コ 愛の追求の目的と第三の誕生

P.25
 私たちがこれから永遠に暮らすことのできる所は、どんな所なのかというと、愛の空気で充満した、そういう世界であり、この地の上でその愛の呼吸作用を体恤し、それを体得できる人間にならなければなりません。ですから、統一教会では、「どんな人でも愛しなさい。愛しなさい」と言うのです。

 自分を主張する人々は、あの世では地獄へ行くのです。ですから皆、「為に生きなさい」と言うのです。お互いが、為に与えるのです。他の人と出会ったならば、誰であったとしても喜ぶのです。人間は愛の対象実体となる個性真理体、愛に相対することのできる個性真理体となっているのです。その真理体の完成形態だけ備えれば、この宇宙全体が歓迎するようになるのです。霊界のどこへ行っても、歓迎されるようになるのです。

 皆さんが、もし飛行機などに乗りたくなれば、「747機よ出てきなさい!」と言えば、747機が現れるのです。分かりますか? そして、私が運転席に座ったら、直ちに運転できるのです。そして、飛行機がどんなに大きくても、逆さまになって飛びたければそうなるし、降下しようと思えば降下するし、何でも思いのままにできるのです。曲芸のような飛行もできるのです。想像もできないようなことも、すべて可能なのです、だからといって、事故は起きないのです。絶対に事故は起きないのです。

 それは、どんなに素晴らしいことでしょうか? そんな素晴らしい遊びを私一人でするのではなく、愛の理想相対と共に生きてみようとするのが、神様の創造理想世界の本然の故郷なのです。皆さん、それが霊界という所だということを知らなければなりません。

 ですから地上で、愛を追求しなければなりません。お父さんの愛、お母さんの愛、夫の愛、妻の愛、それらが必要なのです。そうでしょう? また、それだけではなく、民族的にも愛を受けることを願い、世界万民の前にも愛を受けることを願うのです。あらゆるものの前に愛を受けることを願うのは、最終的に神様の愛を受けることのできる資格者となるための訓練過程を経ることだからです。(一九八一・四・一二)

 人間が生きることの中で、第一の復活、第一の誕生は胎中での生活です。第二の誕生は現在の皆さんなのです。その次に、第三の誕生は神様に帰ることなのです。夫婦が一つになり、世界のすべての人々のためになる時に、私たちは無形なる神様のもとに帰ることができるのです。それは、愛のみが可能なのです。あの世に行くにも、そのような愛の理想の神様を標準として、そこに同化できる訓練を受けて行けば、神様のようになれるのです。神様の友達になれるのです。皆さんはすべて、そのような第三の誕生を経なければならないのです。

 さあ、皆さん、「為に生きなければならない」ということが分かったでしょうか? 愛を中心として、為に生きるのです。為に生きて滅びる人はいません。為に生きて貧しく暮らす人はいないのです。なぜですか? それは、為に生きようとして、父母のために夜を徹して仕事をしてみると、その父母が亡くなる時には父母の持っていた福をすべて与えられるのです。そうですね。     (一九八一・六・二〇)











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送