文鮮明先生の教育哲学
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 世界平和と統一に関する文鮮明先生のビジョンと実践 3

四 教育事業を展開する理由

 お金を、国家的で、世界的で、天的な内容を中心として使わなければならないと思ったので、先生は、清平に土地を買ったのです。そこに土地を買うのは、世界のためです。今後、世界のために働くことができる基盤を築いておくために土地を買ったというのです。今からは、民族時代を経て漸進的な世界時代の前に立っているので、この時代のための国際的な教育機関をつくらなければならないというのです。ですから、堂々としています。そのためには、いくらお金を投資しても良心の呵責を受けません。(三三−一六〇、一九七〇・八・一一)

 きょう、残った時間に木を植えます。精誠を尽くして木を植えなければなりません。この木々が育てば、今後皆さんの子孫たちが山に来て、この木々を見ながら喜ぶでしょう。私は、これからここに大学を建てようと思います。教育機関をつくります。ですから、精誠を尽くしてこの地に木を植えなければなりません。今後、他の新しい土地にも、ここから木を移して植えるか、種をもらって植えようと思っています。そのような意味から考えてみるとき、歴史を生かし守ることができる内的な事情を中心として、愛することのできる基盤が私たちの地です。青坡洞を中心として、永い月日と環境を経ていくために、ここにこの土地を買い、清平にある土地も買うようになったのです。

 人は、一つの動機を残さなければなりません。心が焦る時に、天が涙を流すことができることを残さなければなりません。そのような人の子孫は滅びません。そうでなければ、いくら忠誠を尽くしても、にらまれるのです。これが先生の生活哲学です。神様から教育された教訓であり、相続した真理だ、ということを皆さんは知らなければなりません。(四三−六〇、一九七一・四・一八)

 私は、国を生かすために大学を建てようと思います。韓国に世界的な大学を造ろうと思うのです。皆さん、ヒルトンを知っているでしょう? 世界的なホテル王がいます。それでは、統一運動は何の王になるのでしょうか。大学王になると思うのです。「統一運動の大学は、世界のどこにでもある」と言うことができるように造らなければなりません。それで、そのようなことをしているのです。

 今後、大学を造り、ソウル大学の学生たちが私たちの大学に編入学するための競争が起きるようにするのです。遠からず、そのようにすることができます。どのようにしてでしょうか。外国の学生を何百人も連れてきて、私たちの大学で一緒に教育しながら、ソウル大学の学生たちに、「あなた方を全員外国に連れていって何々大学で勉強させるので来なさい」と言えば、ソウル大学でも何でも、ほうり投げて来るのです。このように、何百人がソウル大学を捨てて統一大学に来たといううわさが立つようになれば、「韓国で一等になるな」と言ってもなるのです。(五一−二九四、一九七一・一一・二八)

 学問というものは、国境を超越しなければならず、歴史まで超越しなければなりません。そのような観点で、全世界の学者たちが一つに集って教育をするのですが、民族の限界線に支配を受けるそのような教育制度を克服しよう、越えていこうというのです。

 アメリカならアメリカのための教育制度ではなく、イギリスならイギリスのための教育制度ではなく、それを超越して私たちが新たに構想している一つの世界、平和の世界を建設することができる教育制度を準備しなければなりません。このような目標を立てて、そこにふさわしい教育施設を備えなければ、完全な教育をすることができないので、それにふさわしい大学を造ろうと思います。それで、「国際大学理事連盟」をつくろうと思うのです。(七一−一七五、一九七四・四・三〇)

 私は、「国際文化財団」と「世界平和教授アカデミー」の基盤を通した「世界大学連盟」の理想を描いてきました。今、実現する段階となり、六大州で最小限七十の総合大学を順番に設立し、高い次元で若い世代を育成、指導するのです。大学相互間の交換教授制度、交換学生制度、共同研究などを通した、体系性を備えた教育として、人類が一つの兄弟となる平和世界の理想を実現しようと思う次第です。(一三〇−一二、一九八三・一二・一八)

 私は、神様のみ旨を奉じ、善民完成の目標を立てて、若い知性を心情教育と天才教育による愛天、愛人、愛国の人格に育成し、新しい歴史の主役にしようと思うのです。神様の究極的摂理が特定の民族や文化や地域、そして教団的、または宗教的範囲に極限することはできず、このためには、進取的であり、開放的で未来志向的な若い世代が牽引車にならなければなりません。これが、私のCARP(大学原理研究会)に対して期待をかける、また一つの重要な側面です。(一三三−二八二、一九八四・一一・三)

 今、皆さんは、リトル・エンジェルス芸術学校で過ごしていますが、この芸術学校を造ったのは、統一運動の理想を世界に連結させて、文化創造の基本となる芸術文化をお互いに補給し、協力し得る因縁を結ぶためです。この学校の教育目標は簡単です。天を愛する愛天、国を愛する愛国、人を愛する愛人によって世界の人類を一つに連結することを教育理念としています。このリトル・エンジェルス学校は、韓国で有名な学校です。日本でもそうであり、アジアでもそうです。これからは、皆さんの国とも交流が行われることを願います。(一三五−二六一、一九八五・一二・一二)

 卒業生の皆さんは、UTS(統一神学校)の大学院において二年、あるいは三年間修学したのち、ここを出発して神様のみ旨を成し遂げるための聖職者としての職責を遂行しようとする、希望に満ちた出発の時を迎えています。私は、皆さんに対する激励の前に、この日の祝福を許諾し、加護してくださった神様に感謝をお捧げし、同時に皆さんのために貢献してきたすべての教授たちの輝かしい教育的成果に称賛の意を述べたいと思います。

