3、男女関係

・すべてを告白して

D「祝福されるには蕩減されなければならない。音、汚れたことがあったら、洗ってしまわなければならない。自分の力によってそれをすることはできない。助け手が必要である。弁護士に助けてもらうためには、内心のあらゆる事情までみんな告白して訴えなければわからない。そうすれば弁護士は、自分のことのような立場に立ってそれを弁護してくれる。そうでなければ助からない。それと同じように、先生はあなたたちのとりなしの弁護士になってやるよ。だから、あなたたちはああ言いたくないと思っても、誰も知らない自分だけの秘密をみんな告白しなければならない。いやなことがまたできたと思うの? 先生はもっといやだよ。本当は、先生の仕事はこういうものに付き合ってやるのが使命ではないよ。しかし、祝福するためには、こういう立場を通過しなければならない。汚れたものであるけれども、消しゴムやインク消しで消して、白い紙に戻したという条件に立ってこそ、初めて祝福がなされるのであって、それができなければ、もともと目茶苦茶だから祝福も何もあったものではない。そうだろ?

 先生はこういうことがあるんだよ、霊界の方から『先生、聞け』と言ってくる。聞いてみれば、みんなやっかいなことがあるんだよ。何のことか、みんなお金のことか男女関係のことだ。先生はみんなわかるよ。だからそんなこと聞きたくない。しかし、彼らはそれをどうしても辞決したい。今まで真暗な闇の中に隠されていたものが、白昼の中に飛び出すことになる。それはサタンの陣営が、白星の中でポロボロになってしまうことである。だから新しい世界の出発基準が立つというんだね。

 兄弟以上の男女関係で、互いに見る者はサタンの実体と同じだ。そういうものは絶対に許されない。そういう要素が少しでもあれば、切っていかなければならない。先生は今まで、新しい祝福、新しい家庭のための蕩減条件をあなたたちが立てるようにしてやって、みんなの重荷を私が責任もって背負ってやろうというふうにやった。しかし、先生が責任を果たしたにもかかわらず、あなたたちが天法を犯したとするならば、それは何十代の子孫にまでひっかかる恐しいことだよ。もしも、統一教会の心情圏を土台として、それを主張してきた者が、自分の気ままにつき合って、結婚して子供を産んだとするならば、原理の限界を越えて誰が責任を持つか。神も責任持たない。旧約聖書では、淫行や姦淫の罪は石打ちで殺した。それ以上のものはどうするか。だから、日本においても、こういうことはもっと徹底しなければならない。」(一九六九・二・四)

E「結婚した場合、四十日の蕩減期間があるよ。聞いたことあるだろう。それは、イエス様の霊的復活ではなくして、死せずして復活の祝福圏に入るための蕩減としてやらなければならない。それは夫婦になって相愛する立場において、ある規則を通過しなければならない。こういう難しい蕩減の道を勝利するために、自分の気ままな男女関係とか、そういう気持とか、そういう話かけというものを、今晩からは一切してはいけない。わかる?(「はい」)。祝福には必ず蕩減がある。間違いなくある。そこには許しがないんだね。だから恐ろしい所だよ統一教会は。これは脅迫じゃないよ、原理がそうなっているんだよ。原理の計画圏には一寸一隔も許しがない。それを乗り越えなくては神の計画はなされない。そして、乗り越えればサタンは讒訴できない。」(一九六九・二・四)

F「こういうような貴重な天的賜物を、もしも誤った場合には行かれる所ないよ。サタンもあんたたちを譲訴するよ。サタンは、『自分は長成基準においてサタンになったんだけど、あなたは完成基準において堕落した大ものであるから、わしの僕になれ』、サタンが裁くよ。最後の道だから行く所ないよ。深刻なものだよ。いい加減な世の中の流れてしまうような結婚と思ったら大間違いだ。天宙の心情を中心とした貴重な時期である。この基準が家庭において、神が愛を中心として心身共結合の栄光の喜びの情的雰囲気を人格と共に完成し、完成したる男女が一体となって、結び合って、愛の感情における目的観に徹してその目的を完成させる路程には、悩むとか苦しむとかそんなこと思ったらいけないよ。感謝の念においてなすべき心情の目的現世界だったんだよ。わかる? そういうような基準に立ったならば、この地上には堕落とか悩みとかないはずだ。しかし、復帰の基準に叶った我々夫婦たる者は、今から世界目的に向かって進む我々にして、そういう今からの生涯の道においてどういう心情をいつも体恤しなければいけないかというと、堕落しなかった創造原理の心情圏にあふれて、生涯かけてのその路程において感謝の一念で過こすということが、今からの家庭が行く、創造目的に向かって行く路程である。わかる?( 「はい」 )。苦労があるとしても、それは我々を苦しめるためではない。天に今まで秘密に積んである無限なる祝福を自分にもっと多く授けるために、こういうような苦労の道を行かせる有難いものである。そして心情的愛によって結ばれた夫婦は、その愛情のあふるる感情が生活圏を乗り越えて、生涯を乗り越えて目的と一致するに間違いないという信念に立った家庭にならないと、永遠の神様のおられる天国に入れない。わかったの?(「はい」)。それが結論になるんだよ。これが創造した神の目的だ。夢みたいな話だよ、まるっきり夢みたいな話だけど、根がない夢みたいな話じゃないよ。今からそういう家庭に向かって先生と約束して進むんだよ」。(一九七〇・十・十三)

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