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環太平洋摂理
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 第三章 環太平洋時代と「島嶼国家連合」創設

 一 今は環太平洋時代

  1.なぜ太平洋時代が来るのか

 今、「時は太平洋時代だ」と言っています。アメリカがいくら何と言おうとも、ヨーロッパ第一主義を叫んできたものが、今では太平洋を中心とした貿易圏がヨーロッパを凌駕して発展してきています。あらゆる面において、アメリカが太平洋地域を捨てることができない段階に来ているというのです。商売は誰がうまいかといえば、アジアの人がうまいのです。アメリカ人は、お金があればやたらに使うでしょう。しかし、アジアの人は使いません。中国人の死体を扱うと、お金のない死体がないというのです。
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 世界文明の方向は、世界を一周しながら発達していきます。すなわちエジプトの大陸文明、ローマとギリシャの半島文明、イギリスの島嶼文明、アメリカの大陸文明のほうに、再び文明は西に進み、太平洋を渡り日本の島嶼文明に、ついには韓半島文明に集結するため、アジアに連結しているのです。ここで結束された文化は、高次元的文化として新世界を創造することでしょう。
 日本は島国として、アジアでは初めて西洋文明を定着させました。次は半島文明時代です。韓半島は東洋と西洋の文明が一致する場所です。歴史学者シュペングラーが指摘したように、文明は、一年に春夏秋冬があるように興亡を繰り返してきました。今、時は大西洋文明時代が過ぎて、太平洋文明の時代です。
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 キリスト教は霊的に世界の救いに責任をもちましたが、肉的基盤を吸収しなければ立つ所がありません。今、世界の人々は「太平洋文明圏時代が来る」と言っていますが、それはなぜでしょうか。歴史の起源がここにあるからです。イエス様の体を失ってしまったがゆえに、アメリカが、霊的キリスト教が太平洋を渡ってアジアに行かなければならない歴史的な使命があります。それゆえに、このような時代が来ざるを得ない、というのが結論です。原因がここにあることを知らなければなりません。
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 アメリカは、どこに行かなければならないのでしょうか。アジアに帰らなければなりません。イエス様の体を失ったアジア大陸を訪ねていかなければならないというのです。今後は太平洋文明圏の時代が来ますが、どうしてアジア太平洋文化圏の時代が来るのでしょうか。学者もそれを知りませんでした。それはレバレンド・ムーンの「原理」で解かなければ、解けないのです。アジアを訪ねていかざるを得ません。今、アメリカは霊的基準だけをもっているので、体をかぶるためにアジアに帰らなければならないのです。
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 イエス様が体を失ってしまったので、その本舞台の基台がなくなり、アジアの基盤を失ってしまいました。ですから、反対方向に行くのです。ローマに反対に引っ張られてしまったのです。アジアから西洋に向かわなければならないのに、西洋から反対に回っていくので、蕩減の道と一致して、血を流し犠牲になりながら行ったのです。そのようにして一周し、ローマを中心としてイギリス、アメリカを経て再び太平洋文明圏に帰ってくるのです。なぜ太平洋文明圏に帰ってくるのかといえば、イエス様の体を世界的に失ってしまった所がアジアだからです。ここで霊と肉が分かれてしまいました。ですから、西洋文明と物質文明とが反対にさっと向きを直して、このようにアジアに帰ってくるのです。
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 旧約時代から延長してきたものを、新約時代のイギリス、アメリカ、フランスを中心として、新婦圏すべてを蕩減復帰した時代になったので、第二次大戦直後に統一的世界に出発することができるのです。それで、母とカイン、アベルが一つになってアジアに入り、太平洋文明圏時代が到来するのです。なぜなら、イエス様の体をアジアで失ってしまったので、体である世界的政治版図まで、アジアを中心として統一しなければならないのです。それゆえに、今からアジア文明圏時代が到来するのです。
