コ 結婚と女性の運命

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 女性たちは、いくら勉強をしたとしても、男性に従っていくのです。何のことか分かりますか? どんなに偉くなって、大学を出ていても、今回もそうですが、有名な大学を出た女性も、韓国に来て小学校しか出ていない男性と結婚したのです。女性は夫に従わなくてはならないのです。農村に嫁に行けば、野良仕事をしなくてはなりません。女性がいくら偉くても、夫について行かなければなりません。夫を捨てて行くことはできません。

「ああ、私は大学も出て賢いので、この男性と暮らそう」と言って、自分たちで選んでも、それは、絶対にだめなのです。思いどおりにいかないのです。必ず仲たがいをしてしまうのです。アメリカでは皆、優秀な女性と男性が恋愛結婚しても、何か月もたたないうちに仲たがいをしてしまうのです。どうしてそうなるのか分かりますか? それは、本質的に合わないからなのです。プラス・マイナスが本質的に合わないから、そのようになるのです。

 東西関係が連結すべきなのに、東西関係が二人を排斥するのです。すべてが過程にあるために、押していかなければならないのですが、行けないのです。それゆえ、結婚という問題は、大変なことなのです。夫を迎えることに誤ると、どんなに素晴らしい女性でも、一生の運命が左右されるのです。顔がきれいだからうまくいくとは限らないのです。その人が何の素質を持っていて、どんな方向を持っているのか鑑定できなければならないのに、お互いが分からないのです。それゆえ、先生のような人が必要なのです。先生はさっと見ただけで、合わせてあげられるのです。(一九八二・一〇・二〇)

 女性の運命というものは、いくら勉強をしたからといっても、男性に従っていくことなのです。そのようなことを考えてみましたか? それゆえ、賢い女性ならば、既に分かっていなければならないことです。自分がどんな道を行くのかということと、自分がどんな女性なのかということを知って、どんな男性を相対にすべきなのかを知らなければならないのです。それを考えてみたことがありますか?

 皆さんがいくら留学をしたからといって、それで皆、有名になるのではありません。夫に出会って、そこから夫婦を中心として、家庭をつくっていくことによって、千態万象に分かれるのです。それゆえ、男性は男性として、徹頭徹尾、責任を負わなければならないし、女性は女性として、徹頭徹尾、責任を負わなければならないのです。二人が共に責任を負う立場で、一人がだめになったとしても、もう一人が半分の責任を負いながら引っ張っていかなければなりません。そのような夫婦として結ばれなければなりません。(一九八二・一〇・二〇)

 この世は無情なのです。本当に無情なのです。自分の友達ですらも、自分が困難なことになれば、相手を利用してしまおうとするのです。独身時代にはそうではないけれども、妻をもらうと、互いに顔を合わせないようにしようとするのです。そうでしょう? それを知らなければなりません。妻をもらっただけで、既に独身者といることが嫌になります。それは、宇宙がそのようになっているからです。新郎、新婦が一つになるようになっているのです。

 ですから、皆さんが勉強するにも、自分一人が成功しようという考えだけを持っていてはなりません。素晴らしい妻を迎えて、二人で協力して成功の道を探していこうと考えることです。二人が協力して、成功しようと考えなければならないのです。出会う前にいくら夢があったとしても、その夢が全部壊れてしまうのです。何のことか分かりますか? それゆえ、自分の本性に合う道を探していかなければならないのです。(一九八二・一〇・二〇)













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