神様の摂理から見た
  南北統一

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六.天国に行くハイウェイを建設しよう

 人間にとって、一番難しく、大変な道はどのような道でしょうか。天国へ行く道です。この道が一番難しいのです。この宇宙の中で人間に一番難しい道とは、どのような道ですか。天国へ行く道が一番難しいというのです。イエス様は天国へ行きましたか。(いいえ)。楽園に行ったのです。天国に行く待合室にいらっしゃるのです。ですから、それはどれほど難しいでしょうか。では、神様は天国に住んでいらっしゃるのですか。(いいえ)。違うというのです。歴史始まって以来、天国で暮らした人が誰かいますか。神様が暮らせず、息子も暮らせなかったのに、誰が天国に行って暮らすのでしょうか。天国に行って暮らす人がいるかというと、いないのです。ですから、一番難しい道です。

 皆さんはそこに行こうと、足を踏み入れたのです。(笑い)アメリカの大統領になる道はいくらでもあります。なれるというのです。(笑い)そう思ってみてください。アメリカの大統領になるのが易しいですか、天国に行くのが易しいですか。どちらが易しいですか。(大統領になることです)。それを考えてみなければなりません。天国に行くのが一番大変です。一番つらく、一番遠く、一番困難な反面、一番悪いのではなく、一番良いというのです。では、その道を行く自信がありますか。(はい)。では一度行ってみてください。

 そのためには皆さんはアメリカを越え、世界を越えるのです。霊界のサタン世界を越えて行かなければなりません。そのように行かなければならないのです。皆さんは霊界と闘い、勝ち進むことができますか。(はい)。知らなければ行くことができません。一番難しい道ですが、最も行かずにはいられない道であることを、皆さんは知らなければなりません。死んでも、永遠にそこに向かって行かなければならないのです。

 このように見る時、天国に行くことは、神様にとっても大変な問題なのです。それでこの道を短縮しようとして、ここにメシヤや、ある特定の民族、特定の個人にこの道の責任をもたせて、犠牲にしながらすべてを埋めてきたのです。ここから、これを埋める仕事のすべてをしてきたのです。ですから、多くの聖人たちが現れては死をもって埋めていきました。多くの国が栄えては滅びたのも、谷を埋めるためだったのです。今まで、歴史はそのようなことをしたのです。それで興亡の歴史というのです。そうすることで高めたり、落としたりしながら、今のような平等をつくりました。平等ということを平和というのです。そうなって平等になるのです。

 それでは、それを誰がしなければならないのでしょうか。神様と人間がしなければいけないのです。サタンはできないのです。神様はどうされるのでしょうか。救ってあげてはいけないのです。切り捨てて、犠牲にして、打たなければならないのです。ある時には難しくても、育成して引っ張っていかなければなりません。ですから、歴史は上がったり下がったり、滅びたり栄えたりするのです。死んで生きるのです。それで、何をしようというのですか。天国に行く道を開こうというのです。それが目的です。天国に行く道、天国ハイウェイをつくろうというのです。

 それでは、誰がそのハイウェイを設計して、誰がその道をつくるのでしょうか。神様が青写真をつくり、イエス様が実践するのです。山を削らなければならない時に、その山の主人といえども反対せずに、「どうぞ削ってください」と言わなければなりません。それで、イスラエルの国をつくらなければなりません。また、美しい湖も埋めてしまわなければならないと言われれば、それも、「そうしてください」と言うのです。そうして、一つの国の例をつくらなければなりません。そして、無事通過するのを見て、「我が国もどうぞ」、「我々も」と言うようにしなければなりません。それをしようというのです。

 そのような道さえ敷いておけば、その次には車があれば、あっという間に行くことができるのです。(笑い)その車とは何かと言えば人です。人が自動車です。人を運転して、天国まで走ろうというのです。神様が車である皆さんに乗って運転すれば、神様の運転どおりに走らなければならないのです。そうなっていますか。車が「私は行きません」などと言うことができますか。ハンドルを握ってアクセルを踏みさえすれば行くのです。(笑い)

 天国は女性たちが勝手に行ける所ではありません。神様が運転手になって、神様が操縦して、皆さんも一緒に帰っていく所が天国です。神様の身代わりとしてメシヤが来て、メシヤの指導のもとに入っていく所が天国だということを、皆さんは知らなければならないのです。そのようなハイウェイをつくって、初めて入れる運転台の主人として現れた人がメシヤなのです。

 それでは、我々は何をする人たちですか。ハイウェイをつくるのです。ですから深い所は埋めなければなりません。それで我々を打つのです。我々を打たなければならないのです。ところが、埋められなくなれば、誰かを犠牲にしてでも埋めなければなりません。そうして道を広げていきます。アメリカを横断する道さえ通れば、その次は松明を持って走っていくのです。

 皆さんがハイウェイを走るようになれば、タクシーに乗った時、料金を出すように、我々もそうできるのです。ですから、どれほど大変なことかというのです。困難なことを探さなければなりません。そうできますか。(はい)。我々は何なのかと言えば、道を敷く人であり、道をつくる人なのです。ですから、どのような道でもそれをつくる人が苦労した分だけ、道がつくられるということを我々は知るようになるのです。(七二―二五三)

 この道を開拓しようとするなら、汚水の中にも入らなければならないし、湖や川もふさぎ止めなければならないし、穴も掘らなければなりません。ですから、統一教会はできないことがあってはならないのです。技術も必要なのです。統一教会はそのような面に責任を負っているので、皆さんはこれもするし、あれもするし、何から何までしなければならないのです。

 アメリカの青年たちは一つのことしかできません。「一つ終わってから次の仕事をしよう」と、このような考え方をもっています。しかし、我々はそうできないのです。一つをしたら、二つのことをして、二つのことをしながら、三つのことを一緒にしていける仕事をしなければなりません。先生は今までそのようなことをしてきたのです。これもしてあれもして、全部です。ですから、ひどい目に遭うのです。しかし、そうしてでも全体を生かさなければならないのです。一つ一つを生かすことができないので、全体を平均的に生かすためには、そうせずにはいられないことを皆さんは知らなければなりません。

 私は好きなことだけする、そのようなことが通りますか。(いいえ)。好きなことよりも嫌いなことがもっと多いのです。嫌いなことが多いのです。しかし、我々しか知らず、我々しかする者がいないので、それをしないわけにはいきません。それは、気分が悪くありませんか。嫌いではありませんか。(はい)。では、感謝して行きますか。(はい)。皆さんがそうできるなら、間違いなくこのハイウェイは我々の手でつくることができるし、我々の思想を通して世界を横断することができます。横断するだけでなく、縦横に走ることができるハイウェイになり、世界中を回ることができるハイウェイになるでしょう。このようにしておけば、これが一番理想的なことなのです。(七二―二五七)




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