E-listBBSSearchRankingMusicHall-HornGo to Top

環太平洋摂理
(全面表示) 戻る


 二 人間と趣味生活

  1.未来世界は趣味生活の時代

 これからの世界は、新しい国際経済機構および秩序の誕生によって飛躍的な経済発展が可能になり、人類は充足した経済生活に伴う時間的余裕をレジャーに利用できるのです。これを通じて人類は、大自然を理解し、学び、その中で神様に感謝し、人種と国籍を超越してお互いに愛し、「ため」に生きて、正しい生活を楽しむ理想世界が、必ず来るということを本人は確信しています。
             *
 今後事業は、レジャー産業になります。技術事業時代は、自動技術によって人間が仕事をしない時代です。そのような時が来ます。今でもそのようになりつつあります。人がボタンさえ押せば機械が仕事をします。何千名が作業していた工場が、三、四人だけで昼夜生産品をつくることができる時代が来るというのです。それでは、今からどのような産業が展開するのでしょうか。それは、興行産業、流行産業、このようなレジャー産業です。
             *
 今後、皆さんが経済的基盤を築くことのできる良い時が来ます。レジャー産業時代、三次産業時代が来ます。レジャー産業、観光産業が発展するのです。金剛山を訪ねていく人々は、金剛山よりも韓国を先に見ていくはずであり、韓国の釜山や済州島に行き、外回りして金剛山に行くはずです。金剛山を見てからほかの所に行くことはできないのです。行ってみたところでおもしろくないのです。行くことは行ってみるでしょうが、行けばみな気落ちするというのです。お客さんを誘致するとき、釜山から済州島に行き、ぐるぐる回りながら白頭山を経てくると考えてみてください。
             *
 今はどのような時かといえば、社長が会社に出勤して仕事をする時は過ぎました。コンピューター時代が来たので、人工衛星によって日本の事務室ですることと同じことを、外国でいくらでもできるのです。そのような時が来ました。船で釣りをして刺身を食べながら「理事は何をして、常務理事は何をして、課長は何をして……」このように指示できる時が来ました。一年十二カ月、責任者は会社に出勤しなくても、趣味生活をしながらストレスを解消する、そのような解放された位置で経営できる時代に入っていくのです。
             *
 趣味生活をしようとすれば、夫婦で、あるいは一族が車に乗って、全世界を旅行しながら暮らすのです。自分の家族と息子、娘を連れて趣味生活をしながら暮らすのです。今、女性が恨めしいと思うのは、それではないですか。夫が出歩くときに、ついていくことができないのです。
             *
 自然の近くで暮らす農民たち、都市から遠い人々は、自然や農業を開発して指導し、都市の人々は、科学的最高技術を通して両面に支援できる体制を準備するために、今大きな研究所と大きな実験場が必要です。農作業実験場、漁業実験場、ハンティング実験場、釣り実験場が必要なので、これを総合して神様の創造の喜びを感じる趣味産業を開発していくのです。趣味産業、趣味生活をするのです。
             *
 趣味生活、神様はそれを喜びます。皆さんの趣味が創造と連結するのです。すべての趣味が私を待っています。疲れません。趣味生活を重ねていくことによって自動的に神様の世界と近づくのです。これが、人間が願う最高の生活です。


  2.趣味産業は平和世界へ導いていく近道

 趣味生活をしなければなりません。神様が創造される時、無理やりに造ったのではありません。喜びを感じるように造ったというのです。創造される時の神様の立場を、私たちは再び感じなければなりません。誰かが「しなさい」と言うからするのではなく、せざるを得ないのです。眠る時間にも眠らずにそれをしなければいけないというのです。そこにどうしてお金が介在し、環境が介在しますか。それゆえに、趣味生活、趣味産業、趣味研究などが、神様と共に喜ぶ中で一つになってなされたものであってこそ、神様に所有されるものとなり、神様が愛する息子、娘たちが愛用できるものになるのです。そうでなければ、サタンのものだというのです。お金を目的にこれをするのではありません。私は、お金を与えながらこのことをしているのです。
             *
 六十を越えれば、故郷の農村に帰って土地を耕しながら、霊界に行く準備をしなければならないのです。霊界に行く準備が忙しいのです。ですから、精誠を尽くして先生のように農村に行って埋ずもれて、農村を指導する責任を果たさなければなりません。ですから、趣味産業、趣味生活を終えて霊界に行ってこそ高い霊界に行くことができ、情緒的な人になって霊界の舞台を活用できる皆さんになるのです。
             *
 今後は趣味産業を開発しなければなりません。レジャー産業ではありません。趣味産業です。レジャー産業といえば、利権が介在した概念です。魚を釣ることも、ハンティングをすることも、すべて利権を考えるというのです。それは、趣味とは違うというのです。
 これを趣味産業として展開すれば、部落にまで広げることができます。部落でもシーズンを決めてするのです。各自していることが違います。工場に行く人、会社に行く人など、あらゆる職場がありますが、職場別に百から三百六十のクラブをつくるのです。そして毎日、どれかのクラブがこのことをするのです。できます。このように編成して春夏秋冬、一年中このようにすれば、お金を失いません。五〇パーセントは返還されてきます。ですから趣味産業、これ以上良いものはないと思うのです。
             *
 趣味産業は、レジャー産業とは違います。レジャーは利益を目標とするのですが、これは趣味を目標とします。「お金のある人がすべきであって、お金のない人はどうするのか」と言うかもしれませんが、そうではありません。今、全員休暇があるではないですか。一年に一度でも二度でもそれができるのです。
 趣味産業とはどういうものか分かりますか。これに対する世界的な組織をつくって先取権を握ることが、今後世界の金融界などの人的資源をはじめとして、あらゆる分野を平和に導いていく一つの近道だと考えるのです。それで、今まで二十年間、海に対して準備してきたのです。来年の四月で二十年になります。そして、このような趣味産業とともに、今後農作業も趣味農作業にしなければならないと考えるのです。今後、遊ぶ時間が多くなれば遊ぶことも心配です。ですから、庭園のようなところに千二百坪程度の空間をつくり、自ら趣味農業をして食べて生きることができるようにリードするのです。
             *
 今、成約時代において、私たちがしなければならないことは、このような大人員を動員することです。大人員が必要です。国境を超越し、文化背景を越えて世界の人々を連結させることができる産業とは何ですか。もちろん、教会活動も必要ですが、対内と対外の活動を兼ねて連結させることができる事業は、趣味産業しかないというのです。


