(五) 復帰の公式路程
六、伝道と新約時代
@「次に君たちは、人間再創造の道へと移行していかなければならない。その理由は、神は万物を造られ、そしてアダムとエバを創造されたからである。人間再創造の道、これが伝道である。この期間は新約時代に相当する。
君たちは三年以内に三名以上、十二名までの霊の子女を復帰しなければならない。イエス様は、三年間に十二弟子を見つけられた。だから君たちも三年間に、イエス様の十二弟子の蕩減復帰をしなければならない。まず、十二人の霊の子女を見つけることである。しかし君たちにぜひ知って欲しいことは、イエス様でさえその三年の末に、十字架にかかる時、十二弟子は逃げ去ってしまったということである。君たちはどの点からも、イエス様より勝らなければならない。君たちは、自分自身が十字架につくような時にも、決して逃げ去ることのない十二人の霊の子女を見つけなければならない。
一つの魂を救うことがどれほど困難なことか、君たち、良くわかるだろう。その経験を通して、先生が復帰のためにどれほど困難な路程を歩んできたか、良くわかるだろう。伝道もまた公的生活、無私の生活をしなければできない。聖書に『一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただの一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる』とあるように、他者を生かすために自分を無にし、犠牲となって行なうのである。すべてのエネルギーを排出して自分を死なせ、その中から新しい生命が誕生するのである。それが伝道である。
だからこの期間はしっかりロープにつながって、公的生活をしなければならない。サタンも神も我々をじっと凝視しているのである。もしそれができないと、サタンが君たちを釣り上げて『これはわしの子だ。神よ、これはお前の子ではなく、自分のものだ』と言って、とりあげてしまうのである。
またある人が先生のところにきて『伝道にどれほど力を入れて働けば良いのでしょうか』と質問したとすると、それに対して『君たちは最前線で一生懸命頑張って、わずかなものを得ることがどれほどの苦労か良く知っているだろう。伝道に人のいてはそれ以上に一生懸命働くのである』と先生は答える。実際、前線の伝統は統一教会の運動の基準を定めるものである。なぜなら万物を復帰するには、大変な努力を注入しなければならないからである。だから万物以上に貴い人間を復帰するには、それ以上の力を注がなければならないことがわかるだろう。
このように伝道において一生懸命努力して十二名を復帰することにより、新約時代を乗り越えることができるのである。新約時代はイエス様が十字架につけられてから始まるようになったのである。十二人の弟子が逃げ去って始まるようになったのである。だから君たらは、十二人の霊の子女を復帰し、しかも十字架につけられるのではなく、新約時代を蕩滅復帰するために生き残り、乗り越えるのである。我々は、二千年前のイエス様の失敗を蕩減復帰していくのである。
そして同時に、アダムの再創造の道を歩むのである。君たちはアダムと工パの立場であり、十二人の弟子が看たちの子女の立場をとるのである。ヤコブの十二人の子供たちが、イスラエルの十二の氏族を率いていった。霊界には十二の門がある。一年には十二ヵ月がある。十二という数は全宇宙をさす。だから君たちは十二という数を勝利しなければならない。
君たち、伝道は何の目的のためにするかわかりました? それはイエス様の摂理路程を蕩減復帰するためである。祝福を受けるためには、イエス様を上回らなければならない。それはどういうことかと言えば、イエス様の弟子は裏切って去って行ったが、我々の霊の子女は決して裏切らない者でなければならないということである。そのためには霊の子女と共に、彼らの先頭に立って昼夜働かなければならない。危険が来たら君たちがそれを封鎖するのである。石で打つなら霊の子女を守って、君たちが打たれるのである。このようにして勝利するのである。」(一九七八・一・二)
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