神様の摂理から見た
  南北統一

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二.二世を中心とする摂理

1 共産圏の二世の動向

 今、共産世界が現れてサタン側に立ち、天側の民主世界を打っていますが、これを世界的な立場で御父母様がすべて抱えて、反対することなく順応することができなければなりません。そのような環境の条件を立て、民主世界を代表した息子と、共産世界を代表した息子を抱き抱えなければなりません。その次には、民主世界の指導者と共産世界の反対していた指導者が、反対することなく向き合う時代になるというのです。

 ところで、問題がどこにあるかといえば、民主世界自体にもカイン・アベルがあるというのです。縦的に見れば一世がカインであり、二世がアベルです。共産世界でも一世がカインであり、二世がアベルだというのです。それでは、民主世界において、アベル圏を中心として長子を復帰すればどのようになるでしょうか。血統復帰した長子復帰の基準になれば、サタン世界の二世はすべて自然に神側に入ってくるのです。自動的に入ってくるのです。

 共産世界も同じだというのです。二世を中心にしてすべて……。民主世界も二世が連結され、共産世界も二世が神側なので、自然に天地の運勢に従って連結されるのです。共産世界が今そうだというのです。今、世界情勢を見るとき民主と共産が戦っていますが、二世は反対で、共産世界の二世は民主世界にあこがれ、民主世界の二世は共産世界にあこがれるようになります。逆に寄り添うのです。それゆえ将来、共産世界の子女たちがぐるりと帰ってくるのです。

 このような刹那の境界線で先生が今まで蕩減復帰歴史をして、御父母様を中心に共産世界と民主世界を整理する運動をしているのです。ですから、民主世界においてのカイン・アベルを抱え込んで帰ってきたのです。それゆえ、今から対処しなければならないのは共産世界です。(一六五―二七七)

 今日、共産世界の二世はアメリカなどの自由主義世界にあこがれています。彼ら二世がアメリカに来て社会像を見回してみたなら、失望することは一つや二つではありませんが、結局、彼らも、自由世界の希望となっている統一教会と出合うことによって、満足するようになるのです。(一九八五・八・二一)

 我々統一教会の者はソ連にも行っており、その衛星国家にも行っているということを知らなければなりません。分かりますか、何のことか。(はい)。春になれば、彼らは我々が行くことのできる道を築くのです。それゆえ、彼らが反対すれば反対するほど、しきりに崩壊するのです。アメリカの二世が統一教会に入ってくるのと同じように、ソ連の二世が倒れるのです。(一九七八・九・二五)

 今から一番問題となるのは二世です。北韓の共産党を見ると、やはり二世が問題です。統一教会も二世が先頭に立って南北統一運動を主導していっています。それゆえ、遠からず南北韓の二世がぶつかって戦うようになりますが、その時、南側の二世が負けてはならないというのです。日本でも共産党と戦う時、二世を中心に戦っています。今では日本は、共産党の脅威から完全に解放され、自由世界の指導国家としての地位を望むようになりました。

 日本が今日のように発展したのは、政局が安定を保ってきたからです。(一九八八・四・七)

 次は、共産党の二世を教育しようと思います。共産世界でも二世の教育が問題です。彼らは一世の意思に従わず、自由奔放な生活を追求しているからです。その二世を統一思想で教育したなら、さっと変わるようになっています。それが神様の作戦です。

 共産世界も解放と保守の間で柴C魴亳海靴討い泙后2罅垢呂海里茲Δ併「鯑┐靴討呂覆蠅泙擦鵝H爐蕕ケ彖曚鬚發辰突茲襪覆蕕弌ー罅垢盪彖曚蚤亰茲任C覆韻譴个覆蠅泙擦鵝C泙拭⇔呂罵茲襪覆蕁⇔呂芭C糎「C辰堂,靴里韻討いC覆韻譴个覆蠅泙擦鵝@憤豢緘ニ气ケ諭コ掘ヒ

 先生は、民主世界を代身する立場に立って共産世界を押し出すことのできる段階まで入ってきています。ですから、キリスト教は浸透しつつある共産世界を阻止するために、先生の力を借りずにはいられないでしょう。