 本大学院は、短い歴史であるにもかかわらず、その唯一性を全世界に誇るようになりました。本大学院は、学生たちに超教派的教育を実施するモデルとして、すなわち私たち自身が教派の学生たちと共に見解を分かち合っていきながら指導する教授を、各宗教の教派から招聘することによって学問的障壁を崩してしまう、そのモデルとして奉仕しています。これは、実に歴史的成果です。近い将来、世界的に偉大な各宗教を探求することに専念する学部も設置します。神様は、数多くの宗教を立てられ、創造理想世界の完全実現のために、私たちを導いていらっしゃいます。神様は、終末期において、同じ宗教内の教派はもちろん、宗教間の調和を実現し、神様のみ旨を完全に成就することができる宗教運動団体として、統一教会をお立てになりました。統一教会は、人間の意志によって立てられた宗教ではありません。

 私は、本大学院の最も適合した場所の選定のためにここを探査しました。ここは、簡単に探し出された所ではありません。山と川の精気が学生たちの人格教育の助けになるということを知っているので、私は、立地条件として美しい自然環境を備えた場所を選定することに力点を置きました。

 私は、本大学院が開設されて以来、今まで何度もここを訪問し祈祷してきたのであり、多様な学問的観をもった様々な学生たちを、自ら教育してきました。ハドソンの川辺とその周囲の山頂と木、草、さらには小さな石一つまでも、私の心情と理想が共に込められています。特に本キャンパスは、私の心情が体現された精誠そのものです。皆さんは、善霊界の保護のもと、神様が下さった生命の精気を吸い込みながら、ここで日々を生活してきました。私は、数年間皆さんの研究によって積み上げられた知識の宝庫だけでなく、皆さん個人個人のための神様の願い、そして各分野において、聖職者としての愛を実行する皆さんに対する私の期待も一緒にもって本キャンパスを出発することを希望します。(一六七−九八、一九八七・六・三〇)

 昔から、大学は最高の真理を教える殿堂として知られています。最高の真理とは何でしょうか。第一に、天をよく知り、その中心であられる神様を明確に知ることです。第二に、世界の中心である人間を明確に知ることです。第三に、神様と人間が一つになって成し遂げようとする理想の国となります。

 それでは、このような重要な大目標を、どのようにして関係を結ぶようにするのかを考えてみるとき、ひとえに愛だけがその要だという結論を下さざるを得ません。ですから、私は、平素教育目標を「愛天、愛人、愛国」に定め、真なる教育とは、この目標を実践するところにあると教える一方、世界的な大学教授連合と学生連合を結成するに至ったのです。(一九五−五一、一九八九・一一・三)

 韓国はもちろん、全世界は、今、価値観の没落によって大混乱しています。私は、このような世界に向かって、今まで世界的な碩学たちを対象として、愛を中心とする絶対価値を主張し、「頭翼思想」を宣布し、左翼と右翼の間違いを正し、新しい目標に向かう価値観の世界に行かなければならないということを指導してきました。

 私が十数年にわたって主導してきた「科学の統一に関する国際会議」と「世界平和教授アカデミー」を通して結束している数多くの大学教授と、「原理研究会」を通して連結している多くの学生たちは、私の祖国である韓国の地に、私たちの教育理念を成就することができる世界的な大学の建設を願ってきました。それゆえに、私が十年以上前から大学建設のために努力してきたことを、皆さんはよく知っています。

 これまで多くの受難を受けた末に、今大学の認可が出ました。今からでも、急いで拍車をかけなければなりません。今から、成和大学は、世界性を備えた教育目標として、「愛天、愛人、愛国」の思想を徹底して教育し、民主世界の弊害を是正し、共産主義の末路を再教育する歴史的大学として昇華させていかなければなりません。(一九五−五二、一九八九・一一・三)

 先生が神学校を立てたのは、アメリカを救うためです。会社を発展させるために立てたのではありません。現在の神学校には、アメリカを救うことのできる能力がありません。これからは、私たちの神学校出身者たちがこの国に影響を与えるのです。大学教育もそうです。今のような教育では、アメリカの進路を変えることはできません。再教育するのは、私たちしかいません。キリスト教自体が神様のみ旨を知りません。神様のみ旨が何か知らないという話です。それを知っている人は、私たちしかいないので、私たちが新しく教育しなければなりません。

 アメリカの行政部署も、私たちの思想を知らなければびりになります。私たちの教育体制、理論体制を凌駕することはできません。天下に恐れるものがありません。アメリカに関する問題、それから宗教に関する問題、政治に関する問題、協商に関する問題など、今後世界がどのようになるのかはっきりと知っているのです。どのような質問をしても答えることができる、そのような強大な力をもっています。政治世界、宗教世界、神学世界、哲学世界において、私たちは、強大な力をもっているのです。思想武装されています。原子爆弾が問題ではありません。水素爆弾が問題ではありません。それゆえに、レバレンド・ムーンのもとに大勢の学者たちを結集させた世界的な学者組織、頂上会議の組織、言論機関の組織、それから宗教の組織、それから文化の組織等々、多方面の組織をもっています。(二一六−四五、一九九一・三・九)

 私と私の妻は、「世界平和教授アカデミー」を通して、世界の若者たちが、超国家、超宗教的に和合する未来社会の立派な指導者になるように教育することを目標に、「世界大学連盟」を開設しました。尹世元総長とルーベンシュタイン総長の知恵深い指導のもと、鮮文大学とブリッジポート大学を中心に、私の構想が実践されることを期待しています。

 「世界平和教授アカデミー」は、一九七三年、世界平和のための学者たちの積極的な探求と実践のために創設されました。特に、大学社会において、世界平和のための能動的な研究と実践の機会を提供してきました。世界に山積した問題は、良心的な碩学たちの指導を待っています。

 教授たちは、理論を教えるだけでなく、学生たちに人格と価値を植えてあげるのです。教授たちは、学生たちの人格形成と発展に重要な影響を与えるようにすることによって、彼らを善なる道に導き、助けていかなければなりません。

