神様の摂理から見た
  南北統一

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四.国民連合の組織運営方案

 今後の問題は、世界を動かすことです。そうするためには、第一には理念の徹底化、第二に組織の強化、第三に共同活動で一致することです。ですから、我々は共産主義に対して共産主義以上に強い組織力と活動力をもち、対決しなければなりません。今、発展すれば、組織化しなければなりません。(一五―九四)

 金日成が現在、北韓の二千万をしっかりとつかんでいる以上、我々はそれ以上に組織化しなければなりません。そうすれば、金日成の体制は必ず自然に崩壊するのです。それが摂理観です。自然に崩壊するのです。北傀は全部、強制的にその体制をつくったでしょう? 我々南韓は志願してつくったのです。志願してつくったのです。(一六四―一八三)

 いかにして統一された体制をつくるかという問題を考えてみるとき、それは思想的な面において民主体制と共産体制を越えて立つことができ、それをすべて消化できる一つの統一的な思想がなければならないというのです。そのような理論的基盤の上で、統一体制を形成しなければならないという結論が出てくるのです。分かりましたか、統一体制? (はい)。

 統一体制を形成するには、この韓国が一つのモデルです。韓国を中心とした国民連合の形態を帯びたのが世界の東西南北統一連合です。韓国が必ず世界のモデルになるのです。それに世界がついてくれば、すべてのものが統一的世界体制に移っていきます。ですから、全国民が思想武装しなければならないのです。

 そうするためには、どうしなければならないでしょうか。全国に、全国民を教育できる教授たちを配置しなければなりません。最高の教育者たちを配置しなければならないのです。そのように教育しながら、その教育者たちが大韓民国の教育機関を早く連結しなければなりません。大学を動かさなければならず、それから、中・高等学校、小学校をみな連結しなければなりません。また、教育機関長および教師を早く連結して、立てなければなりません。

 結局、学生の教育活動を強化しなければなりません。それは何かといえば、学生を中心として活動を連結させようというのです。学生たちを教育し、学生を通じた活動を展開して、上下、左右を連結させようというのです。次にすべきことは、その学生たちを通して父兄を教育させるのです。家庭も教育しなければなりません。

 そのようになれば、教育機関と学生を通して一般の家庭、社会まで、すべてのものが連結されるのです。中・高等学校から小学校を連結して、学生たちを通して区域まで、社会まで連結されるのです。横的基盤の上に縦的な国家まで全部、結んでいかなければならないのです。それを誰がしなければならないでしょうか。先生たちがしなければなりません。学校に連れていって、先生と教授たちがするのです。

 それから、公務員の組織です。大学街を中心として、民間の組織を連結したなら、公務員の組織を動員しなければなりません。その公務員の組織を通した国家機関を連結させていかなければなりません。つまり、公務員の組織の一元化をいうのです。

 それから、社会の維持だとか、そのような人を動員するためには、大学を卒業した同窓会、または連合会をつくるのです。それを地方における一つの核に連結させなければなりません。地方を中心として、完全に統一化運動をしなければならないのです。それで、父兄たち、学生たちと先生たち、それから公務員を一つにしなければなりません。

 韓国は皆さんの国と実情が異なるので、二部体制で準備しなければならないというのです。皆さんの国には必要ありませんが、韓国は南北に配置しなければならないからです。二部体制を準備しなければなりません。南韓でそのような体制を準備しなければならないのは、北韓に行っても、そのような体制を準備しなければならないからです。北韓も南韓を占領したのちの選挙を準備するための体制を備えているので、そのような体制が韓国でも必要だというのです。(一九八八・一・三)

 体はどうでもいいので、虎の頭である先生の頭を使い、走るのも先生の手足ですれば、大韓民国はあまりにも狭くて小さいのです。一千名くらい動員して何をしますか。私なら、一千分の一にしかならないので逃げ出して、やらないでしょう。では、どこに行きますか。以北に行って、一つの郡をひっくり返しておこうと考え、以北に行こうという人がいますか? (はい)。(全員手を挙げる)

 今後、三年以内に北韓に行って、宣伝できる以北の各道・市・郡・里に里長、婦女部、壮年部、全部、組織編成をしておこうと思います。今から、活動開始ですが、やりますか、やりませんか。(やります)。(一九八六・一・二一)

 皆さんの力が足らなければ、里長を動員して中央の協助機関を通じ、どのようにしたとしても補助を受け、校長を教育し、先生たちを教育し、それから、学生たちを教育しなければなりません。それが終われば、早い時日内に父兄を連れていって、休みの期間を利用して教育すれば終わります。それに伴って、我々の行動組織を通して統、班組織、面単位の里長、統・班長まで結成するのです。それからは社会の著名な人たちは同窓会の協会を中心として、すべて連結させる準備をするのです。それ以外に、予備軍と民間防衛の教育を担当して、全国民を教育し、南北統一運動国民連合の組織員にしてこそ、終わるのです。

 すべての組織を終えておけば、部落にひょっとして見知らぬ人が現れるなら、家ごとにベルをつけ、互いに知らせるようにするのです。見知らぬ人が入ってきたというときには、すべて調査し、故郷の父母を訪ねてきた人はその父母を呼んできて、知っている人なのか調べてから家の中に入れるのです。ですから、地下活動の基地が完全に遮断され、撃破できるように、上部と連絡できるようにするのです。

