神様の摂理から見た
  南北統一

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二.理想的な組織の形態

 我々統一教会が地上天国を建設しようというこのような時において、我々は何をしなければならないでしょうか。今後、我々は面、郡に支所を組織して、その地方の人々をして我々の教会を経るようにしなければなりません。そのようなことを、我々の教会自体内で実施しようというのです。

 我々の教会自体に、このような組織がすべてなければなりません。司法部のようなものがあり、行政部のようなものがなければならないというのです。このような形態で繰り広げられなければなりません。二元化運動、これは教会問題と経済問題を分離させる運動です。

 それでは、立法部に該当するのは何でしょうか。これは家庭単位です。これが成されなければその国はやって来ません。家庭が社会の核心として主導的な役割をしなければなりません。主体と対象がこの責任を負わなければなりません。我々は今までそのようなとてつもない使命を展開してきました。天国はこのような組織が山奥から都市に至るまで、すべて一体化して初めて成されるようになります。

 どうすれば、このようになるのでしょうか。このような責任を家庭が果たさなければならないのです。天国はどこから成されるのですか。家庭から成されます。家庭でなければならないのです。

 では、堕落しなかった世界の伝統的なその思想を誰が受け継がなければならないのでしょうか。アダムの後孫たちです。アダムの後孫の家庭が受け継がなければならないのです。今後、そのような組織を世界的に展開していかなければなりません。それによって、環境的な天国が成されるのです。

 地上天国を成すためには原理的なすべての法度を社会環境に適応させ得る制度をつくらなければなりません。結局、人に似せていこうというのです。今日の情報機関は人間の聴覚器官と同じです。大韓民国が栄えるためには、どうならなければならないでしょうか。即刻に即座に報告を受けて、外部から侵犯して入ってくるすべての敵性的な要素を処断することのできる強力な体制をもってこそ、国家が栄えるのです。結局、今後、発展した社会は、何に似ていくのですか。「私」に似ていくのです。心と身体と物質の間には三大原則があるので、どれ一つ除くことができません。この三つが合わさって蘇生、長成、完成を成して一つの形態を完結させなければならないのです。

 我々人間には一人の天の父母があります。その神様は二性性相から成っているので、我々人間も二性性相です。万物もプラス、マイナス型の二性性相になっています。神様と人間と万物を合わせて連結させれば七数になります。これは段階で見れば三段階であり、展開していけば四位基台です。この三数と四数が調和を成して統一されれば、七数になるのです。七数は創造目的の完成数です。

 皆さんはすべて上述のようになっています。すべて三つが一つになっているというのです。目も一つに連結されており、鼻も奧に入れば一つになっており、耳もやはり、そうです。みな一つになっています。

 また、顔を見れば、これ(目)は神様を象徴し、これ(鼻)は人を象徴し、これ(口)は万物を象徴します。顔で最も高い部分は鼻です。これ(歯)は三十二個で万物を象徴します。(四×八=三十二)このように、顔に天地の要素を全部集めておきました。みなこのように三個の器官が連結されています。この蘇生、長成、完成の三段階原則をおいて見れば、人間がどれほど素晴らしいか分かりません。このような創造原則を中心として天国を成すために、今後地上天国を開拓しなければなりません。

 今日、人間世界において最も問題となるのは何かといえば、肺のような機関がないということです。生命の原則となる酸素を吸収できる肺のような機関がないため、世界人類を幸福にすることのできる新しい政策を立てるための理想的な材料を吸収できないのです。ですから今日この地が疲弊したのです。理想的な主義、思想がない中で、今までの歴史はその理想を迎えていく過程にあるのです。統一教会はこのような過程を越えて新しい理念を提示しているのです。(二七―一八七)

 太陽のようなものが父親で、地球のようなものが母親なので、母親は父親を中心に回り、月のような息子、娘は母親を中心に回らなければなりません。このように、今後は宇宙形態を中心とした家庭組織になければならず、すべての社会組織にならなければなりません。また、そのような世界にならなければなりません。そして、教会もそのようでなければならないのです。教会の責任者に父親のように対さなければなりません。教会には父親のような人がいなければならず、母親の使命を果たす人がいなければなりません。そうして、母親の役割を果たし、四方に食口を育てる働きをして、一つになった家庭形態をつくらなければならないというのです。国も同じです。また、世界も同じです。結局は、この世界の組織が一人の人間と一つの家庭形態をもたなければならないというのです。すなわち、世界というのは、組織が大きいだけで、一人の人間のようになり、一つの家庭のようにならなければならないのです。(七二―一八九)




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