神様の摂理から見た
  南北統一

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二.復帰路程での女性の役割

1 女性の責任が大きい理由

 女性一人、すなわち、エバが堕落することによってどのようになったかというと、神様を追放しました。そうですね? その次には真の父母を追放しましたね? それから真の夫婦、真の子女を追放したでしょう? どんなにたくさん追放したのか考えなさいというのです。女性がどれくらいひどいか考えてください。その次には真の愛、真の家庭はもちろん、真の氏族、真の宗族、真の民族、真の国家、真の世界、天国、霊界まで、すべて追放しました。これは何段階ですか。十二段階でしょう? これらすべてを追放しました。

 女性にはこんなに罪がたくさんあります。それゆえ、女性が歴史上で称賛されるようになっていますか、死ぬような苦労をするようになっていますか。女性として生まれたのは罪が多いからです。これをすべて継ぎ当てしなければならないというのです。(三九―一〇七)

 女性が根本的な堕落をしたので、根本復帰をしなければなりません。ですから、女性が今まで受難の道を経てきたのです。僕の門を開き、養子の門を開き、息子、娘の門を開くために、歴史路程で受難の道を行ったのです。(二三―二八七)

 エバ一人が堕落することによって、神様と関係が断たれてしまい、父母の道が断たれ、親戚と氏族、息子、娘と妻の道が断たれてしまったのです。エバ一人が失ってしまったものをいっぺんに蕩減しようとするので、祝福家庭を先頭に立てるようになったのです。そうすることによって、神様が関心をもち、統一教会の先生が関心をもち、お母様が関心をもち、皆さんの親戚が関心をもち、皆さんの夫と息子、娘がみな、関心をもつようになるのです。このように統一された心情の一致点をもち得る時は、このような一時しかないので、これを解怨成就しようとするので、不可避的に、皆さんを先頭に立てざるを得ないということを知らなければなりません。(三八―二九一)

 女性は、堕落したエバは、二人の男性を滅ぼしました。左側では天使長を滅ぼし、右側ではアダムを滅ぼしたのです。そうでしょう? 女性たちの祖先であるエバがこのような罪を犯したのです。ですから皆さんが動員されて、歴史的伝統を根本的に破綻させたエバの恨みを解いてあげなければならないのです。(四三―二六六)

 今日、統一教会で祝福した女性を一線に立てるのは、エバが天に代わって全体的責任を負うために先頭に立つということを意味するのです。エバによってアダムと天使長が怨恨を抱いたものを、復帰歴史過程において、再び一人の女性を中心にして、解いてあげて初めて完全に復帰されるのです。(四〇―二〇九)

 女性が堕落することによって、四位基台をすべて失ってしまったので、女性一人を中心にして失ってしまったものをすべて復帰しなければならないのです。天使長を夫として対するそのような事件が起こったので、今後、天の側の男性、本然の男性に侍る立場でこれを消してしまわなければなりません。これが家庭として越えるべき家庭的蕩減期間であることを皆さんは知らなければなりません。

 このように、とてつもない使命を負った皆さんであることを知って、先生と一体となった立場で精誠を捧げなければなりません。分かりましたか。(四三―二六七)

2 イエス様と女性と動員

 今、皆さんはどのような立場にいるのでしょうか。皆さんは、イエス様の時代に責任を果たせなかったものを代わって蕩減復帰しなければならない立場です。イエス様の時代を中心にして見れば、皆さん(女性)はイエス様の姉であり、妹の立場と同じなのです。分かりましたか。そうだというのです。

 イエス様が死んだのは、女性が過ったからです。事実がそうでしょう? マリヤがイエス様の新婦を見つけてあげなければならない責任を果たせなかったというのです。マリヤだけでも責任を果たしたならば、ヨセフは死のうが生きようがほっておいて、イエス様に腹中から大方三年ぐらいだけでもしっかりと侍ったならば、問題は違ったはずです。ですから、女性たちは第一に母親の責任を果たせず、第二に新婦の責任を果たせず、第三に僕の責任を果たせませんでした。このような三つの責任を果たせなかったのです。

 イエス様が、サマリヤの女性に話したのは何のためでしょうか。サマリヤの女性を僕とみなして、そのようにしたのです。母親を失い、新婦を見つけることができず、僕であるサマリヤの女性のところに行って、水が欲しいと言ったのです。その女性はサマリヤ人ですから、僕ではないですか。僕の中でも、ぼろ切れのような下女だというのです。しかし、この僕も責任を果たせなかったのです。

