで、天はアダム完成した先生のような者を送って、世界のエバ国家基礎点を中心として一体化させるような立場を中心として、女宗教が一つになるという世界統一をなしました。そこから、共産党も何もかも先生によって皆、追い出されます。

 ですから、全世界の女は先生のほうに偏ってきます。代表的な「解放」とするには、お母様が解放することによってなされます。それは、韓国の女と日本の女、つまりアベルとカイン、主体と客体が一つになることによって、真のお母様が中心的な母の立場、垂直な母の立場に立ち、垂直の立場の完成愛をアダムを中心としてつなぐようになっています。

 ですから女として全部の層を引き継ぐのは母が先生の後ろについて来てなしますが、全体の蕩減の道はアダムが復帰しなければならないのです。

 主管権を復帰するには、アダムを先頭にして、女であるお母様は先生に絶対服従して、影のようについて来るのです。それが逆になったら大変です。やられます。

 先生は、個人的迫害、家庭、氏族、民族、国家、世界的な迫害の道の先頭にあって生き残り、すべてを相続しています。その心情が個人的迫害位置か、家庭的迫害位置か分かりますか? その基盤はどうでしょう。氏族的家庭心情圏において、エバ位置化、民族的位置化、国家的位置、世界的位置化しましたが、それを分けてやってもサタン側の反対圏が追われていくのです。

 女性解放が宣布されることによって、そのような平等な立場に立った女の時代が来るのです。そうなると、世界のすべての女は先生の後につくようになります。お母様の後について来なければ神に帰る道はないのです。分かりましたか? (「はい」)。分かりましたか? (「はい」)。分かりましたか? (「はい」)

 それでは、日本を代表して交差結婚してやってきた者の道は何ですか? 韓国の男は天的天使長ですから、交差結婚で日本からきた者は、天的天使長の前に復帰したエバの立場です。復帰したエバの立場は、世界的子女のために、お母様の後ろについて行くのです。そしてサタンの蕩減条件が残っているもののすべてが、日本の女によって打ち切られなければならないのです。はっきりした原理観的結論です。

 君たちは、韓国の女が泣き叫ぶのを見たら「ああ、私が救ってやらなければならない」と責任を持ち、放蕩息子を抱えた家庭の内容を見たら「私の責任だ」という主体的責任を持って、蕩減して祭物過程を通過しない限り、韓国の女と一つになれません。

 君たちは復帰したエバですから、復帰されないエバ、カインのために犠牲の道、再復帰圏を通過しなければなりません。お母様は縦的路程を通過します。それをやっても、縦的勝利圏を横的に拡大するためには、韓国の女と日本の女から見た場合には、韓国の女の伝統、お母さんの伝統を日本の女は受け継ぎ、影響を合わせて、統一化された完全な主体、客体圏をつくらなければなりません。そうでなければ、エバ国家として日本と韓国の交差結婚した家庭の使命が果たされません。

 君の旦那さんは、堕落しなかった天使長です。君たちは、行動するとき、それ以上干渉してはいけません。


     ◆

 分かりましたか? 家庭です。統一教会のカイン、アベル、エバと統一教会、韓国の祝福家庭と日本の祝福家庭が一つになることによって、その相対圏が必要となります。もっと大きいプラスとマイナスが生まれます。それはお母様を中心として一つになるのです。

 このようにして一つになった私たちは、大きなプラスです。そして、統一各界の相対的祝福家庭ではなく、勝共連合がその奥さんと一般の国民の奥さんがプラス、マイナスとなり、サタン圏をつなぐのです。これを消化して一体化することによって、統一教会以上の国家、アダム、エバ国家の権限が、原理原則の鉄則において決定されるようになっています。善悪の位置に立っているすべてを明らかにし、その目的を完成するのです。すべてを犠牲にし、生畜の祭物をささげるような立場において、この目的完遂のために前進すべきなのが、今日集まって決意する群衆です。分かりましたか?

