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  2.イエス様もその国を回復するために来た

 イエス様が来たのは、ローマ帝国から東方の帝国をすべて一つの王権のもとにおくようにし、天下を一つの愛圏にして、悪魔を地球星から追放するという目的で来ました。
 それなのに、悪魔を一方に残しておいて、イスラエルの国を愛するために来たのですか。それは、神様が願われる歴史観、世界観とは違うというのです。
 それは、民族観やイスラエル国家観によって、その時までは成り立つものですが、メシヤが来て世界観に越えていくべき時にそれを越えていくことができなければ、めちゃくちゃにされるのです。それゆえに、イスラエル民族は、イエス様が来て逝かれたのちの二千年間、流浪孤客(注:一人でさまようこと)してすべての人に冷遇されたのです。
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 イエス様がこの地に来て、イスラエル国から歓迎されるようになれば、イエス様自身は、妻をめとるようになっているのです。そして、イスラエルとユダヤ教と一つになって神様の未来の王権を成功させることによって、これを千年、万年継承して、歴史時代に伝授して世界人を消化していかなければなりません。
 自然屈服させて国家圏をもっても、世界があれば世界と闘わなければなりません。その時、ローマ帝国とイスラエル国は怨讐でした。怨讐でしたが、一つになることができるのです。その時のローマは、政治的状況から見れば衰退していた時でした。そのような環境に乗じて、イエス様のみ言を中心としてユダヤの国が完全に一つになれば、アジア圏を中心として統一し、ローマまでも消化することができたのです。皆さんは、そのことを知らなければなりません。無条件にイエス様を信じたからといって天国に行きますか。
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 イスラエル民族がモーセに絶対服従していたならば、イスラエルの王権が設定され、中東で世界統一圏が展開して神様のみ旨が解怨成就されていたのです。そのようになっていれば、イエス様は死にません。そうではないですか。歴史的に見ても、モーセに服従しなかったことが、イエス様が十字架で亡くなることの遠因となったのです。火の蛇をつくったそのような事実が、すべて遠い後日、イエス様が十字架で亡くなる起源となったのです。同じように、皆さんが責任を果たせなければ、皆さんの後孫が引っ掛かっていくのです。同じだというのです。
 ですから、このようにはっきり教えてあげるのです。これは、歴史に一度しかありません。世界的なすべてのものをまとめて教えてあげるのです。ここで皆さんが、自分の一族を中心として、灯台のように天上世界を輝かせてくれることを願っているのです。ところが、皆さんにおいては灯台自体ができていません。配線もできておらず、準備もできていないというのです。
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 神様は、メシヤを送られる前にすべて準備されたのです。東方には、中国を中心とした儒教文化圏をつくられ、ヒンズー教と仏教に通じた人道的版図をつくられたというのです。それで、この東洋を中心としてメシヤが来ることによって、そのメシヤの選民国を中心として、選民国の王を中心としてメシヤと一つになり、世界王権を訪ねていかなければなりませんでした。世界の悪なる王権をすべて統治しなければなりません。
 それゆえに、神様が宗教圏を立てられ、その中に送られたのがメシヤの使命をもってこられたイエス様という方です。イエス様が来て、国家的な基準で勝利の王権をもち、アジア的勝利の王権基盤を築いていたならば、どのようになっていたでしょうか。その時のローマは、問題にならなかったのです。そのような選民史観を中心とした世界史的使命、世界観的使命をもってメシヤの王権国家基準の上でアジアをすべて一つにし、その時から勝利したアジア圏、選民アジア帝国圏が、神様の送られた一人の息子を中心として一つになっていたならば、ローマのような国は、既にその時すべて吸収統一されたのです。なぜそうなのでしょうか。愛の哲学をもっているからです。
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 イスラエル民族が東洋の天地を中心として、世界の主導的王権をもって天下に号令していなければならないはずなのに、どうしてこのように悲惨な民族になったのですか。メシヤのみ旨を受け入れることができなかったからです。
 メシヤを知らなかったのです。メシヤが誰なのか分かりませんでした。固有な旧約の法を中心として、旧約の歴史そのままの法を中心として、メシヤが来て教えてくれると思っていました。旧約の目を通して見る時、ぴたっとかみ合うと思っていました。旧約聖書は、イスラエル民族の利益圏を中心として教えてあげたのですが、ここで知らなければならないことは、神様の摂理は、世界の王権回復ということです。これが分からなかったというのです。
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 ユダヤ教とイスラエル民族が一体になったとすれば、ローマの王は問題ではなかったのです。彼らが一体になって国家を立て、ローマを併合して地中海全域にわたるローマ文明圏をイエス様の指揮のもとに入れるようにすれば、世界統一は問題がないのです。神様は、それを基盤として全世界を復帰して、イエス様を中心として地上天国の理想を成し遂げようとされましたが、そのみ旨が成し遂げられなかったのです。そして、数千年間死の犠牲を払い、今やっと世界的な第二イスラエル圏を成し遂げました。
 しかし、第二イスラエル圏のキリスト教には、地上に昔のような国がありません。それは、イスラエルがイエス様を殺した罪を贖罪する期間として、二千年間放浪しながら世界万民から虐待を受けてきたからです。このように、蕩減の鉄則には許しがありません。
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 その当時、地中海文化圏を中心として、ローマ帝国が世界的な版図をもって号令することができる基盤を築くようになったのは、サタン世界のカイン型代表国家としてローマ帝国を立てておいたからです。ここに、イスラエルをアベル型国家として立て、カインであるローマ帝国を屈服させることによって国家と世界を蕩減復帰して、願ってきた天国を築くことが神様のみ旨でした。それが二千年を経て、今日のアメリカがそのような立場にいるというのです。しかし、イエス様が死んだのは、死ぬべくして死んだのですか。
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 本来、神様のみ旨は、アジアを中心として世界を統一することでした。そのようなことが、ユダヤ教を中心としてイエス様を殺すことによって、その福を誰がもっていったのですか。ローマがもっていったのです。それを取り戻そうとするので、ローマを中心として、再び世界を一周してアジアに行くべきだというのです。ローマが福をすべてもっていったからです。
 ユダヤ教が受ける福を、ローマがすべてもっていったのです。それがローマ、イタリア半島を中心として、イギリスを中心として、太平洋を渡ってアジアに行く道です。そのようにしながら、第二次大戦によって、アジアの全域をすべて掌握することができました。全体を掌握することができたというのです。
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 イエス様を中心としてイスラエルが教会と一つになり、その上でイエス様を父母様として侍ることができたなら、イエス様は、国家的父母になり、その次には、イエス様が王権を立てたのです。
 そして、その時に国が立てられていたならば、その国を中心として、ローマが抱き込まれ、中東にある十二支派のアラブ圏が完全に一つの国になるのです。
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 旧約、新約、成約とは何ですか。神様を中心として愛の家庭を定着させることができなかったので、旧約が生まれたのです。堕落したアダム家庭は、神様の安息できる基盤になることができなかったのです。結婚を間違うことによってそのようになったので、結婚を表象として真の男性と女性を準備された民族的解放圏に立て、その解放圏の中で家庭が定着するのです。そして、そこからイスラエル国の王権を中心として、イスラエルの主権国家を中心として、ローマと代替するための出発が展開するはずだったのですが、イエス様が家庭をもつことができなかったのです。
 ですから、家庭を連結させて天が立てることができる氏族がなく、民族がなく、国家がないので、すべてのことが失敗しました。それゆえに、今まで延長されて、旧約時代から新約時代を経て、成約時代にまで下ってきたというのです。














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