 そのような女性でもイエス様のみ言を聞いて、この道だけが自分の生きるべき道だと思いながら、荷物をまとめてイエス様に従ったなら、どのようになっていたでしょうか。マグダラのマリヤよりも素晴らしかったのではないかというのです。皆さん、それを考えてみましたか。そのようにしたならば、そのサマリヤの女性は、マルタやマリヤ以上の立場に立つようになったはずです。

 そのような観点から見る時、イエス様が死ぬようになったのは女性のせいです。その女性は母親、娘、僕という三段階の女性です。堕落したアダムを中心にして見れば、アダムの妻は、はした女(下女)です。エバが堕落して僕になったのです。そのような僕の体を借りて、イエス様は生まれたのです。(三八―六七)

 イエス様がなぜ死んだのかといえば、十二使徒が完全に動員できなかったからであり、七十門徒、百二十門徒もまた完全に動員できなかったからです。イエス様の弟子たちは一度も完全な動員をできませんでした。いつも、イエス様と一体的な行動ができなかったので滅びたのです。

 このように見る時、我々統一教会の祝福家庭は、自分は満足に果たした何ものもなく生命を頂いたので、統一教会と運命を共にするために、いつも先生と一体的な行動ができる圏内に立たなければならないのです。それで、動員される際に誰が中心かといえば、婦人たちです。ですから、祝福を受けた家庭の妻たちをすべて動員させたのです。(四四―二九四)

3 終末における女性の立場

 終末には男性が問題ではなく、女性が問題なのです。女性が問題です。滅びるか、栄えるかの際には常に女性がいて、そのような驚くべきことが生じます。そうでしょう? 本当に滅びる時には、女性がいたのです。今、世の中もそうではありませんか。全部、女性によって滅びるのです。どの国も女性で左右されるのです。

 皆さん、「エバ〔ヘワ〕」という言葉は「復帰の仕事を果たし〔ヘ〕て帰ってきなさい〔ワ〕」という意味です。(笑い)分かりましたか。アダムは「あ〔ア〕! 塀〔ダム〕ができた」と言うので、アダムというのです。乗り越えなければなりません。頭が割れて、ズボンの裾が破れても乗り越えなければならないのです。そのように考えれば、くたびれないはずです。男性が行く道には塀があるのでアダムと言いましたが、そのことを考えたならば堕落もしなかったはずだというのです。(五五―二三〇)

 終末には、女性を中心にして主に役事されます。それは女性が先に堕落したという原因もあるでしょうが、女性は堕落した地上を象徴するからです。

 統一教会が現れる前に、縦的な摂理を横的に蕩減するための役事がなければなりませんでした。主が現れる四十余年前から、新郎を迎える新婦の役事が女性を中心にして現れなければなりませんでした。そこに対応して男性も役事して、一つの決定的な中心を立てなければなりませんでした。これらすべてが三段階を通して現れます。

 ヤハウェの夫人という女性が現れて、初めて復帰歴史を成し遂げることができます。しかし、当事者は分かりません。その女性が蕩減復帰歴史をする際に、三分の二は神様の役事を、三分の一はサタンの役事をします。これを分別しなければなりません。これは純然と、知恵と忠孝の心、真理を追究する心で処理しなければなりません。(一七―三四八)

4 祝福は国のためのもの

 統一教会において、結婚の目的はどこにあるでしょうか。結婚は何のためにするのでしょうか。国のためにするのです。(七五―二八四)

 現在、我々が置かれている立場が、どれくらい重大なものかということを知らなければなりません。天が苦労されながら今まで来たのは、家庭を求めるためであったし、そのために統一家の家庭をつくったので、この家庭が行くべき道は、国を求めるための歩みであることを知らなければなりません。分かりましたか。(はい)。このことのために、三千里津々浦々に旗を立てて募兵運動をする期間が、我々の三年伝道期間であることを知らなければなりません。(五〇―二五三)

 祝福を受けた家庭は、今後、国家に責任をもって進まなければなりません。個人の願いは家庭であり、家庭の願いは国家だということを知らなければなりません。

 国を求めるためには、自分の夫も、自分の妻も、自分の子供も犠牲にしなければなりません。祝福家庭は国を愛する心が自分の子供を愛するよりも、夫を愛するよりも、妻を愛するよりもより大きくなければなりません。劣ってはならないのです。それは分かりますね? あなた方の子供ばかりが大事だと考えていてはならないのです。もし国がなくなれば、サタンがその子をほうり出してしまうかもしれないというのです。(五四―二二六)

