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真の神様
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 四 サタンを処断できない理由

  1.サタンが讒訴する理由

 今日、神学的な立場でも、もともと悪魔サタンがいたのか、いなかったのかということが問題となります。もし、もともとサタンがいたとするならば問題は大きいのです。全知全能の神様の摂理に対し、六千年間反抗してはそれを遮ってきた巧妙なサタンが初めからいたとするならば、このサタンを退治し、取り除くことのできる人があり得るでしょうか。問題となります。
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 サタンはどこから生じたのかと考えるときに、もともといたという人がいます。全知全能の神様に反対し、本然の人類始祖を堕落させたサタンがもともといてこのような結果を招いたとするならば、サタンがいる限り、私たち人間が救われるのを願うことはできません。そうなれば結局、世界は二元論となり、二つの目的をもって世界は永遠に続くという結論が出てくるのです。
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 本来、神様のみ旨として立てられた創造理想世界は、堕落することによって築くことができませんでした。しかし神様は絶対的な権限をもった方であるがゆえに、外的な世の中がすべて変化したとしても、御自身は絶対的に変わることができないのです。悪魔にアダムとエバを奪われ、万物をすべて譲り渡しましたが、神様は絶対的なお方なので本来、天使長である悪魔サタンまでも自然屈服させなければならないのです。神様はいてもいないと同様の立場に立って、絶対的な神様の権威を立てなければならないのです。神様は先に打つことができません。神様が悪なるサタンを打つことはできません。善なる神様が悪なるサタンを打つことはできないのです。
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 全知全能の神様がどうしてサタンを一息に片づけてしまうことができないのでしょうか。それを片づけようとするならば、アダムとエバ、創造したものまですべて片づけなければならないという、愛の理想圏を爆破しなければならないという結論になるので、そうすることができないのです。絶対的な主人には、一度しようとしたことは絶対的に完成させるべき責任があるのです。それゆえ、よこしまな悪魔がいくら攻撃し、いくら迫害したとしても、立てられた道理を回復するために、歴史を抱いていかれる主人が神様であるということを誰も知らなかったのです。
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 ところで、全知全能で絶対的な神様は、なぜ今まで人類がサタンに侵犯され、サタンの足の下で犠牲になりながらも、神様がいるのかいないのか分からないほどに、何も行使できずにいる神様となったのでしょうか。これは深刻な問題です。それは神様が治めることのできる国がなく、神様が治めることのできる民がなく、神様が治めることのできる氏族がなく、神様が治めることのできる家庭がなく、神様が絶対的に公認することのできる個人がいなかったからです。その個人が成立し、その家庭が成立し、その氏族が成立し、その民族が成立し、その国家主権が成立すれば、一時に悪なる国、悪なる国民、悪なる氏族、悪なる家庭、悪なる個人を処理することができるのです。そうしてこそ善となるのです。そうしてこそ神様の権威が立つのです。
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 皆さん、サタンに勝つことができますか。知恵の王であられる神様もサタンの讒訴にかかればどうすることもできません。一国の大統領もそうです。ある条件に引っ掛かって国民がわあわあとデモをすればどうなりますか。首を切られるかもしれません。条件に引っ掛かれば全知全能の神様もどうすることもできません。大臣も条件に引っ掛かろうものなら、夕方には首が飛びます。ですから条件防御をしなければなりません。いかにして条件防御をするかという問題が信仰生活における極めて難しい問題です。ここに生死の問題がかかっています。
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 私たち人間はサタンの愛を中心としてサタンの生命、サタンの血統につながってきました。これが問題です。このような位置には神様がいることができません。神様が干渉することができません。今まで歴史において全知全能な神様がなぜ無能な神様となってきたのでしょうか。怨讐となる立場にサタンが立ち、その怨讐は何を奪っていったでしょうか。神様の愛を奪っていきました。神様の愛の圏、神様の生命圏、神様の血統圏を蹂躙したのです。この概念を常にもたなければなりません。
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 本来サタンは天使長でした。ところがその天使長が「私は堕落してサタンになったが、神様は全知全能の絶対者であるから、あなたの立てた法度を中心として解決しなければならないのではないか。私は法に背いてサタンになったとしても神様は全知全能な絶対者であられるのだから、あなたの設定した法を中心として実践すべきではないのか」と言うのです。
