文鮮明先生のみ言集
訓教経(下)


 はじめに

 人類の真の父母であられる文鮮明先生は、神様から人類救援の天命を受け、神様の真の愛の理想を完成されるため、天道を明らかにした多くのみ言を語られました。
 神様のみ旨を中心とした全体摂理内容を明らかにされた真の御父母様は、み言を通して神様の心情を初めて教えられ、神様と人間が父子関係であるという事実を明確に説明されました。また、人類が実践すべき真の愛の実践原理を究明されました。
 この本に選定された七十二の題目のみ言は、様々な人々に天道を教え、また生きていらっしゃる神様を理解させるだけでなく、人生の根本道理を悟らせる生命のメッセージです。
 真のお父様自ら命名された『訓教経』という題目からよく分かるように、これは人類を訓導し、教育する根本の教えとなる貴いみ言です。
 人類に必要なものは、本然の心情の深いところから生命力を誘発させ、根本的な人格変化を起こす神様から来るみ言です。
 私たちすべてがこの『訓教経』を一生懸命訓読し、新しい生と愛の人格を培っていかなければなりません。それと同時に私たちは、大小様々な集会において、要約整理された真のお父様のみ言を選択して、聴衆に簡単に伝えることができるようになりました。
 このみ言を通して、本然の心情人格体として完成していき、また、このみ言による講演などを通じて、この世のすべての人々が真の御父母様の尊さを悟るだろうと確信しながら序文に代えさせていただきます。

  一九九九年四月十六日 第四十回「真の父母の日」に



 日本語版発刊によせて

 一九九七年十月十三日に真の御父母様によって制定された「訓読会」も、真の御父母様御自身よる「訓読大会」、「訓読ツアー」から、「世界平和超宗教超国家連合」の「国際訓読セミナー」へと拡大、発展し、世界的な伝統として定着しつつあります。
 私たちにとって、み言は生命の源泉です。原理は、人間は神霊と真理によって神様へと復帰されていくと語っています。私たちは、今真の御父母様により多くのみ言、すなわち真理を与えられています。これを、目、耳、口を使って訓読することによって、真理のみならず、自分の声に感動を受け、様々な霊的な恩恵を受ける神霊の役事が起こります。この感動体験こそ、私たちの心霊を高め、希望に満たしてくれる源泉になるのです。
 「訓読会」はこの感動の輪を広げていくものであり、これを数人、あるいは数十人、あるいは数百人で行い、参加した人が受けた恵みを集めれば、より高く、より公的な神の願いも明確になってくることでしょう
 熱心に訓読し、感動するみ言を心に蓄積し、それを実践することによりみ言を人格化すれば、そのみ言が自然と私たちの周辺に広がっていくことでしょう。そのような「訓読会」の伝統と恵みを与えてくださった天と真の御父母様に、心から感謝するものです。
 本書は、膨大な「文鮮明先生のみ言選集」三百巻の中から、特に重要だと思われる七十二のみ言を集めたもので、集会などに用いやすいように、適度な長さに要約されています。
 このたび、本書が日本語に翻訳され出版されるようになり感謝に堪えません。そして、この恵みに、より多くの人が浴することができるよう願ってやみません。

  二〇〇〇年十一月



























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