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第一章 神様王権即位式の準備


 一 「神様王権」の意味と実際


  1.神様の王権は愛の王権

 神様は、どのような方でしょうか。天宙の主人であられる万有の王の中の王です。それでは、その方は、誰のためにいらっしゃるのでしょうか。この世界全体の大小すべてのもののためにいらっしゃるのです。彼らのためにいらっしゃり、彼らのために生きていかれるというのです。本来神様は、宇宙のためにいらっしゃり、今まで宇宙のために投入してこられた方です。宇宙のためにすべてを投入しても忘れてしまうことができる愛の主人でいらっしゃいます。
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 神様は、どのような方ですか。天地すべての万物の大主宰、すなわち主人でいらっしゃいます。天地を造られた方であり、永遠無窮に王の中の王としていらっしゃる方であられます。ですから、どれほど偉大でしょうか。皆さんが形容できないほど気高く偉大であられます。
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 天宙をおいて見れば、天宙の中心存在は神様です。その神様は、どのような方ですか。宇宙的な父母であられ、全体の父母であられます。このすべての被造世界において、目的としたところを間違いなく経綸していかれる創造主であられます。
 その創造主から、父母の心情圏を受け継いでこの地上に生まれた人類の先祖が、地上の父母です。
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 天地の大主宰であられる神様は、最高の王のような父母であられます。ですから、神様と人間が一つにならなければなりません。神様は、私たち人間がもちたいと思った最高の王権をもった王です。
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 天地を創造した大主宰であられ、王の中の王が神様ならば、その息子、娘、長男、長女は何になるのですか。神様が天上の王ならば、その息子、娘は、地上の王になるのです。
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 神様がいらっしゃるとすれば、その方はどのような方でしょうか。この全宇宙の中心存在として創造主であるその方は、中心にいながら何をされるのかというのです。保護の責任を感じて保護してくださるのです。保護しながら育成してくださるのです。正しく育ててくださるのです。それだけではありません。良いことと悪いこと、すべてに責任を負われるのです。逃げる道理がありません。
 それゆえに、天地の大主宰であられる神様は、すべての責任を負って保護、育成なさるのです。その方を中心として、すべての存在が一つになろうとします。
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 神様は誰かといえば、私たちの父母です。人間の一番の中心先祖です。その神様は誰ですか。宇宙の永遠から永遠まで、ただお一人しかいらっしゃらない王です。王であられることを知らなければなりません。
 それでは、皆さんは何ですか。神様の息子、娘です。宇宙を支配する王の息子、娘です。王子、王女だというのです。それでは、その王子、王女とは、何をするのですか。その王権が統治するところで、愛を中心として教育を受け、そこで生活しようというのです。それがその世界の理想なのです。
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 神様の願いはただ一つです。愛の王になることです。愛の王になって、愛の王権を立てることができる王国になるためには、領土がなければならず、民族がいなければなりません。今、その領土の版図を世界の舞台の上に、霊界の舞台の上に創建しており、その国民、天国の民を世界人類の中から選択し、その王権と民族を編成していく道にいるのです。
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 神様は、天地の大主宰者であられ、愛の中心であられ、人類全体の父母になられ、先生になられ、王になることができる愛の王権の主人であられます。
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 永遠に変わらない思想的主体が神様です。その神様は、個人的絶対価値の中心であり、家庭的絶対価値の中心であり、氏族・民族・国家・世界・天宙史的な絶対価値の中心です。永遠に変わらないのです。それでこそ、この人類の統一と平和の世界、一つの世界の出発が始まるのであって、そうでなくては出発することができません。
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 天地を創造された神様は、限りなく善の方であられ、すべての万物の根本となる方であられ、愛の主体となられる方です。ですから、その神様は、自分自身が真に信じることができ、愛することができ、すべてのものを任せることができる人がいれば、最も貴いものをそっくり残してあげたいのです。
 このことによって、私たちは、自分の最も貴いものを真に与えたいと思う心が天理の原則であり、人間の本然の心だということを知ることができます。
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神様は、どのような方なのか分かりますか。神様とはどなたでしょうか。どのようなお方ですか。真の父である神様です。真の父たる神様となって、真の子女と一つになるとき、真の愛が成り立つのです。ですから、まず真の父です。真の愛の父だというのです。だとするならば、誰の父でしょうか。人類の父だというのです。そうなると、人間は何であり、人間と歴史の関係は何であり、神様がいるならば、人間と神様との関係は何かということが分かったというのです。
神様は私たちの父ですが、どのような父でしょうか。知、情、意を兼ねた真、善、美の父です。こうなるのです。人格的な神様です。これを知らなければなりません。人格的神様、人格的な父だというのです。人格的な神様であると同時に、人格的な父だというのです。そうしてこそ、人間と関係を結ぶことができるのです。
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 神様も生きていらっしゃるので、生活されるはずですが、生活するにおいて何を中心として生きるのでしょうか。真の愛の心情圏をもって生きてこられました。これを知らなければなりません。環境的な条件を全部愛で治めながら生きてきたというのです。神様が父となって動くようになれば、息子たる人間も共に動くようになり、息子のための象徴的な形状体も全部一つとなって、神様が動かれるとおりに、一体となって、個人的に動くにおいても、完全であり、家庭的に動くにおいても完全であり、氏族、民族、国家、世界、宇宙、永遠の世界にまで発展したとしても、完全な実体として動くはずだったというのです。
 神様がいる限り、すべてのものが完全、完成したものとして、全体が完全、完成した価値をもち、一つの実体圏、一つの理想圏が広がるはずだったというのです。人間と神様が一つになったその以下のすべての万物は、人間を養育し、人間を保存し、人間が便利に暮らすことができる環境的条件となるのです。それが実体万物創造の世界です。
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 神様にどのような権力が必要ですか。神様は天宙の大主宰であられ、一番の頂上にいらっしゃるのですが、何の権力が必要ですか。それは、サタン世界のすべての権力者、サタンを屈服させて、天国の王権の組織圏内に同参する資格をもつことができる私をつくるための権力です。それは何ですか。その権力は、堕落した人間のために必要なものであって、神様には必要ありません。
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 神様は、何の王の中の王になりたいと思われるのですか。それは、愛だというのです! 創造主が、この地に対して願うこととは何ですか。創造された目的とは何ですか。愛というものは、いくら優れていても一人では成すことができないのです。
 これは、主体と対象との関係において設定されるものなので、いくら全知全能の神様でも、自分を中心として愛を成すならば、刺激と衝動を感じることができません。
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 神様が誰かといえば、真の愛を中心として根だというのです。根は、トランク(注:幹)を通して芽と通じるのです。そして、枝は東西南北に伸びるのです。東西南北に伸びれば伸びるほど、芽も育ち、幹も育ち、根も育つのです。
 それで、神様は、私たち人間世界に、真の愛を中心とした縦的なお父様だということを発見することができます。縦的な真の愛を中心としたお父様が創造主であられるのです。
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 レバレンド・ムーンの理想とは何ですか。愛の王権を中心として、宇宙に愛の世界を完成させようというのです。愛の因縁を結べば、同等な位置に入っていくのです。誰もが愛するようになれば、愛の関係を結んだ時は、対等な位置、同位権に同参することができる特権が生じるのです。
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 神様はどのような方ですか。父母の中の父母です。人類の父母の中の父母であられ、先生の中の先生です。神様は、知らないことがありません。私たち統一教会では先生が真の父母なので、今まで父母の立場で、先生の立場で宇宙の万真理の秘密をすべて教えてあげたのです。神様は、父母の中の父母であられ、先生の中の先生であられ、そして主人であられ、王の中の王であられます。















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