 もう共産世界も終わりました。共産世界と民主世界の先端に登ることができるのが統一教会です。世界の中で最も優秀だという定評が既に出ています。サタン世界が怖がり、神様は喜ぶというのです。共産党も一世は反対しますが、二世はレバレンド・ムーンを好きになるでしょう。そのようになっています。もしそうならなければ、私が神様の力を借りてそのようにさせるつもりです。今後はムーニーの世界になるでしょうし、神様と真の人だけが残るようになるでしょう。真の愛が統一教会の目的であり、統一教会の理想です。(一九八三・六・五)

2 大学界のデモ

 最近になって、学生を中心とした大学界の問題が世界的に生じていますが、果たして、その学生たちが新しい方向を形成していく母体になれるでしょうか。なれないというのです。何年かの教育期間を経て社会に出るようになれば、社会が好む方向に従って流れていってしまうのです。社会に出れば移り変わらざるを得ないステューデント・パワーでは、社会に影響を及ぼせないのです。(三六―一七二)

 今日、学生たちはデモをします。しかし、デモをしようとするなら、愛を中心として宇宙力が和合してくれ得る立場に立ってデモをしなさいというのです。そのようなデモをすればするほど、その国家が歓迎するでしょうし、天宙が歓迎するでしょうが、愛をもたずにデモをすれば、宇宙力によって除去されるのです。(一九八一・四・一二)

 今日、大学生が政府を批判ばかりして、「我々は完全な人間で、あなた方は悪い人間だ」と言う者たちがいます。皆さん、自分が完全ですか。そうでなかったなら、自分が立っている立場を知らなければなりません。現在の自分の立場をよく知って言わなければなりません。皆さんが純金かといえば、私はそうは思いません。いまだ磨かなければならない宿題の過程が残っているので、精錬所を通していや応なしに全部溶かして、不純物を取り除いてあげて、悪いものを燃やしてしまわなければなりません。(一九八六・一・二一)

 大学界で意識化運動をする二世たちはそうではないですか。「アメリカは帰れ」と、こうではないですか。反米運動……。アメリカ政府が貿易不均衡を是正するために、保護貿易政策を掲げてきましたが、それは全部、反米思想をコーチできるいい資料を提示したことになるのです。育ててきたと言いながら背後ではすべて奪っていくのです。奪っていって彼らに利益になることだけを、明らかにしているというのです。この者たち!

 でもアメリカはまだいいです。ソ連だったら、そのあくる日から……。北韓では、ソ連が進駐して一カ月以内に工場の機械を一つ残らずすべてもっていきました。電気トランス(変圧器)を全部取り外して、モーターも水風発電所の発電機もすべて取り外していったというのです。完全に、移動していったのです。シベリアに移して置くのです。自分たちの占領国家が大きくなっていくために、資本主義体制を破壊する、破壊だけでなく爆破することを願うのです。ですから、破壊することは問題ではありません。それで完全に取り外していくのです。暗黒天地をつくっておくのです。ソ連が南韓に下りてくれば、そのままにしておくと思いますか。このようなことを知らなければならないのです。(一六三―一九一)

3 二世の使命

 二世圏がすべて主動的な勢力となって、建国的に登場しなければならないのです。それがまさに大学です。先生の前に、大韓民国の前に、二世とは誰かと言えば、大学生と中・高校生です。分かりますか。二十歳前後の青少年を中心として、すべて糾合しなければならないというのです。彼らを糾合して、誰が中心にならなければならないでしょうか。教授と一つにならなければなりません。これは縦的なカイン・アベルだというのです。兄弟は横的なカイン・アベルです。このようにして教学統連が一つにならなければなりません。一つにならなくては影響を与えられません。天の行事運動、これがしっかりと一つになって、その次にはこの社会を中心として、教授は有力者、学生は青年を動かす、このような運動のモデルをつくっていかなければなりません。(一六五―一一五)

 私が国家基準を越えて世界的な基盤を築いたなら、皆さんは、帰ってくるや否や連結されなければなりません。そうではありませんか。それを連結させる際に、誰を中心として連結させなければならないでしょうか。原理的に見る時、二世を中心として連結させなければならないでしょうか、一世を中心として連結させなければならないでしょうか。二世の与党・野党ではありません。大学界の精髄、それでも大韓民国において残った良心的な基準というのは大学しかないのです。大学生を中心としてすべて……。(一六三―二三)