  3.趣味産業時代のために準備しなければならない

 先生は、趣味産業、ホビー・ビジネス(hobby business:趣味事業)という言葉を今、新しく使っているのです。それは利権のためにするのではありません。それゆえに、都市集中時代は間もなく終わって、すべて分散します。分散させる方法は、これしかないのです。趣味産業を開発しなければなりません。先生が今、「趣味産業」と叫んでいるのです。人は趣味を中心として生きるようになっています。
             *
 趣味産業にはカジノも入っていて、スポーツも入っていて、ハンティング、釣りも入っています。それで世界文化体育大典でも、それらをしたのです。世界的な観光事業を繰り広げるのです。今、先生が世界的な観光事業を準備しています。このアメリカでバス会社「ゴー・ツアー(Go Tour)」をつくったのも、そのための一環であり準備でした。今後は、観光レジャー産業が世界的に発展するのです。私は、これを趣味産業と名づけます。
             *
 今後、全世界の観光地で、私たちのボートに乗らざるを得ない環境になるだろうと思うのです。どのようにしてそのようにするのですか。私たちは、世界的組織をもっているので、どのような国でも観光客を誘致でき、お金持ちの人々や、どのような人でも案内できるというのです。その人々は観光をしなければなりません。休暇シーズンには観光に行かなければなりません。それを趣味産業と名づけたのです。ホビー・インダストリー、趣味です。見物しながら物を運んでいこうというのです。
             *
 観光地をつくるのです。土地があれば、環境をよく整えて釣り場もつくるのです。そこにタバコの吸い殻、あき缶、ごみは一切捨てることができないようにして、清潔にして、無公害で保護することのできる地域をつくり、趣味は趣味で、観光は観光で楽しめるようにつくるのです。一度見て回れば、誰もがみな行ってみざるを得なくするというのです。五十億人類がすべて競争するので、そうにしておけば行ってみざるを得ないのです。
             *
 今まで統一教会に休暇がありましたか、ありませんでしたか。今からは、先生が築いた釣り場、狩猟場、水泳場が、どこに行ってもきちんとできています。寒ければ暑い地方へ行って、暑ければ寒い地方を歩きながら、それこそ休暇を楽しむことができる基盤を築いておいたのです。それを「趣味産業」と言います。今そのような時が来ました。先生は、迫害を受けながら上がってきましたが、皆さんは迫害を受けません。今は、先生が南米に基盤を築いたのですから、責任をもって氏族を連れていって訓練すれば、その氏族基盤を中心として、霊界にいる先祖と国にいるすべての一族が一つになることができる基地になります。
             *
 アラスカに基盤を築き、テキサスに基盤を築き、百六十カ国に釣り場や狩猟場をつくっておくのです。釣りとハンティングは趣味です。高位層、豊かに暮らしている人々の趣味分野です。それゆえに、趣味産業をするのです。観光組織をつくって先生が直接リードします。
             *
 観光事業の基盤を世界的に連結させて、お互いに和合できる世界をつくるのです。その人々を動かしてこそ世界を動かせるのです。それで、今から皆さんは、お互いに額を合わせて暮らす生活をするよりも、そのような名のある人々を中心として外交世界のチャンピオンにならなければなりません。
             *
 人には趣味がなければなりません。これからは、御飯を食べることや生きることは問題ないのです。そのあとは、けんかして暮らしますか。喜びがなければなりません。川に行けば船に乗り、水上世界でダイビングして、魚や友達と遊ぶのです。そのように趣味的生活が残っているのです。それで今、私は「趣味産業」という言葉を作り出したのです。
             *
 統一教会では「カジノをしなさい」とは言いません。クラブを編成するのです。趣味産業を一カ月間訪問する時は、カジノの時間は二日しかないのです。そこを経ていくのです。カジノをすれば、若者たちがすべて狂うのです。それも趣味産業です。それで、もし一万ドルを失ったならば、その失った人に対しては三〇パーセントを返してあげなさいというのです。ラスベガスとかアトランタで、先生はその背後の暗黒街をすべて調べました。それで、十万ドルを失ったならば、十万ドルの三〇パーセントに該当する宝くじを分けてあげるのです。その代わり、そこに参加して三時間以上になる人は、必ず一時間の思想教育を受けなさいというのです。
