シ 立派だという基準の段階とその道

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 学生の本分は何ですか? (勉強することです)。そうです。勉強がよくできないといけないのです。それでは、勉強する目的は何ですか? (立派な人になることです)。立派な人になることですね。

 それでは、立派だという基準は何でしょうか? 一番目に、自分の家庭で立派であり、二番目に国で立派であり、三番目に世界で立派であり、四番目に神様に立派だと言われることです。必ず三段階あるというのです。分かりますか? 私たちは、必ずその道を行かなければなりません。

 家庭を中心として見た時、皆さんが父母の前に親孝行することは、子女としての大切な責任なのです。なぜ孝行しなければならないのかというと、孝行の道は、国家に対する忠臣の道と連結するからです。竹の節のように連結するのです。国に忠誠を尽くす人はどのように生きなければならないかというと、世界に対しては、聖人の道を行かなければならないのです。

 それでは、どのように生きなければならないのでしょうか? それは、一直線に生きなければならないのです。このように見た時、たとえ孝行ができなくても、国家に対して忠臣になったならば、その両親は、「お前は私に孝行しなかった」とは言えないのです。「お前は本当によくやったね」と言うのです。父母を捨てて、家を捨てて親不孝をしたとしても、国家の忠臣になった時には、たとえ父母は死んで霊界に行ったとしても、「やあお前、本当によくやったね」と称賛するのです。(一九七八・一〇・九)

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