歌に秘められた主の心情路程
はじめに
全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。
声を放って喜び歌え、ほめうたえ。
(詩篇第九八篇4節)
人々は古来から神への思いを歌に託してうたってきました。喜び感謝するとき、悲しみに沈むとき、悩みの底に落ち込むときでさえ、讃美歌や聖歌をうたうことによって祈りとすることができます。クリスチャンの迫害の歴史をみても、讃美歌、聖歌が迫害を乗り越える霊的な力となっています。
ルターは「かみはわがやぐら」を大合唱しつつ、宗教改革の嵐の中を進みました。また、イギリスのウェスレー兄弟もメソジスト運動を進めて、人心を復活させ、フランスのような暴力革命からイギリスを救ったのです。そこでも、前のチャールズ・ウェスレーが作った数多くの讃美歌が貢献したことは言うまでもありません。
今日、神の愛を中心とした新しい世界を築かんとする成約時代の聖歌も、苦難を通して命に至る路程において、心のうちから込みあげる思いの中から生まれた歌です。文鮮明先生も自ら聖歌を作っておられます。先生は苦難の時期であればあるほど喜びの歌を作ってうたわれました。
目 次 (数字は聖歌の番号)
聖歌 第一部
1 復帰の園
2 聖苑のめぐみ
3 聖励の新歌
5 勝利者の新歌
6 悩める心に
7 統一勇士の歌
9 朝日に輝く
12 我は行く
13 苦難と生命
14 苦難のイエス
16 復帰の心情
17 誓 い
27 栄光の日
28 わが身の十字架
29 宴のとき
30 とり戻した栄光
32 帰れわが子よ
33 わが仔羊
34 主はわがすべて
38 生命の泉のほとり
39 園の歌
40 主の道
41 エジプトにすめる
42 神ともに居まして
43 勝利の歌
44 まことの宴
45 主はわが牧者
49 いざ立ち 呼ばわれ
51 峻しき試練の
52 貴き宝
53 行こうカナンへ
56 待ちしこの日
58 丹心歌
59 朝は小鳥の
60 恵みと奇跡の
62 十字架より叫び聞こゆ
64 空とぶ小鳥は
65 朝の歌
66 イスラエルよ帰れ
67 主と共に生く
69 めざめて祈りつ
70 善き闘いを成し終えて
聖歌 第二部
1 光るこの地
2 嘆きを吹きとばせ
3 愛郷歌
7 しあわせってなんだろう