 事情を超えて同情するのもいいです。けれども、国が栄えてこそ、同情ができるのです。分かりましたか。国が滅びるかもしれない立場に立っているのに、私が皆さんをどれくらい幸せに暮らせるようにできるというのでしょうか。(六九―二三〇)

 我々統一教会の信者をじっくりと見れば、とても平安ですね。しかし、そのようになってはいないというのです。来られる主と共に、個人的に、家庭的に、氏族的に、民族的に、国家的に歩調を合わせて、世界へと行くことのできる道を開拓しなければならないのです。それがイエス様当時の行くべき道ではなかったでしょうか! 統一教会に入ってきた皆さんもそうです。教会を愛さなければならないのです。どれくらい愛さなければならないでしょうか。イエス様の親戚とイエス様の一門以上に愛さなければなりません。分かりましたか、何の話か。そのようにしなくては天国に行けないのです。

 この教会が、自分の思いを遂げるためにあると考えてはならないのです。この教会は国を救うためにあるのです。統一教会のために皆さんを伝道に送るのでは絶対にありません。国のために伝道に送るのです。国が神様のみ旨の前に立てば、その時は国を救おうとするのではなく、世界を救うために行かなければならないのです。世界のために犠牲になる国を求めようとするのです。皆さんがそのことを知らなければなりません。(五〇―七六)

 夫婦同士楽しく生きるのもいいですが、その中心思想は何にならなければならないでしょうか。国のために……。自分がよく食べて幸せに暮らすからといって、喜ぶことはできません。国が喜ぶことのできるその日を迎える前に我々が喜んだとしても、その喜びはサタンに審判され得る喜びなのです。そのうれしいことが、かえって神様の前に恨みになるかもしれず、歴史的過程において嘆息の条件として残るかもしれないのであって、うれしく、幸福で楽しいものにはならないのです。国を求めてから、神様が保護されるその国の中で、その家庭と、その氏族と、その民族が一遍に喜ぶことができなければなりません。個人が喜び、家庭が喜び、氏族が喜び、民族が喜び、国家が喜ぶ、一時にすべて、平面的に喜べる圏を備えるその場が地上の天国となるのです。そのことを知らなければなりません。その時まで、我々は休もうとしても休むことができず、喜ぼうとしても喜ぶことができないのです。喜んだとしても、国を求めることができなければサタンに迫害を受けるのであり、犠牲を被るのです。(五六―二八二)

5 韓国女性が苦労した理由

 人間は堕落することにより何を失ってしまったのでしょうか。父親の真の愛を受けることができませんでした。受けましたか。(受けることができませんでした)。それから、夫の真の愛を受けることができませんでした。その次には何ですか。(兄の真の愛を……)。兄の真の愛を受けることができませんでした。これを誰が壊したのでしょうか。誰がそれを壊すきっかけとなったのでしょうか。この女性たちです。エバがそうだったのです、エバが。それゆえ、女性は歴史過程でそれを取り戻すまで、とても苦労しなければならないのです。女性が涙を流す時には、すべて愛の蹂躙を受けて流さなければならないのです。蕩減しなければなりません。愛の蕩減をしなければなりません。女性の涙は何だったのかといえば、愛の行き違いから流れ出るのが女性の涙である、となっているのです。

 それゆえ、女性が惨めに涙をぼろぼろと流して生きる民族があれば、その民族を通じて主が来られる可能性が高いのです。女性たちが、数多くの男性に蹂躙された歴史をもつ民族を通して、主が来られる可能性が高いのです。(五一―一七六)

 世界的によく見れば、女性たちがぶらぶらと出掛けるのではなく、ただ純朴で家にじっとしているにもかかわらず、男性たちが塀を越えて入ってきて蹂躙するのです。そのような民族、女性たちがそのように蹂躙される悲惨な歴史をもった民族があったなら、主はその民族の中に来られるのです。

 こびへつらっていくような女性はサタン側の女性です。では、韓国女性はどうでしょうか。ひたすら家の中に閉じこもっていても、今まで数多くの男性に蹂躙されてきました。女性が蹂躙されたことでは、おそらく韓国が世界的な代表のはずです。嫁が息子、娘を三人も生んだのに、部屋に入ってきてご飯を食べられなくする 姑 を私は見ました。息子、娘を三人も生んで、その息子、娘が大きくなったにもかかわらず、その嫁はかまどでご飯を食べるというのです。ひたすら苦労ばかりするのです。下人暮らしをするのです。その家に嫁に行った日から、 舅 、姑に対して下人暮らし、夫や夫の弟に対して下人暮らし、小姑に対して下人暮らしをするというのです。また、そのように下人暮らしをしているのに、黙ってほっておきますか。よかろうが、悪かろうが、いろいろと言うのです。少しばかりきれいな服を着れば、きれいに着たと言ってけちをつけ、少しきれいにしていなければ、きれいにしていないと言ってけちをつけ、美人ならば美人だと言ってけちをつけます。そのようにうんざりする下人暮らしを、お嫁に行った日から始めるのです。そのような面では、韓国の女性が世界の代表でしょう。