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 西欧文明、東洋文明、アジア文明、太平洋文明圏へと世界でつながれてきましたが、太平洋文明圏はアメリカとは遠い距離にあります。それで、文総裁が行って、余りある万全の準備を備えました。今からはアジアに帰ってきて、東西を結合させ、インドまで収拾しなければならず、シベリアも収拾しなければなりません。二箇所を収拾しなければなりません。
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 主は、どこに来なければなりませんか。アジアに来なければなりません。イエス様が肉身をアジアで失ってしまったので、アジアで取り戻さなければならないのです。太平洋文明圏が来るのは、なぜでしょうか。イエス様の失ってしまった肉身が、アジア文化圏統一時代に向けて帰りつつあるのです。すべてのものをこのように解いてこそ、歴史がきれいに解かれます。
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 日本は、サタン側のエバ国家です。サタン側のエバ国家は、天の側のエバ国家のすべての恵みを対等に分かち合うことができます。キリスト教がアジアで成功できずに死ぬことで、反対にヨーロッパに向かい、ローマを経て、イギリスを経てきたのです。このように反対に来るのです。ローマのような半島が韓半島に匹敵し、地中海のような海と島が日本に匹敵し、ヨーロッパ大陸に匹敵するのがアジア大陸です。相対的に反対に一周してくるのです。これが、互いに出会う時となったので、学者や政治家たちは「太平洋文明圏時代が来る」と言っているのです。
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 なぜ第二次大戦が起こらなければならないのでしょうか。イエス様の体を失ってしまったのを、世界的に取り戻さなければならないからです。来られる再臨主を追い出したがゆえに、統一圏を失ってしまうことで、今、アメリカが再び太平洋文化圏を通して、イエス様の体を失ったアジア地域と統一世界を求めてくるのです。反対に求めてくる時代が来るのです。太平洋文明圏の時代は、それで来るということを知らなければなりません。
 イエス様の体をアジアで失ってしまったがゆえに、アジアで復帰し、再臨主の理想を中心としてこの世界を統一しなければならないという内容と一致します。このような過程を経ることによって、太平洋文明圏時代が来ざるを得ないのです。それは体を復帰して一つにするためですが、再臨主には霊肉を中心として既にこれを受け入れることのできる基盤があるので、文化圏も内外で統一された基準でもって、主体の前に対象的な基準で連結されることにより、真の父母を中心として統一世界が成され得るのです。
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 なぜ太平洋文明時代が来るのかといえば、西洋文明と東洋文明は、失った父の体を取り戻さなければならないからです。イエス様が父として来たのに、父の体を殺してしまいました。これを取り戻して霊的救いとキリスト教圏内で一つにしなければならないので、東洋を訪ねてくるのです。来られる主を中心として、韓半島がイタリアと同じです。イタリアは今まで滅びたことがありません。千年を越えるほどに強大国としてあり続けています。それはなぜかというと、今後、主が来られる相対国だからです。
 そのような基準を中心として帰ってくるのが、この半島を中心とした太平洋時代です。地中海より太平洋時代です。膨大な環境を中心としてアジアに帰ってきて連結されますが、それが韓半島です。韓半島が男性の生殖器ならば、日本は女性の生殖器です。これらは一つにならざるを得ないというのです。これらが一つになってこそ統一天下の時代が来るのです。それで、韓国を「アダム国家」と言い、日本を「エバ国家」と言うのです。
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 今後、世界文明は間違いなくアジアを訪ねてきます。太平洋文明圏の時代が到来するというのです。今日、社会科学を研究する著名な学者はもちろん、何も知らない科学界の学者までも「太平洋文明圏の時代が来なければならない。歴史的帰趨はそのようになる」と主張します。それはなぜそうでなければならないのでしょうか。その根本を知っている人が私ではないでしょうか。既に四十年前から「太平洋文明圏時代が来る」と教えたでしょう。それがどの国に行くかということは、誰も知りません。それは私だけが知っているのです。それを知っている文総裁という男は、大韓民国がそれを主導しなければならないと見るのです。
