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二 人間の責任分担とは

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1 アダム・エバの五パーセント

人間の責任分担とは何でしょうか? 神様の愛を知り、神様とアダム・エバが完全に一つになれる基準、神様の愛の中心基準とアダム・エバの愛の中心基準が一点に集まらなければなりません。(一四五・三二〇)

アダム・エバが堕落したというのは、どういうことですか? 彼らが堕落する前に、まず神様に尋ねてみたなら堕落することはありませんでした。この尋ねてみることが責任分担の五パーセントです。尋ねてみるのは自由です。「天使長がこれこれこうですが、どうしましょうか?」と尋ねてみなければなりませんでした。そうしていたら、神様が答えてくださったはずです。しかし、尋ねてもみないで横的な関係を結んでしまったのです。それが問題です。尋ねてみないで行動したために問題が起こったのです。いつもそうです。皆さんは、自分の責任分担である五パーセントを果たす自信がありますか?(三三・二四一)

アダム・エバが堕落なぜ堕落したのかというと、責任を果たせなかったからです。それでは、責任を完遂するには、アダム一人だけができるのでしょうか? まず神様を中心として、神様と一つにならなければなりません。神様と一つになる前には責任分担を完遂できないことを知らなければなりません。その次に何かというと、原理と一つにならなければなりません。このような二つの条件が成立しなければなりません。(八七・一二二)

2 責任分担をくださったわけ

本来、人間の責任分担を与えたのでしょうか? 創造のみ業に加担させるためであり、次に何ですか?(創造性を与え、万物を主管する資格を与えるためです)。次は?(原理の絶対性と完全無欠性のためです)。この三つの内容です。

皆さんが神様の創造のみ業に加担しなければなりません。本来、堕落していなくても、そのような責任はあるのです。堕落して人間の責任分担が設定されたのではなく、堕落しなくても責任を担っているのです。人間として完成できる神様の九十五パーセント、創造理想的形態をすべて備えたとしても、自分の五パーセントを完遂しなければならないのです。人間自体の完成を神様だけがさせるのではなく、自分がそこに補って完成すべき責任があるのです。堕落しなくてもです。(一一五・六六)

原理を通して知っているように、神様は人間を愛され、全天宙が屈伏する愛と権威をくださいますが、すべてが完全に頭を下げる最高の愛と最高の権威を考えて人間に責任分担をくださったのです。

それでは、神様はどうして人生の中に責任分担を立てられたのでしょうか? 全知全能なかたが、その全知全能な創造性まで与え、また永遠不変な愛の主体であられるので、その愛の主体を代身できる立場に立てるために、責任分担を与えざるをえなかったのです。これは福の条件となり、全体を占領できる一つの鍵のようなものなので、これを与えないわけにはいきませんでした。しかし、この責任分担の問題で堕落したことを私たちは知らなければなりません。(二〇・二一〇)

3 責任分担を果たせなかった結果

今日、統一教会がいう責任分担という言葉は偉大な言葉です。皆さん、だれも責任分担を果たしていない立場にいますね? そうですね?(はい)。人類始祖が責任分担を果たせなかったために、責任分担を果たしていないその立場は、サタン支配圏になってしまったのです。それで、責任分担を果たしていないその立場から悪主権世界が生まれたのです。従って、復帰時代において善主権世界とは、責任分担を完成した線以上の立場から始まるのです。理論的にそうなります。責任分担の線以下は悪主権になり、責任分担線以上が善主権になりますが、悪主権の出発は何によって始まったのでしょうか? 堕落した愛によって始まったのです。

サタンの愛の領域が天国の門前の境界線まで連結し、責任分担を完遂できず、直接主管圏と間接主管圏内の差をもたらした先祖の罪によって、死の淵が生じたのです。(一三七・二五一)

責任分担圏が侵犯されることで何が生じたかというと、もう一つの父母が生じたのです。もう一つの父母というのはサタンです。はっきりと知らなければなりません。(一三七・二四七)

4 責任分担を完成した立場とは

責任分担を完成した立場に立った人間とはどんな人間でしょうか? 神様のように完全な人間なのです。神様が九十五パーセント創造しましたが、人間が百パーセント完成した創造物の資格を受けることのできる立場に立っているので、人間完成とともに神様の創造のみ業完成にもなるのです。創造のみ業の完成であるとともにみ旨の完成であり、み旨の完成とともに神様の完成になるといえます。(一三〇・二〇)

責任分担を完成すれば、サタンがいなくなります。讒訴する存在がなくなるのです。この基準を越えられなければ、讒訴条件があるため、いくら天国に入ろうとしても入れないのです。讒訴条件の内容を持っていては入れないのです。絶対的な愛、不変、唯一、永遠の愛の内容を中心に神様の愛と関係を結んだ基準に立てば、サタンがそこに讒訴条件を立てることができません。そのような立場に立てば、万国どこに行っても、夜も昼もサタンのいられる所がありません。サタンがいても逃げ出すようになるのです。もう整理しなければなりません。(一六九・八四)

責任分担を完成することによって間接主管圏と直接主管圏が連結され、地上天国と天上天国が連結されるのであり、それがなければすべて無効です。ですから、私たちは責任分担を完成した愛の実体、愛の化身となり、神様を愛し、自分の妻を愛し、万宇宙を愛し、自分の家庭を愛さなければなりません。そのような人だけが天国に入るのです。それが天国に入る公式です。(一五〇・四二)













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