 「世界大学連盟」の活動によって、世界各地の学生たちは、世界最高の学者たちの教えに接し、また教授たちは、国境を超越して多くの学生たちを指導することができるので、より良い未来のために、より大きく寄与するようになるでしょう。(二七一−七九、一九九五・八・二二)

 ブリッジポート大学が全世界の三千三百の大学界で、今問題になっています。今同じ趨勢で見れば、アイビーリーグ(注:米国東部の名門大学を一括した総称)の大学、天才たちが行く大学も、だんだんと学生が減ってきています。第二次大戦後、アメリカの文化生活は、子供を生まない個人主義の方向を中心として、フリーセックスを主張してきました。息子、娘は面倒だと思うのです。その結果、今は、完全に家庭が崩壊状態に陥ってしまったので、このあとに続く学生はいないというのです。

 今、これをどうするのでしょうか。不足した学生たちを埋めるために、アジアから連れてくるのです。中国から、韓国から、日本から、みな連れてくるのです。ハーバードやエール、プリンストン、コロンビアと同じ水準にあるのがブリッジポートです。有名な大学や、東大のような最高の名声をもった大学に学生がいなければ、問題が深刻になります。ですから、そのように学校の経営が困難になれば、私たちの学生を三分のIずつ分けてあげるのです。そのようにすれば、同級圏をすぐにつくってしまうというのです。今、そのような目的をもっています。

 今、教育政策を中心として、エール大学、プリンストン大学、ハーバード大学、コロンビア大学のような有名な大学の学長たちを集めて、今後アメリカの教育をどのようにしていくのかということをテーマにセミナーをしているでしょう? それをブリッジポートでしています。有名な学校の教授たちを集めてセミナーをしているのです。今回、ブリッジポート大学でしたならば、次はハーバードに行ってするのです。このように移動しながらするのです。

 兄弟圏の紐帯を結んで、あちらで不足な場合、東洋から学生を連れてくるのです。これを国策として、国家が学費を出すようになれば、いくらでも東洋から学生を連れてこれる道があるのです。アメリカの有名な大学なので可能です。ブリッジポート大学は、東大を卒業した学生たちも入っていく所です。ですから、日本で東大のような所を出ようと努力する必要はありません。今後は、高等学校も造るのです。そのようにすれば、高等学校だけを卒業しても、英語を流暢に話せるようになるというのです。

 ここで大学を出れば、二カ国の言葉をパスしなければなりません。十分に言葉が通じることができる教育、国際的な感覚に合うように教育するので、難しくありません。ブリッジポートでは、今世界各国の言語を教えることを始めています。勉強は、若い時、三十歳以前にしなければなりません。三十歳以上の人は、手を挙げてください。このような人たちも、一生懸命に勉強してブリッジポートを卒業すれば、ハーバードのような有名な大学の博士コースにも行けるのです。

 先生が外交のようなことをしないだけであって、大学の総長や、それ以外の多くの指導者を知っています。「この人は良い人材なのでよろしくお願いします」と言えば、どこにでも行ける道が聞かれています。それで、ブリッジポート大学を中心に「大学連盟」をつくろうというのです。ブリッジポート大学は、超大学の基盤をもっているので、世界的な指導者を養成するというのです。そのような組織をつくろうというのです。世界の各国の有名な学者たちが、国連総会のような世界的な組織をつくり、「このような規定で一致する人は、超国家的な要員として活用する」と決議して、使うことができる権限を与えるのです。

 そのようにすれば、日本人でもアメリカの長官になることができます。アメリカ人でも、日本の大臣になることができるというのです。先進国の十カ国が納得すれば、これは問題ありません。先生は、そのような準備をしています。その超国家的な指導要員として第一線に立たなければならない人は、統一勇士以外にはいません。統一勇士は、思想的にすべてのものを消化することができる力をもっています。統一教会の勇士たちは、共産主義や民主主義に勝る内容を十分にもっているのです。

 これからは、世界を指導する時代が来るので、それに対して備える要員を訓練し、選抜の頂上の基準にどのようにして連結できるか、ということが先生の作戦です。それゆえに、「大学連盟」をつくらざるを得ないのです。ですから、ブリッジポート大学と同じ教室が、世界の各国の大学につくられるようになるのです。その時、私たちが願う学科をつくればよいのです。(二四七−二六一、一九九三・五・九)

 この息子、娘たちを勉強させることのできる大学がすべてあります。鮮文大学もあり、アメリカに行けばブリッジポート大学があります。国連大学から通信大学まで、今世界の百八十の大学が連結されています。千以上の支部をつくるようになっています。大韓民国が私のあとについてこなければなりません。(二九〇−二九三、一九九八・三・二)

 私たちのブリッジポート大学を中心として、国連大学を設立しようと思います。そこで推薦するすべての人を再教育して、国連の指導者として選出しようというのです。アイビーリーグ(注:米国東部の名門大学を一括した総称)大学と私たちの学校が一つになって国連大学をつくれば、送られてくる人たちをそこで教育して世界国連の人脈として使わなければなりません。天才的存在を、各外務部の次官補を中心として教育担当にさせ、その国全体を教育しようというのです。このようにして、一つの思想体制、価値体制として糾合しなければなりません。(二五二−二八四、一九九四・一・一)

 鮮文大とは何ですか。文鮮明大学ではないですか。私の名前を逆さまにしたのです。文鮮、鮮文ではないですか。それが、今後世界一等の学校になるのです。間違いなくそのようになります。誰でもアメリカに留学に行くことができますか。行くことはできません。ところが、留学することができる準備として、鮮文大学では、それを学則に通過させました。ここで二学年まで通い、三学年は、そのままそこに行って勉強することができます。ですから、二年までは、英語でも何でも流暢に話せるようにして、アメリカの教授たちが講義することができるように今、訓練しています。

