本 郷
真の愛による交差祝福と国境撤廃
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推薦の辞

 愛する六五〇〇家庭の皆様!

 皆様の家庭のために生きる指針として下さったみ言を、一冊の本として出版するようになったことを心より祝賀申し上げます。今までに祝福家庭会を中心としてこのような御言集を刊行するということは、初めてではないかと思います。そうした意味からも、先駆的で、とても喜ばしいことです。

 神様の摂理において国際祝福家庭というのは、言語が異なり、文化が異なり、風習が異なる人同士が一つの家庭を築き、共に生活していくのですから簡単なことではないでしょう。さまざまな事柄があったことでしょう。同族同士、言葉が通じる人同士が出会って生活するのも困難が多く、互いに理解できず、けんかすることもあるのです。ましてや、怨讐の国、言語や文化背景の異なる国の人同士が一つの家庭を築き、生活するということは、容易なことではなかったことと思います。

 唯一、真のご父母様を中心として、み旨のために生きることが重要です。真の愛の道は、犠牲の道です。国際祝福家庭は犠牲の道をいくのです。六五〇〇家庭は、怨讐の国同士の人を結んだ交差祝福です。韓国と日本は、神様の祖国光復の国境線撤廃のためのモデル国家であるといえるでしょう。そうした意味から、ほかの国際祝福家庭とは違うのです。六五〇〇家庭の国際祝福がなぜ重要なのか、それは神様の祖国光復のための家庭であるからです。

 サタンの血統撤廃、それが国境線の撤廃に通じるのです。ですから、国境線の撤廃のためには、怨讐を愛さなければなりません。怨讐を愛するのは、真の愛でなければなりません。真の愛は、血統と連結されています。真の血統をもたずしては、怨讐を愛することはできないのです。そういう意味をもっているのが、国際合同祝福結婚式です。最も重要なことは、怨讐の国同士の人たちが祝福を受けたということです。純粋に交差祝福をしたのが、六五〇〇家庭です。それゆえ、多くの国際祝福家庭の中でも、六五〇〇家庭の交差祝福がもっている意味は大きいのです。

 特に、その方々に家庭を立てる時に下さったみ言を整理して本として出版することは、喜ばしい限りです。このみ言を自分の家庭において常に訓読しながら、このみ言を成就していかなければなりません。また、神様の祖国光復のために、サタンの血統を清算し、国境線撤廃のために最善を尽くしてくださることをお願いします。それが、神様の祖国光復のための伝統になることでしょう。

 二〇〇〇年十月三十日




まえがき

 真のご父母様が人類に下さったみ言は、本当にたくさんあります。その中で、六五〇〇家庭の祝福を中心とした国際祝福家庭に下さったみ言も多くあります。このように多くのみ言を下さったのは、六五〇〇家庭が、過去において怨讐国家であった韓国と日本の兄弟姉妹を交差祝福して結んでくださった国際家庭であり、そこに摂理的なみ旨があり、生きて超えていかなければならない環境が多いことをご存じの真のご父母様が、激励と愛の忠告をしてくださったと見ることができます。

 神様と真のご父母様が願われた理想世界は、国境がなく、全世界の人類が兄弟のように互いに助け合う平和の世界だということを私たちはよく知っています。国境がない一つの世界を国際祝福家庭を通して成すんだというみ言があります。このように重要な役割をしなければならない使命があることを自覚するとき、私たちの家庭の出発の動機となった祝福式の時のみ言を貴重視し、生活の指標にしなければならないと思い、六五〇〇家庭の祝福を前後して語ってくださったみ言を一冊の本に集めることにしました。

 み言の分量がとても多く、全体を一冊に載せることはできず、一九八八年十月三十日・六五〇〇家庭祝福式の時の御言と祝祷、一九八八年十月三十日・六五〇〇家庭の約婚式の時の御言と約婚式後の御言、一九八八年十月二十九日・聖酒式前に下さった御言、一九九一年一月と八月・本郷人集会の時に下さった二つの御言のみを載せることにしました。もちろん、完全ではなく不足な点も多くあります。六五〇〇家庭会の会員を中心とした編集委員会を構成して、各自が自分の仕事をしながら休み時間、夜の時間を利用し、資料を集め、翻訳をし、編集をしました。

 忙しい中で時間を削って頑張ってくださった編集委員の皆様と、惜しみなく激励してくださった劉大行会長に感謝を申し上げます。この御言集を通して神様と真のご父母様の栄光が表れ、この御言集が会員の皆様の生活の指針となり、祝福の動機を失うことなく幸福な家庭を築いて、み旨の前に貢献する力となりますことを祈願いたします。

 二〇〇〇年十月三十日






















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