神様の摂理から見た
  南北統一

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四.第三イスラエル民族がもつべき思想

 第三イスラエル民族がもたなければならない特定的思想概念、言葉が少し難しいですね。特定的思想概念とは何かと言えば、南北を統一しなければならないというのです。なぜそうでなければならないのでしょうか。堕落したということは分かれたということなので、統一しなければならないのです。体と心が分かれたのです。物質世界と霊的世界が分かれたのです。これが世界に蒔かれ、続いてきて、一つの所で再び出会うのです。世界に流れて一つの所で出会うのです。これが南北に分かれて一つの所で出会うのです。

 一つは共産主義の唯物論的代表国家であり、一つは唯心論的代表国家です。そこに誰がいるのでしょうか。金日成もアボジ(父)と言うでしょう? 統一教会の文先生もアボジと言うでしょう?(笑い)二人の父がいるのです。二人の父がいて、お互いが自分の息子、娘だというから大変なことになるのです。全部自分の息子、娘だというのです。金日成は南韓の人々が金日成親父の息子にならなければならないと言い、統一教会の文先生は、北韓の人々が文先生の息子にならなければならないと、このようになっているのです。事件は事件です、これは。(笑い)ここで北韓を解放しなければならない天側が勝たなければならないのです。神様の思想をもたなければなりません。それでは、金日成が神様の思想をもっていますか。労働者と農民を中心として中流以上、上部にいる人々は全部、反動分子として追いやられ、首を切られてしまうというのです。そこには宗教の理念がありません。物質的概念を中心とする理念しかないのです。しかし統一教会の文先生は物質概念と精神概念、すべてのものをもっているのです。

 向こう側では銃刀で脅迫してしろと言いますが、こちらでは愛の銃を撃つというのです。人という動物は、愛の銃に撃たれさえすれば、穴が開いても、血が出てもよいというのです。血が出ればこちらに引っ張られていくようになっており、逃げ出しはしないのです。統一教会にはそのような魅力的な力があるのです。(一六八―三二二)

 歴史時代に第一イスラエルが滅び、第二イスラエルが滅びた事実を我々が直視している以上、第三イスラエル圏を中心として我々が行かなければならない道は万教の統一であり、万国統一の思想をもっていく道です。こぶしと力によってするのではありません。愛をもって十年、二十年、千年、万年、溶かしていかなければならないでしょう。どんなに悪くても、善なる夫を迎えて愛するようになるときには、振り返って和解が生じるのです。愛を中心として帰ってくるようになっているので、お金をもっては和解が生じません。それを知らなければなりません。愛の心情圏を通して、和解が生じるようになっているのです。それを通さない和解はみな欺瞞です。詐欺です。いつどのように変わるか分からないのです。

 第三イスラエル圏がもたなければならない思想とは何でしょうか。神様がそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さったので、私がこの世を愛するひとり子となったので、私が犠牲になる覚悟をしなければならないのです。万民と万国を解放するためには、犠牲にならなければならないのです。宗教世界、万宗教を解放するために犠牲になることのできる覚悟をしなければなりません。宗教人たちが呻吟している……。宗教を信じることがどれほど大変でしょうか。これを解放するのです。人類が今どれほど塗炭の苦しみの中で呻吟しているでしょうか。

 南北の貧富の格差など、これは私の手を経なければ解決が不可能なことです。そのようなすべてのことを知って、私が重い荷物を背負おうと身もだえしなから、人々が休む時に休むことができず、寝る時に寝ることができず、その道に向かって前進を誓わなければならないのです。このような群れの数が増し加わっていくとき、世界に新しい希望の夜明けが来るという事実を知らなければならないでしょう。(一六八―三二八)




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