シ 愛を受けるには

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 父母の愛を受けようとするには、何をすればよいのでしょうか? 父母が愛するすべてのものを愛さなければなりません。そうすれば、愛を受けられるのです。それを知らなければなりません。家庭でいえば、父母からの愛を受けようと願うならば、その息子娘は、父母が持っているあらゆるものを愛して、父母の愛を受けなければならないというのです。それをしないで、愛を受けようとする人は泥棒です。父母が貴く思うものを全部、思いのままに手に入れる人は、父母の愛を受けることができない人です。

 現在、父母の愛するものがあれば、父母の貴く思うものがあれば、そのすべてを愛していく時に、父母の愛を受けられるのです。なぜ思春期とか、十七、八歳のティーンエイジャーという期間があるかというと、その期間に父母の愛するすべてのものを愛することのできる訓練をするのです。父母が祖父母を愛するように、皆さんも愛することができなければならないのです。また、父母が親戚の人々を愛するように、皆さんも愛することができなければなりません。さらに、父母が兄弟姉妹を愛するように、皆さんも愛さなければならないのです。そうして、父母の愛を受けるのです。

 ですから、神様の愛を受けようとすれば、どうしなければなりませんか? 神様の愛を受けようとすることにおいても同様です。どうですか? 同じですか、違いますか? 広さも違いがなく、高さも違いがなく、同じ原則なのです。

 国も同様です。その国の君主が愛する土地と、その土地に住む民を愛すれば、君主の友達になれるということを知らなければなりません。分かりますか? 王妃になれば、王様が愛するように、その国を愛し、王様が好きなものを愛すれば、王様の愛を受けられるのです。

 また、夫婦の生活においてもそうです。夫は、妻が好むものを全部愛して、それから妻を愛する時、妻は真実に自分を愛していると思えるのです。ところが、妻が好きなものを愛することなく、妻だけ愛するというのは、話にもならないことです。

 統一教会の娘さんたちを黙って見ていると、「ああ、伝道師の青年とは結婚したくない。金儲けのうまいビジネスマンと結婚したい。よいものを着て、好きに過ごし、楽に暮らして」と言っているのです。それは原則に反した言葉です。何のことか分かりますか? 誰よりも為に生きなければなりません。ですから、統一教会の二世の娘たちは全部、伝道師夫人にならないといけないというのです。この前祝福を受けた女性たちは、男性たちに対して、金儲けを考えていたのです。この者たち! 捕らえて、全部反対の道に送らなければなりません。僕のように暮らさなければなりません。

 先生は、皆さんの世話にはなりません。勉強をよくして、教会のために仕事をするって? そんな人の助けを受けるような、つまらないレバレンド・ムーンではありません。私は、すべてつくりあげていくのです。すべてをつくったのです。アメリカでも、私が面倒を見てあげた人々がたくさんいます。ですから私は大きなこともできるというのです。皆さんの世話になろうとは思ってもいません。ただ先生の永遠なる仕事を、代わって成してくれる人を必要としているのです。

 より楽に暮らそうと考える人は、地獄に近い所に降りていこうとする人であり、より厳しく暮らそうとする人は、天国に近い所に昇っていこうとする人です。皆さんはどんな人ですか? (一九八四・七・一)











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