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  4.最高の政治は愛の政治

 今後、政策方向が必要のない時が来ます。ですから、先進国と後進国は必要ありません。知識というものはすべて宇宙のものであって、一国家のものにすることはできません。それで先生は、一九八〇年代から、技術の平準化、知識の平準化、それから物資の平準化、お金の平準化、金融機関の平準化を主張してきているのです。最近では、教育の平準化、技術の平準化を主張しています。
 ドイツを中心として、貿易センターと同じように技術センターをつくり、数多くの国々が競争する中で、一つの品目、小さなこの付属品一つを開発するために、既につくられた全体過程を捨てて、これを再びつくり直すことをしてきました。
 これを九〇度に公式化させて番号だけ付けておけば、一〇パーセントの内容だけ投入し、原資材の供給に時間を投入して努力すればできることなのに、無限な損失を被っているのです。このような世界の国際的な分割競争時代を再考しなければなりません。
 それゆえに、歴史は統一世界にならなければなりません。世界的なモデルがあれば、それを標準として立てて「このようなものが出た!」と発表して、共通的な目標を中心として全世界が「そのとおりだ!」と言う時は、自分はその次の次元の問題、すなわち発展することができる条件さえ要求すればいいのです。世界的にそれさえ要求すればよいのです。
 しかし、これを秘密にして隠し、やり直して何度も繰り返し、世界的にどれほど蕩減していることでしょうか。そのようなことで自分の本色が現れる結実を連結していくことができるのかというのです。ですから、公式過程を連結していかなければなりません。
 公式さえすべて合わせておけば、世界へ行くことができる方向が設定されるのです。三六〇度を回りながら一つの方向に設定されたものに合わせてきたので、どれほど消耗が多く、どれほど犠牲が多く、どれほど歴史発展に支障をもたらしたことでしょうか。政治も、愛の政治にならなければなりません。そのような見解は、すべてできています。方向、解決方法は何かというと、より「ため」に生きることです。より「ため」に生きる人は、すべて垂直になるのです。
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 全体が一つになり、一つの生命体が連結されなければ、生命が蘇生することはできません。種になることができません。ですから、なぜ四位基台が必要なのでしょうか。四位基台は、種をつくることができる模型的モデルです。この基準を経て初めて種になるのです。モデルです。動物や植物やすべての運動するものは、そのような公式的過程に一致する道を経ることなくしては繁殖というものがあり得ません。
 ですから皆さんが、自分たちが何かうまくやるからといって「何々をしよう! 何々を改造しよう!」と言うのはすべてでたらめです。そのようなものはすべてなくなります。体制変更が不可能な時代に入っていくのです。
 ですから、政策方向を通して正そうという概念や、もっと良いところで生きようという、そのような理念はありません。すべてのものは、公式化されているのです。ですから、そのためには水平さえつかんであげればいいのです。
 中心が完全に立っています。上がっていけば大きくなっています。個人から家庭へ、上がっていけばすべて大きくなるのです。個人から家庭、家庭を中心として世界、天地まで行く時までは、ここから大きくなるのです。これを中心としてこの形態の球形となり、これを中心として民族になり、民族を中心としては、民族的球形へと大きくなっていくのです。
 それで、上下・前後・左右が九〇度で合い、全体の三六〇度の円形基準と四方で合うようになる時は、その中に神様が臨在されるのです。神様の愛の全権時代である地上天国になるならば、その天国の内容は公式的な発展過程を経て、垂直で連結されるのです。そのようにして上がっていけば大きくなるのです。
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 今後、政治というものはなくなります。政策というものが必要ないのです。今日、この世界は、東西南北の四方を中心として一度から四五度、四五度から三六〇度を合わせていくにおいて、東ならば東というものが常に行ったり来たりしません。西というものも同じです。この宇宙は回っていますが、東西自体は一定になっているのであって、宇宙が回るからといって東西南北が回るようにはなっていません。公式というその基準は定着しているのです。
 それゆえに、個人は家庭を中心として拡大させなければならず、家庭は氏族のために投入しなければなりません。投入することができるこの政策的方向は、新しく発展することができる方向です。天国まで完成させることができる方向です。既に定まっているのです。
