ケ 女性の誇りと特性

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 女性たちは、結婚しないで子女を生むことができますか? 一人で繁殖できるものならばしてみなさい。どうですか? そうしてみますか? 女性は結婚しなければならないのです。本来、人は誰でも結婚しなければならないのです。女性は結婚するために生まれたのです。男性が生まれたのも女性と結婚するためなのです。

 ですから、女性の体を見てみてください。女性の胸が大きくなり、腰が大きくなるのは、自分のためではないのです。赤ちゃんのためにそうなるのです。そうですね? なぜ腰が大きくなるのかというと、赤ちゃんを生むためなのです。腰は赤ちゃんを生むために大きくなるのです。また、胸はなぜ大きくなるのですか? 自分のためにそうなるのではありません。赤ちゃんにお乳を飲ませるためなのです。(一九七八・一〇・九)

 私は、女性が一番たくさんの福を受けたと思います。どうしてそうなのか話してあげましょう。神様が人間をつくられる時、女性を一番最後につくったのです。人が何かの作品をつくる時には、傑作品は一番最後にできるのです。そのような意味で、男性と女性を比較した時、どちらが美しいかというと、女性のほうが美しいのです。そうですか、そうではありませんか? (そうです)。そのとおりです。

 では、動物の中で、鳥などを見ると、雌が美しいですか、雄が美しいですか? (雄です)。それでは、なぜ雄のほうが美しいのですか? (雌に対して、よく見せるためです)。それは、男性も同じです。男性も見た目がよければ、女性によく見えるのです。創造過程がそのようになっているのです。しかし、神様は一番最後に女性をつくったので、空飛ぶ鳥たちと比較して見た時、やはり女性のほうが美しいのです。反対になっているのです。なぜかというと、女性が最後の創造物だからです。それが、女性の誇りなのです。(一九七八・一〇・九)

 では、神様が人間をつくられる時、男性をより愛したでしょうか、女性をより愛したでしょうか? (女性です)。(男性です)。違います。女性をより愛したというのです。なぜかというと、男性は神様の家なのです。ですから、男性は成熟して、思春期ともなれば皆、天下に号令したいし、宇宙を駆け回りながら、すべてに一等を取りたいというのです。孝進もそうでしょう? すべてが一番になりたいのです。そうでしょう? (はい!)。そうなのです。男性には、そのような欲望が大きいのです。

 しかし、女性はそうではありません。女性は、私が世界で一番になろうという考えは持たないのです。一方向の考えしかありません。ある所に行って、安らかに眠りたいし、安らかに頼りたい、そういう性格があるのです。いつか突破して出ていきたい、激しい闘争をしたいという、そのような気質はないのです。ただ、愛されながら暮らしたいし、頼って生きたいというのです。ですから、どこかに行って暮らす時も、ぶら下がって暮らしたいし、その姿は、引っかかって暮らしたいのです。

 ですから、女性は何かかけるのを好むのです。ネックレスのようなものが好きなのは、自分が引っかかって暮らしたいということなのです。また、ちゃらちゃらと、ぶら下がって生きたいというのです。また、何かにはまって生きたいので、指輪をはめて暮らすのです。女性は、どうしてネックレスが好きで、指輪が好きで、イヤリングが好きなのかというと、ぶらさがって生きたいし、はまって生きたいし、そして引っかかって生きたいからなのです。それを好むのです。

 それは何のことかというと、愛を受ける立場が、男性より女性のほうが神様の前に近いのです。また、男性の笑い声と女性の笑い声を聞いてみなさい。男性は「ハッハッハッ」と笑うけれど、女性は「ホッホッホッ」と笑うのです。ご覧なさい。笑う時に、男性は後ろへ反り返るのですが、女性は前に崩れて笑うのです。いくら太っている女性でも、そうやって笑うのです。それをよく観察してみなさい。

 そのように見た時、女性たちはそのような素質を多く持っているのです。それを理解できますか? ですから、神様は男性よりも女性をより愛そうとしたのです。なぜかというと、アダムという男性は、神様の体です。そしてエバという女性は、相対的立場なのです。ですから、アダムが完成すれば、神様がそこに入っていって「やあ、息子よ。大きくなったなあ。エヘン!」と言いながら、女性を愛するのですね。未来の相対者と同じ立場に立ったので、愛するというのです。

 ですから、女性は神様が一番最後につくった傑作品なのです。そして、男性よりも愛される位置にいるのであり、その次に、母親になるのです。母親です。皆さんは、お母さんがいいですか、お父さんがいいですか? (お母さんです)。お父さんが好きですか、お母さんが好きですか? (お母さんです)。(お父さんです)。(二人とも好きです)。二人とも好きには好きだけれども、子供たちはどうかというと、善進を見ても、お父さんとお母さんが同じ場にいる時、私が先においでと言っているのに、笑っているだけでもお母様がいいと、お母様の所に行って私の所には来ないのです。お母様のほうがいいのです。

 女性たちは、赤ちゃんを生まなくてはなりません。赤ちゃんを生まなければならないのです。もちろん、お父さんも赤ちゃんを生むために協助するのですが、赤ちゃんを抱いて育てるのはお母さんなのです。そうですね? このように見た時、赤ちゃんを生んで育てることができるということが貴いのです。(一九七八・一〇・九)













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