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 なぜ怨讐を愛さなければ私たちの道を越えていくことができないのか説明します。これは原理の本にはありませんが、とても重要なことなので知っておかなければなりません。堕落した天使長が神様を讒訴しても、神様であられるがゆえに、たとえ天使長は堕落したとしても神様が立てられた法度を遵守せざるを得ないのです。神様は絶対者であられます。それゆえ天使長が堕落したとしても、神様は被造物を御自身の立てられた法則、規則に従って主管せざるを得ません。これは、神様が堕落以前の天使長になさろうとされたことが何であろうと、堕落したのちもそうせざるを得ないということを意味します。それゆえ天使長は神様に「神様、あなたは私を完成期まで、完成期ののちまでも愛されることになっています」というのです。
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 アダムになろうとすれば、三人の天使長を治めなければなりません。天使長は絶対服従しなければなりません。絶対服従して絶対に愛さなければならないのです。神様に絶対順従せず、絶対服従できないサタンは、絶対服従すべき天理原則が残っている限り、原理原則が残っている限り、その原理原則をサタンの勝手にすることはできません。その原理原則に順応するしかないということをサタン自身が知っています。神様が全知全能であっても原理原則に反すれば除去されるのです。大統領でも憲法を通してこそ行使できるのと同じです。憲法になければ大統領も勝手にできないようになっています。
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 統一教会の文先生という人は深刻な人です。深刻でした。神様がいるのか、いないのか。神様は全知全能であられるのに、なぜ悪魔をほっておくのでしょうか。一日で清算してしまわずにいるのです。ヨブ記を見てください。あれほど無力な神様はどこにいるでしょうか。そのようなことが理解できなければなりません。ですからどれほど深刻でしょうか。死ぬか生きるかで身を投げ捨てて、一身を絞首台に差し出し、闘ってより分けて取り戻したのです。自分の本然の生命を取り戻さなければなりません。
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 ヨブ記を見ても、神様はどうして悪魔の願いを聞き入れるのでしょうか。「ため」に生きる愛をもった本体であるので、悪魔までも、悪魔に対しても悪魔の行動をもって対することはできないのです。ですから真だというのです。
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 神様は神様の神秘的な創造力を活用して、サタンを屈服させるのではありません。自然屈服です。
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 現在、悪魔は世の中が神様のところに戻ることができないようにめちゃくちゃにしました。フリーセックスやら何やら……。アメリカでは近親相姦がどれほど多いか知れません。父親が三人娘であれば三姉妹と連れ合って暮らします。そのようなのがぞろぞろとしています。フリーセックスなので叔父が母親とも一つになり、息子が自分の母親とも一つになり、そういった具合です。獣と変わりありません。ですからサタンが神様に「こんなところで神様の創造理想である愛の理想を立てることができるのか、神様。ハハハ」と笑っているのです。


  2.神様は法度を守られる

 神様はどんなお方ですか。宇宙の心のようなお方です。この宇宙は体のようなものなのですが、その体の真ん中には誰が入っているかというと、悪魔が入っているのです。空中の権勢をつかんだサタンがこの宇宙を支配しているのです。これを消化するために神様はどうしなければならないでしょうか。力ずくで打ってしまうことはできないのです。宇宙の創造の本質は愛であり、宇宙の歴史的伝統が愛を通じたものであったので、誤った者がいたとしても、神様はその原則の立場に立たざるを得ないのです。それゆえ神様が堕落したこの宇宙を回復するためには、今まで本質的愛を中心として創造された真の愛の理念を実現するために投入した本然的基準を永遠に続けなければ、絶体者である神様の権威を取り戻すことができないのです。ですから神様はいかばかり大変なことでしょうか。
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 堕落とは何でしょうか。サタンを中心とした愛の因縁を父母の立場で結んだことです。堕落論だの、善悪の実の話は必要もないのです。否定することはできません。ですからサタンの愛、サタンの生命、サタンの血統を受け継いだ血族が今まで残ってつながってきたのです。サタンは愛の怨讐です。神様が創造理想として万年夢見てきた事実を破綻させたのです。官吏の家門の一人娘を僕が蹂躙したとすれば、その家の主人の娘だと言うことができるでしょうか。追い出されるしかありません。天地の大道の軌道を離れたということは、愛において過ちを犯したということです。これは否定することができません。
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 悪魔の子を自分の愛する息子、娘以上に愛さなければ、神様の本然の創造理想を実現することができないのです。悪魔は「私は堕落してこうなったのであり、私の血族が神様を裏切ったとしても、神様だけは、天理の道理を守ってこそ神様といえるのではないか」と提唱するのです。ここで引っ掛かっているのです。