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 西洋文明と東洋文明がいつ一つにならなければならないでしょうか。一つになるには、どこで一つになるべきでしょうか。島国で一つになるのではありません。半島で一つになるのです。このように見るとき、アジアで半島国家として最も微妙な立場にあるのが韓国です。韓国周辺を見れば、ソ連、中共、日本、アメリカまであります。太平洋沿岸を中心として見るとき、アメリカまで連結されていると見ます。「歴史は今、太平洋文化圏時代に移る」と、あらゆる学者が言っています。政治、経済、歴史学者が「そのような時代が来る」と言います。アメリカではそれを結論的な基準で見ています。
 では、どの国が主役になるのでしょうか。日本がなるのでしょうか、中国がなるのでしょうか。日本と中国は怨讐です。四十年前に怨讐でした。韓国と日本も怨讐です。すべてが怨讐です。アジアで日本は中国とも争い、ソ連とも争い、韓国を占領しました。みな日本を怨讐の国だと考えます。イギリスに対峙し得る、サタン側のエバ国家だったというのです。
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 西欧文明とアジア文明圏をそのまま連結することはできないのです。行く方向を失ってしまった西欧文明に、夕暮れ時に傾く太陽のように、地ぐもが巣くう西欧文明に、新しい朝の光明、太陽の光のような東洋文明を連結してあげたこのレバレンド・ムーンに対して、感謝しなくては滅びるということを知らなければなりません。滅びていく、大西洋に流れていく文化の背景をもった西洋社会は、レバレンド・ムーンによって新しいアジア文明を通して神様の摂理圏に連結させることができるという、驚くべき事実を知らなければなりません。
 西欧の人たちは、今までレバレンド・ムーンに反対だけしたのであって、それを知りませんでした。レバレンド・ムーンによって神様の摂理と通じることができ、再度神様の摂理を受け入れることができる世界に越えていったというのです。再度、神様の摂理が伸びていくのです。
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 統一教会は三番目の息子です。統一教会は実際、秘蔵っ子の中の秘蔵っ子として生まれたのです。今や、キリスト教文明を統一的な内容によって消化させ、ヨーロッパを一つに和合し、南・北米を和合できるのは、キリスト教文明圏以外にはありません。
 ところが、西洋のキリスト教文明圏がアジアに越えてきつつあります。そうなれば、キリスト教思想を通して神様が統一的な方案を収拾してくるものを、アジアはどこで合わせるべきでしょうか。日本は異教をあがめていて、中国とソ連は共産化されていて、ただ一つ残っている韓国は、教派争いはしていても、キリスト教という垣根の圏内にあります。種を取る木としては植えられなくても、火をたく木としては必要です。言い換えれば、太平洋文明圏が目の前に迫る環境を直視しながら、アジア帝国において、キリスト教文化の背景を民族を挙げて備え、受け入れ態勢を備えることができる国があるとするなら、それは日本でもなく、中国でもなく、ソ連でもなく、ただ韓国だけです。
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 「ICUS」(科学の統一に関する国際会議)や「PWPA」(世界平和教授アカデミー)を命懸けでつくりました。これを前面に出せば、通じない所がありません。その時、アメリカを動かさなければ、中国首脳部の今後二十年以内の政策方向を知ることができません。共産主義が変遷するのは明らかなのに、その変遷方向を知ることができないというのです。私が話しても信じないというのです。ですから軍の戦略家たちをすべて集めて、代表的に自由世界の二十人、中国の二十人を中心として「太平洋沿岸における中国を中心とした今後のソ連外交政策に対する糾明」というタイトルでセミナーをしたのです。そこに、アメリカの今後の作戦資料を投入してあげた人が私です。
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 今は太平洋文明圏時代です。それとともに宇宙時代と連結されているのです。太平洋の中には、あらゆる水が入っていきます。河川の水も、大西洋の水も、地中海の水もみな入ります。ここに黒潮というものがあり、それが四千ないし五千マイル程度の長さですが、これが回ることによって全世界の五大洋が動くのです。それゆえに太平洋文明圏時代が来る時には、すべてが一つにならなければならないのです。そして宇宙に飛んでいくのであって、これが一つにならなければ、今後「太陽の主人は誰だ」、「私だ!」と、このように争うというのです。「星の世界の主人は誰だ」、「私だ!」と言うのです。それは闘うようになっています。
