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  2.民主主義は終わり、王権時代へ移行していく

 民主世界も、すべて実験を済ませました。民主世界は兄弟主義の時代です。民主とは兄弟のことではありませんか。共産主義というのは、人間外の主義です。物本主義です。唯物主義です。文総裁が民主主義に神本主義、人本主義という表現を使うならば、共産主義唯物論は物本主義です。そうではありませんか。見る観点の中心的思想に物質を設定したので物本主義です。唯物論よりも、私の話のほうが正しいのです。このように見るとき、今日共産主義も実験を済ませ、民主主義も実験を済ませました。
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 民主世界には、王という概念がないでしょう? 民主世界は何かというと、兄弟主義です。平面的に見ているのです。民主世界は兄弟主義ですが、兄弟主義世界ではお互いに争いをします。「あなたのもの、私のもの」と主張しながら争奪が繰り広げられるのです。
 民主主義とは、闘う概念ではありませんか。与党と野党が闘うでしょう? その内容とは何でしょうか。互いに王権をもっていこうとしているのです。それは闘いではありませんか。大統領とは何ですか。王権ではありませんか。これがただ行ったり来たりして、すべて搾取しようとするのでうまくいかないのであって、絶対的な王が現れれば、それは問題ではありません。絶対的な平和の世界が来るのです。
 アメリカは、民主主義の代表国でしょう? これがどのようになるのでしょうか。最近では、神様であろうと、サタンであろうと、何であろうと、いかなることをしてでも選挙にさえ勝てば大将になるのです。そのような選挙が正当な選挙になると思いますか。そこには政略が入り、金的策略、人的策略、あらゆる謀略中傷がすべて入っていくのです。そのようにしながら滅んでいきます。発展していくのではなく、滅んでいくのです。不正が多ければ多いほど、滅びていくのです。民主主義というものは、思想や理想ではなく政治制度です。
 ですから、コンセプト(概念)がないので、自由に、東西南北に、頻繁に変わっていきます。今後、白人だけがアメリカ大統領になるという保障はありますか。マフィアを代表した人でも大統領になることができます。マフィアの代表が勝利すれば、そのマフィアの代表がアメリカの大統領になるのです。共産主義者でも、あらゆる術策を使って選挙にさえ勝てば大統領になるのです。盗賊が大統領になれば、盗賊の一家にならなければなりません。神様は、民主主義は最終的には滅びるしかないと思っていらっしゃいます。兄弟主義はなくなります。そこには愛がありません。無慈悲な闘争です。
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 「堂」とは何ですか。国の心と同じです。心は変わることができません。国は体と同じです。神様の理想的な創造の構造は、完成した人間の構造に似るようにすることです。これが最高の理想です。「黨(党)」という字は、「黒」という字が入るので、独裁時代を意味します。この「黨(党)」は民主主義時代です。「口」という字を二つ使うことができないので、一方は消して使うのです。ですから、カインとアベルが一つにならなければなりません。
 この民主世界の「黨(党)」が終われば、今日統一教会で使っている「堂」という字を使うのです。民主主義の「黨(党)」は、兄弟主義の「黨(党)」です。兄を敬わなければなりません。民主主義は兄弟主義です。兄弟なので争うのです。争うのはカイン・アベルです。一方はサタン側であり、もう一方は天の側になっているのでお互いに争うのです。それを世界的に表したものが右翼と左翼です。イエス様を中心として見るとき、右側の強盗の結実が右翼です。右翼は信仰世界の存在です。神側になったのです。
 人類の先祖となり、真の父母として来られたそのお方がみ旨を成し遂げることができなかったので、右翼の群れがいて、左翼の群れがいて、バラバの群れがいるのです。このようにして三人が怨讐になっています。
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 民主主義は兄弟主義なので争いが続くのですが、王主義時代は父母なので争いは始まりません。平和の時代です。
 兄弟が十二人いれば、誰がセンターになるのでしょうか。父母がいれば、センターは既にできています。センターをつくる必要はありません。核があるので、再び核をつくる必要がないのです。
 アメリカの民主主義というものは何ですか。兄弟主義でしょう? なぜ兄弟主義でしょうか。父母がいないからです。家庭にも父母がいないので、家庭でも争いが起きるのです。家庭に父母がいないのであり、氏族にも父母がいないのであり、民族にも父母がいないのであり、国家にも父母がいないのであり、世界にも父母がいないのであり、天と地にも父母がいないので、争いが起きるのです。父母は元からいるのです。本来そこから生まれてきたので、父母を否定してはいけません。
 アメリカでは「わー! デモクラシー(民主主義)に従っていきなさい、世界の兄弟よ!」と言っています。しかし、民主主義には父母がいません。それでは、アメリカが力をもって強制的に「私がセンターだ。私が核になる」と言うことができますか。そのようにすれば、争いは続きます。核とは何でしょうか。根源です。根源のことでしょう?