 どのような時代が来るのでしょうか。誰が主導者の役を果たすのでしょうか。二世が主導的役割を果たす時代になるというのです。今、学生たちがそうでしょう? 今、大韓民国が大学界をどうやって消化するかが問題でしょう? (はい)。大学生は一世ですか、二世ですか。(二世です)。二世です。二世が旧時代を除去する風が吹かなければなりません。それは、人間がするのではありません。統一教会は、どういう教会かといえば、二世が押し寄せてくる所です。彼らは、若者たちです。(一六二―二八三)

 韓国の二世である若者が故郷復帰で先頭に立たなければなりません。(一九八八・四・七)

 我々は今から、新しい風土を造成しなければならないというのが先生の考えです。分かりますか。ここの若い怠け者の連中たち、皆さんは、意識化(左翼化)運動する、そのような者たちに負けてはなりません。二世たち、分かりますか。(はい)。さあ、そのように結論が出るのです。世界の解放へと連結し得る、国家が行くべき、国家の解放を成し得る、民族が行くべき、民族の解放を成し得る氏族が行くべき解放圏に、我々が責任をもって立ち上がらなければなりません。(一九八七・九・一三)

4 二世を収拾して、南北統一を準備する

 韓国において、大学界の二世が中心になって南北統一運動を主導していかなければなりません。また、統一思想を全国民に教育してあげなければなりません。ところが、韓国においてはカープの活動が期待に添っていません。カープの責任者である孫博士は、これから二世を指導するにおいて、ばか正直だというぐらいの度胸をもって強力に押していかなければなりません。杵でもちをつくように、追い込む時には、容赦なく追い込まなければなりません。共産党が革命の先鋒大将として、無学な者を立てる理由は、ばか正直に追い込む力を考えたからです。

 先生が今まで仕事をしてくる過程で一番大変だったのが、博士たちを中心にして遂行することでした。博士たちがしているものを見れば、もどかしいことこの上ありませんでした。博士たちが推進する仕事は可もなく、不可もありませんでした。ここに参加している博士の皆さんは、不満そうな表情ですが、事実、そうだというのです。

 先生が、最も期待を掛ける側は二世です。それゆえ、二世に対してたくさんの投資をして、ずっと教育してきているのです。

 二世を教育して一番どん底から出発させて頂上に引き上げるつもりです。二世を育てて、偉いという人たちが侍るようにさせます。統一思想だけ入れれば、偉いという人でもどん底で苦労する二世たちに従わざるを得ないというのです。統一思想を教育された二世が、偉いという人もできないことを成就するようになれば、すべての面で素晴らしく思って従うようになっています。

 社会的にどんなに有名な博士でも原理教育を受けた二世についていけないでしょう。社会的に有名な博士だといって、神様の前に博士の愛を受けるのではありません。それゆえ、その博士たちも、神様に愛される二世たちに従ってこなければならないのです。

 神様はすべてのことをご存じです。神様の摂理は、打たれて奪ってくる役事をしてきているのです。サタンを愛して感動させて、屈服させてくる方法をご存じです。そのような神様の偉大な愛の道を尊敬しなければなりません。我々も、もう、神様の偉大な愛の道を知ったので、踏まれたからといって、対立して打ってはいけません。我々は打ったわけではありませんが、時々宣教師たちがそのようにする可能性があるので、注意する心を覚醒させようと思います。特に、大学界の二世は血気旺盛な時なので、打たれて奪ってくる愛の教訓をしっかりとしておかなければなりません。次は、軍隊で兵役義務を果たしている二世たちです。軍隊に服務している二世の教育に関心をもって推進していかなければなりません。先生が軍隊にいる二世の教育を考えたのは一九五〇年からです。けれども、その時は誰も先生の意見を受け入れませんでした。国家で反共教育を徹底的にしているので、文先生の勝共教育は必要ないというのです。ところが今日、どうなりましたか。共産党が好きで踊りを踊るくらいになってしまいました。

 神様のみ旨は偉大で、摂理は必ず成されています。再び、軍隊にいる二世に対する教育の時期が訪れたというのです。今からしなければならないことは、一番目に二世を収拾することです。まず、大学界の二世を収拾し、軍隊にいる二世を収拾して、南北統一の決定的な時を準備しなければなりません。二世を収拾せずしては、大韓民国の行く道はないといえます。(一九八八・四・七)