 それでは、なぜそうでなければならないのでしょうか。その主人たちはすべて、サタン世界の天使長の一門であり、エバたちは、将来主人たちが行くべき道を探さなければならない人なのです。つまり一時、捕まえてお使いをさせる妻なので、そのようにせざるを得ないというのです。それが正しいというのです。ですから、ひどく苦労をさせるのです。

 霊界に行っても、「世界的に苦労をたくさんした女性像」と言えば、韓国の女性が代表なのです。そのような事実は一面では悪いですが、ある時になれば……。日照りの時には一番深い谷から水が出るのです。深い谷には、日照りの時にも水があるのです。

 そのような意味で、韓国の女性たちが霊界に行けば、「苦労を一番たくさんした」と……。それでは、それは不幸なことですか。不幸なことのようですが? (幸福なことです)。なぜですか。同情し、同じ人間の中で助けの手を伸ばそうとすれば、真っ裸になって血を流し、むちを受けて死んだ人から助けてあげなければならないではないですか。順序がそうだというのです。古い服でも、(服を)着た人はあとだというのです。服を着替えさせるときも、けがをして服を着られなかった人を一番最初に、一番良い服に着替えさせて、良い服を着ていた人は、一番あとにしなければならないのです。気の毒でも、びりになるのです。ですから聖書で、先の者が先になり、あとの者があとになる、と言いましたか。先の者が? (あとになり)、あとの者が(先になる)。また、高くなろうとする者は?(低くなり)、低くなろうとする者は? (高くなり)、高くなると言いました。「生きんとする者は生き、死なんとする者は死なん」と言いましたか。反対に、「生きんとする者は死に、死なんとする者は生きん」と言うのです。そのようになっているのです。ですから、私が「死になさい」と言うのです。そのような師が素晴らしい師だというのです。気分が悪いでしょう? そのようになるのです。(五一―一七七)

 男性は女性が必要であり、女性は男性が必要ですが、なぜ最初に出発する時に、同等な権利と位置をもって出発できなかったのでしょうか。それは、アダムを創造したあとにエバを創造した天地(の)法度があったからです。ですから、アダムが完成する前にエバはこの地上で、一人で行ってはならないのです。女性が天理をひっくり返して男性までだめにさせたので、男性が解怨成就して女性を救ってあげる時まで、女性が自分の立場を抜け出しては大変なことが起こります。

 では、歴史に照らして見るとき、どのような国家が一番福を受けられる国家でしょうか。女性が無慈悲に搾取され、凄惨な苦痛を受けた歴史をもつ国の中に、神様が愛のみ手を伸ばすことができるのです。そのような国が大韓民国だというのです。男性より女性が冷遇され、この上もなくかわいそうな境地に至る立場にまで行って初めて、十分に世界を代表することができるといえるのです。ですから、女性が一番悲惨で冷遇される民族を通して、人々は再びつくり出されなければなりません。

 再びつくり出されるときには、雑巾の切れ端のように、すべて破れ、最後の時局になってこそ、再びつくることができるのです。ですから、女性がこりごりするほど苦労する歴史の背景をもった国家から、再創造歴史は始まるのです。そのような側面から、大韓民国は主が来ることのできる基盤になっていると見ることができます。

 今まで韓国女性が苦労をしましたか、しなかったですか。赤ちゃんを産むために女性が苦労をしますか、しませんか。子供が冷遇されなければ、自分が誰かに冷遇されなければなりません。そのようにできなければ、神様が冷遇することによって、その人を蕩減しようとなされます。

 韓国女性はかわいそうなようですが、このような面から見ればそうではありません。ですから私は、統一教会の教会員をもう少し苦労させなければならないと考えます。皆さん、嫌ですか、かまいませんか?(かまいません)。それゆえ、統一教会では今まで女性が先頭に立って闘ってきたのです。(二一―一九八)

