シ 準備と実力を通して基盤と実績を立てる

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 今こそ、飛躍できる時なのです。このことをサタンはよく知っているのです。怨讐たちは、よく知っているのです。サタンは一番難しい時、攻勢に出てくるのです。しかし、そこで屈伏してしまってはならないのです。このことを、よく知らなければなりません。先生は、そのような思想を持っているので、何の本を読んでも、その後編まですぐに分かるのです。昔、小学校五、六年生の時、日本語の国語の本をいっぺんに二巻ずつ終えたのです。一巻が一八〇ページの本を一晩で全部暗記してしまったのです。人間とはそのように素晴らしいものなのです。十年かかることも、一年でできるのです。

 皆さんに今、先生を思う心があれば、先生のように努力しなければなりません。準備するのです。実践時代に備えて準備をするのです。軍事訓練は、実戦の舞台で敗者とならないために行うのです。それと全く同じことです。このような道理は、皆さんの生涯において必要なことなのです。それをはっきりと知らなければなりません。

 皆さんは、どんな人になるのですか? 芸術だけ学んで、ピアノだけ上手だったらいいのでしょうか?すべてを包囲できる基盤を築かなければなりません。そのためには、経済支援をする人もいなければなりませんし、環境的与件を持っていなければ滅びるのです。それで、統一教会の人々はどんなに悪口を言われながらも、経済的基盤、環境的基盤を築いてきたのです。国を包んで、世界を包むために、このような準備をしているのです。そして、内部が弱化した時は、外部を強化して、外部が弱化した時は、内部を強化して平均化させるというような作戦をしてきたのです。それが、すべてに的中してきたのです。

 皆さんの行く道は忙しいのです。皆さんは実践時代に備えて、準備が忙しいことを知って、少しでも先生のことを思うならば、「先生の行かれる道を、私たちが早く引き継いで、新しい世界の基盤を拡大する者になろう」と、ひたすら準備しなければならないのです。頼みますよ。

 初めは何でしたか? (準備です)。その次は? (基盤です)。皆さん、基盤がありますか? それを、いつつくるのですか? もし、皆さんに大学を任せたならばどうしますか? いつでもそのように考えていなければなりません。もし大学を任せられたならば、皆さんはどうしますか? そのような観を持たなければなりません。ですから、準備をしなさいというのです。

 アメリカの大統領を見た時に、「大統領にできないことは私がする」というようでなければならないのです。ですから、実力が必要なのです。実力を備えなければなりません。

 また、実力がいくらあったとしても、努力しなければだめなのです。また努力をいくらしたとしても、基盤をつくらなければ流れていくのです。努力して、どうするのですか? 社会基盤や世界基盤をつくらなければ流れていくのです。私たちは一生涯仕事をしていくのです。先生はそのように思うのです。私たちが努力することは、大韓民国と世界にとって必要な基盤を拡大するためです。ですから、準備をしなければならず、基盤が必要なので、実力を持たなければならないのです。そして、実力がある人は実績を持たなければなりません。実績が基盤になるのです。

 それでは、実力とは何でしょうか? 準備時代を経て、実力を持たなければなりません。分かりますか? 準備し基盤を整えて、その次に実力と実績を確実に築くのです。いくら実績があっても、実力がなければだめであり、実力があっても実績がなければだめなのです。準備と何ですか? (基盤です)。その次に実力と? (実績です)。そのような基盤が貴く、実績が貴いのです。    (一九八四・七・一九)











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