(五) 復帰の公式路程

一、復帰の道

・自然屈伏

 アベル的僕の僕の立場に立って、何を求めて行く? カイン的、サタン的僕の僕の立場を辿っていって、そのカイン的な僕の僕を感動させて、自然屈伏させて、その僕の僕がアベルの僕の僕に対して絶対服従する立場に立たなければ、帰ってこられない。絶対帰ってこられない。なぜそうかというと、この原理結果主管圏というその基準は、誰が上がる道かというと、アダムとエバが上がる道である。だから長男、長女が初めて上がる道である。長男、長女だよ。しかし堕落した世界において、長男が結局はサタンの方に立っているんだね、そうだろう。カインが長男だろう。それはアベルを中心として復帰の摂理をするんだから、カイン自体が長男の立場である。だからアベル自体がいくら原理結果主管圏を上がるといっても、上がる道はないんだね。上がれない。問題は、長男の立場の基準を受け継いだ後に上がる道が生まれるのであって、その前は絶対上がれない。それは原理である。だから長男のその権限を与えられるには、それを堕落したカイン圏がもっているんだから、僕の僕の立場にあるカイン圏に辿っていって自動(自然)屈伏させて、兄さんの立場の者(カイン)が、『どうぞ、君がわたしの前に立って、兄さんの立場に立って、我を率いて天に帰ってくれ』と言うような僕の僕の立場のアベルを、兄さん(カイン)の前に立たせて押してやらないというと、(アベルが)兄さんの立場に立つことができない。それを押してくれれば、兄さんの立場に立ったような基準になって、帰って来ることができる。そして僕の僕の基準から僕に一段階上がるというんだね。わかりました? 何の話か。

 なぜここで直接上がれないかというと、もともと原理は長男長女が上がるようになっている。長男が上がるようになっているのに、摂理に則しているそのアベルは長男ではなく次男だよ。アベルだから。これが問題だ。この間題のために、歴史は、神の摂理は延長されてきた。これは宗教世界において一つの地獄のどん底みたいなものだね。その淵を乗り越えることができなかった。我々はそれを知っている。わかっているから克服して帰ってくることができる。こういうふうにして僕の僕の立場から兄さんの立場に立って帰ってきた。その基準において、僕の僕から僕の基準に上がることができる。長男の権限を持つことができる。わかりました? それから僕の基準に上がってきたとしても、主人の基準はまだない。自分は主人ではない。だから主人の基準を得るには、また出て、サタン世界の主人に対して自分は僕の立場に立って、自然屈伏をなすような、そういう苦労の代価を払って、その主人自体が『自分が僕になってもいいから、あんたがこのすべてを受け持って帰ってくれ』というように、(自分の)兄さんの立場、先頭の立場に立たしてくれるようにならなければ、主人の基準に帰っていくことはできない。そうして、僕の立場から主人の基準に上がる。それが復帰路程だよ。

 それが僕の主人の基準では、まだいけないんだよ。養子の基準に行くには、またサタン世界養子圏に出ていって、そういう闘いをするんだね。そうして自然屈伏させることによって、弟の立場から兄さんの立場を得て、それから初めて帰ってきて僕の養子の権限を持って上がることができる。それを上がったといっても、庶子の立場には上がれないんだね。

 また、こいうように横に行って、弟の立場から兄さんの立場を自然屈伏させる。そういう基準を立たせて、それから実子の基準に上がることができる。実子の基準に上がったとしても、それはそのまま上がっていかれません。カインがおるからカイン世界に行って、闘って勝利して、二つともに連れてこなければ、実子圏を乗り越えることはできません。これを乗り越えて初めて、アダムが堕落しない前の基準に立つことができる。

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