 そのような学校に息子、娘が入っていけば、損害が出ることはありません。これから見ていてください。高麗大学が問題ではなく、梨花女子大が問題ではなく、ソウル大が問題ではありません。完全に世界に名の通った学校として育てる計画です。

 アメリカにも統一運動関連の大学があります。アメリカのブリッジポート大学には、通信大学をつくりました。これからは、学校を廃止するのです。一箇所で電波を発送すれば、全世界で受信機を通して、いくらでも勉強することができます。小学校、中・高等学校までもです。

 既に私が数十年前から準備してきたので、世界の学者たちを中心として、ビデオ・テープを作っています。学校を廃止して、有名な学者を何人か選び、三十時間なら三十時間、五十時間なら五十時間のものを作り、あとからは、三時間講義のものも作ることができるようにするのです。そして、順番にすべてを学ぶことができるようにしておき、世界的な大学者を三人だけさっと立ててそのようにしておけば、座ったままそれを勉強することができるのです。そのようにすれば、十年かけて学んでいたものを三年ですることもできるのです。

 大学を出て大学院まで出ようとすれば、どれほどかかりますか。小学校六年、中・高等学校六年、大学四年、修士コース二年で十八年になり、二十年を超えなければなりません。博士学位までとろうとすれば、二十四年かけなければなりません。頭の良い人は、そのようにする必要はないというのです。ところが、時間を消耗し、途中で学生たちの費用を使って、教育部のような部署があらゆることをすべてしているのです。

 そのように、世界の学者たちのビデオ・テープを作って勉強することができるようにするのです。今、韓国もそうではないですか。書店にならずにビデオ販売店になるのです。それゆえに、そのような通信大学を造るのです。それから何かというと、東洋医学と西洋医学が今闘っていますが、私が和解させて大学を造っています。統一医学大学というのです。灸や鍼も、すべて科学的な臨床実験をして、新しいカリキュラム、学科を組むのです。

 それから、国連大学を造るのです。私たちの学校から国連までは、ボートで三十分以内に往復できます。すべて見えるというのです。国連の我こそはという外交官たちが、私たちの学生と親しく過ごします。すべて先生と思うのです。そして、先進国家から国連に来た大使は、三代、三回は大統領をした人を立てるのです。四回、五回以上した人は、すべて来るのです。

 何年後には、国の大統領が、「私たちの学校だ……」と思って、各国から支援されるようになればその人たちの後輩となり、アメリカに来て孤独なとき、先生に侍ろうと食事も用意してあげて世話をしてあげるのです。このようにすれば、門下生になるのではないですか。そして、世界的頂上に登っていって私たちが定着すればよいのです。

 それゆえに、そこにアイビーリーグ(注一米国東部の名門大学を一括した総称)の十大学、エール大、プリンストン大、ハーバード大など、その大学の教授たちを私が大勢知っているので、彼らを全員連れてくることができるのです。それが特別な人たちですか。あなた方の学校を卒業した人を国連大学に入学させなさいというのです。

 国連大学に対して、アメリカが権限を失ってしまいました。みなアメリカを嫌うので、共産党が手を出したのです。国連大学は、アメリカがアイビーリーグの人材を勉強させなければならないのですが、それができないようにしたのです。

 ですから、国連大学は、第三世界の大学生を連れてきて、国連の最高人脈を中心としてリードすることができる人に育てなければならないのですが、それを受け入れませんでした。ですから、アメリカがボイコットしたのです。それで私がアメリカに来て国連大学を支援したのです。鮮文大学も入り、ブリッジポート大学もそこに入れようと思います。

 今まで私は、お金をもうけるために商売をしたことはありません。お金は、すべて公的な面で世界を生かしてあげるために使ったのです。神様がそうではないですか。世の中をこのように愛されて、世の中を救うためにその基盤を築いたのです。(二八五−五二、一九九七・四・一九)

 私は、「世界大学連盟」をつくりました。今からブリッジポート大学と鮮文大学が有名になるのです。ブリッジポートを中心として、世界の連合大学を造るのです。一千の大学を一つにするための計画を立てているというのです。どこでも、ブリッジポート大学の分校ができるのです。それで、遠い所でも座ったまま勉強することができるように、牧夫の息子、娘たちのように学校に行くことができなかった人たちも、電気さえ通っていれば勉強することができるようにして、試験を受けて学士、修士、博士コースを終えられるようにすることを考えています。

 そして、東洋医学と西洋医学の統一、この統一医学大学も造るのです。また国連大学を造ります。その万全の準備を終えました。そして、先生は、「世界平和島嶼国家連合」をつくっておいたでしょう? 日本が陥没してはいけないので、日本に対置することができる「(世界平和)島嶼国家連合」、そして「(世界平和)半島国家連合」、そして「(世界平和)大陸国家連合」もすべてつくりました。

 ですから、一つの土地の根拠地、統一運動の基地をつくれば、国を形成することができるというのです。土地があり、民がいれば、主権国家、国を立てることができます。それで、国連に加入して、国連に大使館を設置しなければならないというのです。外的大使館、内的大使館です。宗教圏を中心として連合し、ある基地を譲渡してもらい、そこの全信徒をその国民とし、その基地を国土として、新しい国家を形成するようになれば、全世界にアベル的大使館を造ることができるのです。

 既に統一運動は、百八十五カ国に国家的メシヤの基地をもっているので、これは、大使館設置を完了したことになるのです。(二八九−六七、一九九八・一・一)

 心情文化世界を創建するために、私たちは、真の愛、真の父母思想の教育を通して人格を涵養し、神様の祝福のもと、真の愛の家庭を築く運動を、さらに広げていかなければなりません。生活信仰の鍛錬を通して、「ため」に生きて投入し、また投入する真の愛の人格がつくられてこそ、理想的な夫婦、理想的な家庭が成し遂げられるのです。この道だけが極端な利己主義、個人主義、物質主義の惰性から抜け出し、人類の明るい未来を期待することができるのです。この道だけが不倫と青少年の堕落、家庭破綻を防ぐ道です。