 カジノが歴史的にどれほど汚いでしょうか。人々は賭博で指を切っても、またするのです。しないと決心しても、また賭博をするのです。それを真の御父母様が趣味産業として、私たち人間が理想的な夢を描くことができる機構として特別に作り変えるというのです。趣味産業にならなければなりません。
             *
 教育は精神を代表して、スポーツは体を代表するので、このような世界的大学連盟を通して今後円熟した方向に、真の御父母様を中心として天国の愛の理想に合うようにするのです。そのために趣味産業というものをするのです。今後は楽しく生きなければならないので、理想家庭の世界は趣味産業世界へ越えていくというのです。
             *
 すべてのものが趣味です。目新しい所に行けば、山が違い、岩が違い、木が違います。それがすべて関心事です。それは誰のためにつくったのですか。神様、主人が抱くためにつくったのです。息子、娘が、地上のどこに行っても暮らすことができる適切な環境をつくっておいたというのです。
             *
 先生は、今まで「趣味産業」のことを言いました。それは、世の中が科学世界であり最高の技術を通し動いているので、生産することを重視しているのでそのように言うのであって、本来それは、「趣味産業」ではなく「趣味生活」と言わなければなりません。それが分かりますか。目の趣味、鼻の趣味、口の趣味、耳の趣味、感触の趣味、体の趣味、心の趣味、愛の趣味、様々な種類の趣味があります。
             *
 安息圏とは海ではありません。陸地の安息圏を連結させなければなりません。今では山なら山、景色の良い所を訪ねていくはずです。そこに行って何をするのですか。そのまま行くことはできません。狩猟場をつくるのです。これは自然の動物を殺すのではなく、育てるというのです。これを趣味産業にすべて連結させるのです。
 神様の息子の血となり、体となり、骨となるはずなのに、盗賊が盗んで盗賊の血肉になっています。これをなくすために、歴史の大転換期として三百六十万双を迎え、その頂上の転換点を中心として今まで本然的愛と一つになることのできる趣味産業を準備してきたのです。
             *
 喜びというものは、主体と対象がいる所において、芸術という美しさや貴さ、価値が存続するのです。それで、趣味産業は外的です。家庭は、趣味家庭ではありません。喜びの家庭にならなければなりません。喜びといっても、アメリカに来て暮らす人ではないのです(韓国語で「楽しみ、喜び」と「在米」は同じ発音)。アメリカは喜びますが、そうではありません。アメリカの天地よりもっと喜ぶことができる家庭で、私たちの父母が暮らすというのです。鼻唄を歌うというでしょう? そこで鼻唄だけ歌いますか。
             *
 暮らすことがすべて喜びです。趣味というものは環境的条件を言い、喜びは主体と対象の愛の理想に根を下ろすことができるのです。一人で楽しいですか。それでは狂ったことになります。愛の相対がいなければなりません。神様は、未来の理想的宇宙よりももっと大きい愛の相対のために燃料として供給するための立場に万物を立てたので、愛の圏内に因縁をもっていないものがないというのです。ですから、万物を愛さなければなりません。
             *
 公害で汚染された農作物を食べる必要はないのです。自分のあらゆる精誠をすべて尽くして食べて生きることができるようにするのです。五人の食口なら、五人の食口が農作業をしたものを食べるのです。他の所から買ってくるなというのです。野菜も自分が栽培して食べ、米も自分が栽培して食べなさいというのです。これを私たち統一教会に任せれば、ウルグアイ・ラウンドを心配する必要もないのです。そのようにならなくては、世界は公害ゆえに滅びます。
             *
 今から世界は、観光産業の覇権を誰が握るのかということが最も問題になるはずです。そのような時代が来ます。経済流通構造は、他の産業基盤を通して定着します。しかし、観光産業の流通構造は、いつも早く回るのです。回るのでその活用能力が膨大だというのです。どこにも通じないところがありません。その基盤を築こうと水安堡や、釜谷ハワイにコンドミニアムも建てて準備するのです。すべて遠い将来に対備するためにそのようにするのですが、内部にいる人々の中には、そのような考え方をもった人がいないのです。


























SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送