 これからすべきこととはどのようなことでしょうか。神様の摂理は、六千万のすべての国民を動かして成すのではありません。祭司長によって成されるのです。はとを裂くことが、主権が行ったり来たりすることです。同じように、責任分担を果たさなければなりません。それゆえ、二世を中心として南北統一時代を迎える準備を整えていくことが、何よりも重要だということを忘れてはなりません。第一にすべきことに関係している人たちが、二世だというのです。モーセが出エジプトした時、二世を中心としてやっていたならば、カナン復帰が自分の手によって成されたはずなのに、一世を先頭に立てたために失敗したのです。エジプトで暮らした一世ではカナンに入れませんでした。エジプトから出てきた四十年の間、二世を教育することによってカナン復帰が可能だったという事実を忘れてはならないでしょうし、それゆえ、今、我々も二世を教育して、南北統一時代を準備しなければならないというのです。二世を先頭に立てて統一時代を開いたならば、絶対に失敗しないという事実を肝に銘じ、大学界の二世を教育することに心血を注いでくれるよう願います。(一九八八・四・七)

5 教育活動と南北統一青少年団の構造

 我々が今回ソウルでするとき、何日間で全部(教育)しましたか。二十八日間で全部やったでしょう? 三週間計画して二十八日間で十四万名を教育しました。その時に洞事務所で結婚式場を借りて、みなこのように教育しました。そうして短時日内で完全に終わりました。そのように、これからは教会長を基準にして、教会があれば教会を中心にして教育をするのですが、教会がなければすべて、洞にセマウル会館があるでしょう? 統から里まで、すべて入っているではないですか。そうでしょう? すべてあるというのです。それをいくらでも活用できます。食事は庭の前に小さなテント一つを立てて、そこで作って出せばいいのです。

 そして洞内で、彼らが裕福でも裕福でなくても、みな米を持ってきなさいというのです。雑穀なら栄養がもっとたくさんあります。豆なら豆、とうもろこしならとうもろこし、自分の家で食べるものに従っていくらかずつ持ってきてもらって、我々が食事をつくってあげるのです。同じ一つの洞なので大丈夫です。そうではないですか?

 遠くても、一つの峠を越えていったとしても、みな同じ洞です。いくつの班だといっても同じ一つの洞だというのです。峠一つを越えても、十分、十五分以内に連絡できるのです。ですから教育費がかからないのです。宿泊費がかからないというのです。夜はみな勉強して、あすの朝、何時まで起きてきなさいといえば、みな集合するようになっています。愛国運動というのは昼にしても味が出ません。夜にしなければ……。人が眠る静かな夜に、北韓に行って解放しようと、解放の歌から熱心に歌うのです。そのようにして、今後、部落の青少年は何をしようというのでしょうか。昔は、全国に少年団があったでしょう? それを南北統一少年団にするのです。

 そのようにして、彼らを学校で訓練する以上に本格的に、さらに強力な訓練をしなければなりません。そうして、夜警で回ることから、その部落のならず者の掃除までしなければなりません。ならず者の掃除をして、麻薬を飲む連中をその青少年たちが取り除くのです。空手を教えてあげて、この少年たちに捕まったら警察に捕まるよりも恐ろしく思うようにしなければなりません。(一六七―一一)

6 カナン福地に行く二世の姿勢

 イスラエル民族がカナン福地に、ヨルダンの川辺に四十年前に来たなら、どれほど良かったでしょうか。四十年かかってもヨルダンの川辺になぜ来ることができなかったのでしょうか。それは、信仰が足りず、自分を導く神様の本然のみ旨と一致しなかったためです。神様はその基準に達することを願いましたが、四十年たっても達することができないので、一代の先祖をすべて鷹の餌食にさせたとしても、二世を救わなければなりませんでした。それゆえ、一世がすべて鷹の餌食になったのではありませんか。あなた方も同じです。統一教会も、同じ運命の時代になりました。(一六三―一七七)

 我々は、強く雄々しくなければなりません。強く雄々しくあらなければならないのです。神様は、亡国の悲運を迎えたイスラエル民族を収集して、イスラエル入国を前にしたヨシュアとカレブを置いて、モーセが死んだのちに彼らに引き継がれながら、「強く雄々しくあれ」と命令したのです。強く雄々しくあれと命令しました。分かりました? (はい)。

