神様の摂理と日本
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第四章 日本へのみ言

  一 愛は観を超越

 愛は国家を超越します。日本人か韓国人か、先生は分かりません。神様は、色の区別ができない色盲です。色盲を日本語で何と言いますか。(「しきもう」です)。「しきもう」、神様の目は色盲です。愛の目は、人類に対して色を見ません。先生も同じです。アメリカに初めて行った時、黒人に出会ったのですが、み旨や愛の本質から見たので親しくなりました。その人たちを見れば親しくなりにくいように感じられますが、愛で交わるようになれば、心情はすべて通じるのです。(一八六−一一〇)


  二 日本教会の革新時代

 「日本教会の革新時代」とは何でしょうか。今は、教会の世界的な革新時代に入ってきたので、日本に対してもそのように話すのです。世界的な革新時代だというのです。日本だけではありません。日本はエバ国家なので先に話すのであって、それは世界万国のどこにでも通じる内容です。

 ですから、心と体が一体化した組織にならなければならないのです。主体と客体として始めて、個人的にもそうであり、家庭的にもそうであり、氏族的にもそのようにならなければなりません。ここに中心があり、相対圏があって、連結されなければならないというのです。ですから、心と体が一体化した組織にならなければなりません。そのような一体化のことを言うのです。

 十分の三条をするということは大切なことです。そのようにすれば、教会生活に心配はありません。経済問題もなくなるでしょう。しかし、負債を負っているので、緊急体制として先生が特別に指示をしたのです。

 先生が聖別したものを売るということは大問題です。これは、日本自体が責任を負わなければなりません。それを解決しないままで行けば、日本はひゅーっと飛んでいってしまいます。深刻なことです。このような状況にあるので、自分のお金を確保したり、貯金通帳をもっていたり、所有圏をもっていてはいけないというのです。真の父母が献納したものを売ったとすれば、もっと大変なことです。これは、先生の言葉ではなく、原理がそうだというのです。

 それゆえに、全員氏族的メシヤとして帰っていき、いかにして氏族を中心として負債を清算するかということが問題だというのです。

 神山氏、何の話か分かりますか。(はい)。神山氏の一族が支払うという道もあるかもしれませんが、数万人の祝福家庭が解決しなければ恥ずかしいことなのです。普通、一軒の家に一家庭が暮らしているとすれば、二家庭が一つになって一緒に暮らさなければなりません。そして、一軒を売り、そのお金を半分ずつに分けて生活するのです。そのようにして、どうにかして生きていくことができるようにするのです。これが長く続くことはありません。伝道される人がどんどんと増えていくので、お金はいくらでもあります。そのようにして買ってあげればよいではないですか。ですから、今から帰っていく時は、十人くらいの祝福家庭を連れていくのです。

 一人で開拓するのは大変なので、十人でグループをつくって解決方法を探すのです。それが個団活動です。個団活動は、十人の氏族的メシヤがやるのです。各県で編成し、十人の祝福家庭を中心として復興伝道活動を行うのです。自分の生活的な基盤を一人で築こうとすれば大変でしょう? ですから、十人の氏族的メシヤが集まり、一緒にやるのです。

 その基盤を築いたならば、個人的な基盤を築いた氏族的メシヤは、伝道された氏族を中心として個団に入っていくようになります。そのようにしてつくった個団が、その地方に一つ、二つ、三つになれば、その都市で最も重要な拠点の商店や家を買うのです。

 家を再び建てることは、イスラエル民族がカナンの地に入城したということと同じです。家庭ごとに、それに責任をもたなければなりません。そうでしょう? 親戚がいれば、その親戚から協助を受けるのは当然のことです。

 親戚たちと横的に連結するという方法により、自分の個団をつくるのです。そのようにして十二人が連結されれば、十二個団になるのです。昼間は経済活動を行い、夕方帰ってきたのちには家々を訪問するのです。そのようにして様々な相談もしながら伝道するのです。

