ツ 神の課業と私たちの使命

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 皆さんは、愛を受ける神様の息子を一人つくりますか、百人つくりますか、数万人の人をつくりますか? (数万人です)。その欲望は、神様より深くても、高くても、神様がよしとするのです。「神様、六千年間何をしてきたのですか? この四十億人類を、一人も神様の息子娘としてつくれなかったからといって、あきらめないでください。神様、私の手で全部、神様の息子娘につくるので見ていてください」と言えば、神様は「この不届者め!」と言うのではなく、「フフフ。そうだ、そうだ」と言うのです。その欲望は地よりも厚く、天より厚く、神様の頭の上よりも、もっと高くてもいいのです。ですから、熊のような愚鈍な心を持っていても、そのような欲望はいくらでも持てるのです。そのような欲望は悪くないのです。

 皆さんは韓国人ですか、日本人ですか? (韓国人です)。韓国人だけを神様の息子娘につくるのですか、日本人は怨讐だから外しておくのですか? (違います)。次に、黒人たちの国はどうするのですか? 先ほども私が話したように、世界の人々を皆、神様の息子娘としてつくり、地獄にいる人たちも、すべて救わなければならないのです。

 神様もそうなのです。神様の仕事は何かというと、全世界の人々を神様の息子娘としてつくることです。ですから、私たちが神様に代わって息子娘をつくる仕事をするようになる時、神様は自分のすべてをいくらでも譲ってあげようとするので、神様の息子の中でも、一番の息子になるのです。息子の王様になるのです。

 一番の息子になるのですか、一番の娘になるのですか? どんな息子になりますか、どんな娘になりますか? (一番の息子、一番の娘です)。欲が深いですね。みんなが「一番!」と言うことは、一番がいいからなのですね。「いくらでも一番になりなさい」。韓国人だからなれないという法はありません。白人だけがなるのではありません。黒人だからなれないという法はないのです。誰でも、同等な立場において、神様の息子であるという特権を、万民の前に共に授け受けることができるのです。

 先生は、勉強したと思いますか、しなかったと思いますか? (勉強されました)。先生は勉強する時、一夜漬けのように勉強してきました。何年間もかかってすることを瞬間にやってのけたのです。

 先生の故郷は北韓です。定州から北東の方向に約八キロメートルの距離にある農村なのです。皆さんはあんどんを知っていますか? (はい)。あんどんに油を入れて勉強したのが、ついこの前のことのようです。二時、三時、夜を徹して勉強していると、お父さんお母さんが、「寝なさい。体が弱っていてはだめだ」と言ったのです。いつもそうだったのです。

 その時、私が一番友としたのは、夜の虫たちでした。夏に夜の虫を友としたのです。こうしてぴったり座って、二時、三時まで勉強しました。田舎の夜はとても静かなのです。静かな月夜に昆虫たちが鳴く声は、とても神秘めいているのです。また山へ行って歩き回ったことがついこの前のことのようです。それは何のことかというと、私たちの人生は短いということなのです。短い人生なのです。

 だからこそ、何をするにしても、神様の息子娘をつくるためには知識が必要であり、能力が必要なのです。一人だけが神様の息子娘になるのではなく、万民を神様の息子娘としてつくることを神様が望んでおられるので、そのために、あらゆる準備条件として私たちは知識が必要であり、能力が必要なのです。知識を磨くことによって能力がつくようになるので、勉強しなければならないという結論に到達するのです。だから勉強しなければなりませんか、しなくてもいいのですか? (しなければなりません)。そして、祈祷をしなければならないのです。(一九七八・一〇・九)












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