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  3.王権の実際は、神様の体をもった真の御父母様

 長子が結婚するようになれば、それが真の父母になるのです。また、真の父母は、何になるのですか。地上世界の王になるのであり、天上世界の王になるのです。その王の内的な主人は神様であり、その王の外的な主人は、私たち人類の最初の先祖であるアダムとエバです。完成したアダムとエバです。真の父母の位置に立ったアダムとエバだということを、論理的に否定できません。
 それゆえに、人類は、真の愛の皇族から始まるのです。それは、理論的に否定することができますか。アダムは誰かといえば、真の愛を中心とした王子であり、エバは誰かといえば、真の愛を中心とした王女です。これが初愛の結実であり、最初の家庭の父母になるのであり、最初の王権の伝授者になるのです。それは、縦的に王権を受け継ぐのです。直系の子女、長孫、長子になるのです。そして、このようになれば、兄弟を中心として、そこに王族の伝統を備えた立場で、水平的に一つになることのできる立場を立てるのです。そのようにして、一つの国、一つの世界になることによって、そのまま王族の伝統に従って、天国のすべてが受け継がれていくようになるのです。それが神様の創造理想です。そのようなことは理解できません。
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 霊界と肉界は、何を中心とするのでしょうか。霊界の代表は神様であり、地上の代表はアダムとエバですが、これが連合しなければならないというのです。それで、アダムが生きている間、そのもっている形態は、地上における地上の国の王です。永遠の王です。永遠の王権をもって現れたのです。では、エバは誰かといえば王侯です。永遠の王侯圏を代表する王侯として登場するのです。その永遠の王権を代表したその夫婦が、そのまま霊界に行って神様の代身の役割をするのです。
 なぜ、二重構造にせざるを得なかったのかというのです。無形の神様と同じになろうとするので、心と体が一生を生きてあの国に行く時までに、一つになったという基準を立てなければならないからです。それができずにあの国に現れれば、その形状が神様と一つになりません。実体的王権をもった父母が、無形の父母である神様と一体になり、永遠の天上世界に体をもった王権を顕現させるためにアダムとエバを二重構造で造りました。また、なぜアダムを造ったのですか。神様が体をもつために造られたというのです。
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 見える体をもつために、アダムのような体を備えて、そして、そのアダムの体が永遠の人類の先祖として天国に入っていき、王権をもった主人として登場するようになる時に、アダムが神様であり、人類の先祖であり、宇宙の王になるのです。王なのですが、神様の体をもった王になるというのです。
 ところが、堕落することによって、その体をもつことができなかったというのです。
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 エデンの園のアダムとエバは誰ですか。神様が王の王なので、その方の息子、娘ですから、堕落していなければ天国の王孫です。天国の神様が王ならば、その王であられる方の長子、長女ですから王子、王女です。その王子、王女が正しく育てば、王権を受け継ぐのです。王になるのです。
 アダムとエバが地上で完成して真の父母になり、王権を受け継いで暮らしたのち、霊界に行って主人になる時に天国の王になるのです。アダムの体は、天国の王の体になっていて、そして、その位置には神様が来ていらっしゃるのです。
 それで、神様とアダムが内的・外的、縦的・横的な実体になって、神様が地の世界や宇宙の世界を支配されるようになるのです。
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 堕落していなければ、本来のアダムは何かというと、アダム家庭の王であり、アダム一族の王であり、アダム民族の王であり、アダム国の王であり、アダム世界の王であり、アダム天宙の王なのです。これが、王権思想です。
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 無形の神様は、体がありません。体をもたなくては、霊界の世界や地上世界を治めることができないというのです。ですから、神様がいらっしゃっても、神様が人間の父母として現れるためには、体をもたなければならないのですが、その体をもった代表が誰かといえばアダムとエバだというのです。堕落していないアダムとエバの体をもって現れるのです。
 したがって、アダムとエバは、人類始祖であると同時に天地を支配する神様になるのです。実体をもった神様、すなわち永遠の無形世界の神様の形状を身代わりして現れた位置で、また父母の位置で世界を統治する責任がアダムとエバにはあるのです。
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 体をもったお父様になることによって、見えない無形と見える有形が一つになるのです。それは、宇宙が一つになることを象徴します。それゆえに、神様の形状に似た体を備えることができる姿でアダムとエバを造られたというのです。
 そして、アダムとエバを天国の王宮に、王座に上がるようにして、その王と王侯の心の中に神様がいらっしゃって地上世界と無形世界を統治されるのです。神様の王国をつくるのです。その王国は、愛の王国だというのです。愛の王国です。愛を中心としてのみ、霊と肉が一つになるようになっているのであって、他のものでは一つになることができないのです。
