神様の摂理から見た
  南北統一

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四.四大国家を中心とした復帰摂理の完結

 エバはカインとアベルに伝統的精神を継承させたのちに、アダムに帰らなければなりません。同じように、日本はアメリカとドイツを教育してから韓国の地に帰らなければなりません。それを成し遂げられなければ絶対に帰ることはできません。

 日本はエバ国家なので、ソ連と中共が機会をうかがって攻撃すればとんでもないことになるのです。このような観点から見れば、韓国の包囲問題は日本の運命を左右する問題です。摂理的観点でそのように結論づけることができます。

 それゆえ、韓国と日本を結ぶトンネルを早く掘らなければなりません。日本の一億二千万の人口を総動員してでもこのことをしなければなりません。我々はこのような重大な時期に入ってきています。

 今が先生が立っている復帰摂理において最後の終着点です。歴史的な蕩減条件として韓国、日本、アメリカ、ドイツなど四大国家を一つにまとめて祭壇に上げておき、神様の前に祭祀を捧げる歴史的な仕事をしています。これが最初で最後です。これを勝利すれば天国が出発します。

 既にアメリカではレバレンド・ムーンを支持する運動が起こっています。南米は完全にレバレンド・ムーンを歓迎しています。アフリカも既にそうです。アジアもそうです。アメリカにいる日本人も、「レバレンド・ムーン、レバレンド・ムーン」と言います。東洋人は気分がよくて、「文先生、文先生」と言います。中国人もそうです。

 反対される少数者が完全に一つになったので、今までの多数者は少数者になってしまいます。我々は数十年の迫害に対する怨恨を解くため、怨讐に報いることに精力をすべて消耗するのではなく、敵を救うために全体を消耗しなければなりません。これは神様の愛を中心とした素晴らしい思想です。我々はこのような思想によって一つになっていく決意をすべき時点にいます。

 これを成し遂げれば、ここで完全蕩減を成し遂げることができます。完全蕩減は完全復帰に通じます。完全復帰は何に通じるのでしょうか。完全完成に通じるのです。きょうのみ言の題目は「全体蕩減」です。この全体蕩減は、全体復帰完成を目標としています。四大国家を蕩減復帰すれば、神様によいものはすべて捧げることができます。よいものはすべてこの四カ国がもっています。韓国は偉大な精神と思想をもっており、日本は美しさをもっており、アメリカには強力な力があり、ドイツには精巧な頭脳と技術があります。世界をすべて統合しても余りあるものをもっています。全体的に見れば、そこにはさまざまなものが入っています。人に見立てれば各様、各色の女性と男性がいます。それゆえ、個人、家庭、氏族、民族、国家的な蕩減基準まで立てた基台の上で、このような世界蕩減基準を立てて、新しい天国の伝統的出発点を築けば、そこから地上天国が出発するようになります。

 このように、歴史的に怨讐国家である四カ国が集まって、その真ん中に神の国の伝統的中心点を立てて出発します。このようになれば、地上天国は遠くありません。地上天国はすぐ近くに近づいてきたということが、はっきりと分かりましたね。(一九八三・四・三)




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