6 女性の特長

 女性に生まれた人の中で、「なぜ私は女性に生まれたのだろうか。男性に生まれたなら良かった」と言う人もいるでしょう。では、男性はどうでしょうか。「ああ、私は女性に生まれていたら良かったものを……」と、このように思う男性もいるかもしれないというのです。どうだと思いますか。女性が男性として生まれたなら良かったという人が多いと思いますか、男性が女性として生まれたなら良かったという人が多いと思いますか? (笑い)(九八―二六三)

 女性として生まれたなら、どんなに祈祷をし、どんなに地面を転がっても男性になることはできません。(笑い)また、「私はなにがしの息子ではない。父親のいない人間だ」といくら言っても、それは変更できません。それは、大宇宙の原則に属することなので、人間の力で変更できません。(一六五―六〇)

 女性が重要なのです。女性がなぜ幸福でしょうか。女性の体を通して、神様が愛することができる人を育て上げられるからです。分かりますか。女性の体を通さなくては、男性でも女性でも現れる道がないではありませんか。分かりますか。神様の願いがいくら大きいといっても、女性がいなくなれば世界まで連結され得る人が生まれるでしょうか。それは不可能なので、男性だけいてもだめであり、女性だけいてもだめです。女性がいることによって、息子、娘が懐胎される、その瞬間から完全に関係を結ぶのです。関係を結んで、その赤ちゃんが生まれる時まで母親の血肉を、母親の骨肉をもらって大きくなるのです。

 それゆえ、愛する息子、愛する娘というのは、この上なく貴いものです。分かりましたか。天地の、この上なく貴い宝物です。それはお金を与えても買うことができず、世界を与えても換えられない宝物です。神様もそうであり、母親、父親にとってもそうだというのです。息子、娘を換えることができますか。

 それを、誰が自分の血肉を分け与えながら懐の中に抱き、保護しながら、このように一つの価値的な存在として生まれさせるのでしょうか。母親のおなかを借りて生まれるのです。父親はただ種を蒔くのです、種を。夫は種を蒔いてあげるのです。違いますか。ですから、この世界に生きるすべての人々は、母親の功を通じて生まれたのです。そのような意味から見るとき、苦労のようですが、情緒的世界では男性は女性のその情緒世界、母親の深い愛の谷に入ることはできないのです。及ばないというのです。いくら説明しても及ばないのです 我々統一教会が初めて、人間世界に現れて女性の価値を分かってあげるのです。先生がたった今言ったように、女性がどれほど貴いかというのです。言い換えれば、息子を生むのは神様のプラスの性稟を生むことであり、娘を生むのは神様のマイナスの性稟を生むことです。

それでは、「私」という人間はどのような人間でしょうか。神様のような人間だということです。神様のような場所に……。神様の体から二人が現れたでしょう? これと同じです。神様と同じ立場の心情圏の場所に立てるのが女性だというのです。それゆえ復帰の世界において、神様の相対的立場に立てる心情的基準は、女性が先にできるのです。

 堕落したので、女性が一番悲惨な場所に立ったのです。分かりますか。福を誰よりも多く受けなければならない立場なのに、悲惨な場所に立ったというのです。(一六五―一〇四)

 どんなに統一教会の文先生が愚かだからといって、女性を先頭に立てて働かせるでしょうか。男性を立ててするべきなのに、女性を立てて何をしようというのか、と陰で言われているのはすべて知っています。けれども、女性がいなければ子供を生めないのです。皆さんは出掛けて、三千万の民族をお産するための力を与えなければなりません。皆さんがお産で喚声を叫べば、新しい大韓の寵児が生まれるのです。(三六―一九三)

 女性は、男性が背負えない荷物を背負わなければなりませんか、男性が背負っても余り、(手で)もっていくものを背負わなければならないでしょうか?(男性が背負えない荷物です)。(笑い)女性たち、では男性がすることを、何でもしますか、男性がする以上にしますか? (男性よりもっとします)。何が、「もっとします」ですか。では、走る時も男性より見事に走れますか? (はい!)。相撲やボクシングをする時にも男性よりも上手ですか?(はい)。(笑い)どうやって上手にできるというのですか? 「負けるには負けるが、男性が一日するというなら、私は十年間つかんで放さない」と、こうでなければなりません。(笑い)

 それは、ヤコブの蕩減復帰の方法を学ぶと、そうだというのです。分かりますか、何の話か。男性に勝ちますか? (はい)。男性はですね、朝寝坊です。それゆえ、男性が寝ても、「私」は寝ないのです。男性がおなかが裂けるくらいに食べても、「私」は少なく食べるのです。男性がひたすら何か遊び、楽しんでも、「私」は遊ばないのです。それは勝つのです。たくさん食べてたくさん寝るからといって、勝つのではないのです。勝つのは、少なく食べて少し寝るのが勝つのです。反対だというのです。そうでしょう? (はい)。そうなのです。