 また、「世界平和女性連合」の活動を通して、真の愛の母像を教育しています。すべての女性が、真のお母様の心情をもって子女を正しく宿し、教育してこそ、真の家庭の理想が実現されるのです。神様のみ旨に従って自覚した女性たちが、堕落した男性たちを正しく教育する時が到来しました。全世界的にこの運動が拡散されていくでしょう。

 心情文化世界を成し遂げていく課程において、宗教の役割は、本当に大きいのです。宗教間の和合と協力なしに世界平和を成し遂げることはできません。これまでも、このことに全力を尽くしてきましたが、これからも、宗教人たちが宗派の高い壁を崩して、神様のみ旨を地上に実現するという大きな目的のもとに連合活動をしていくことに率先していきます。「世界平和宗教連合」を積極的に支援し、また『世界経典』を配布、教育することによって、宗教相互間の共同善に目覚めるように努力するでしょう。宗教人たちが実践と協力と模範を通して、神様のみ旨を成し遂げていくために先頭に立つでしょう。

 ゆえに、「国際文化財団」の「科学の統一に関する国際会議」と「世界平和教授アカデミー」の活動を通した良心的碩学たちの献身と教育と実践が、より貴いものとして要請されるのです。私が新しい百科事典を編纂する意味も、新世代の正しい教育のための作業です。様々な教育機関を運営し、学術活動を支援しているのも同じ目的です。

 韓国の解文大学とアメリカのブリッジポート大学などを育成し、「世界大学連盟」に発展させる計画も、到来する心情文化世界の基盤を教育するためです。情報化時代を迎えて、新聞などの印刷媒体と電波媒体を世界的に支援、育成することによって、正しい言論を通じて大きな次元の社会教育をしています。(二六〇−一二九、一九九四・五・一)

 鮮文大学の建立精神は何ですか。第一に愛天、第二に愛人、第三に愛国です。反対にすれば、愛国、愛人、愛天です。

 私たちの建立精神は、第一、「愛天、天を愛そう」です。天を愛そう。愛というものは、一人でするものではありません。愛というものは一人ではできないのです。「愛」というものは万人で成立する名詞ではありません。愛は、必ず相対的関係において成立する術語です。男性が「愛が必要だ」と言うときには、男性同士で愛が必要だと言いますか。相対が必要です。相対が必要なのですが、男性が必要とする愛の相対は、男性ではありません。これは女性です。(二八二−四〇、一九九七・三・一一)

 今から家に帰ったら、今まで妻に自分勝手にしていたならば悔い改めなければなりません。昼も夜も、結婚したその日から、一つになって神様をお迎えすることができなかった罪、神様をお迎えして愛し得なかったことによって天を理解し得ない息子、娘を生んだ罪、これを悔い改めなければなりません。そのまま流れてはいけないというのです。自分が経てきた生涯は、自分が責任をもたなければなりません。

 ですから、天を知るのではなく、天を愛そうというのです。愛天です。神様には、愛の相対が必要なのです。

 富者の主人は、大勢の息子、娘、家族を抱えたいと思います。世界一等の歴史を代表した富者が神様ですが、世界万民、私たちの先祖まで連れていって、天の国の民として、息子、娘として統治したいと思われるのです。神様が最も願われることは、万民を一つの懐に抱き、一つの所で眠り、一つの所で暮らし、同じ場で子女から、「私たちの父母、永遠万世でいらしてください!」という言葉を聞くだけでなく、「私と共に永遠にいよう」と言い、喜びの涙を流すことができる時間を願われるのです。今まで人類は、これを失ってしまい、以後、取り戻すことができなかったのです。そうではないですか。

 「愛天」、それから何ですか。「愛人」です。「愛人」とは何ですか。神様の子女を愛そうというのです。その原則において、人々が一つになることができずにいるので、一つになり得るようにしてあげようというのです。

 このように考えるとき、私たちの建学思想がどれほど素晴らしいですか! どうですか。このような場に来て教育したという事実は、良いことですか、悪いことですか。今まで良く思わなかったとしても、今からは良いと思わなければなりません。

 そして、神様と人が一つになり、国をもって永遠に天に侍り、人類を抱いて暮らしたその国は、二人が一つになった家庭基盤の上に立つのです。上下が一つ、左右が一つ、天に代わることができる家庭基盤に立つのが国です。一人の基盤には立つことができません。家庭が平和の基盤を築こうとすれば、家庭一つだけでなく、私を通して氏族、民族、大きな基盤を和合、統一させることができる基盤を拡大し、天の国に侍ろうと思わなければなりません。そうしてこそ、そこに忠臣の血族が、一族が生まれるのです。その国が繁栄する国になれば、個人を願うのではありません。忠臣一門を、一族を願うのです。

 ところが、神様の側から見るときに、和解させようという人を「神様の息子だ」と言ったのであって、紛争を起こす人を「神様の息子だ」と言う教えはありません。ですから、いくら大きなことを言っても、神様が好まれる道を行く人は繁栄するのであり、神様が嫌われる人は転がり落ちていきます。彼らの学校や彼らの願うすべてのことが、秋風に散る木の葉のように落ちていきます。(二八二−一七三、一九九七・三・一一)

 愛天! これをするために、心身統一をしなさいというのです。これをするのに、絶対的な努力をせず、絶対に一つにするまでは、天と相関関係をもつことはできません。

 結婚した目的は何ですか。東西が一つになるためです。男性と女性は半分のかけらです。この二つが一つにならなければなりません。完全に、絶対的に一つにならなければなりません。二人が一つになって結婚し、何をしようというのかというと、神様を占領しようというのです。水平になれば、垂直はどこにでも立つのです。神様は、どこでも自由です。皆さんの心と体が水平を成さなければなりません。そして皆さん、男性と女性が一つになって水平を成さなければなりません。次元の高い水平を成さなければなりません。一段階次元の高い水平を成せば、神様がそこに臨在されるのです。