 伝道することは、経済活動の基盤を拡大するための方策にもなります。それが経済生活の解決方法です。氏族から十二人を伝道してみてください。そのようにすれば、自分が生活することは問題ありません。何もせず、もっているものがなくても、このように統一教会のメンバーさえよく活用すれば、できないことがありません。

 十人が一年以内で基盤をつくり、その氏族を中心として、一個団が十二個団をつくったと考えてみてください。その十二個団が知れわたるようになれば、町や村で最高になるのです。皆さんがそのような方法で宣教すれば、国家の主要人物になることに問題はありません。組織的にしっかりしています。

 ですから、経済活動のために会社に勤務しようとする人は会社に行ってください。会社生活をしながら十分の三条をするのです。

 革新的に行って、全員教会に来て伝道しなければなりません。何の収入もないのにじっとしているような間抜けなことをしてはいけません。生きている人が活動を停止すれば地獄に通じるのです。発展性がなく、成長することができません。それは、天国に通じる門をふさいでしまうのと同じです。

 恐ろしいことです。今、皆さんの心情圏は、停止して下に下がりつつあります。その恐ろしさを知らなければなりません。それを警告するのです。

 神山氏と藤井氏は、委員会を中心として入っていかなければなりません。本部の委員会と各県の委員会です。三人が集まり、教区長を中心として活動を行うのです。活動を行う人を確保するにおいては、委員会が専門的に交流しながら、教区長と相談して活動を行うのです。

 教会活動も、すべて委員会で行うのです。二人が交替しながら行うのです。この人たちが一つになって活動しなければなりません。両方で管理すれば問題がありません。一人の独裁組織ではいけません。そのようにすれば、恐ろしいものはありません。

 一般食口が委員会のどこにでも電話することができ、手紙も送ることができるようにするのです。それは流通組織です。

 最上と最下は、相対的に授受作用しなければなりません。統一教会の一般食口は、その委員会と連結する方法で活動していきながら、教会の責任をもつのです。それは、蘇生、長成、完成の三段階です。

 教会長は、上にも報告し、下にも報告しなければなりません。三段階を総括して解放するのです。その三つの円錐を超越すれば、三対を連結する円形になります。相対になれば円になるのです。そのように、皆さんも一体にならなければなりません。

 一番上にある委員会と教会の責任者と食口は、三位一体にならなければなりません。その基準を無視する団体は、それ以上発展することができずに滅びます。それぞれが引っ張っていこうとするので回らないのです。

 原則的な面から見るとき、日本の組織がどのように形成されているかをはっきりと知らなければなりません。はっきりと知ってこそ発展するようになります。先生から見れば、これは三段階の組織でなければなりません。原理的な組織を築かなければなりません。ですから、蘇生、長成、完成です。蘇生圏の蘇生・長成・完成、長成圏の蘇生・長成・完成、完成圏の蘇生・長成・完成で九段階です。九段階の上に十段階があります。

 十分の一条は堕落圏と異なります。天の摂理において、十分の一条は物質世界を意味します。創造世界の環境は、九段階、十段階で天に属するので、十分の一条を返さなければなりません。しかし、今はそうではありません。天を中心とするアダムとエバと、アダムとエバを中心とする息子、娘が四位基台を形成しなければなりません。

 天を中心として見るとき、三点が交差するのです。その三分の一になります。ですから、十分の三を天に捧げなさいというのです。そのようになれば、神様を中心としてアダムの上に三点になるのです。十分の三条は自分のものではありません。これを本来の位置に返してあげることにより、神様の理想的な所有圏に帰っていくのです。

 十分の三条は、第一に教会のために、次には国のために、その次には世界のために使うのです。このように教会と国と世界のために使うものが十分の三条です。万民がそのようにすることにより、飢餓状態で死んでいく二千万人を救済することができるのです。

 今後、すべての国民が十分の三条をすれば、税金も、緊急な時以外には次第に減っていくはずです。そのようにすれば国民生活が良くなるはずです。その次に、世界の問題に入っていくのです。

