ソ どのように専攻を決定するか

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 これもしたい、あれもしたいと、決定できない場合には、まず祈祷をするのです。木でいえば、五葉松の木のように、よく見るとその芽の茎があるのです。成長するすべてのものは、必ず茎を中心として育つようになっているのです。そうだからといって、横の枝が全部間違っているということではありません。これは何のことかというと、全部がそのような茎を中心として歩調を合わせているのです。特に木が育つ時がそうなのです。皆さんも、同じなのです。

 普通、人間は一つだけ素質があるのではありません。二つ、三つ、四つ。このように四位基台の原則を通してつくられた被造世界であり、人間はその中心となるので、誰でも東西四方に向かって合わせることのできる性格、素質を持っているというのです。その中に、茎のような性稟があるというのです。それは自分がよく知っているのです。祈祷してみると、それが分かるのです。

 落書きをして遊んでいても、自分でも知らないうちに、自分の好きなことを書いているのです。皆さんは、そのような経験をしたことはありますか? また、昔の立派な人たちの中で、私は誰が好きだとかいうことは、その人の思想が好きだからです。このようなことを判断して、自分たちで選り分けなければならないのです。そのようなことがありましたか、ありませんか?

 原理の勉強は、誰もが皆しなければなりません。復帰歴史が残っている限り、復帰の道を行くために、教会に対するあらゆる知識を全部知らなければならないのです。その他に、世の中のことも、私たちは勉強しなければなりません。

 皆さんは、そのようなことを全部分からなければなりません。先生は、既に全部知っているのです。先生は昔、そのようなことを全部勉強したのです。先生はしかたなく、他の系統の勉強をしていたのですが、その勉強も復帰の道を行くためにしたのです。自分が自分のすることを皆、知っているのです。私は何になるべきなのかということが分かるのです。それが分からなければ、皆さんは自分が何になるべきなのか、祈祷してみなさい。

 皆さんは、先生がすべて指示してくれるだろうと思っていても、どうやって先生が毎日のように皆さんに会って指示できるのでしょうか? 世界中の数多くの人々が先生を待っているのです。そうでしょう?朝日が昇るようになれば、お母さんも好きであり、お父さんも好きであるのと同じく、私も好きなのです。そうでしょう? 朝の時間の好きな人がいて、昼の時間の好きな人がいて、夕方の時間の好きな人がいて、また夜の時間の好きな人もいるのです。ですから、自分たちが探さなければならないことなのです。よく祈祷をしてみてください。(一九八二・一〇・八)











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