 そのとおりにやるという者は手を挙げて誓いましょう。(「アーメン」)。そうすることによって南の解放に通ずることで、北韓は自動的に解放されるのです。(拍手)

 南北の分裂は日本にやられたのです。サタンのエバという悪魔の娼婦で南北を分裂させました。こうして、悪魔的な親を中心として真の親の道をけ落とそうとしたサタンの計画は、ここにすべて解消されて、神の一方的な理想圏の権限が可能になるようになります。これは原理観です。日本の女たち! 一家関係をもった韓国の祝福家庭全部が一つになってなすべきだと、はっきり知らなければなりません。分かりました? (「はい」)

 これは一体化させる対応圏です。お母様と一つになった場合には、その対応圏として、統一教会と相対圏にある事業団体などの奥さんたちは今からカインの家に入って、そこで寄宿しなければなりません。統一教会関係の団体をつながなければなりません。そうすることで、これが一つになってサタン世界の域を完全に新しい伝統にするのです。これが対応圏です。

 (板書され)これです。家庭をつくります。統一教会の日本の祝福家庭、韓国の祝福家庭が一つになります。これをプラスにして、もっと大きい外的な関係にある統一教会の勝共連合の女や国民連合の女たちが対応圏になります。教会団体の女たちは今まで皆、無関係でしたが、家庭を中心として、国家的サタン圏を消化する基台を通して、活動舞台として活用するのです。恐怖心の時代ではありません。歓迎する時になりました。ですから、天国建設は時間の問題です。対応圏を通して発展します。

 対応圏が一つになった場合には、エバ国家、アダム国家が大きなプラスとして、アジア圏を中心として消化していくのです。共同でやったら一発です。そしてアジアです。一つの西洋文明は自動的に統一圏になります。四十日以内に世界を教育して余ることができます。

 そういう知恵で、内外共の準備を完璧にしています。もう時間がないことを覚悟して、青春の貴い期間を真のみ旨の祭物壇に全体を動員し、明らかな勝利の旗を万国に掲げるのを願うのが先生の話の結論です。

 世界のカイン的エバ家庭を中心として、南北統一圏の消化基点として活用し、今やっています。日本の女が韓国の祝福家庭と一つになって、相対的な統一教会の勝共連合や国民運動、アカデミーなど、男性がやってきた過程を女が連結して、いろいろな活用基盤として使います。

 なぜなら、日本から来ても統一教会の基盤は何もありません。それで南北統一をしようというのです。それは韓国国家、韓国国民として絶対的にやらなければならないことであり、それを否定する者は一人もありません。日本人と韓国人が一つになってそれをやろうとすれば、韓国で感服して……。


1992年5月8日  在韓日本人教会員集会

【指示事項】

1、韓日統一化時代

 韓国と日本は統一時代になってきました。一体化時代です。なぜなら、アダム、エバの立場に立っているからです。絶対的です。過去において、エバがサタン的に韓国を占領して日韓、韓日一体化を願いましたが、今度は本当に天を中心として、日韓一体化運動をなしています。原理的です。

 女のいちばん近い所は、半島です。半島は旦那さんの生殖器です。それを握られたら大変です。日本の将来に国の子供も家庭もありません。ゆえに、韓日一体時代です。

 そのつもりで交差結婚をしました。先生に従うことによって、冒険するのです。サタンは堕落論を植え込み、世界的に地獄へ連れて行きましたが、アダム、エバ国家を中心としてセンセーションを組むことによって天国を開門し、天国に入るようになっています。交差結婚して、このようにしないと解放圏が生まれてきません。

 一体だれがこの門を開くことができるでしょうか? 日本の天皇も首相もできません。神様の話、真の父母の話を聞くようになっています。伝統を知っているからです。

 ですから、韓日一体合体です。


(1)アダム圏勝利。国家的勝利が問題です。

(2)エバ圏復帰完成(韓国女性、日本女性、関係女性一体化)