 男性は、結婚すれば、半分である女性の世界を占領します。半分のかけらと半分のかけらが完全に一つになって、完全なものにならなければな力ません。そのようになれば、どのようになるのでしょうか。全体を代表した完全主体である神様を中心に、地がこのようにも回り、あのようにも回り、どこでも止まれば九〇度になるのです。

 それで、この宇宙は、完全球形をなしているのです。なぜですか。どこでも運動しようとすれば、九〇度を成し、軸をもって運動します。これをどのようにしても九〇度であり、どこに行っても九〇度を成すときには、この表面的世界が不平を言いません。統一的な完成的価値性をもつことによって、高い位置にいても低い位置にいても、すべて幸福です。

 ですから、「愛天」というときは、二つの目を一つにして手をこのように握り、「愛天」と言ってすべて統一されたならば、神様が臨在されるのです。「目も統一、鼻も統一、口も統一、耳も統一、心も統一、私の行動も統一、いっぱいに満ちた。足まで統一しよう」、このようになれば、神様は、私のところに来なければなりません。横的に統一されたので、神様が来なければならないのです。

 宇宙を支配される強力な主体である神様が、私に臨在されることによって、私の良心は、誰にも偏らずに支配し、この体の環境与件を支配して余りある余力をもつようになるというのです。愛には無限の力があります。このような主人になることを願いながら、「愛天、愛人、愛国」という建学精神をもったことを誇らなければなりません。(二八二−一七五、一九九七・三・一一)

 今まで、外的に新聞社を造り、世界的な大会を行いましたが、最後には、これをどのように収拾するのかというのです。今から教育が重要だということを知らなければなりません。徹底した教育をしなければなりません。祝福家庭の男性と女性が原理原則を中心として完全に一つになり、一つになった父母が子女と一つになり、子女と一つになったすべての一族が、一代、二代、三代、七代を結んで一つになることができる、このような強力な教育体制をどのようにつくるのかということが問題です。

 教育体制といえば二つです。一つは内的教育であり、もう一つは外的教育です。内的教育は、人性教育からすべての価値観教育、これは家庭で教育しなければなりません。家庭を中心として、そのような教育をすることができる外的な学校を造らなければなりません。ですから、ブリッジポート大学や鮮文大学を造った理由があるのです。それを造って、これを支持し得る体制をつくらなければならないというのです。

 新聞社も同様です。アメリカに千七百以上の新聞社があります。「ワシントン・タイムズ」 一つだけではいけません。ですから、「ワシントン・タイムズ」の論調を最高に引き上げて、言論界最高の王者の立場に上がっていかなければなりません。その影響力が国家を越えて世界的にならなければなりません。それが今までできていません。

 ですから、言論人大会をして連結するのです。その教育体制を中心として、一カ国だけはいけないので、世界に連結したのちに、「ワシントン・タイムズ」を中心として、アメリカ内に影響圏を引き起こすことができる連合前線を備えるのです。世界に影響を与えることができる超国家的な言論組織が必要です。

 また大学街においても、大学一つではいけません。大学で教育する制度において、先生から一元化された教育基準を中心として、アメリカのどの大学よりも超越的な未来像がなければなりません。人性教育や社会制度化したすべての疲弊を防いでいき、それ自体が昼も夜も、どこに行っても批判を受けずに支持される環境をどのようにつくるか、ということが問題なのです。

 このような問題は、国があり、その憲法を通して方向性を設定しなければならないので、国が必要なのです。個人、家庭、氏族、すべてが完全に基盤を築き、それを連合して一つの国家的勢力基盤よりも、すべての面で越えるようになるとき、国家が必要だというのです。その基盤ができなければ、いくら国家自体があっても滅びるということは同じです。かえってそのような理想の解決方法が難しくなります。

 そして今、先生が関心をもっていることとは国連の方向性です。頂上に上がってきたというのです。組織ができているではないですか。超宗教、宗教の頂上、超国家、国家の頂上、大学連盟、大学の頂上、言論人大会、言論界の頂上です。そして、経済界、銀行界の頂上で方向をつかみ、小さな国のような基盤さえできていれば、一瞬の内に収拾することができるのです。ウルグアイやパラグアイのような国は、完全に開発してあげることができます。後援基盤さえ世界に連結できれば、四、五年ですべて終わるのです。

 それから教育です。私たち統一運動は今、大学をもっており、言論機関をもっており、また思想的教育をすることができる教会をもっているので、完全に平準化するのは問題になりません。そのような塔を積み上げておいて、夜に灯台の明かりがともれば、灯台を中心として夜行動する群れに、「回りなさい! 右に行きなさい!」と言うとき、その明かりに従っていけばそのまま行くようになっています。

 そのような標準をつくるための外的基盤を、今まで先生が苦労して築いておきました。ワシントンD・Cにあるすべての基盤を、どのようにして一つの目的に結束して攻撃するか、ということが問題です。新聞社なら新聞社を中心として、「世界平和超宗教超国家連合」が一つになり、新聞社を中心としてブリッジポート大学が一つになり、新聞社を中心として言論人が一つになり、新聞社を中心として銀行家が一つになれば問題になるのです。

 ですから、一つにならなければなりません。今まで別々にしていました。蕩減時代は仕方がありません。平準化しようとするのですが、一度に平準化はできません。世界に広げておいて、そのようにしてきたのですが、今は平準化されました。蕩減時代を乗り越えることができる「九・九節」と「三・十節」を経ることによって、完全に連合しなければならないのです。連合するのは、対外的な威信と対外的な格を備えなければなりません。(三一二−一二九〜一三一、一九九九・一〇・七)