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 サタンが神様に向かって、「あなたは永遠不滅の主体であられる神様であり、天地創造の大主宰であられることを私は知っています。真理の本体であり、愛の本体であり、原則の本体であるがゆえ、あなたはその法則、原則どおり、変わることはできません。ゆえに私は堕落したとしても、あなたはあなたの立てた原則を実行すべきではないですか。そのためにはあなたは原則的な存在として、堕落した天使を愛さずしては本然の世界に息子、娘を連れていくことはできません。あなたが私を愛し、あなたの息子までが私を愛さなければ天国へ行くことができないというのが、堕落前の天使長に対してあなたが立てた計画ですから、私が堕落したとしても、あなたはその原則を守らなければなりません。ですから私を愛さなければなりません。そうでなければ真の神様になることができず、真の息子、娘になることができません」と讒訴し、食い下がるのです。
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 悪魔が言うには「神様、私は変わる悪魔の親玉として変わり得る先祖になっているが、あなたは天地の大主宰であり、真理の本体であり、不変の主人公ではないか。生命の不変の原則を備えた愛をもったお方ではないか。私は堕落してならず者となってしまったが、あなたはあなたの立てた本来の理想基準というものを実践すべき責任があります。だから私を、このあなたのみ旨を成し遂げてしていく理想の門まで……。その世界に入っても、そこに住むことができなかったとしても、入っても自分で出てこれます。そこでは生きられないので出てこなければなりません」と言うのです。これがサタンの主張です。すると神様は「お前の言うことはもっともだ」というのです。
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 悪魔サタンは私たち人間が一つでも罪を犯そうものなら神様の前に讒訴します。「この者は罪を犯したので地獄に行かなければなりません」と即座に讒訴します。神様の前に人間の罪を讒訴するこのサタンは、罪を犯したことに違いないのですが、この悪魔サタンの罪を神様の前に告訴した人はいまだにいません。「絶対的な神様、あなたの権限を中心として考えると、悪魔サタンは、私たち人類の前に許されざる悪なる罪を犯し、神様の前に許されざる悪なる罪を犯したので罰してください」と言うことのできる人さえ現れたならば、罪を犯したサタンを除去する道があるのです。そのようにしてもサタンを除去できないとすれば、神様は全知全能の神様ではないと言うしかありません。神様は人間の側の神様ではなく、サタン側の神様だということになります。
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 サタンは天使長なので、アダムとエバが完成して天国に入るときには天使長もアダムとエバについて天国に入るのです。天使長が神様の愛を受け、アダムとエバの愛を受けたのちに、共に天国に行くことができるというのが原理であり、創造の原則です。サタンは途中で失敗しましたが、サタンが「私は僕として裏切り者となったのですが、主人であるあなたは、天理の道理を定めた上で本質的伝統を立てました。あなたの立てた原則の上で、完成したアダムと天使長を愛してこそ天国に入ることができるというのが原則なのだから、あなたはその原則を捨てることができないのではないですか」と言うならば、引っ掛かるのです。「お前の言うことは正しい」と言うのです。「私はこのようになったとしても神様は私と同じというわけにはいかないのではないですか」と、サタンはこのように引っ掛けてくるのです。
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 悪魔は天使長なので「本来、天国に入ることのできる息子、娘は私を愛さなければならないのではないか。神様も、アダム自身も私を愛してから天国に入るのが本来の創造原理ではないか」と言います。悪魔はまた「そのようにならない限り私の讒訴条件を逃れることはできません。あなたは私を愛し、あなたの息子であるアダムも私を愛したという条件を立てなければなりません」と言うのです。このような問題を中心として怨讐を愛せよという言葉が宗教人の中から出てきたのです。
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 神様と父子の関係になれば、息子が痛哭する立場において父なる神様も痛哭するようになっています。そうなればサタンはびっくり仰天して逃げていくのです。その場にいられないのです。
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 人間として自分の本然の権威を取り戻すことのできる人、すなわち悪魔サタンよりも上になる人が現れなければ、この世の中を天側に取り戻すことができないのです。言い換えれば全知全能の神様の前に、サタンを引っ張っていって「神様、悪魔サタンがこのような罪を犯したのになぜ審判してしまわれないのですか」と告訴することのできる人が現れなければならないのです。