 全国的み旨になり、韓国の女と一体化して、先生の命令に完全に一つとなり、エバ圏復帰完成です。完全に先生を真の男として、絶対服従です。金日成や日本の天皇の命令も話になりません。何十倍、何百倍もの強固なる命令を完全になすような決意をまとめることによって、エバ圏復帰完成ができるのです。それをするために君たちは韓国に来ています。それ以外の威厳は、それ以後はありません。

 韓国女性、日本女性、関係女性一体化です。以前話したように、統一教会の祝福家庭と日本の祝福家庭が一体化となるとともに、関係する勝共連合の女たち、VIP各層の女たちなど、女たちを一つにして、入る道を開きます。そうすれば男は自動的についてきます。

 お母様がエバ宣言をしたとき、サタン世界には男はいないのです。男というのは、本然のアダム以外にはありません。先生に皆、つきます。

 女が欲しがったら、絶対欲しいといって来なさい。女をつなげることによって、そういう権限権利があります。男がそれに反対しても、子供や女は違います。完成圏に来ているのですから、エバ圏が解放されています。真の親圏が分かるようになってきましたから、子供は母の後につきます。母子協助時代は母子といいますが、男だけではなく、母子女協助時代になっています。それで、真の旦那さんが、真のお父さんの所へ行くのです。今まで自分たちの夫は真の夫ではなく、真の旦那さんではありませんでした。切り替えて接ぎ木しなければ、自分の夫を復帰して生かすことができません。それゆえ、再び絶対信仰に立って、再祝福を受け、真の父母の相対圏に立つのです。そして相続権を天から伝授されて会い、定着するようになります。はっきりしています。

 韓国女性はプラス、日本女性はマイナスです。韓日の女性が一つになって大きなプラスになり、関係女性一体圏はそのマイナスになって、それらを一つにすることによってさらに大きな国民的プラスとなります。その国民的プラスとアジア的マイナスを中心として、進むようになるのです。

 男が関係しなくても、女だけ統一すればいいのです。男が絶対服従して入ることによって、自動的にサタン圏で生き残ることができます。子供たち、二世は先生につくようになっています。君たちはそういうふうになるのです。

 そういう時代の解放の大門を開くために、四月十日になされた女性解放宣布は歴史的宣言です。それを全国的に二十一か所に相続圏をつくったならば、この環境圏にサタンが定着することはできません。

 そうなれば、統一教会に反対する者が大統領になろうとしても、皆、だめになります。思いどおりにいきません。その最中に、我々統一教会、文先生が女性を中心として立ったその力は、男性のサタン勢力が強いかどうかは問題になりません。分かりましたか? (「はい」)。サタンの王者ですから、皆、コントロールできます。

 男のスキャンダルは皆、淫行行為であり、社会腐敗を拡大しています。今や三位基台だに協助しません。女子チームをつくり、自分の旦那さんの悪いことを中心に三位基台で皆、調査して発表します。悪辣な者は皆、前に出なさい。世界改革、覚醒運動をなす時代になりました。

 女が強くなりました。女がサタンの主人になったでしょう。女が請求して、覚醒運動をするのです。男に、ちゃんとなるには家庭が問題だと宣言しなさい。「何をきょろきょろしていますか」と。向こうは反対していますから、どんどんせり落とし、地下で踏み越して服従させて初めて、復帰の道は生まれてきます。そうでなければ基盤はありません。分かりましたか? (「はい」)


(3)外的家庭基地一体化運動

 サタン世界の基地を一体にしなければなりません。そうしなければ、韓日統一一体化時代は来ません。


2、真の父母完成圏と家庭

 母とともに宣布することによって、今や真の父母の完成圏は終わりました。真の父母完成圏と家庭です。真の父母は完成圏を宣布することによって、世界的すべての家庭は、サタンに所属するのではなく、真の父母の家庭に即応する思想的世界時代に入ってきています。