 今、我々は、シナイ荒野にいるイスラエル民族の第二世と同じです。一世が滅び得る運命で、残された後世が新しいイスラエルの建国、イスラエルの復国のために眺めるその基盤と同じく、アメリカとアメリカの教会が昔のイスラエル民族のように荒野で倒れる群れになる時に、二世として集まった我々は、新しいシナイ荒野においてのイスラエルの建国と入国を準備する群れと同じです。それゆえ、ヨシュアとカレブのような立場にいる我々に、神様は強く雄々しくあれと、この時間に命令していることを知らなければなりません。先頭に立った一世は滅びました。全部、滅んでしまいました。

 まるで、カナン福地世界の天国建設を前にしたイスラエル民族の中で、荒野時代の暗黒期に混乱して一世が滅びるのと同じ立場で、我々が二世として新しく立って、イスラエル建国のために前進するヨシュア、カレブのような群れにならなければならないことを知らなければなりません。皆さん、そうですか。(はい)。そのようでなければなりません。(八八―五九)

 我々の闘いが勝利するか、失敗するかという問題はどこにあるのでしょうか。今から若い二世を動員して、一世を全部収拾しなければなりません。先生の使命は二世を支配することです。これは、イスラエル民族が四十年後にカナン復帰する際に、二世を中心とした国を建てるのと同じです。(一六五―一一五)

 なぜでしょうか。二世まで祝福してあげたのでそれはサタンが讒訴できず、誰も讒訴できないからです。打つことができません。打ったら剣が降りてくる時に砕けて、逆に打ってしまうのです。このようにすることができます。

 こうするために、先生は四十年の生涯を若い時からここまで来ました。先生の家庭を中心として、アダムの子女を中心として、三十六家庭として二世を歴史的な代表として立てたので、サタン世界の二世をすべて吸収、消化しなければならないのです。

 ここで、教授、この国のあらゆる指導者、国の指導層が教授を助けようものなら全部が動くのです。それゆえ、今の最高の立場はここの為政者ではないのです。為政者は召使でしょう。未来の主人は誰ですか。教授と学生です。過去から現在と未来まで接ぎ木する者は、教授を中心とした学生しかいないのです。

 さあ、彼らが御父母様と一つになって……。今回、二世たちが頑張ったでしょう。(はい)。特戦隊ですか。特戦隊が来て先頭に立ったでしょう?(はい)。先頭に立ってどこへ行きましたか。全部、大学界に着陸しなければなりません。それをしなければなりません。今回、大学で講義したのも全部、教学統連でしょう? 民間団体の「教学統連」です。これは、何を意味するのでしょうか。我々統一教会において、カナン福地に着陸することを意味するのです。これは国も反対できません。

 もう、この世の国の何もうらやんではならないというのです。この者たち、出世をしてどうしたと……。今、世の中は全部滅ぶというべきではないでしょうか。野党にも与党にも希望をもつなというのです。我々からすべてのことを始めるのです。絶対的信念をもって、固着的な自我を確立して、ここ、中央に立って、影響圏を四方に発揮しなければなりません。この場を中心として、不動の基盤を中心として、全体的に犠牲にならなければなりません。分かりましたか。原理で見ればそのようになっているのです。

 それゆえ、教学統連を中心として、今から自分の先祖が学生を全部連結するのです。連結されれば、学生だけ連結されるようになっているでしょうか。これからこの教学統連を中心として、すべて郡に下っていき、面に下っていき、里まで、小学校の先生から、小学校四、五、六年生まで動員するのです。これをしっかりと組織して、大学教授を中心として教育するのです。分かりましたか。(一六五―二一九)

 モーセの時のカナン復帰と、現在、神様の国である祖国の創建は、同時性の歴史の中に立った復帰歴史なのです。モーセの時に、二世を前に立ててカナン入城を計画したならば、四十余年を荒野で生活しなかったことでしょう。今日においても、二世を中心として統一運動をしなければ、モーセの時と同じく失敗するしかないということをよく分かっているので、先生が大学界を中心として、二世の教育を強調しているのです。特に、皆さんの息子、娘は、統一運動の一番前に立って走らなければならないのです。(一九八八・四・七)

 正義の立場で伝統を残す際に、二世は厳粛に自分自身を確かめながら、相続者の価値を尊重して、人生を計画していくことができなければなりません。きょう、このような決意をする二世になるなら、時間が問題ではありません。

 神様が守ってくださって……。怨讐を怖がってはならず、度胸をもって正義の道で弱者になってはならないというのです。正義の路程で、善義の問題を起こす勇士になりなさいというのです。(一九八六・一・二一)




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