その次に、もう一つの勝つ方法はですね、女性は赤ちゃんを産めるということです。(九八―一一〇)

 女性は、情緒的な面において、一般的に男性よりも深く高いのです。それゆえ、四方を整えて(注:原理に適うように論理的に)精誠を捧げれば、涙を流すにしても、男性が一度泣く時に女性は三度は泣くでしょう。(四三―三四一)

 統一教会の女性が一番強いというのです。男性よりも強いというのです。「神様よりも強い。先生よりも強い」と、こうでなければならないのです。私はそのような知らせが好きなのです。(笑い)そうでなければ、また堕落してしまうのです。そのようになれますか。(はい)。それでは、男性は何をしますか。赤ちゃんは女性が産みますか、男性が産みますか。(笑い)歌を歌うとき、女性がふっと思い浮かびますか、男性が思い浮かびますか。女性の歌声が高いですか、男性の歌声が高いですか。(女性です)。男性はベースなので低い声しか出ないのです。笑う時にも、ありとあらゆる現象が多いのが女性です。「ヘヘヘ」、「ホホホ」と言いますが、男性は「ハハハ」、一つしかないのです。

 さてそれでは、神様は単純な神様ですか、多様な神様ですか。(多様な神様です)。何かあげたときにも、男性が喜ぶのはただ、「うれしいです」の一言ですが、女性は無性に、口から目からピカピカピカと……。(笑い)ですから、誰が豊かで多様ですか。そのような意味では、春の遊びも誰が先にしたいのですか。男性は鈍くて春がよく分からないのです。鋭敏なのは女性です。春になりさえすれば、いつの間にか外に出たがるのです。(笑い)(八六―三三三)

7 人民軍をたたきのめすのは女性

 女性がサタンの誘惑を受けたので、復帰の原則において人民部隊に責任をもつのは女性です。もちろん、男性も合同して闘いますが、最後に行って女性が勝ったという場所に立たなければなりません。何の話か分かりますか。もし、人民軍と闘って南韓が勝って降伏させるならば、その降伏は男性がさせるのではなく、女性がさせなければなりません。

 ですから、女性がしなければならないことが何かという問題を見た時、今日、統一教会の女性が最後の前線を引き受けなければならないというのです。(あまりのことに)あきれるような話でしょう。世界の多くの国の中で、立派な国はどこかへ行き、立派な教会はすべてどこかへ行き、優秀だという教会の責任者はみなどこかに行き、あちこちに追われてはなはだ愚かな者が世界に責任をもって立つようになったので……。よいことですか。(あまりのことに)あきれるようなことですか。(あきれるようなことです)。あきれるようなことであると同時に、よいことでもあるというのです。(笑い)皆さんが見事にやり拔きさえすれば、それこそ、あきれるほどよいことです。分かりますか。もし、我々がこれを甘受してやり遂げたならば、世界は我々によって尻尾を捕まえられるのです。

 雁が飛んでいくのを見れば、初めはお互いに一等になろうと、キーキーと鳴きながら第一隊長を立て、場所をしっかりと取って行く時には、「天下は我々の行列を見習うだろう」と思って飛ぶでしょう? それと同じだというのです。お互いが隊長だといって、今、大騒ぎしているのです。そのような時が来たのです。(五五―二二〇)

 統一教会の女性が、北韓の人民軍隊の男性をたたきのめすことができなければ、天国は築き上げられません。思想的にそうでなければならないというのです。したがって、統一教会の女性は人民軍を生きたままのみ込んでしまうことができるくらいに、がむしゃらで、ものすごくなければならないのです。これが恐ろしいという女性は、初めから統一教会を信じてはならないというのです。私は率直に話しますが、そのようにならなければならないのです。

 なぜ、そのようにしなければならないのかというと、誰によって人間が堕落するようになりましたか。天使長を誰が引き入れましたか。エバが引き入れました。それでは、世界的天使長の立場にいるのは誰ですか。(共産党です)。共産党です。これは女性によって入ってきた最高の怪物なので、最高の怪物たる女性が最高の怪物たる男性をのみ込んでしまわなければなりません。最高の怪物たる女性は、善の側に立った女性であればよいのです。ですから、統一教会では最高の怪物たる女性をつくって、サタンである共産党をのみ込んでしまうことができる思想によって、武装するように準備するのです。今が訓練過程だというのです。分かりますか。(三八―二七九)

