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  2.還故郷と還国、そして祖国光復

 今は、摂理の時がどのような環境に来たのかということを知っていますか。天国の祖国の主権が回復され、神様の地上天国が解放されることが第一の目標です。そのためには、自分の家庭や自分の一族を犠牲にしてでもしなければなりません。避難民なってでも、それをしなければなりません。
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 祖国は、アメリカでも韓国でもありません。家庭の編成、氏族の編成、民族の編成が成された祖国の地がなければなりません。六千年間、神様は数多くの国家を経てきながら、この地に成し遂げられるべき天国を願いつつ、それを探し求めてこられました。天の忠臣、烈女がどこにいるのかと探し訪ねてこられたので、今や私たちは、天を中心とした国家と民族、家庭を再編成しなければなりません。祖国光復の解放の日のために召命されたということを忘れてはなりません。祖国創建が宗教人の使命であるにもかかわらず、私一人が救われようとする悪い欲をもっています。
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 それでは、本郷の地と本郷の祖国はどこなのか、祖国はどのようになるのかというのです。祖国は、もちろんある特定の一国家的な基準になるかもしれませんが、神様が探し求めてきた人類の祖国はどこかというと、この地球星です。この地球が人類の願われる祖国です。
 神様が願われる人類の祖国です。過去において、数多くの私たちの歴代先祖が犠牲の道を歩んできましたが、彼らの願いとして、天の前に訴えていったものは何でしょうか。「希望の祖国の一時が早く来てください」ということでした。天の一国家を立てることによって、今まで天の前に怨讐であった大サタンを審判し、悪を除去し、善のみを中心とした平和の天国をこの地上に成し遂げなければなりません。
 それが神様の願いであり、イエス様の願いであり、今までの摂理路程において多大な貢献を成した私たちの先祖の願いであったということを、皆さんははっきりと知らなければなりません。
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 神様が創造された世界に国境があるはずがありません。白黒の人種問題は起きません。そこでは、善悪の闘争も必要ないはずです。このような観点から見るとき、私たちが暮らす世界には、各国ごとに国境があります。白黒の人種問題だけでなく、家庭において夫と妻、父母と子女の間ですべて分裂が起きています。
 善人と悪人が闘っているのです。このような現情勢について考えてみるとき、来られる主は、国境のない国をつくり、人種問題を超越して世界を一つにしなければなりません。分裂した家庭をすべて統一しなければならず、善悪が闘っているこの世界に平和の王国をつくらなければなりません。
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 一つの国を見れば、国が形成されるためには、その国の主権がなければなりません。そのような観点から、地上に天国を実現するという問題を考えてみる時、天国の主人は誰ですか。主権者は誰ですか。間違いなく神様が主権者です。
 そして、民は誰ですか。民は万民です。それでは、国土はどこですか。地球星です。
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 その国は、神様を中心として直系の子女たちが天命を奉じ、神様を身代わりした命令をもってその王権で支配する国であることに間違いありません。そこには、民主主義も共産主義もあり得ません。一度編成すれば、永遠の国家体制として残されるのです。
 そのようなことを考える時、私自身がそのような国の民になることができなかったという事実が残念で仕方ないことではないかというのです。私自身がそのような国で暮らすことができないということを嘆息しなければなりません。そのような一つの国をもつことができなかったことを嘆息しなければなりません。そのような一つの不変の主権をもつことができなかったことを、私たちは嘆息しなければなりません。
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 私たちの信仰の目標は、神の国の民になることです。その国の民にならなければ、その子女として自由自在に万民、あるいは万物世界に誇り、愛を受ける道が現れません。
 国のない者は、常に攻撃を受け、哀れな立場に立つようになります。あえなくやられる場合がいくらでもあります。それゆえに、神様が願われる国がどこにあるのか、神様が足場とされる国がどこにあるのか。これが問題です。