 堕落した世界は、これを探し出してくるために、政策を立ててありとあらゆることをしながら、少しずつ、少しずつ合わせてきました。闘って滅びながら合わせてきたのです。今、み旨が成されながら、この政策的基準というものが完全に個人完成のために……。心と体が一つにならなければなりません。そこには闘争概念はありません。男性と女性が一つにならなければなりません。お父さんとお母さんが一つにならなければなりません。それから、夫婦が一つにならなければなりません。夫婦になって息子、娘がいれば、息子、娘を中心として、父母と父子関係をもって循環運動をするのです。公式に従って回るのです。それは、千年、万年変わることがありません。
 その度数に合わせて完成した個人と家庭が一つになったその基準で、家庭を中心として氏族に合わせるのです。公式は同じです。氏族の中心である家庭形態を備えた民族になるのです。
 それゆえに、民族ならば民族的代表者がいて、国ならば国の代表者がいるのです。ですから、家庭を拡大したものなので、そこに政策的な手段や方法を通じて発展しようとする内容を追求するのはサタンのいたずらです。かえって混乱と破壊をもたらすのです。それゆえに、政策方向の設定は必要ありません。
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 真の愛で上下関係・左右関係・前後関係を成せば、球形的な中心が必要です。この三対象目的を中心として定着するためには、真の愛を行わなければなりません。上は下のために生き、左は右のために生き、すべてお互いに愛をもって「ため」に生きてあげなければなりません。また、孫は父母のため、またおじいさんのために生きなければなりません。「ため」に生きる環境を経ることなくしては、中心に定着したその基準に対して自分が相対的位置をつかむことはできないので、存在が設定されないのです。お互いが「ため」に生きることによってのみ愛を通して一つとなり、定着する種となって成長するのです。
 それゆえに、今日、党利のために生きる全羅道党や慶尚道党は滅びるのです。また上院が上院だけのために生き、下院が下院だけのために生きてはいけません。霊的な基準を中心として縦的な基準だけを絶対視したり、肉的な基準を中心として横的な基準だけを絶対視したりしてはいけません。共有させることができるものにならなければなりません。
 神様がいるならば、人間と一つにならなければならないでしょう? 人間は、生産のために左右が一つにならなければなりません。その生産された子女たちは、より大きなもののために投入しなければなりません。そのような公式的な論理に従って、個人はより大きなもの、すなわち家庭のために投入し、家庭は氏族のために、氏族は民族のために投入するのです。公式がそのようになっています。家庭は氏族を成し、中心は同じです。
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 今、野党と与党が闘っていますが、これはあり得ません。上院と下院がありますが、これも必要ありません。真の愛がすべて包括するのです。既に、「ため」に生きる愛がすべて包括するようになっています。
 野党が与党のために生きるという考えをもっていますか。上院も下院も、お互いを批判するようになっているでしょう? 間違いがあれば、正そうとするようになっているでしょう。相手が大きくても名誉を傷つけようとしますし、小さくても名誉を傷つけようとします。相手が小さくても、その足りないところを補ってあげることができません。それが問題です。小さければ、自分が補ってあげて一つになるようにしなければならないのですが、すべて名誉を傷つけてから一つになろうとするので、滅びるしかありません。ですから、ここで、「ため」に生きる愛だけが天理を拡大し、完成させることができるという論理をしっかりと教えてあげるのです。
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 今後は、政策はなくなります。今後、平和を主張する運動はなくなります。それは、既にすべて出てきているのです。より「ため」に生きるところに平和がついてくるのです。「より『ため』に生きなさい」と言うところには、破壊がついていくのです。国境が生じます。この公式は、宇宙創造の公式です。この公式どおりにすれば、すべてのものが水平になります。縦的にしても合い、横的にしても合い、前後にしても合います。すべて合うのです。
 上は高くて、下は低くて、左右はお互いに違いがあり、前後もまた違いがあるかもしれませんが、上弦、下弦、左弦、右弦、前弦、後弦を取り外して、どこにもっていって合わせても、ぴたっ、ぴたっ、ぴたっと合うのです。
 ですから、統一的要素で連結された統一的構成体は、九〇度を合わせればすべて対等な価値として、上下・前後・左右、どこでも統一することができるのです。それゆえに、平和の定着というものは、このような論理的基盤から成し遂げられるということを理論的に否定することはできません。それゆえに、家庭理想というものは驚くべきものなのです。


















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