 そのために、一番目は、心と体を一体化させる、そのような組織体制がなければなりません。個人的には、心と体が一体にならなければなりません。その次に、そのような男性と女性が一体化して組織体制をつくるのです。それが父母を中心として、おじいさんと父母と息子、娘の三段階が一体となり、一つの組織体制に入っていくのです。家庭を中心として、氏族を中心として、真の三段階の組織体制になるのです。そのようにして、心と体が一つになった組織体制になるのです。

 二番目は、専門要員と組織です。今まで、私たちの組織はこれを無視してきました。人がいなかったので、誰か一人がどのようなことでもすべて行いました。しかし、今は世界的な基準に上がってきています。世界を相手に競争するためには、専門の人を登用して専門化しなければなりません。それは何を意味するのでしょうか。背後の理論的な実力を意味するのです。それは実力の背景と実績の背後を意味するのです。

 それゆえに、理論的な技術と価値の問題を中心として、より良いものを選択するためには、値段の安い品質から良い品質へと転換しなければなりません。そのような条件が必要です。そこには、世界的な相対圏をいかに克服するかという問題もあるのです。専門的な要員を引き込まなければなりません。世界は、すべて同じ材料で、同じ構造をもった同じ機械で製品を生産しています。同じです。同じ条件でいかにして勝利するかというのです。優秀な人を使い、開発することによって上がっていかなければならないのです。(二三八−九七〜一〇二、一九九二・一・二一)


三 一九九二年五月八日の日本食口集会の時

  1 韓日統一化時代

 韓国と日本の統一時代になりました。一体化時代になりました。なぜでしょうか。アダムとエバの立場に立っているので絶対的です。過去においては、エバがサタン側になって韓国を占領して韓日一体化を図りましたが、今回は、本当に天を中心とした韓日一体化運動です。原理的です。

 女性と最も近い所が半島です。半島は男性の生殖器と同じだからです。それを支配すれば大変なことになります。そのようにすれば、日本の将来には家庭も息子、娘もないというのです。ですから、韓日一体時代だというのです。それゆえに、交叉結婚をさせました。先生に従って冒険をするのです。

 サタンは、堕落を植えて世界的に地獄に連れていきましたが、皆さんが先生と手を握ることにより、天国を開門して天国に入っていくようになっているのです。アダム国家とエバ国家を中心として、皆さんが交叉結婚をしなければ解放圏は生じません。これは、日本の天皇や首相も門を開くことができません。皆さんの天皇や宮沢首相ではなく、神様の言葉、父母の言葉を聞くようになっています。それは伝統を知っているからです。ですから、先生を中心として韓日一体です。合体しなければなりません。(二三〇−二九二、一九九二・五・八)

   (1) アダム圏の勝利

 アダム圏の勝利、国家的勝利が問題です。

   (2) エバ圏復帰の完成

 国家的に韓国の女性と日本の女性が一体化して、先生の命令に完全に一つにならなければなりません。エバ圏復帰の完成は、先生を完全に真の男性と思い、先生に絶対服従しなければなりません。

 ですから、金日成の命令も、日本の天皇の命令も聞いてはいけません。何十倍も何百倍も強い先生の命令に完全に服従する決意をすることにより、エバ圏復帰の完成をすることができるのです。皆さんは、それをするために韓国に来ているのです。それ以外にはありません。エバ圏復帰の完成です。

 そこにおいては、韓国の女性と日本の女性と統一教会に関係している団体の女性の一体化が必要です。先ほど話したように、韓国の祝福家庭と日本の祝福家庭の一体化、それと同時に、関係している様々な団体の女性、トップクラスをはじめとする各界各層の女性と一つになってこそ、道を行くことができるのです。そのようにすれば、男性は自動的に従ってくるようになっています。分かりますか。なぜかというと、お母様が女性解放宣布を行ったので、サタン世界には男性がいないのです。本然のアダム以外にはいません。

 それゆえに、先生にすべて近づいてくるのです。そのような権限が女性を連結するのです。男性がそれに反対すれば、息子、娘と女性はみな一つになることができません。今は完成圏に来ているので、エバ圏は解放されています。真の父母圏を知るようになったので、子女は一時に母の後ろに従うようになるのです。