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 私たちがこの国、この民族のために血の汗を流すのは、結局、永遠の天国を成し遂げるためであり、千秋万代の後孫たちが永遠に褒めたたえることができる福地を成し遂げるためです。
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 一人の神様の主権のもとに、一つの国を立てなければなりません。今や皆さんは、神様を中心として真の父母を代行する実権者なので、地上に祖国を光復し、世界統一的な国家に税金を納める時が来ました。先生の財布から出てきたお金で皆さん個人を助けてあげてはなりません。天のみ旨に従わなければなりません。
 それゆえに、韓国は韓国なりに責任を果たさなければならず、日本は日本なりに責任を果たさなければならず、アメリカはアメリカなりに責任を果たさなければならないのですが、この三つの国は一つの国です。父母の国とお兄さんの国です。
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 今は、そのような祖国を立てることができます。その祖国には主権があり、その祖国には国土があり、その祖国には国民がいます。また、そこには単一民族の血統が因縁を結んでおり、ほかの民族がもつことのできない歴史があります。このような祖国のために、私たちは密使の使命を遂行しなければなりません。そのような使命を、自分自ら短期間内で完遂すればするほど、祖国光復の基台が自分によってますます近づいてくるのです。
 きょう苦労の代価を払うことが、祖国光復の一日をより近くに迎える基台となるのです。このような事実を思いながら、皆さんは生きて密使の使命を完遂しようという決意をもって出発しなければなりません。そうでなければ、この時代に神様が私たちにもたらしてあげることができる世界的な祝福と天運を、私たちのものとして迎えることができません。
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 それでは、神様が願われる国、すなわち祖国はどこでしょうか。人類の祖国はどこなのかというのです。人類の真の父母が来られるその国が祖国です。道理としてそうです。祖国がどこだと言いましたか。人類の真の父母が来られる国です。人類の本郷の地はどこでしょうか。アフリカなど数多くの国がありますが、人類の本郷の地は、人類の真の父母として来られたお方が生まれた故郷が宇宙とこの歴史的な世界の本郷の地になるのです。
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 神様がこの地上に着地して家庭をもち、生活することができるところがあるという時は、そこは人類全体を代表した位置になるので、神様が生活を出発したその家庭基地が人類の本郷の地になるのです。それゆえに、神様が暮らす根本出発地が故郷になります。
 堕落したので、神様を中心としてその出発地から出発することができませんでした。家庭がそのような位置になることができなかったのです。そのような故郷がありません。先生が来られ、真の愛を中心として神様と真の父母が一つになって着地することによって、初めて出発することができる起源を備えたのです。そこが人類の本郷の地となるしかありません。その復帰されたところは、本然の形態の出発基地と同じなので、そこは神様の愛を交わすことができる真の愛の基地であり、人類の本郷の地となるのです。
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 さあ、皆さんには故郷がありますか。私たちには故郷がありません。祖国はどこですか、祖国は? お父さんが神様です。神様の国です。祖国はこの全宇宙、堕落せずに完成した神様を中心として、愛の主権の前に一つの国になり得る国をいうのです。ですから、皆さんは地上に故郷ももつことができず、祖国ももつことができませんでした。
 皆さんが生まれた所が皆さんの故郷ではありません。堕落ののちにもつようになった、そのような故郷は、神様の前で清算されるべきものです。故郷は、この地球星です。故郷は、一つですか、二つですか、いろいろですか。一つなのです。アメリカの地といえば、「アメリカに住んでいる国民たちの故郷はアメリカだ」という国の土地一つです。この地球星が人類に本来の故郷にならなければならないというのです。
 では、このアメリカに祖国がありますか。祖国は神様が見ている、神様が生まれ得る故郷になることができず、神様が暮らすことのできる祖国になり得ないというのです。
 では、神様と人類の先祖の故郷はどこでしょうか。エデンの園です、エデンの園。一国です。そこから一国が始まるのです。そこから一つの人類、一つの主人が生まれるのです。堕落したがゆえに、分かれました。そうして、争っているのです。国境があり、全部、怨讐になっています。それを撤廃しなければなりません。
