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三 人体に絶対必要な要素

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すべての存在物(生命体)は、四分の三が水から出来ています。水がよく調和している所に生命があるのです。皆さんも、水分が多くなると下痢をするでしょう? 水分が少なくなれば補給するでしょう? 皆さん、身体の温度を三十六度や三十七度に調節するものは何かというと、それはすべて水なのです。生命をすべてコントロールするのです。そうですね? こうして見ると、水というのは絶対に必要なものです。そして皆さんの体は、流れて行くもの、水蒸気です。水蒸気ですから流れ者です。(一〇二\一三)

神様が目に見えないのは幸いです。これを私たちは有り難く思わなければなりません。私たちは太陽の光を受けて生きていますが、それに対する有難さも知りません。それが有り難いからと、「太陽さん、ありがとう」とあいさつしますか? 私たちは大きなものを知らずに生きています。大きなものに対しては、感謝の気持ちを知らずにいるのです。

もし、この世界に空気が一升しか残っていなかったとしたら、世の中の人々はそれをいくらで買うと思いますか? 神様が意地の悪いかただとしたら、世界統一は問題ないはずです。たぶん六分以内に統一できることでしょう。神様が空気を残らず持って行って「お前たち、統一するのかしないのか?」と言えば、全人類が合唱で「統一いたします」と答えるでしょう。そのようにすれば、すぐに統一できるはずですが、神様が空気をそのようになさらないのは有り難いことなのです。空気がなければ私たちは生きられません。このように、空気は生命に絶対必要な要素です。ところが、この空気に対して有り難く思っていますか? 泥棒のように有り難うのあいさつもなく、ただで吸っているのです。違いますか?

人の体は四分の三が水です。人の体は水袋なのです。そんな私たちが、水に対して有り難く思っていますか? 真夏の猛暑の中、巡回して回る人たちが自転車に乗って尾根づたいに上って行くときには、どれほどのどが渇きますか? 尾根にはたいてい果樹園があります。そこで冷たい水を一杯もらって飲む味は、とてもお金には換えられません。そんな水を飲んでいながら、水を汲んで来てくれた人には礼を言いますが、水には有り難さを感じません。「水さん、ありがとう」と言いますか? 言いませんか? 言うことも知らないのです。

また、日光がどれほど貴いですか? もし太陽がなければ、すべてが凍え死んでしまうのです。日光が生命を維持するのに絶対必要な要素であるにもかかわらず、有り難く思わないのです。このいちばん大切なものをただでもらっています。水と空気と太陽の光がいちばん貴重なのです。(三八\二四五)















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