 若い人々は、三カ国語以上できなければならない時が来ました。ですから忙しいのです。皆さんの時代にできなければ、皆さんの息子、娘でも、そのような世界に同参させなければならない父母の責任があるということを知らなければなりません。私が全体に責任をもった父母の立場で、万民に対してそのような立場で接するのです。それで、大学を建て、世界的な大学を造らなければならないのです。

 清平に超宗教神学大学院を建てるための計画を立てています。世界民族村を中心として文化の殿堂を造り、世界の万民が訪ねてくるときに、自分たちの故郷の香気を感じ、本部に来て天の国の宮殿からすべての教育体制の訓練を受け、世界に出ていかなければなりません。そのようなことを構想しているのです。それは、妄想ではありません。目の前で見て感じることができる時代において、自分が行くべき道を行くことができなければ滅びなければなりません。滅んでも、誰も同情する人はいません。しっかりしなさいというのです。(三一九−三四、二〇〇〇・三・一六)


五 純潔教育と純潔学部

 今、「世界大学連盟」をつくっています。南米にもつくり、ヨーロッパにもつくります。アジアまでするのです。六大州につくり、全世界の大学連盟を中心として、青年活動と学生純潔教育を表題とし、純潔学部を中心に今後、導いていこうと思います。来年には、鮮文大学に純潔学部が始まります。そのような一連の計画を中心として、世界にまで連結させるためには、それが不可避なことなので急がなければなりません。(二九五−七四、一九九八・八・一七)

 鮮文大学に男女純潔学部を造ろうと思います。鮮文大学に男女純潔学部を造り、この学生たちに奨学金を与えるのです。このようになるときには、全世界の大統領たちが来て祝賀するでしょう。自分の国の学生たちが学ぶところに、世界の首相たちが祝賀するようになるとき、間違いなく文総裁の行く方向に歩調を合わせざるを得ない、という結論に至るでしょう。今、鮮文大学を、アジアのどの大学よりも立派に建てています。皆さんの息子、娘たちを純潔学部に入学させる自信がありますか。息子が父母の言うことを聞きますか。聞くという自信をもっていますか。

 父母が子女を信じることができず、子女は父母を信じることができません。妻を信じることができず、夫を信じることができず、兄弟を信じることができず、おじいさんとおばあさんを信じることができません。不信風潮のこの社会です。もともとこれは、悪魔が地上地獄を膨張化させてきたということを知らなければなりません。ですから、誰が必要ですか。この家庭を誰が救ってくれるのかというのです。それは、文総裁以外にはいません。文総裁の家庭編成の理念は、天の国の秘密の倉庫に入っているテキストブック(教科書)です。

 エイズは、私たちの手で! 大韓民国にブレーキをかけてこれを追放するのです。アメリカについていくなというのです。アメリカは、私がつかんでいてあげなければ滅びるようになっています。そのような話をするので、アメリカでは憎まれているのです。

 「どうしてコロンブスがアメリカを発見したのか。現地住民は人間ではないか。死ぬようにほうり出しておいて、ペテンにかけようとしている。インディアンが病気で死んだのか。このどろぼうのような者たち!」と言えば、アメリカは聞きたがらないので、胸ぐらをつかんで、「お前を整理するために私が来た」と言うのです。最近になってそれが分かったのです。文総裁は、恐れる人がいません。言いたいことを堂々と言うのです。正しい話は正しい話どおりに、一方通行の結実を結ばなければならないというのが、天地が願い、文総裁が願い、すべての人が願う道なので、その道を選ぶというのは正当な道だったのです!(二七三−二六七、一九九五・一〇・二九)

 今回、鮮文大学の総長を女性にしたのはどういうことでしょうか。今後、純潔学部を造らなければなりません。純潔学部を造り、そして十の女子大総長たちを動かすのです。このようにして、男性の総長たちもすべて招請することができなければなりません。そして、純潔学部で教育をして、すべて一箇所に集めなければなりません。来年から純潔学部を造るのです。そのようにして、女子大で純潔学部を一学年だけするのではなく、教育部の長官を動かして連合し、大学全体において一学年、二学年、三学年、四学年を募集するのです。その人たちを学校名義で数十人ずつI学年から始めるのですが、一学年、二学年、三学年、四学年、卒業生までしようというのです。教育部が言うことを聞かなければ、説得するために渉外の準備をしなければなりません。(二九〇−三〇八、一九九八・三・四)

 これからは、鮮文大学に入るのは簡単でなくなります。先生の名前が看板としてついています。すべての若い人たちが夢に描く鮮文大学とブリッジポート大学になっています。ブリッジポートというのは、摂理的な言葉です。ブリッジポートとは何かというと、「橋を架けた港」という意味です。また、鮮文大学とは何ですか。「鮮」という字は、海(魚)と陸地(羊)です。ですから、今まで二十五年間、毎日のように先生は海で船に乗りました。五時に起きて十二時、一時、二時まで船に乗りました。

 皆さんに、「五十年間船に乗りなさい」と言えば、乗りますか、乗りませんか。博士学位をとった人たちを連れて船に乗ろうと思います。今は、時になりました。今ではもう、私が海から陸地に上がっていく時ではないですか。エバが、島国が陸地に上がってくる時だというのです。それで地帰島を買ったのです。地帰島は、日本を連結させるためです。ですから、重要なことはいつも済州島に行ってしてきたのです。修練も済州島でしました。