 ですから、母子協助時代です。毎子だからといって息子だけではありません。母と息子、娘が協助する時代、母・子女協助時代になっているというのです。

 そのようにして真の夫、真のお父様がいらっしゃるところに行くのです。今まで、自分たちの夫は真の夫ではありませんでした。転換させて接ぎ木しなければ、自分の夫を復帰して生かすことはできないのです。ですから、再び絶対信仰のもとに立てて再祝福することにより、真の父母の相対圏の立場に立ち、天から相続権を伝授されて定着するようになるのです。

 韓国の女性と日本の女性の関係において、韓国の女性はプラスであり、日本の女性はマイナスです。そして、この二つが一つになってより大きなプラスになるので、関係をもっている団体の女性一休圏とプラス・マイナスになり、真の父母に対しては相対的にマイナスになって一つになることにより、大きな国民的プラスとアジア的マイナスを中心として進行するようになるのです。

 ですから、男性に関係なく女性さえ統一されれば、男性は、サタン圏で生き残るために、自動的に絶対服従して入ってくるしかありません。そして、子女は子女なりに、既に二世は先生の側に従ってくるようになっています。そのようになるのです。

 そのような時代の大きな解放の門を開くために、今回の四月十日の女性解放宣布という歴史的な宣言を行ったのです。全国二十一箇所を中心として、その相続圏をつくるようになれば、この環境圏にはサタンが定着できなくなっています。

 ですから、統一教会に反対する人が大統領になろうとすれば、みな敗北するようになるのです。見ていなさい。今からは思ったようになりません。その中で統一教会の文先生と女性を中心として立ったその力は、サタン勢力の男性がいくら強くても問題になりません。先生は、サタンに勝つことができる王なので、すべてをコントロールすることができるのです。

 したがって、女性を一つに結んだので、男性のスキャンダルは、すべて淫乱行為として社会の腐敗を拡大するようになっています。そのようなことは、三位基音さえも協助しません。女性のチームをつくり、自分の夫の悪い行いをすべて調べて発表し、悪辣な人は「前に出てきなさい」と言って、世界改革の覚醒運動を成し遂げる時代になりました。女性が強くなったというのです。女性がサタンを主管できる主人になりました。ですから、女性が要求するのです。女性が覚醒運動を行うようにするのです。

 したがって、男性に堂々と対するためには「家庭が問題だ」と言わなければなりません。あちら側は反対にしているので、次第に下がっていくのです。一番下から踏み越えて服従させてこそ、復帰の道が生じるようになります。そうでなければ基盤がありません。

   (3) 外的家庭基地一体化運動

 それは何かというと、サタン世界の基地です。それを一体化させなければなりません。そのようにしなければ、韓日統一一体化時代は来ません。

  2 真の父母の完成圏と家庭

 今、真の父母の完成圏が終わりました。お母様と共に宣布することにより、すべて終わりました。真の父母の完成圏と家庭において、真の父母が完成圏を宣布することにより、世界的なすべての家庭は、もうサタンの家庭に属するのではなく真の父母の家庭に属するのです。そのような思想的世界時代に入ってきています。

 サタンは、善の力に一度に制圧されてしまうというのです。家庭解放です。今までは個人完成のために歩んできましたが、真の父母の完成を宣布したのちには家庭が残っているのです。したがって、母と息子、娘が一つになるのです。そして、未来には、サタン世界が完全になくなってしまうのです。そのようにして真の父母の完成と家庭の完成、お母様と家庭の夫人たちの一致、ですからお母様を中心として家庭の夫人、お母様と祝福家庭の夫人が一体化するのです。それはカイン・アベルです。縦的カイン・アベルです。これを中心として横的カイン・アベル、世界の統一教会の女性と世界の女性たちが横的に一体化するのです。そのようになっています。

