四 二世の祝福と祝福に臨む姿勢

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ク 祝福の基盤と二世の祝福

 イエス様が死の場に出ていく時に、その弟子たちは共に出ていかなければならなかったように、統一教会の人たちも、共に死の場に出ていかなければなりません。逃げていってはなりません。死を覚悟して進まなければなりません。それゆえ、命を懸けて反対してくるのです。統一教会に反対してきたのです。お父さんやお母さんが反対し、夫や妻が反対し、子供が反対し、ただひたすら反対したのです。ですから、いかに悲惨であったかということを知らなければなりません。先生一人に従って、死の境地を越えたという条件を立てながら、統一教会の基盤を築いてきたのです。それで先生の勝利とともに、皆さんの基盤が築かれてきたのです。分かりますか? 皆さんの父母によってです。

 それらは皆、理論的なのです。蕩減復帰という理論的な過程を経てきたのです。祝福を受けるためには、国家的基準まで皆、イエス様が責任を執れなかったすべてのことを蕩減しなければなりません。それゆえ、全世界的な活動舞台に進むのです。一九五七年から、すべてが国家的な次元に入るのです。

 麦御飯を食べながら動員したのです。麦御飯が何ですか! 全部、飢えて犬の餌を食べながら活動したのです。ユダヤの国がユダヤ教を支持できなかったので、私たち統一教会が蕩減しなければならないので、すべてを捨てて立ち上がったのです。大事な息子娘たちが何ですか! 大事な息子娘は国のために祭物として捧げなければならなかったのです。お父さんとお母さんを中心として、子供まで合わせて国に祭物として捧げなければならないのに、祭物として捧げずに生かしておいて、「孤児院に行っても、生きていれば、帰って来た時に会うことができるので幸福です」と、このように考えて、皆さんの父母たちが活動したことを知らなければなりません。捨てたのではないのです。憎くてそうしたのではありません。

 それでなければ、天の国に行く道が現れないので、そのような血も凍る闘争の過程を経てきたのです。既成教会がなせないので、代わりに国家と民族の前に、国家が反対しても、押して進んでいく基盤を築くために祝福をしたのです。三千万民族の前で、公開の祝福をしたのです。祝福に反対すれば、大変なことになるのです。今では祝福も世界的に公認されてきました。統一教会は当然そういうことをするのだと、日本でも、どの国でも皆、世界的に公認されました。

 これから、皆さんが正しい暮らしをするようになれば、多くの人々がやって来て、祝福を受けようと大騒ぎすることでしょう。彼らは、アダムとエバが何かという理論を全部知って、愛し合っているのでしょうか? 今に学校に通う若者たちが、二十代の大学生たちがたくさん入って来て、祝福を受けたいと言った時、四十日修練、百二十日修練を受けさせて、祝福してあげれば、彼らは全部統一教会員になるのです。

 それが、人々を入会させる方法です。統一教会の魅力は何かというと、若い男女たちが、「統一教会の家庭は皆、永遠を目標にして一生懸命生きている。この世の家庭は皆、壊れていってしまうのに統一教会に入れば、全部よい家庭になれる」と言いながら、集まってくるのです。

 今や大学街で、「結婚志願者募集」と言えば、火花が散るようになっているのです。その時を待っていて、皆さんも祝福を受けるのです。体格がよく、目が青く、金髪で、素晴らしい男性たちが集まるその時に、祝福を受けるのです。その時に入教して祝福を受ければ、皆、西洋の人なのです。彼らは、田舎者でバッタみたいな者たちと結婚するのです。

 皆さんのお父さんお母さんが苦労していたので、皆さんも皆、そのような顔になったのです。よいものを食べて、こころ平安に横になって、夢を描いたりして、よい胎教をしていれば、よい赤ちゃんを生めたのに、ひたすら悪口を言われ、逃げ回りながら赤ちゃんを胎教し、食べるに食べられず、どこにいっても迫害を受けてきたのです。ですから皆さんは、そんなような顔になったのです。しかし、根本はよい人々なのです。当時、どこに食べる物など十分にあったでしょうか? 先生が飢えながら暮らしていたのに、皆さんのお父さんお母さんたちは、御飯が食べられましたか? 正しい歴史を知らなければなりません。

 今では、ファンダレージングもしてみたので、皆さんも少しはお金の貴さが分かったでしょう? 「お父さん、お金をください」と言えば、ちゃんとお金をもらえたので、「お金をよくくれるお父さん」とだけ考えていたでしょう。しかし、お金のために死んだ人々がたくさんいるのです。そのことをよく知らなければなりません。血の代価を払っているということを知らなければなりません。

 先生は、このように戦っているので、私的にお金は使わないのです。自分のためには使いません。皆さんは、今や世の中が分かったので、これからは、そのように生きなければならないのです。今から始めるのです。

 皆さん、体格がよくて、この世でとても素晴らしい男性を私が選んであげましょうか?私がアメリカに住んで、アメリカの若者たちを見た時、アメリカの男性たちはハンサムです。「ああ、あんな婿をもらえたらいいなあ」と思う時がよくあります。(たいしてハンサムだとは感じません)。それは、あなたがお化けのような子だからです。お化けのような性根があるからです。ハンサムだということはハンサムなのです。東洋の人たちは皆、顔がめちゃくちゃで田舎者なのです。

 それも蕩減だと考えなさい。責任分担が全うできない韓国人が結婚生活をする時、一番苦労してきたのです。原理的に見てもそうです。アベルが一番苦労しなくてはなりません。それゆえ、全世界のあらゆる人々の代表が韓国人と結婚して、苦労するのです。私が同情しても、自分の夫が同情するのではないために、難しいことが多いのです。                       (一九八四・七・一)

 皆さん、どうして二世を祝福してあげなければならないのでしょうか? 二世を選ぶ時、その家庭が世界の途上で迫害を受ける家庭に属していれば、その二世たちを祝福してはいけないのです。しかし今では、摂理的に見た時に、統一教会において祝福家庭は迫害を受ける時代を越えたのです。

 その基盤は、誰がつくったのですか? 皆さんのお父さんお母さんがつくったのですか、誰がつくったのですか? (お父様です)。どこのお父様ですか? (真のご父母様です)。真の父母以外に誰がいましたか? 天のお父様がいたのですね。三代の父母に対して、このように侍ってこそ復帰がなされるのです。縦的中心である神様と、真の父母を中心として、縦横に連結される所で、皆さんは父母に侍らなければなりません。それが、三代の父母に侍ることです。(一九八六・二・八)











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