(五) 復帰の公式路程

一、復帰の道

・復帰の八段階

 養子の上は何かというと庶子である。養子というのはまるっきり親が違うんだね。庶子になった場合には片親が同じだね。近くなるんだね。だから養子がその家のすべての相続を受けるには、その親に絶対的信頼を受けなければならない。親からみた場合には、世の中の子供たらと比べてみて、それに劣るような養子は願わない。多くの子供と比べて自分の養子になる者が、その子供より勝るように誇りたい、そういう立場に立つのを願うんだね。だからその養父母は、世に言われないほどのいろいろなことをやらせる。それでも服従しなくてはならない。そこに不平を言ったらいけない。完全に一つになるようにして、その養子によって養父母が自動的に感動されて、『私のすべてを、すべての財産を君に譲っていく』。こういうような立場に立つことによって、初めて養子圏の勝利権を得ることができるんだね。

 それを終えた場合には、それから庶子の立場、庶子の立場に上がった場合には実子の立場、その実子の立場に上がるには、そのまま上がってはいかれない。実子になるには原理によって実体基台というのと同じように、カイン・アベル、カイン・アベル問題がいつもひっかかる。その親の前に必ずカインがある。カインは兄さんである。不良少年、不良兄さんだね。その兄さんを救ってこなければ実子になりません。庶子もそうなっているし養子も皆そうなっている。そういうふうにして実子になって帰るには、その二人が一つになる。兄弟が一つにならなければならない。その兄弟が一つになって初めて何に会うかというと、母に戻るんだね。その母は二人のカイン・アベルという子供を完全に一つにして、乳を飲ませても、兄さんに右を飲ませ、弟に左を飲ませ、それを何回も変えたとしても、その二人が威ったらいけない。完全に一つになったという外的に一つになった兄弟基準、そして母と三位基台一体となった後に初めて自分のアダムの方に帰るようになっているんだね。そのアダムは一人では神に絶対帰れません。エバを抱え、カイン・アベル四位基台をつくって初めて天に帰ることができる。それが復帰路程である。この道は、アダム一人が堕落したとしても、万民がその路程は皆受け継いでいる。誰でも、その道を行かなければならない。それで今までの宗教、キリスト教からみれば、独身生活を行った。結婚を許さなかった。それはカイン・アベル圏に属している。キリスト教をアベルとすれば、この世はカインとして、カイン・アベルが一つにならなければ、母のところに戻っていくことができない。そういうふうになっている。だから復帰路程は、僕の僕から、僕から、養子から、庶子から、実子から、母から、アダムから神まで八段渚。それから個人復帰、家庭復帰、氏族復帰、民族復帰、国家復帰、世界復帰、天宙復帰、神様、八段階。みんな八段階の段階をもっている。霊界へ行くにはこの道を勝利していかなくてはならない。霊界と地界には、こういうような八段階のはしごが残っている。その一つを上がるには、数千年、数億数万年もかかるんだね。そういうふうに上がっていく方法を知らなかった。上がっていくには、そのまま直接こちらからはしごを持って上がれば一番理想的だけれど、そう上がることは絶対できません。必ず上がっていくには、自分の家から出て他の所へ行って、怨讐の僕の僕の基準、それは自分の家でそうやるのではありません。自分の家の父母を中心としての僕の僕ではありませんよ。一番サタン的な所へ行って、そこの僕の僕の立場に立つ。結局、自分を中心として自分白身がアベル的僕の立場に立って、カイン的僕を求めていくんだね。わかりました?


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