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 本来、アダムとエバは何ですか。神様の長男、長女です。神様は、天宙すべてを創造された万能の王であり、アダムとエバはその王の子女です。王の息子と王の娘が、絶対者である神様の愛を中心として一つになり、神様と一つになったその基準に立たなければなりません。それがアダムとエバの位置です。
 言い換えれば、アダムとエバは、地上天国と天上天国の王にならなければならないというのです。神様の姿は、霊界に行っても見えないのです。姿が見えません。神様の創造目的は何ですか。自身の形をもつことです。姿形をもちたいと思われたというのです。
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 無形の神様は、実体がないので、その形体の代わりとなるのが真の父母だというのです。
 真の父母は、個人的な父母であり、家庭的な父母であり、氏族的な父母であり、民族的な父母であり、国家的な父母であり、霊界に行ったならば、真の父母の形状で神様が現れるのです。統一教会が偉大なのはそのことです。
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 神様の創造理想時代は、アダムが父母であると同時に、アダムが氏族の酋長であり、アダムが民族の酋長であり、アダムが国家最高責任者であり、アダムが王です。王権をもつのです。
 人は、誰もが「私たちの父が王になれば良い」と願う欲心があるのです。そうではないですか。それは、理にかなった話です。それは、すべての家庭が願うのです。神様が私たちのお父様であると同時に王です。
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 愛を中心として、アダムとエバに霊的な神様が入ってきて、その霊的な神様は内的なお父様になり、肉的な神様は、アダムの体をもって神様の体となり、そのアダムは、内外の神様になるのです。
 神様は、宇宙を創造された内的な神様であり、人間は外的な神様です。彼らが夫婦になって天国の王宮を創設することが創造の遺業だというのです。その創業を成し、宇宙の王権を中心とした王宮を設定して、アダムとエバを中心とした皇族編成が成されなければなりません。
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 アダムの心は至聖所と同じであり、アダムの体は聖所と同じです。その中に神様がいらっしゃるのです。そのようになっていたならば、神様を中心として、アダムは神様の体になるのであり、エバも神様の体になるのです。
 神様の男性格位的性稟に似たものがアダムであり、女性格位的性稟に似たものがエバになるのです。この二人の結婚式が宇宙の王権を立てる式になるのではないですか。それは何の王権ですか。愛の王権です。
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 完成したアダムは、すなわち長子権を完成したアダムです。完成したアダム夫婦は、真の父母権を完成したのです。それゆえに、完成したアダムの家族は王族になるのです。それが王権復帰の基台になります。そうでしょう。堕落していなかったならば、アダムは神様の何ですか。王子です。エバは王女です。これは、間違いありません。それが成長して父母になれば、神様と一つになった人類の真の父母になるのです。その真の父母の基盤が自動的に拡大されることによって、真の王宮の基地になるのです。
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 天国の王宮で、まず最初に暮らさなければならない方は誰ですか。天国の王宮の位置に座って統治する方が誰かというのです。本来、神様は、二性性相の実体であるアダムとエバの中に入っていって一つになり、神様と真の父母になったアダムとエバが、天国の王権を支配することができる位置にいなければなりません。堕落していなければ、そのようになるはずだったのですが、堕落することによって、再び真の父母が現れて、そこに移らなければなりません。
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 神様のみ旨の中で、一代先祖は、千年、万年たっても王として侍らなければなりません。完成したアダムになっていたならば、アダムは、家の王であると同時に氏族の王であり、民族の王であり、国家の王であり、世界の王として、永遠に王権を中心とした勝利的な覇権者になるはずだったのです。
 そして、その治下にいるすべての人類は、一つの世界を築いて暮らすのです。天上世界に行っても、すべて一つになることを願うのであって、別れることは願いません。真の愛を中心として、すべて一つに統一されて暮らすことができるのです。
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 神様は、父母の中の一代の父母であり、王の中の一代の王であり、この天地を一人で主管することができる方であり、理想を形成することができる一代の先祖である方です。その方を中心として孝誠を尽くして、その方を中心として忠誠を尽くして、その方を中心として聖人の目的を達成することができる息子、娘になり、神様の天地創造の大偉業を相続されるに恥ずかしくない位置に立とうということが統一教会の目的です。

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