 この太陽だけでも地球の百三十万倍になるのに、この巨大なものを、一粒にもならない小さい人間が、「私のものだ」と言うことができますか。そうすれば、宇宙が笑うのです。宇宙が「ハハハ」と笑うというのです。いずれ太平洋文明圏時代には統一世界が来なければならないので、みな整備されなければならないのです。アメリカ民主主義でも駄目で、共産主義でも駄目なのです。ですからこの時代に、「頭翼思想」、「神主義」が出てこなければならないのです。
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 天の側の母、天の側のカイン、アベルを中心とした天の側の統一天下にしなければならないのです。統一天下とは何でしょうか。サタンのいない世界です。エデンの園で見るならば、堕落がなかった基準です。堕落した父母の立場であるアダムとエバが、新しくお父様に侍らなければなりません。世界を一周して太平洋文明圏時代に帰ってきて、ここでお父様に侍らなければならないのです。そして、新しい血を受け継がなければなりません。新しい愛を通して生命と新しい血統を受け継いで一つになる時、初めて統一天下が成されるのです。
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 今や太平洋文明圏時代が来ます。そこに主役の基盤を用意すべきなのが、アダム国家とエバ国家と三天使長の国家ですが、それが一つになるのです。本然的エデンの真の父母の名声とともに天国に直行できる、天使長の愛と神様の愛と父母の愛を中心として天国に入ることのできる本然の基準を、解放圏をすべて成し遂げたがゆえに、国家的基準で天国に入ることのできる時代が来るというのです。ですから、地上天国、天上天国が顕現するというのです。
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 南北統一によって東西の貧富の差も解消し、西洋文明と東洋文明が一つになるのです。本来、精神文明の中心は東洋です。それゆえに、あらゆる宗教は東洋から出てきました。宗教圏が栄えれば、物質を捨てなければなりません。家を捨て、国を捨て、みな捨てなければなりません。それを捨ててしまっては駄目なので、端のほうの西洋から物質を拾い上げてくるのです。ですから物質文明を発展させたのは西洋の人々です。
 西欧は知識を通して、知れば知るほど「私の土地だ」と言って、みな占領してしまいました。みな知識によって版図を拡張しました。しかし、東洋ではお金をみな無にしました。しかし精神的基準と物質的基準が一体化する時には、統一が生まれるのです。物質文明がアジアを求めるのです。太平洋圏で西欧文明とアジア文明が連合して、新しい世界に越えていく文明時代がやって来ます。それが太平洋文明圏時代です。
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 太平洋文明圏とは、本然的縦的な世界と出会うための歴史的方向だと、すべての世界的学者は結論を下しました。では、何を訪ねていくのですか。真の愛を訪ねていくのです。その愛の原則をつくってやれば、世界は滅びないのです。東洋を代表したレバレンド・ムーンがアメリカに来て教育し、太平洋でおぼれないで無難に渡っていくことのできる者たちをつくろうとするのが、西洋社会の統一教会であることを知らなければなりません。統一教会だけが、太平洋文明圏を縦的愛と横的愛で編成し完成させた、永遠なる理想の本郷の地に行くことができるのです。
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 アジア大陸から世界統一圏に進む過程で、西洋文明と東洋文明を中心として太平洋文明圏が出てくるのです。そして、今ヨーロッパが一つになっていきます。このように見るとき、何がその文化的背後基盤になるのでしょうか。それはイギリスの歴史でもなく、ドイツの歴史でもなく、フランスの歴史でもありません。それはすべて、キリスト教文化圏だというのです。
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 膨大なアメリカと西洋圏がイエス様の体を復帰し、一つになって太平洋に帰ってくるのです。精神文明圏であるアジアで、イエス様を中心として一つの世界的指導国家基準をなさなければなりません。それを先生が今まで準備してきたのです。東洋文明をバックグランドとして、未来に復興統一し得るキリスト教文明の内容をもち、キリスト教文化圏を収拾して世界的な背後関係を結んだのが、「世界平和宗教連合」の結成です。