 善の力でいっぺんにたたかれてしまいます。今、家庭解放です。今までは、個性完成を掲げてきましたが、真の父母完成宣布した後は、家庭が残っています。母と子供と娘が一つとなっていけば、未来は、完全にサタン世界はなくなります。ゆえに、真の父母完成と家庭です。

 お母様と家庭婦人一致ということは、お母様を中心として家庭婦人、お母様と祝福家庭婦人と一体化です。それはカイン、アベルです。縦的カイン、アベルです。

 それを中心として、横的カイン、アベルです。それは世界的な統一教会の女と世界的な女を中心として横的一体化します。そういうふうになっています。


(1)お母様と家庭婦人の一体化。

 母と娘、これはマイナスです。それからアダムはプラスです。(韓国語6分)

(2)


3、

(1)(2)日本における女性復帰。共産党、朝総連、民団の家庭の女を復帰せよ。日本の統一教会の家庭の女と民団の統一教会の女が一つとなり、朝総連、民団という外的家庭と一体化しなさい。

 カイン、アベルを日本の地におきました。エバはカイン、アベルをはらみました。胎中で二人、ペレヅとゼラが闘ったのと同じように、統一の前には、日本の政府内、つまり日本の腹の中で朝総連と民団が闘うのですが、それをエバが好まないように、日本政府は好みません。なぜけんかするのかと。それを統一しなければなりません。その運動が柳寛順運動です。そして、全国的民団統一をなします。

 民団と朝総連を統一した場合には、韓国も統一されます。北韓も統一されます。日本がそうなったら、大変なことです。韓国も北韓も影響されるのです。このエバ国の立場はずっときます。カイン、アベルをはらんだことと同じですから、日本人が偉かったとなるのです。

 ゆえに、日本人は日本人より僑胞を愛さなければならないのです。自分の腹ではらんでいるからです。柳寛順精神伝授運動を全国的に願っています。

 女性を先に復帰することです。外国に出ている民団と朝総連を、韓国の僑胞と北韓の僑胞をいかにこの国において統一運動を早くするか、それが問題です。


・その次は男性復帰です。

 男性復帰は自動的になります。外国において、皇室の立場において女たちを中心にした場合には、自動的に男たちはのこのことついて来ます。彼らのことを女に任せて復帰します。ヤコブの母リベカと同じです。帰るときは同じです。


*南北女性と統一連合。

 外的な連合、朝総連、民団を連合することによって、南北女性統一圏が生まれてきます。それをその国々で組んで、北韓や南の国で。今南の方はやっていますし、北韓の女性はすぐにそのようになってきます。あのような苦労の世界にいる女は、空きっ腹を抱え、死ぬしかないのです。経済的援助が拡大されれば、いっぺんに回ってしまいます。


*海外、日本においてカインとアベルが一体化。

 韓国を中心として、海外、日本においてカイン、アベル一体化です。今言われている柳寛順精神を伝授しなければなりません。

 日本の伝統的エバ国精神は、堕落しない十六歳期に本人の伝統を失ってしまいました。柳寛順精神を独立運動を主張するために対象点として立てたのは、本国の韓国の実際のエバ復活体と同じです。体を六つに切断されても完全に示していった伝統精神を、日本に接ぎ木するのです。

 そして、日本民族は天国、本国建設のため、柳寛順精神を受けて韓国一体化運動をすることによって、アジアの女性陣と男性の精神に、アダムの姿を教える運動が、今、日本から始まっているのです。それを知っていますか? (「はい」)

 本国につながる日本とならなければなりません。日本はカインですから、カイン的女性伝統基盤は、本国の柳寛順精神を伝授されなければなりません。

 特に日本は、日本をけとばし、本然の独立精神の運動をやっています。日本が殺した柳寛順の伝統精神を日本の女の精神として伝授して、それを伝統的精神で復帰し、韓国において犠牲的な蘇生をすることによって、本国につなぐ、天国につなぐ女性になります。その運動をやっています。よくもまあ、原理が合うように、神は尽くしています。