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 神様に侍って地上天国で暮らすのです。それで、これが王権です。絶対的王権です。民主主義ではありません。真の父母を選挙で選出することはできず、メシヤを選挙で選ぶことはできません。
 神様を選挙で選ぶことはできません。それで、王権が成立するのです。サタンは、神様のこのような伝統に従って地上に数多くの王権をつくりましたが、終わりの日になればすべてなくなります。
 今後、民主主義もなくなります。滅びていきます。民主主義はすべて滅びました。民主主義は兄弟主義です。二党主義です。与党と野党の両党主義です。それは兄弟です。父母主義ではありません。
 お互いが闘争しようとして選挙をするのは間違ったことです。これはなくなります。堕落することによって、お兄さんがサタンになりました。父母がサタンになり、王がサタンになりました。
 アメリカの民主主義は、すべて滅びました。誇るべきものがありません。レバレンド・ムーンを中心として、神様のみ旨に従っていかなければなりません。レバレンド・ムーン主義ではありません。神主義です。これが人類に与える共通の真理です。それは、誰もがすべて同じ価値の本郷の地に戻っていくための道であるということを知らなければなりません。真の父母、真の兄弟、真の子女になるのです。ここには宗教も必要なく、多くの国も必要ありません。一つの国であり、愛の統治世界です。
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 民主世界の時代は終わりました。民主世界とは何かというと、兄弟主義の時代です。復帰して上がっていく時の、父母が来られる前の兄弟主義の時代です。兄弟たちは争うのです。父母は争うことができません。
 それゆえに、民主主義というものは、今後、父母主義時代を復帰していく時における世界的兄弟主義の時代です。兄弟でも何の型ですか。カイン・アベルです。カイン・アベルなので、カインとアベルの方向が異なります。このカイン・アベルという兄弟主義は、父母主義と国主義のためにあるべきですが、父母が分からず、国が分からず、世界が分からず、自分を中心として争うようになれば、サタン側になります。復帰して上がっていくので、兄弟主義の時代を通過するのです。兄弟主義時代を経たのちには、父母主義時代が来るのです。
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 第二次大戦後、キリスト教文化圏を中心として世界的な統一圏を備えました。それは、ただひたすら神様だけを中心とした一方主義、神主義的な版図を成し遂げるためにそのようになったのです。そのようにしてサタン側はなくなり、天の側だけの世界へ行くのです。このような歴史発展の帰趨に従って、そのような形態をもって天が主導する中で統一することができる国連機構が地上に現れたのですが、国連機構がその使命を果たすことができませんでした。
 しかし、第二次大戦後を中心として、戦勝国家が敗戦国を独立させたという事実は驚くべきことです。冷戦体制に入っていく前に、キリスト教文化圏を中心として一つの体制を整えたその場は、何と同じかというと、それは民主主義として最高の実を結んだ一つの結実と同じです。
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 民主世界がいわゆる世界の国家を指導しながら「人類が行くべき正当な方向を提示してみせよう」と世界に明らかにして立ち上がったのですが、今日民主主義時代は終わりました。民主主義の選挙方法というものが不信の風潮を造成する根源となり、社会悪を誘発させる根源になっているのです。一時は、それが人類歴史の発展に必要だったのですが、今となっては、それ自体が否定される立場に立っているのです。
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 民主主義というものは何かというと、兄弟主義です。兄弟主義は、どこへ行かなければならないのでしょうか。父母主義へ行かなければなりません。享楽主義へ行くのではありません。人本主義へ行くのではありません。愛主義へ行かなければならないのです。
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 今は、兄弟の戦争時代です。民主主義は、兄弟同士の争いです。民主主義は腐敗してしまってどうにもなりません。今から王権時代に入っていくのです。今後、世界はどのようになるのかというと、先生が言うとおりになるようになっているのです。皆さんが考えるとおりにはなりません。そのようにならなければ、先生がそのようにさせます。皆さんが聞かなくても、先生が聞かせてあげるのです。今から、ヒマラヤの頂上のような峠を越えていかなければなりません。