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 ローマ文化の失敗を蕩減復帰するために、世界的な半島文明を収拾して神様の前に帰る歴史的なローマの教皇国を、今、つくろうと思うのです。それが太平洋文明圏として来るのです。西洋と東洋の宗教圏を今、今年の今月まで集めています。
 そのようなことは歴史になかったでしょう。「科学の統一に関する国際会議」だとか、「PWPA」(世界平和教授アカデミー)だとか、「世界言論人会議」だとか、そして、「世界平和宗教連合」だとか、「世界平和連合」だとかいうものは、今まで心と体として分裂して紛争していたものを、各国のために一箇所に集めて、一体理想圏を中心として収拾しようという団体です。これは恐ろしいことです。神様がいるから可能なのです。
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 あらゆる識者たちは、「今後、太平洋文化圏時代が来る」と言います。では、その主役がどこかといえば、アジアだというのです。アジアが主役を果たすためには、どのようにしなければならないでしょうか。周辺国家を収拾しなければなりません。韓国を中心として見れば、日本と中国があり、ソ連とアメリカがあります。一つの小さな国を中心として四大強国が角逐戦をしながら、この地を手放せなくなったのは、地政学的な要地になっているからだけではありません。
 これを実践するために私が多方面の国家を連結させ、超国家的な核心部を連結させて同化させ結成することに今まで努力したがゆえに、あの太平洋を渡って自由世界を指導するアメリカも、今になっては無視できない段階になりました。日本だけでも、レバレンド・ムーンという人を無視できない段階になりました。ソ連もそうであり、中国も同じです。
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 太平洋文明圏が目の前に迫る環境を直視しながら、アジア帝国でキリスト教文化圏の背景を民族全体として備え、受け入れ態勢を備えた国があるとすれば、それは日本でもなく、中共でもなく、ソ連でもなく、ただ韓国だけなのです。
 人類でいえば、五十億人類の中で三十二億の人々が、五分の三以上がアジア人です。アジアで暮らしています。そして、歴史を経ながら、韓国は宗教が結実した王国として過ごしてきました。仏教がそうであり、儒教、キリスト教がそうです。アジアで、韓国を中心としてキリスト教と数多くの宗教を背景として結んで、太平洋文化圏を生み出そうというのです。民主世界や共産世界も、来るならば来いというのです。
 このために準備したのが「世界平和女性連合」の創設、「世界平和宗教連合」の創設です。闘う心と体を連合させ、一つに詰め込んだということは、自分の個体で心が闘争する歴史的過程をすべて統一させ得る内的因縁が連結したということです。それを忘れてはなりません。
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 皆さん、考えてみてください。有色人種の文化歴史は長く、白色人種の文化史的な背景は短いのです。白人たちは、北極から来た熊のいとこたちです。血を見ながら肉を食べる人々です。白人たちの行く所は、いつも血が伴いました。血を流しました。しかし、農耕文化世界に暮らす人々は、そうではありません。それゆえに、もう白人社会の終末は遠くありません。それを知らなければなりません。
 今からは、どこへ行くのでしょうか。アジアへ行かなければならないでしょう。最近、アメリカのあらゆる知性人たちは、「太平洋文明時代が来る」と言うでしょう。太平洋文明時代は、黄色人種を中心として来るのです。日本と韓国がそのように急成長をしたのは、どうしてでしょうか。神様が共にあるからです。そこでレバレンド・ムーンも伸びていくのです。それで太平洋文化圏に、なくてはならない必須の概念を植えました。全世界に、みな植えました。そのように植えたものは、誰も抜くことはできません。
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 今後、「黄色人種時代、イエロー・パワー時代が来る」と言います。太平洋文化圏世界とは、アジアをいうのです。今後、人類はいずれそのようになるのです。私たちが合同結婚式をしても三分の二は黄色人種になり、三分の一が雑種になるのです。ですから今後、世界は黄色人種の時代に進むのです。私が黄色人なので、このような話をするのではありません。原則がそうなので、このような話をするのです。


  2.太平洋時代の中心国は韓国と日本