 カイン、アベルです。日本カイン、アベル一体化です、柳寛順に続きなさい。そして、日本と中国とアメリカ、ソビエトです。日本はエバ国家です。三人の天使長、つまり堕落した世界的な結実体としてのアメリカとソビエトと中共が、エバを中心として、完成された天に帰った天使長国家圏として一体化し、アダム再臨の主と一つになることによって、エデンの完成圏の世界的拡大圏が伝授されるのです。それゆえ、地上天国権限は実践的なのです。その内容です。

[1]内容は何ですか? それが可能ならば、アダム国家、アダム、エバ一体化すれば、アベル、カインが統一出発をなします。それをなしえた場合には、韓国と日本を中心として、アジア、アジア的基盤で新しい理想的出発がなされるのです。

 第一は、アジアと西洋、西洋と東洋一体化です。それから南北一体化です。それはこの韓半島における南北ではありません。東洋と西洋の文化の差異、それから南北の貧困の差異は世界的問題です。しかし、その一体化は、すべて問題ありません。地道で、堅固に、保護します。


*父母権返還時代。

 西洋は宗教的にプラス、精神的に主体でした。東洋は受体相対圏です。ですから、完成された場合には、真の父母、父母から還国です。国に帰ります。神の環境下です。神の還国時代が到来します。

 天の神様、天のご父母様、完成されたご父母様が、初めて帰国する時代になって来ました。今そういう時代になりつつあります。タイトルはそうです。


(1)全体連合と統一世界。

 すべてが思想的に、心情的に、全体連合と統一世界が可能です。


(2)生活共同化時代。

 ゆえに、生活共同体が生まれてきます。日本人と韓国人、ドイツ人とアメリカ人は、一つの家庭でその訓練をしなければなりません。民族感情や氏族、民族、あるいは文化の細部まで、いろいろ絡み合った過去の讒訴的派閥を、サタンの権限を完全に消化、成長する環境をつくらなければなりません。

 そうするために、生活共同化時代に入ります。祝福家庭は二人ではありません。八人にならなければなりません。四か国が父母のために訓練しなければならないのです。八人共同と同じです。三人で組んだ場合には、八になります。韓国人と日本人とアメリカ人とドイツ人が一つの家庭で、同時に生まれた双子、四つ子という生活共同体です。

 ですから、……において、今から生活訓練をさせますから、日本人は日本人なり、韓国人は韓国人なりというのではいけません。伝統の原理的方式によった生活環境改造伝統を働かせることにより、未来の世界は、それに沿って後孫が天国直行完成圏に入るようになるのです。分かりましたか? 何時代ですか? 生活共同化時代です。


(3)血族一体化時代です。

 皆、血族、親戚です。日本人はいません。アダム族です。文化もアダム文化です。血族一体化すれば、すべてが、子供も通じるようになります。生活環境も親戚も皆、一体化血族一体化です。


(4)国家統一化です。すべてが国が一つの国になります。

(5)そして、天上地上天国化自治圏です。

 そこにおいて初めて、地上天国、天上天国が顕現します。このような環境を得ることで、南北統一の顕現となり、統一韓国となります。これに着手させるために、言論界が必要です。テレビ放送や新聞など、言論プランが必要です。新聞社を中心として、最新的解決の完成時代です。言論化です。

 その他、媒介体として、飲み物です。体のほとんどの成分は水ですから、国民政策の媒介物として清涼飲料水を確立します。

 このようなものは、歴史にはありません。このような異国の地にあって、民族の伝統基準より以上に国民を愛護し、愛国心を築きあげることによって、サタン世界ではなく天国の伝統として、サタン世界を凌駕して霊界と直行するようになります。分かりましたか?

 それが、ここに来て活動する重大な目的であるということをはっきり分かって、それに相応する相対圏を各自の家庭において完成するように、先生は願いながらお別れの言葉を残しましょう。

 さようなら。アーメン。

 先生は今から全国を巡回しなければなりません。忙しいのです。


2004.05.20






















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