サ この世に勝って神の権威を立てること

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 皆さんは、すべて世に勝たなければなりません。この世の上位に立たなければなりません。世の中に埋もれてはなりません。頂上に上がっていかなければならないので、この世の人々がついて来ることもできないような、苦難の道を行くのです。統一教会はその道を行くのです。神様もその道を行くのです。すべて上位に立とうとするので、サタン世界が皆、譲歩しないのです。ですから、上にいる者たちを屈伏させるためには、反対の道をとって降りていかなければなりません。

 皆さんは戦って、頂上に上がっていく自信がありますか? そのためには、反対に降りていくことです。そこで、反対する者たちは滅び、皆さんは栄えるのです。これが、摂理の秘密路程です。

 先生もそうでした。一生の間、四十年の間、戦ってきたのです。頂上に上がっていくために苦労の道を行くので、私たちの歴史は悲惨な路程になったのです。犬の餌を食べながら戦ってきたのです。先生は、悲惨な監獄の話などあまりしないのですが、とても悲惨な背後の歴史が残っているのです。それが、皆さんの後世の歴史に灯台のように照らしていく、一つの看板になっているということをよく知らなくてはなりません。

 世の頂上に立ち、世に勝たなければなりません。お母様も今ここにいるのですが、そのようなことは何も知らないのです。私の息子もここにいるのですが、彼は何も知らないのです。これは、皆さんが教えてあげなくてはなりません。皆さんは、これがどんなに聖なることなのか、分かっていますか?

 最初は何でしたか? (苦難の路程です)。なぜですか? (世の中の上に立とうとするためです)。世に勝たなければなりません。この世の人々を指導しなければなりません。サタンの上に立たなければならないのですが、このサタン世界が許さないので、神様はしかたなく、その反対の道を行かれたのです。そのために、迫害の道、苦難の道を行かなければならなかったのです。サタンがついてこられないように、関係を結べないようにしなければなりません。そのようにして、引っ繰り返していくのです。

 最上の位置で指導するためには、戦って勝利していかなければなりません。命を懸けて、魂を懸けて勝利の道をとってきたので、神様は宗教を立てて迫害の道を経てきたのです。それゆえ、先生の一生は迫害の道であったということを忘れてはなりません。

 先生が、今まで話したすべてのことは、先生の闘争歴史の目標だったのです。先生は一生をそのように生きたのです。分かりますか? 歓迎を受ける環境を望まなかったのです。勝利すれば、必ず褒めたたえられます。しかし、私は褒めたたえられることを避けてきたのです。なぜかというと、イスラエル民族が環境に吸収されて滅んだからです。今や、統一教会が世界的に歓迎を受けるようになっても、私は、その歓迎の場には出ないのです。その反対の道を行くのです。

 このようにしながら、神様の権威を立ててあげなければなりません。今に、統一家に反対する者はいなくなるのです。今から、二世たちを駆り立てていかなければならないのですが、皆さんには、そこに行くことのできる資格がないということを知らなければなりません。天が指示した目標に向かって、すべてを捨てて直行しようという決意を持たなければなりません。(一九八六・四・一二)












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