 今から太平洋文明圏が来ます。アメリカ、日本、韓国、中国、ロシアを中心として争いの場が生まれるしかない状況において、このような文明と文化の背景で準備しない国は退却するのです。そのような先端に立って準備をした男が、私です。それゆえに日本を結び、アメリカを結び、中国を結び、ソ連を結びました。そのようなレバレンド・ムーンとアメリカの人々が、手をつないで一つになって大きな仕事をすることは、今後、アメリカと世界、太平洋文明圏で共同運命圏を勝ち取っていく一つの条件になるということを考える時、希望的です。気分悪く考えるなというのです。これが連結されるならば、西欧世界やアメリカにとっては本当にいいのです。
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 ここにソ連の人々も来たので、私が一つ忠告しようと思います。ソ連が今後、ドイツやヨーロッパを中心として経済体制を強化させていっては、大きな問題が生じるというのです。いつも念頭に置くべきことは、アメリカを第一にして、ヨーロッパは第二として結んでいかなければならないということです。もしヨーロッパを第一にして結んでいったなら、大きな戦争、世界史的な難しい問題が、遠からずヨーロッパ地域と太平洋沿岸のアジア地域にまで起こるというのです。これを予防するためにも、ソ連の指導層は経済的方向をあくまでもアメリカにおき、ヨーロッパを結んでいかなければなりません。これをほっておけば、問題が大きいというのです。
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 今後、太平洋文明圏時代が来ます。西洋社会でもそう言っています。日本自体、島国ではできません。日本でしょうか、中国でしょうか。中国は第三世界、未開地に該当します。これを私が知っているので、摂理をこのようにするのです。韓国と日本を、アダムとエバとしてしっかりと定めたので、大陸と連結されます。中国は、それを信じても信じなくてもいいのです。しかし、中国は天使長圏です。中国には男性たちが多いでしょう。天使長。昔、女性がいないので、(逃げないように小さな靴で)足を締め付けたことがあるでしょう。青い竜ではありませんか。竜は天使長です。
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 イギリス、アメリカ、フランスの連合軍はキリスト教文化圏なので、韓国のような国をたくさん保護しました。太平洋戦争が三日だけ延長されていたなら、キリスト教徒二十万人が虐殺されていたことでしょう。神様が韓国を愛して、そのようにはなりませんでした。第二次大戦の時、韓国には爆弾は一つも落ちなかったでしょう。日本は廃虚になりましたが、韓国には爆弾は一つだに落ちませんでした。なぜでしょうか。天地が保護するからです。アメリカがキリスト教文化圏なので、そのように保護したのです。
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 太平洋文明圏は、このようにしてアジア統一と世界統一に向かっていくのです。それで、失ってしまったすべてのものを蕩減復帰するのです。今、ちょうどそのように回っているでしょう。アメリカは天の側の天使長なので、サタン側の天使長三名はアメリカから支配されなければなりません。
 ですから、エバ国家の使命が大きいというのです。エバ国家にはどのような使命が残っているのでしょうか。貞操を守り、夫のそばにぴたっとくっついて、自分の存在の色合いを出してはいけません。女性には、自分のために存在しているものは何もありません。日本の富は、アジアのために使用しなければなりません。中東を越えて、ヨーロッパまで開拓するのに使用しなければなりません。
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 大西洋文化圏時代から太平洋文化圏時代に移動してくるにおいて、ここに主役になろうと浮気をしているのがソ連とアメリカです。彼らが主役をしているのですが、今後、世界を指導するためには、アジア人を消化しなければなりません。そうでなければ、指導できません。アジアの人口は、世界五十億の中で三十億に近いのです。五分の三を超す数をもっています。それゆえにアジア人を消化できない主義は、世界をリードできません。