   (1) お母様と家庭夫人の一体化

 母と娘はマイナスであり、父と息子はプラスです。これが、完成した時代の家庭が復帰される時は、正常な立場で息子、娘がプラスになり、昔のサタン世界の息子、娘はプラスになりません。一つになったので、父と息子はプラスになり、母と娘がマイナスになって家庭的統一が展開されるのです。この統一基盤は、サタンが存在できない原理です。

 ですから、環境のプラス・マイナス、主体と対象が一つになった対応圏と一つにならなければならないというのです。この原則を通して発展するのです。

   (2) 氏族的メシヤ

 このような原則的基準が完全に確定され得る基盤ができたので、讒訴されずに天地でもどこでも身代わりすることができる、このような環境的家庭基盤を対社会化しなければなりません。

 世界条件はすべて成立したので、家庭や氏族に入っていって、これを実体として編成し、氏族を完成させなければならないというのです。それゆえに、氏族的メシヤの使命は運命的です。これは絶対命令です。死んでも勝手に帰ってくることはできません。ですから、一心になって完成させなくては、天国に行くことはできません。解怨成就して復帰されるのと同じように、氏族的メシヤは、その場にしがみついて泣いたとしても行かざるを得ないのです。

 既に文総裁は、南北統一をすることができるすべての環境条件を造成しました。「南北統一をする人は文総裁しかいない」と言うことができる時が来たというのです。ですから、氏族的メシヤ圏が勝利しなければなりません。その機会だというのです。

 カイン・アベルのカイン家庭、アベル家庭、メシヤ家庭が氏族圏をもったので、行って、「長子の位置から退きなさい」と言うのです。「信じなければならないでしょう、反対したりしてはいけません」、このように言わなければなりません。

 カイン・アベルが一つになり、その次に真の父母と一体化、そのようにしてそのすべてのものが一つになる時、真の父母と一体となる時、国家の運勢圏……。真の父母は、国家的基準の氏族基準、世界的基準においてすべて備えたので、統一教会の祝福家庭は、氏族的基準を完成することにより、真の父母を中心として接ぎ木されるのです。

 縦的に接ぎ木され、堕落し得るすべての要素から抜け出し、サタンが活動する基準から抜け出すことにより、完全に解放圏となり、天国の故郷圏が発生するのです。そのようにして、自分が生まれた所に天国の故郷が伝授されるのです。


  3 南北統一と統一教会

 南北統一は、政治家がいくらやってもできません。神様を中心としてやらなければなりません。見ていなさい。いくらやってもできません。欲をもってやる人は、争ってばかりいるうちに自分自身が滅亡します。

   (1) 真の父母の主体圏

 南北統一するためには、統一教会が、真の父母を中心として、この国、この民族の主体圏にならなければなりません。ですから、教育しなければなりません。そのようにして、この国が真の父母を中心とする統一教会の相対圏になれば、すぐに統一されるのです。統一されれば、私たちが主休圏を中心として、金日成を中心とする彼らを教育しさえすれば、すべて終わるのです。

   (2) 偽りの父母圏の解放

 真の父母を中心として主休圏を成就し、南北が統一されることにより、偽りの父母は自動的に解放されるのです。すべての問題において、韓国に従わなければ生きることができなくなっています。孤独になっています。共産圏が孤立してはいけません。列をつくって先生に従ってくるようになっています。先生を中心としてすべての統一をすることを願っています。

   (3) 女性を先に復帰しなさい

 女性を復帰するには、韓国の女性と日本の女性が早く一つになって、日本において韓国と北朝鮮の僑胞の女性を復帰しなければなりません。

 日本において女性を復帰しなければなりません。朝総連の家庭の女性と民団の女性を復帰しなければなりません。そのようにしようとすれば、日本の統一教会の家庭の女性と民団の統一教会の女性が一つになり、統一教会の祝福家庭が民団の外的家庭と一体化すれば、朝総連の家庭は自動的に復帰されるのです。そのようになれば、日本の地において、エバがカインとアベルを妊娠したのと同じようになるのです。

