真の父母
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六)真の父母が絶対必要な理由

P.79
今日、統一教会員たちは、私を見て何と言うか? 真の父母と言います。皆さん、この真の父母という言葉は、恐ろしい言葉です。また、真の父母という言葉があるということは、偉大なことです。

神様の愛を母体とした家庭をモデルとせずしては、氏族や民族、国家は編成されないのです。家庭を拡大させた氏族、民族、国家を編成するのです。それゆえ、悪魔の世界を打ち破るためには、真なる家庭のモデルを中心として処理していかなければなりません。

我々堕落した人間は、悪なる父母を持ちました。堕落した先祖から皆さんの数多くの先祖、皆さんの両親も堕落圏内の父母です。その言葉は何か? 堕落した父母の伝統圏内の父母、先祖たちだということです。ですから、真の父母という言葉が出てきたという事実は、驚くべきことです。

一体、真の父母はなぜ必要か? アダム・エバが完成して、本然のみ旨を成すにおいて、心情一致圏を中心として、すべてが一つになり、すべてが確実であり、すべてが完全な環境圏を持って出発できる住みかが、堕落しないアダム・エバが神様と一体理想を成す愛の圏です。そうではないですか? その愛の圏が出てこなかったのです。

今日、愛の圏が世界に出てくる日には、統一教会という言葉が必要ありません。世界も必要ありません。その世界を捨てて、その国を捨てて、後にはこの家庭を探さなければならないのです。また来なければならないのです。ですから、すべては皆捨てても、これを探さなければなりません。これが重要なことです。(一三八\二七七)

我々に必要な方が誰かというと、真の父母です。真の父母は誰か? 友達よりも、先生よりも、もっと貴い方です。それゆえ、友達を捨てても真の父母について行くべきであり、先生を捨てても真の父母について行くべきなのです。

統一教会に行くと言って、友達が「ああ、おまえは俺と離別だ」と言っても、この道を行かなければならず、先生が「おまえと師弟間の離別だ」と言っても、この道を行かなければなりません。また、両親が「離別だ」と言ってもこの道を行かなければなりません。皆が一度に良いと言える道を行ったなら、そこに歴史的な新しい天地開闢が起こるのです。(三三\三三八)

人類は、真の父母が必要なのです。なぜそうか? 愛の軸をつなぎうる原則的なこのことが、歴史以来初めて起こったのです。分かりますか? これを知るべきです。歴史以来、前にもなかったし、後にもありません。はっきり知るべきです。

軸は一つです。二つではありません。その軸が何かというと、真の愛です。今、皆さんの両親が愛することは、真の愛ではありません。それゆえ「心をつくし、精神をつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ。これが第一のいましめであり、第二は、あなたの隣り人をあなたの体のように愛せよ」と言いました。神様がそのように生きてきたのです。(一三七\一〇八)

なぜ真の父母が必要か? これは蕩減、真の父母が、個人の責任分担を完遂することによって、個人についている世界的なサタンを追放しうるのです。分かりますか? 家庭蕩減条件、責任分担を完成することによって、サタンを自動的に蕩減復帰するのです。個人の世界的な蕩減復帰、責任分担完成をしなければ、蕩減復帰ができないのです。分かりますか? 責任分担を完成してサタンを落とさなければ、復帰ができません。(一三七\一〇六)

父母が必要なのは、神様を着地させるため、地上に定着させるためなのです。これが父母様がこの地上で苦労する理由です。(二一七\三五四)

皆さんにトゥルー・ペアレンツ(true parents;真の父母)がなぜ必要か? 新しい血筋を受けるためです。原理で見ると、旧約時代は、信仰基台時代であり、新約時代は、実体基台の時代であり、成約時代は新しい理想時代です。ですから、愛の時代として、天国の善なる血筋を受けなければならないと言いました。今までは、血筋が違うのです。総合的な血を受け継ぎました。

先生は、天国の本然の伝統的血筋を相続し、このようなすべての真理を知って、サタンと戦っているのです。このようなことが分かるので、そうるすのです。分かりますか?

真の父母は真のオリーブの新芽です。皆さんは、皆切ってしまって、真の父母の芽を接ぎ木しなければなりません。父母の芽と神様の芽を接ぎ木しなければなりません。分かりますか、何の話か? そのようになれば、体はありませんが、思想は神様、真の御父母様とそっくりだというのです。ですから、皆同じ実、善なる息子娘を産むことができるのです。サタン世界を中心としては、なりえないのです。その前に、息子娘を産むと、良いことではありません。

ですから、この三時代の勝利が、どれほどものすごいか分かるでしょう? 今分かったので、三時代と三国を代表して、戦って勝つことができる者にならなければなりません。それで、皆さんが今から、ドイツ、日本、韓国、この三か国をどのように消化するか? どのように三国を消化するか? これを消化することができる自信がない人は、出征できないのです。何の話か分かりますか? 決心しなさい! 世の中がこのようになると、誰が思ったでしょうか?「白人と暮らすと思ったのに、黒人種と黄色人種とともに暮らす?」しかし、そのようにしなければ、いけないのです。(笑われる)

このような三時代、三数を経ていく世の中で起こるすべてのことを代表しうる、このような勝利者は、旧約時代、新約時代、成約時代を集約した存在です。三時代の勝利者になるには、すべて三段階原則、世界の全体を表象して、代表的な勝利を決定するという思いを持つべきです。そのようになりたいでしょう?(はい)。

昔のノアの一〇倍以上、もっと捧げるのです。そして、スレイヴ(slave;奴隷)になると言えばですね、皆パス(pass;通過)です。皆できるのです。ただパスするようになるのです。絶えず門が開きます。苦労しようとするのに、絶えず門が開き、食事を抜こうとするのにご飯を絶えず持ってきてくれてですね、自分が働こうとすれば、代わりに絶えずやってくれることが起きるのです。仕方なくやるのではなく、自ら志願してやるのです。自ら志願してやらなければなりません。(一二五\二〇八)











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