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 神様が願われる祖国とはどこでしょうか。人類の本郷とはどこでしょうか。真の御父母様が誕生された故郷が、歴史的であり、宇宙的であり、世界的な本郷の地になります。
 先祖と思想と伝統を受け継がなければなりません。それを受け継がなければ、義理の息子の扱いを受けます。韓国民族は選民にならなければなりません。そのために、先生は内外をひっくり返さなければなりません。
 韓国が本郷であり、祖国であるとすれば、すべての世界的な文明は韓国で成し遂げられなければなりません。私たちが韓国を本郷にするためには、今日、忠誠、精誠、愛、犠牲の祭物になることを覚悟しなければなりません。そのようにしなければ、韓国は本郷としての資格を失うようになります。良いものをつくるためには実践が必要です。血と汗と涙を流しながらでも成し遂げなければなりません。
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 もし韓国が、神様の願われるこの世界の本郷の地であり、宇宙万民の祖国になるとするならば、その国の新しい文明は世界を支配するようになり、その国の言語は世界語となり、その国の男女は世界的な男女になるはずです。本来の父母を中心として生まれたとすれば、言語は一つです。
 それで、今後韓国が祖国の地、本郷の地となり、神様が願われる国になれば、韓国はもち上げられるはずです。神様が踊れば、韓国をもち上げて踊るのです。今まで神様は、一日として踊ってみたり、笑ってみたりすることができませんでした。
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 故郷に帰って孝子、忠臣となり、神様の創造理想であるモデル的家庭と国を成し、王権を成すことによって、地上と天上の天国になるはずでした。しかし、堕落したがゆえにもう一つの世界があるので、これを神様の大家庭理想を中心として一つにしなければなりません。そのままにしておいてはいけません。天上世界と地上天国を一つに連結させなければならないのです。これを早めるためには、発奮し、情熱的な立場から発展させなければなりません。
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 先生は、横になっていてもいつもそのような考えをしました。ここは、父の国の家ではないので愛着がありません。ここに愛着をもって暮らし、子供を生んだりするのは、仕方なくしていることです。
 神様とあの世の霊人たちが、祖国の統一が来ることをどれほど願ったでしょうか! 「私が地獄で暮らすとしても、私が天上の低い所にいるとしても、私たちの祖国が早くできれば……」と願うべきではありませんか。その祖国が顕現する時、自分たちが解放されるのです。ですから、特使を派遣しなければなりません。私は、監獄でもそのようなことをしてきました。門をすべて開けておいたのです。肉界と霊界に、すべてハイウェイをつくっておいたのです。
 ですから、すべての霊界が真の御父母様に対してそのような方向を備えて、一つの国に進軍しなければなりません。このように願っているのです。霊界が地上のために「真の御父母様、勝利されますように」と祈祷しているのです。それを知らなければなりません。神様が願われているのがそのことではありませんか。地上の真の御父母様がどうかどうかよく闘って、霊界の恨を解いてください! 今まで、皆さんが神様の国で生まれて暮らすことができず、この地のサタン世界で暮らした年月が多いということを恥と思わなければなりません。
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 還故郷とは何でしょうか。真の愛の根源地が神様なので、その本然の地に帰っていき、その根と共に、枝と共に、実と共に永遠に永生しようというのです。愛を中心として平和に、幸福に、永遠に暮らそうというのが、本郷に帰っていく道理です。簡単なことです。
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 還国、国に帰るのです。国は上弦も必要であり、下弦も必要であり、右弦左弦、前弦後弦がすべて必要です。国をもってこそ、そこに個人的な理想の倉庫、家庭的な理想の倉庫、国家的な理想の倉庫、天宙的な理想の倉庫が入っていくことができるのです。すべての個人的なモデル、家庭的なモデル、国家的なモデル、心情と財産とあらゆるものが入っているのです。

















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