 二人で争ったのでしょう? ペレヅとゼラが母のおなかの中で争ったように、統一する前には、日本政府のおなかの中で朝総連と民団が争うのです。エバはそれを願いません。日本政府は願いません。ですから、それを統一しなければなりません。その運動が「柳寛順烈士精神宣揚大会」であり、全国的に民団と朝総連を統一するのです。それが統一されれば、韓国も統一されるのです。北朝鮮も統一されるというのです。韓国も北朝鮮も影響を受けるようになるというのです。

 したがって、このエバ国家の立場は、カインとアベルを妊娠したのと同じです。ですから、日本人は、日本人よりも韓国と北朝鮮の僑胞を愛さなければなりません。なぜならば、民団と朝総連を自分のおなかに妊娠しているからです。ですから、「柳寛順精神伝授運動」を全国的に行うことを願っているのです。

 女性を先に復帰するのです。外国に出ている民団と朝総連、韓国の僑胞と北朝鮮の僑胞をこの国で統一させるための運動を、いかに早く行うかということが問題です。

   (4) 男性復帰

 そのようにすれば、男性復帰は自動的になされます。外国の皇室を見れば、女性たちを中心とする場合には、男性たちは自動的にのそのそと従ってくるのです。彼らは、女性たちに任せて復帰するのです。ヤコブの母であるリベカと同じです。帰っていく時は同じなのです。

   (5) 南北の女性と統一連合

 このようにして朝総連と民団を連合することにより、南北の女性の統一関が生じるようになるのです。それを各国において組織化するのです。

 既に南側では行っています。北朝鮮の女性もすぐにそのようになるはずです。おなかがすいて死ぬしかないような苦労の世界にいる女性は、経済的援助が拡大されれば一度に戻ってくるのです。

   (6)海外、日本において、カインとアベルの一体化

 韓国を中心として海外、日本において、カイン・アベルの一体化を成さなければなりません。今話題になっている柳寛順精神を伝授しなければ、日本は、伝統的エバ国の精神を復帰することができません。堕落していない十六歳の時に失ってしまった本然の伝統を復帰することができません。

 柳寛順が独立運動を主張するために対象点として立ったのは、韓国の実体エバの復活体と同じです。体を六つに裂かれた柳寛順が見せてくれた伝統精神、そのような伝統精神を日本は接ぎ木しなければなりません。そのようにして日本民族は、天国、本国建設のために柳寛順精神を受け継ぎ、韓国との一体化運動をすることにより、アジアのすべての男性と女性に本然のアダムの姿を教えるのです。今、日本においてそのような運動が始まっています。

 日本はカインです。ですから、カイン的女性の伝統基盤は、韓国の柳寛順精神に連結させなければなりません。特に日本は、天照大神を追い出して、本然の独立運動の精神を伝授されなければなりません。柳寛順の伝統精神を日本女性の精神として伝授して復帰するのです。

 韓国でも、犠牲的な蘇生を行うことによって本国に連結するのです。天国に連結する女性になります。今、その運動を行っているのです。原理とよく合うことができるように、神様は苦労していらっしゃるのです。日本のカイン・アベルの一体化をしなければなりません。そして、柳寛順精神を受け継ぎ、日本と中国とアメリカ、そしてソ連を一つにしなければなりません。

 日本はエバ国家です。そして、中国とアメリカとソ連は、堕落した世界的な結実体としての三天使長です。日本とアメリカとソ連と中国が、天に戻った完成した天使長国家圏と一体化し、再臨主アダムと一つになることによって、エデンの完成圏が世界的拡大圏に伝授されれば、地上天国の権限は実践的です。その内容のことを言うのです。

 アダムとエバが一体化されれば、カイン・アベルが統一の出発をなすのです。そのようになれば、韓国と日本を中心として、アジアにおいて新しい理想的出発が展開されるのです。アジアと西洋、東洋と西洋の一体化、そして南北の一体化が成されるのです。それは韓半島の南北のことではありません。東洋と西洋の文化の違いのことを言うのです。そして、南北の貧富の格差のことを言うのです。ですから、世界的一体化は問題ではありません。(二三〇−一九二、一九九一・五・八)



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