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 アジアでは三十億が暮らしています。今、時は太平洋文化圏時代です。そのような時代が訪れました。歴史は河川文化、地中海文化圏を経て大西洋文化圏を回って、今、太平洋文化圏を中心として宇宙空間文化圏に跳躍する時代が来つつあります。これをいかにつないでいくかということが、世界の政略家たちが模索する問題ですが、彼らからは解決策が出てきません。私は世界で立派だという政略家たちをみな集めて、数多くの国際的な会議をしました。彼らの結論は、レバレンド・ムーンの思想だけがこの時代の希望だというのです。アメリカでもなく、フランスでもなく、ドイツでもなく、イギリスでもありません。ソ連でもありません。
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 迫りくるアジア太平洋時代は、一つの隣人として近づいた地球村の人類が、皮膚の色と文化背景を超えて、調和して生きるしかない世の中です。個々人の自己の存立のためにも、怨讐を想定できない和合の時代に行くように天運が追い立てています。私たち韓民族は、神様を中心とした強硬な思想的基盤と正しい価値観のもとで生活することによって、新時代の導き手にならなければなりません。私たちすべては、小さな利害関係を超えて、国際関係に対する冷徹な認識のもと、全民族的に団結した力を発揮して、アジア太平洋時代の主役にならなければなりません。
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 有り難いことに、アジアの民族は三十二億暮らしているというのです。ソ連は白人国家です。風土的に見ると、不利な立場に置かれています。しかし、軍事的分野や政治的分野やあらゆる面において、中共を凌駕しているのが現在のソ連の立場です。ですからソ連は、どんなことをしてでも日本さえ手に入れれば、今後の太平洋の舞台を中心としたアメリカとの対決で、先手を取れると考えるのです。
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 地政学的に見るとき、日本は島国です。島国は、どのようにしても孤立しては生きられないのです。それゆえ、ある大陸と関係を結ぶべきですが、今は太平洋を渡ってアメリカ大陸と関係を結んでいます。彼らは四十年前には、第二次大戦を中心として怨讐でした。怨讐になって闘争した国民性をもっています。
 ところで、日本はどこに行くべきでしょうか。太平洋を渡っていってアメリカに背負われるべきでしょうか。大陸に接するべきでしょうか。接するにはどこで接しなければならないか、これが問題です。最も近い道は、韓半島を通じて行くのです。シベリアを通じて接しても駄目なのであり、中共と接しても駄目なのです。中共に入っていって、混乱した中共を消化することはできません。十二億の中共の国民を消化することはできません。また、膨大な共産世界の主導国家であるソ連を、日本は消化できません。このように見るとき、日本自体は仕方なくアメリカを中心として、韓国と連結しなければなりません。
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 太平洋文明圏は、来たるべき父主義の版図を形成するための準備文化です。ここから統一的文化圏が展開し、結束された文化を終結しなければならないので、父母文化を中心として言語統一、文化統一、国家統一が展開されていくのです。そのような時になってくるのです。それが韓半島を中心として連結されてくるのです。
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 今、アメリカの経済界や哲学界や思想界を問わず、みな「太平洋文明圏の主役だったアメリカはすべて終わった。東洋に行かなければならないが、どのようにして行くのか」と言っていますが、レバレンド・ムーンのしりをつかまなければならないということを、分からずにいます。それだけ教えてあげれば、すべて終わります。
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 統一国家圏を成す決着点は韓国です。韓国はアダム国家です。愛と生命と血統を連結し、新しい理想的な創造理想圏に立てる主人の本性を相続できる血統が、アダム国家から始まります。母の国と長子の国、そして次子の国々が一つになって、どこを訪れるのでしょうか。太平洋を越えてアダム国家である韓国を訪れるのですが、その時、韓国は日本から解放されるのです。
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 太平洋文明圏が目の前に迫る環境を直視しながら、アジア帝国において、キリスト教文化の背景を民族を挙げて備え、受け入れ態勢を備えた国があるとするなら、それは日本でもなく、中国でもなく、ソ連でもなく、ただ韓国だけです。