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 今まで私たちはサタンに主管されて引きずられてきたので、反対に私たちがサタンを捕らえて、神様の前にサタンを引っ張っていって讒訴しなければならないのです。ところが今日この世では、サタンがいるということは知っていても、サタンがどんな罪を犯したのかは知りません。いまだに全知全能な神様の前で「神様、この罪を犯したサタンをあなたの全知全能の権限でもって処断してください」と讒訴した人は誰一人としていないのです。
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 それでは神様は全知全能であられるのに、なぜ天使長を打ち捕らえることができないのでしょうか。なぜサタン悪魔をやっつけることができないのかというのです。サタンを打ち捕らえられないのは、神様もサタンを愛さなければならないからです。絶対者であられる神様が立てた天使長が悪魔になったとしても、神様は、天使長を本来の堕落していない立場で考えてやることのできる基準をいつももって歩まなければならないのです。ですから天使長を愛さなければなりません。神様の前に造られたアダムとエバは、神様の体です。ですから神様のみならず、アダムとエバもサタンを愛さなければなりません。
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 神様が六千年間、愛する息子、娘の首を数千万回も切り落としてきたサタンを追及できないのは、天使長の立場において彼を完全に愛してやれなかった責任があるからです。ですから今まで誰かが過ちを犯せば、「神様、あの者がこのようなことをしようとしています」と讒訴するサタンの仕業が背後にあったのです。このような内容は今日統一教会が現れたので分かるのであって、誰も知らなかった内容です。
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 もし悪魔サタンを引っ張っていって神様の前に訴えるならば、神様が「お前、そうするものではない」とおっしゃられるでしょうか、喜ばれるでしょうか。神様は間違いなく「おお、私の息子よ、たった一人の我が息子よ」と万世の前に立てて祝福してやりたいことでしょう。そうしたい神様の内情がどれほど懇切で、それをどれほど願っておられるかということを私たちは推し量ることができます。神様は絶対的な神様であり、全知全能の神様であり、公義の審判主であられるがゆえに、もし悪魔サタンを告訴し、讒訴する人が現れたならば、神様はサタンを審判することができるのです。
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 アダムとエバは罪を犯したので、神様が思いのままにできないのです。自分の息子、娘が殺人をしたからといって、母親が変わりに責任を負うことができ、兄弟が代わりに責任を負うということができるでしょうか。できません。それが天の法です。アダムとエバが罪を犯したがゆえに、神様も思いのままにすることができません。そしてまた誰と罪を犯したでしょうか。サタンと罪を犯しました。アダムが罪を犯したのですが、サタンがどうで、アダムとエバがどうだということについて神様はいまだに審判していません。追い出しはしましたが、神様が今でも救いの摂理をしているので、サタンに讒訴されながらも審判することができなかったのです。このような問題は神学的に見て大きな問題です。なぜ処理できなかったのでしょうか。全知全能の神様がなぜ悪魔を処理できないのかというのです。
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 神様は闘いには関心がありません。神様の創造理想圏、その理想圏内には戦争、闘争という概念はありません。闘争の概念があるとするならば二元論に陥るのです。根本的にこれが一つの理想世界、絶対的な平和の世界とは関係ないところに落ちることになるので、神様の創造世界圏内には闘争という概念はないということを知らなければなりません。
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 サタンがどのようにして落ちたのでしょうか。それをはっきりと知らなければなりません。サタンは大きいもの、下がっていったものをすべて裂きましたが、天は小さいもの、下がっていったものをすべて合わせて大きくするのです。反対の道です。宇宙の原則、宇宙の生成の原則からすればどのようになっているかというと、真の愛を求めようとする宇宙の根本に立脚してみて、この根本に順応することにおいてサタンは根本的に反対したので落ちていくのです。全知全能で唯一無二であり、永遠であられる神様の本性はすべて一〇〇パーセント「ため」に生きるということです。
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 全知全能の神様も歴史を通じて愛の怨讐に報いるにおいて、力と権能であだを討つのではなく、愛の法度を通して屈服させるのです。怨讐が自ら神様の前に完全に屈服して、僕の立場で世界人類の審判を受けても感謝することのできる立場、怨讐をそのような立場にまで引っ張っていこうとされるのです。そうでなければその罪を蕩減することができません。






























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