 女性を前に立てて人民軍を征服するというのが先生の決心です。男性の人民軍を、女性を前に立ててたたきのめすというのです。これが先生の主張です。一度やるつもりです。そのようにすれば、犠牲がどれくらいになるでしょうか。三倍以上、犠牲になるでしょう。しかし、大韓民国の女性三人だけを残して、あとはすべて死んだとしてもしなければなりません。分かりますか。(四四―三四六)

 今まで、女性を訓練して闘わせた所は共産圏しかないのです。その次に、ユダヤの国と韓国です。韓国は女性が出て闘ったのです。そのほかに女性が戦場に出て闘いましたか。歴史的にそのようなことがないのですが、女性たちは出て闘うことができますか。(はい)。何をもってですか。お尻の柔らかい所で闘いますか。胸で闘いますか。(笑い)何で闘いますか。愛の怨讐をもったということ、それでもって闘わなければならないというのです。(九八―二五)

 今後、女性をみな総動員し、軍事訓練をさせて女性の軍隊をつくります。統一教会の女性は女性の軍隊になるのです。討伐作戦で先頭に出て、白馬部隊以上に、猛虎部隊以上に、青竜部隊以上に、北韓の共産党をたたきのめさなければなりません。その時、男性は見学でもして応援します。(笑い)そのようにしなければならないではないですか。今まで世界を籠絡してきたサタンである天使長に、勝たなければなりません。皆さんはもはや天使長の一門ではありません。エバが神様の命令に背いて怨恨の基盤をつくってしまったので、女性の手で、女性の精誠によって、女性の力によって、その怨恨の基盤をなくしてしまわなければなりません。そのようにするために出発しなければならないのです。女性がこれをしなければならないのが鉄則なので、女性解放は、この怨恨の基盤をなくす前には根本的にできないのです。(二七―一八二)

 皆さんは映画で見たでしょうが、北韓の女性は大砲を撃ち、戦車を運転する訓練もしています。今回、修練所でもその映画を上映したでしょう? 彼らは南韓侵略のために重武器を扱いながら一致団結して動いているのに、我々はそのような北韓を押し出すために一致団結していますか。

 先生は、今から皆さんにナイロンにゴム紐を入れて作ったもんぺを履かせようと思います。ゴム紐を入れて作った服なので、体格の大きい人も小さい人もすべてに合うでしょう。この服を着てでも、国を復帰するために闘わなければなりません。どのようなことでも、しなければならないというのです。(三四―六八)

 皆さんが知らなければならないのは、天の世界の人たちがサタン世界である共産党と闘う時に、女性が出て闘って彼らを倒さなければならないということです。元来、女性がサタンを引き入れたので、女性が出てサタンを殴り倒さなければならないのです。我々のみ旨の中でも今後、国を求め、世界を求めようとすれば、女性の軍隊をもって共産軍をなくしてしまわなければなりません。男性は砲弾を運んであげるお手伝いだというのです。このことを知らなければなりません。女性が共産党をたたきのめさなければ天国を築くことはできません。(五四―二三〇)

 今後、復帰摂理歴史において人民軍の力がいくら強かったとしても、天の側のエバは彼らを屈服させなければなりません。天の側のエバは共産世界の人民軍をすべて処理して、料理できなければなりません。

 統一教会は、今後何をするのでしょうか。人民軍を始末することに統一教会の女性を動員するのです。女性の軍隊として出て、人民軍をすべて始末して余りあるようでなければなりません。それゆえ今後、女性を使う時が来るのです。原理を置いて見た時、そうしなければなりませんか、そうしなくてもいいですか。エデンの園でエバがサタンに屈服した怨恨がありますか、ありませんか。(あります)。ですから、行って蕩減復帰しなければならないのです。(二三―二九八)

 統一教会の女性は、人民軍と闘って勝てなくては天使長と同じサタン世界の男性に対して、天国のエバが売られていった怨恨を解くことができないということを知らなければなりません。この悪玉の頭を代表した男性の人民軍を、統一家の女性が中心になって完全になくしてしまうという信念と思想によって武装し、立ち上がろうものなら、悪なる怨讐の男性たちが滅び崩れいくのを見て、男性はリズムに合わせて踊りながら喜ぶようになるのです。これが統一思想の帰結点です。分かりますか。(はい)。女性が三十八度線を担わなければならないのです。分かりました。(はい)。