 このように毎日のようにチェックして、南韓から北傀に送信される秘密無電をだんだんなくしてしまわなければなりません。南韓にどれほどたくさんの北韓スパイたちが暗躍しているか、正確な統計はありませんが、相当数いることでしょう。神様が保護してくださって、真理の火花を立てるようになれば、彼らを一網打尽にできることでしょう。統一のための体制確立をいかにしなければならないかということは分かったでしょう? (はい)。先生が数十年前から計算した版図が現実化される瞬間です。興南収容所で監獄生活をしながら着眼したのです。共産党と金日成をなくすことができなければ、根を抜くことができなければ、韓国は滅びるしかないということを知らなければなりません。

 それゆえ、我々が一番注目すべきことは、彼らがどこに浸透してくるかということです。彼らの一番の目標が統・班なので、この統・班をどのように撃破するかというのです。(一九八八・一・二)

 南北統一運動国民連合本部ではこのような組織を編成して、防衛軍まで荷担させなければなりません。防衛軍を中心として、国家偉功者たち二万七千名を全部教育しなければなりません。地域を離れて、この人たちを重要部署に配置するのです。彼らは国のために命を懸けた愛国勇士たちです。彼らは国家のために戦って、負傷した人たちです。北傀に対して恨みを晴らしたい気持ちを後輩たちに教えなさいというのです。統一思想を中心として、うちの教域長たちが国民連合に入って重要な責任者になり、思想武装をさせ、それを信仰化しなければなりません。そのようになれば、祖国統一がすべて終わるようになるのです。

 それから、職場の予備軍がいるでしょう? 予備軍に対して教育をして、組織に参与させるようにするのです。予備軍の中で顔つきが少しおかしい人がいれば、一対一で会って、理論闘争をするのです。理論的に闘争して、それを正しく導くのです。予備軍教育が終われば、次には民間防衛の教育をさせることのできる所は、国民連合以外にはどこにもありません。ですから、我々がすべて受けもって実施しなければなりません。このようになれば、すべての分野で安定を取り戻し、統一運動に専念するようになることでしょう。(一九八八・一・二)

 では、地方組織をどのようにするのでしょうか。うちの勝共連合の組織があるので、勝共連合を中心として……。教会の組織もあります。ところが今、ここに教学統連はありません。ですから、教学統連の人のうち一人だけ配置して、事務室一つを全部で使うのです。事務室一つで三人が分担をして、現在の自分の責任を果たしますが、互いに協助するというのです。

 それから、勝共連合でも国民連合の副会長をすることができ、後援もすることができるのであり、そして、統一教会を中心として、その地方の有力者が副会長をすることもできるのです。そうして、三人が一つにならなければならないのです。三人が一つにならなければだめだというのです。

 そのようにして、焦点を合わせるのです。これも三点を合わせるのです。口も三点を合わせるのです。耳もそのようになっているのです。本来、人が何かをつかもうとすれば、三点を合わせなければならないでしょう? 全部がこうでなければなりません。ですから、これは精神を中心として四位基台圏を成していかなければならないというのです。それが原理観だというのです。

 そして、今後、この組織編成において、指導体制は三段階で管理するのです。大統領なら大統領が、道知事から局長まで管理しなければならないのです。局長まで大統領が指令を下さなければならないというのです。三段階でです。では、長官(大臣)は局長から部長、課長までと、一段階下りていくのです。このような組織体制に連結させていかなければならないのです。分かりましたか。(一六四―一七八)

 我々の組織は面を中心としては面・里・班であり、洞を中心としては洞・統・班など、三段階の組織原則です。我々の組織体制は三段階体制を前後に連結して、拡大させていくのです。それが創造原理を中心とした組織編成です。(一九八八・二・二四)

 最近、私が国民連合をつくり、組織編成をするとき、統一教会を組織し、それから、勝共連合の組織、国民連合の組織を編成しました。この三つの組織をそのまま横的に見るとき、どれが最初なのかというのが問題です。これを見れば、初めは統一教会であり、それから勝共連合であり、最後が国民連合です。けれども、先生はどうするかといえば、「あなた方、最初のものも、二番目も全部、国民連合を中心として一つになりなさい」と言うのです。これが蘇生、長成、完成の段階です。その関係を形態的に見れば、統一教会は頭です。それから、勝共連合は闘う力です。そして、国民連合は動く足なのです。

 復帰時代においては、頭からするのではありません。下からしなければなりません。それゆえ、頭から下まで下りていく場合は、国民連合を中心として勝共連合も回らなければならず、統一教会も回らなければなりません。そうしてこそ、最後のセンターが回るので、終わりになるのです。

 統一教会を中心として回るようになるなら、勝共連合の場、国民連合の場がおしまいになります。それゆえ、最後の復帰時代において回る場合は、国民を中心として回らなければならないというのです。回るのは個々人が回るのではなく、大韓民国四千万が全部、同じ心情で回らなければなりません。そのような意味で、国民連合を中心として一つになりなさいといったのです。

 一つになるのにどこに行って一つになるのかといえば、国民連合を中心としますが、統・班に行って一つになりなさいというのです。この人たちが全部、どん底から一つになれずに上がっていくならだめなのです。一つの幹ではなく、三つの幹になればだめだというのです。三人が全部一つになって、丸太にならなければならないのです。

 そのような意味で先生が国民連合をつくっておき、これを世界的に整備して、どこの誰かを問わず、全部、統・班撃破運動をして統・班要員を早く収拾せよといったのです。そのようにしておいたから争いをしなかったのであって、体制をつくらなかったなら、大きな問題が起きていたはずです。(一九八八・一・二)




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