 今からは、純潔学部を造らなければなりません。単科大学を造るのです。家庭科からすべてを備え、そして男性純潔学部もつくるのです。純潔も、男女純潔学部にならなければなりません。女性を立てて復帰です。堕落とは何ですか。天使長がエバを誘惑したでしょう? 純潔大学の出発とともに、各学科をつくっておいて男性まで編入させるのです。では、男性の皆さんは、純潔女性と結婚しますか、堕落女性と結婚しますか。これは、世界の名門学校になるのです。その国の学者、その国の名の通ったすべての人が純潔学部の女性を嫁にしようとし、男性を婿にしようとするのです。

 純潔学部は、三年以内に……。総長を中心としてこれを動かし、十の大学を中心として、教育部の認可さえ出れば、一度に四学年をつくるのです。一学年は、最初に鮮文大学でして、それから女子大を連合して二学年、三学年、四学年まで学生を募集するのです。純潔の人がいれば、一つの総合大学を造り、ソウル大学を一つ借りるか、延世大学を借りるか、梨花女子大を借りるかして、そこで純潔学部二学年、三学年、四学年を編入させて連結しておくことができるのです。そして、卒業する時には、鮮文大学純潔学部の卒業証書を与えるのです。

 最近、高等学校の学生たちが、特に実業高校の学生たちが、なぜリュックを背負って通っているのでしょうか。自分の生活用品を入れて通うのです。女子実業高校に通う子供たちは、靴も、服も入れて通います。学校を出て、靴を履き替え、服を着替えてどこに行くのか知っていますか。繁華街に行くのです。家で父親と母親に、お金をくれというのは簡単ではありません。ですから、梨花女子大の学生についていき、女子大生についていくのです。ついていきながら、紹介してもらうのです。そのようなことをしてこのような姿になりました。それが今問題になっています。梨花女子大は、見る影もありません。ですから、純潔女性を捜し出すことは、金脈を探し出すことよりも難しいというのです。サタンがこのように滅びるようにしておいたのです。(二九二−七四、一九九八・三・二八)

 今回、鮮文大学では、学生の倫理規範を宣布してしまいました。この学校では、タバコも吸いません。アヘン(麻薬)はもちろん、恋愛もしません。恋愛をしようとすれば、校長先生の「してもよい」という承諾を受けなければなりません。革新運動が展開しています。それをしなければなりませんか、してはいけませんか。文総裁が主張していることは、正しいことですか、悪いことですか。皆さん、文総裁に従っていきますか、世の中に従っていきますか。世の中に従っていけば、間違いなくごみ箱に入っていきます。ごみ箱に入っていくというのです。文総裁が知っている知識をもっていけば、世界最高の指導者になり、最高人脈の中心存在になることができます。(二七四−九一、一九九五・一〇・二九)

 解文大学に純潔学部を造ろうと思います。今、その青年たち、学生たちが道義的な宣布をしました。祝福家庭の子女たちが堕落したならば、自分の一族の父、母、おじいさん、三代が引っ掛かるのです。そのようなことは、天が考えただけでもぞっとします。見るのも、考えるのも嫌だというのです。純潔を守らなければなりません。(二七五−二一四、一九九五・一二・三〇)

 鮮文大学では、純潔女子学部を始めました。お母様のように美人で、美しいと同時に謙虚で、謙虚であると同時に威厳があり、内外の、霊肉の実力を備え、どこに行っても、壇上に立てても自信満々で、昼でも夜でもすべてを感動させ得る力を備えた、そのような女性に解放しなければなりません。そして、女性たちが自分の国の夫たちを再教育することに価値をおく、ということが今から展開していくのです。(三〇二−二三三、一九九九・六・一四)

 純潔教育が今始まったのですが、全員講義しなければなりません。純潔講師たちがこれだけではいけません。それこそ学校ごとに責任者まで選定しようとすれば、現在の教師たちを中心として教育させ、訓読会式に教育すればすべて終わるのです。教師たちは、いつも聞くことは好みません。自分の学校で純潔教育を、一次、二次、三次、四次とすれば、自分たちがすると言うのです。ですから、自分たちがして学校当局が責任をもつことができるようにしておけば、私たちは、報告を受け、特殊な教師たちを教育し、特殊な学生を一つの班の中に何人ずつか選んで教育するのです。それこそ精鋭をつくり、その学校で、運動の先鋒分子をつくらなければなりません。

 そして完全に基盤をもち、崩れた学校内の教権を再び立てるのです。その人たちが感動して、道端でも、学校周辺でも、昼夜学生たちが思いどおりに悪いことができないようにするのです。社会運動に展開させるためには、校長を中心として先生たちが立ち上がらなければなりません。それから、学生たちを中心として、班ごとに訪ねていって学生の父兄たちを教育すれば、学生の父兄組織が自動的にできるのです。今から教材を作って教育しなければなりません。鮮文大学で教材を作って分けてあげるのです。一度だけ一通りやれば、堕落論や復帰原理や再臨論を一時間以内に簡単に話してあげることができるのです。「具体的にやれば、何年、何カ月でもすることのできる内容がありますが、摂理に従ってこの学校に合うように組みます」と言うのです。そのようなやり方で、概念をまとめて推し進めていかなければなりません。

 それを研究して、今後、放送局を通してするのです。放送局で駄目ならば、ラジオ放送で、私たちが時間を買って放送するのです。そのようにすれば、学生たちが喜びます。「私たちがしていた純潔教育が放送される」というのです。ラジオ放送、テレビ放送でもするのです。十二時以降は放送しません。十二時以降に新しく一時、二時まで全国に放送できるように交渉するのです。教育部で支持できるようにするのです。放送局まで活用しなければなりません。そのようにすれば、六ヵ月以内に四千万を、学生、大学生、教授たちを一箇所に座らせておいて、教育することができるのです。ニューヨークでも現在、放送で訓読会をしています。その影響が大きいというのです。その次には、訓読会式で朝、昼、夜に三十分ずつするのです。そのようにすれば、完全に思想武装することができます。(二九五−九八、一九九八・八・一七)

















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