 皆さん希望をもってください。人類の五分の三以上が宗教の発生地であるアジアで暮らしていますが、韓国はその宗教の結実において王国になってきました。
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 太平洋文明圏時代は、韓半島を中心として展開します。日本は女性の子宮とちょうど同じです。これらが、一つにならなければなりません。それゆえに、日本はキリスト教が誤ったこと、イギリスが誤ったことをすべて蕩減復帰しなければなりません。また、ローマ教皇庁が誤ったことを、韓半島を中心として収拾しなければなりません。ローマ教皇庁の理想、キリスト教の理想である再臨理想王宮圏をつくり、イエス様の体をアジアで失ってしまったので、再びアジアでキリスト教文化圏を霊的、肉的に合同させ、統一文化圏が展開されなければならないのです。
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 アダム国家は韓国であり、エバ国家は日本です。そして、天使長国家は周辺のアメリカ、中国、そして、ソ連です。これは神様が選択するのです。日本も韓国を支配したでしょう。中国も韓国を占有しようとします。韓国を支配する国は、太平洋を支配します。今に太平洋文化圏時代が到来します。歴史的に知識人たちがみな発表しているでしょう。それで、ソ連も韓国、中国も韓国、アメリカも韓国を独り占めしようとするのです。
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 韓国が既に四カ国を主管できる段階に入ったことを、世界の人々は知らずにいます。神様とレバレンド・ムーンとムーニーしか知らずにいます。これはどれほど有り難く、驚くべきことですか。今後、歴史の方向に対して世界の学者たち、経済学者、社会科学者たちは「太平洋文明圏時代が来る」と話していますが、太平洋文明圏の基地をレバレンド・ムーンがつくり、思想的な基地として立てて前進しているという事実を、世界が知るべし! アーメンです。このように世界に夜明けが訪れ、太陽が昇るようになっているというのです。
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 南北統一は、金日成によってではなく、先生によって成るというのです。エバ国家、アダム国家、天使長国家を収拾することによって、太平洋文明圏が成り立つのです。太平洋文明圏がなぜそのように成り立たざるを得なかったかといえば、イエス様がアジアで体を失ってしまったがゆえに、アジアで天下統一の世界を再び復帰しなければならない基準があるのです。それで、世界的に太平洋文明圏が論じられるのです。アダムとエバ、三人の天使長が一つになることによって、世界は統一世界になるのです。歴史がそのようになっています。
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 アジアを中心として韓半島は男性の生殖器のように、日本は女性の陰部のようになっていて、太平洋文明圏を中心として見るとき、これはより大きな大陸、アメリカ大陸、中国大陸、ソビエト大陸、世界六大州すべてが連結されている基準において、中心点を形成しています。これが、太平洋文明圏を成すのです。
 太平洋文明とは、何を中心として成されるものでしょうか。今は中国と日本が中心だと考えていますが、そうではありません。大韓民国が、韓半島が中心にならざるを得ないのです。それは韓半島を地勢学的に見る場合、ヘレニズムとヘブライズムの交差点として、民主主義と共産主義、唯物主義と有神主義が世界的に対決している所であり、ここに結実体として悪の真の父母である金日成と善の真の父母である先生が対立しながら、互いに消化しようとします。それは歴史の最後の終着点になりもするのです。これを一体化させる中心体が、大陸の男性の生殖器のように生じた半島であり、これは太平洋すべてを包容することができるのです。
             *
 アジアの半島である韓国は、大陸の生殖器、男性の生殖器を象徴します。日本列島は、北海道が頭です。そしてその下にある列島は、四肢を広げている女性のようです。ですから、日本がエバ国家です。その中で貿易の基地は、下関と四国です。下関の通交で、そこから西洋文化が広がったのです。太平洋をバックとし女性が脚を広げて関係を始めた、文化輸入の道です。しかし文先生は地球をバックにして、太平洋文化、アメリカ文化を、天の文化を中心として韓半島文化でもって統一することでしょう。


























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