 もう少ししたら、私が女性たちを訓練するつもりです。その時は私が隊長になるのです。死の境地でも怨讐がいる敵陣に向かって、その本陣に向かって直行していくことができる新しい歴史的な白十字軍を編成し、傾いていく世界の夕暮れの道を真っ昼間へと、朝へと引き上げることができる勇気と気迫をもった群れが、統一思想をもった女性たちだということをはっきりと知らなければなりません。(五〇―一七七)

 私たちがもし軍隊ならば、出ていって闘う時、誰を先に送り出すかといえば、女性を先に送り出さなければならないのです。これは歓迎ですか。(はい)。そのようにして、何をするのですか。世界の悪辣なサタンと、一番悪辣な共産党と闘うのです。

 いいですか。ソ連だけでも二百七十万の軍隊があり、中共だけでもそのようになっているのに、この膨大な軍人たちが総攻撃をすれば……。統一教会の女性は何名になりますか。これは「パンパンパンパン」という大砲の音にもみな逃げていくのです。(行きません)。何が、「行きません」ですか。逃げていきませんか。(はい)。それを信じることができますか。(はい)。

 サタンは堕落した天使長なので、本来、エバに操られなければならないのです。女性がすべて消化してしまわなければなりません。ですから今、皆さんが一度闘って……。今後、このことも覚悟しなければならないのです。(八一―三六)

 今から統一教会の女性は、スパイが現れればスパイを捕まえる捜索作業に参加しなければなりません。捜索機動隊を組織して先発隊として出ていって、我々がスパイたちと闘わなければなりません。そのようにしますか。(二一―一九八)

 共産党がなぜ女性の軍隊をつくっているのか分かりますか。これは今後、女性が共産勢力を殲滅していかなければならないということを、前もって見せてくれるものです。さあ、それでは統一教会の婦人たち、女性の軍隊に同参しようという人は手を挙げてください。同参しますか、しませんか。そのようにしなければ滅びるのです。滅びますか、栄えますか。滅びようという人は手を挙げてください。みな、栄えようというのですか。どこでですか。今後は、このことを女性がしなければならないのです。女性はいずれにしても、この道を行かなければならないのです。(三七―二六八)

 女性も軍隊訓練をさせなければならないというのです。まず国の危機を克服してから、家庭があるというのです。それ以前には何もないのです。そうではありませんか?

 皆さん、国がなければどうなりますか。皆さん、ベトナムの娘が涙を流しながら宣誓するのを見たはずです。それは悲惨なものです。妻子は死んでも、後孫はそれでもここで生きられる道があるでしょうが、国を失ってしまえば統一教会の我々の子供たちは、この地で生きることができるでしょうか。全部地下に入らなければなりません。(七九―六〇)

 この三千里半島の上で生きる女性に、民族と国の運命をかけて蕩減の祭物路程を行かなければならない時が来ます。分かりますか。人民軍は天使長世界の軍隊でしょう? サタン世界の軍隊でしょう? サタン世界で軍隊をつくるようになったのは誰の過ちのせいですか。女性が過ったからです。それゆえ、南韓にいる女性が挙国的に団結して、サタン世界の男性の人民軍をすべてたたきのめさなければなりません。そうしなければ韓国の解放はやって来ません。これは唖然とすることです。

 何ゆえ、サタン世界の彼らがそのようにつくっておいたのでしょうか。それは大韓民国が過り、既成教会が過ったので、このような姿、このようなありさまになったのです。けれども、今から我々の行くべき道は公式として出ています。

 その道を行こうとすれば、家庭の主婦の皆さんが今後、民族の新しい基準を立てなければなりません。そうしようとすれば、統一思想をもって出征しなければなりません。女性の軍隊にならなければならないのです。今までは男性だけ出征したのであって、女性が出征したことがありますか。女性は国を滅ぼし、世界を滅ぼしたのであって、いつ女性が国の解放のために出征しただろうかというのです。男性はサタン世界において解放軍でしたが、女性は国を求めるために先頭に立ったことはありませんでした。

 ところが今になって、先生の恩恵によって女性が国を求める際に、旗手となることのできる特権的恵沢を受けられるようになりました。このことを有り難く思わなければなりません。そのようになり得る時は一時しかありません。この時期が過ぎれば、そのようになり得る時はありません。ですから皆さんは、他のことは考えないようにしなさい。(三九―一〇八)

 外的な世界は男性が引っ張っていきますが、内的な心情世界は女性が引っ張っていかなければなりません。男性が屈服し得る基準を立てることによって、外的な経済復興が内的な精神復興の因縁に引っ張られるようになります。このようになる時、北進統一の理念は成就されるのであり、神様は北韓に対して新しい対1u




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