神様の摂理から見た
  南北統一

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六.南北統一のために三十八度線を越えよう

 将来大韓民国が天国となるためにはまず南北を一つにしなければなりません。それが原則です。そのような観点から見るとき、怨讐に踏みにじられた北韓の地を奪還しなければなりません。私が共産党に拷問を受けながら、「こいつ! 私がお前を打ち捕らえるのだ」と誓いを立てました。その決心を標準として今戦い行くのです。あの時私を拷問した人の名を私は知っています。皆さんは知らないことでしょう。私は話をしなかったのです。今まで統一教会はそこに向かって歩みつつあります。必ず南北を統一させなければなりません。そうするためには三十八度線を越えなければなりません。

 北韓共産党が金日成を中心に全人民の武装化、全国土の要塞化など、あらゆる方面において準備を行ったその土台を見れば、我々はそれ以上に準備をしなければなりません。夜も昼も徹してその目標をもって戦っていかなければなりません。どのみち皆さんが地上で暮らす間に、一回北韓へ行って来なければなりません。何の話か分かりますか。そうして初めて皆さんが心情的な立場から、出発と目的が一致され得る家庭と兄弟の因縁を結ぶことができるのではないでしょうか。失ってしまった地、成し遂げることのできなかったその土台において、使命を果たして出てこなければならないのです。先生が一九六五年度から皆さんに「統一の歌」を歌うようにと言ったのは、そのような時を準備するためだったということを、皆さんは考えてみる必要があります。

 三千万民族が北韓の地を中心に統一の機運を迎えて、皆さんが先生と一緒に先生の故郷に行けば、そこで先生の歴史を解き明かすことができるでしょう。皆さんは実際に先生の過去の歴史について知らないでしょう? しかし皆さんがその作業を行うことができないとしたら、この地上に先生が育った歴史を残すことができないまま、この世を去るかもしれないというのが先生の考えです。分かりますか?(はい)。

 今や皆さんは北に行かなければなりません。共産党のやからが南韓の地を侵略するというニュースに接する時には、死を覚悟して立ち上がらなければなりません。それが先生の考えです。私はこの道を歩みながら、谷間の道に入ったその時から共産党についてよく知っている者です。共産党の組織社会についてよく知っているのです。それゆえ私が生命を投げ出して反共を行おうとしているのです。

 先生がこのように深刻な立場にいるというのに、統一教会の教会員たちは昼寝ばかりしているのです。我々は国を失った亡命客ではないのですか。その一族ではないかというのです。長い月日を待ちこがれてきました。むごい苦労をしても、あらゆる羞辱の道を歩んでも、この国を中心に天の正しい姿勢と権威をもって、「あなたが探し求めて来られた解怨成事の土台がこれではありませんか」と言いながら、両手を挙げて歓迎することのできる、その一日を迎えて初めて故郷をもつことができる者となります。そうして初めて国をもつことのできる者となるのです。南韓の地だけで大韓民国だと言えますか。腰から真っ二つに折れたのが大韓民国ではないというのです。皆さん、そのことを知らなければなりません。(四五―一四一)

 統一教会を信じようと、統一教会に入ってきて「家のかみさん、旦那さん、一緒に行かなくちゃ、息子、娘と一緒に行かなければ……」、このように一緒に行こうとした暁にはめちゃくちゃになってみな死んでしまうのです。ちょっと考えると「まさかそのようなことがあるわけがないだろう。昔はそのようなことがなかったのに、今になってそのようなことがあろうはずがない」と言うでしょうが、今我々は最後の作戦を行っているのです。死ぬか生きるかの賭なのです。滅びるか栄えるかの賭です。方法は二つしかありません。実行するつもりがないのなら最初から行わない、実行するつもりがあるのなら徹底して行う、これを決定しなければなりません。分かりますか。実行するつもりがあるならこの世の人よりも徹底して行うのです。そうしなければ「何だ? お前、統一教会を信じるつもりなら、徹底的に食らいつき、やめるのならふろしきを包んで出て行け」と言うのです。統一教会の責任者としてこのようなことを言って申し訳ありませんが、心情が違うのです。妨害してはなりません。妨害者になってはいけません。今でも妨害者が多いのです。愛国の闘士が世界にたった一人で残ったとしても、彼が民族の精気を正しく把握している時には、そこから新たなる建国理念を出発させることができるのです。

 このような話はむごく、厳しい言葉のように聞こえますが、それを恨めしく思いますか。本当にそうでなければなりませんか。(はい)。ああやっても滅び、こうやっても滅びるしかないとしたら、そのように行うしかありません。

 死ぬことを覚悟した以上まず進まなければなりません。そのようにする時が我々の前にやって来ます。誰が北韓に行きますか。北韓に入っていって、伝道の基盤を整えなければなりません。今東欧で統一教会の食口たちが地下運動を行っていることを、皆さんは知らなければならないのです。そのような問題を中心に先生は密命を果たして戻って来ても、その話をしません。皆さん、統一教会が現在自由世界にだけ存在するのではありません。皆さんが知らない間に、このような戦場が世界中に拡大されています。(六一―四一)




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