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 今後訪れる世界は、レバレンド・ムーンを必要とするでしょうか、必要としないでしょうか。(必要とします)。なぜ。どうしてですか。その世界にはリーダーがいません。その世界をリードすることができる人はレバレンド・ムーンしかいません。これは、私の考えではありません。神様がそのように思われているのです。うそかどうか、神様に尋ねてみてください。そのようにすることができる力がなければ、何だかんだと言わないで私を信じて従ってきなさい。
 民主主義式に討論してはいけません。金の塊をもってきて、それが金の塊かどうかという討論が必要ですか。必要ありません。
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 「神主義」は、真の父母を中心とした思想です。神主義は垂直圏に属しているのですが、その垂直と平衡を合わせ、世界のすべての形体を合わせて、球体理想として現れるのです。愛は球体です。その球体は、どこにおいても垂直と通じるのです。その表面が理想圏になります。
 それゆえに、世の中、すなわちその表面圏は不平を言うことができません。サッカーボールが転がっていって止まる時、どこの面で止まっても垂直と通じる平等な面をもっているのと同じです。したがって、価値観に基づいた平等な世界、均衡の世界に到達するのです。はっきりと知らなければなりません。
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 今後、政治や思想的基準を中心として出てくるものはなくなります。政治体制はなくなります。管理体制です。経済的管理体制だけが残るのです。政治を中心とすれば、争いが起きるでしょう? 政治世界が争いましたか、争いませんでしたか。争ったのです。そして、欺いたり、ありとあらゆることをしてきたのです。サタンが巣くうことができる基盤です。利用し、搾取し、殺したり生かしたり、ありとあらゆることをしたのです。経済がしましたか、政治がしましたか。怨讐を握りつぶすことは政治がしたのです。サタン世界をすべて否定しなければなりません。
 アメリカ大統領も、今後どのように兄弟民主世界から王権制度へ越えていくのでしょうか。現在四年にしていることを、八年に延長しなさいというのです。八年していることを、十二年にするのです。今回、ブッシュがなれば、四年やるのを八年やり、ブッシュ一家がもっとして、もう一人だけするようになれば十二年までできます。一次、二次と、すべて出馬することができるようにすれば、二十四年間王権を維持することができるのです。そのようになっていかなければなりません。
 ロシアでは、大統領を何年と定めていますか。任期が四年です。国会ならば国会で決めるので、一次さえできれば、二次は自動的に越えていくのです。それを延長しなければなりません。四年間で大きな国を指導することはできません。大統領が決まると、国家の重要なすべての組織で三千人から四千人の交替があります。それは大きな事故です。
 行政要員というものはすべて専門職です。それは、細胞を中心とした神経組織と同じですが、そのような国を保護するところに何も知らなかった者たちが入ってくれば、ありとあらゆることが起きるのです。そのような制度は、もう終わりです。アメリカも、今はもう終わりました。
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 アメリカは、CIA(中央情報局)とFBI(連邦捜査局)を中心として、弱小国家に「おい、民主主義と両院制を選択しなさい」と言うことはできなくなっています。「自分の国のことをきちんとしろ、こいつ。誰のためにここに来て、大きなことを言っているのか」と言われてしまうのです。民主主義がなければ、今から西洋の人はどのようにして生きていきますか。ですから、私がブッシュ大統領に会ったなら話すことがあるのです。
 任期を四年制から八年制に延長しなさいということです。政権が交代したあと、四年間競争ばかりしていて、どうして仕事ができるのですか。国の財産、国家の財産をすべて消耗してしまいます。一つの峠が八数なので八年間はしなさいというのです。男性と女性がいるので、民主主義的にしようとしても十六年間はしなければならないのです。また、家庭を中心としてその二倍するようになれば、三十二年間やってこそ、死んでいた国でも生かすことができる可能性があるというのです。四年間でどうやってするのかというのです。二年もたたずに選挙運動を始めるので、民主主義をしながらすべて滅んでしまいます。原理が許しません。
 今後、王権時代に入っていきます。どのようにして入っていくのですか。四年を八年にし、男性と女性がいるので、十六年ずつ、それを一次、二次とすれば、三十二年間することができます。天下の王が三十二年だけ王でいいですか。ですから、王権時代に入っていくことは問題ありません。


















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