成約人への道
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 第四章 成約人への道

 一 真の御父母様の勝利圏確定

  1.八定式・・長子権、父母権、王権復帰
    (一九八九年八月三十一日〈陰暦八月一日〉アラスカ、コディアック)

 縦的な蕩減、横的な蕩減、八段階の蕩減がすべて終わったので、一九八九年八月三十一日を中心として八定式というものを、西洋社会で最も高いアラスカに行ってしたのです。最も高い所です。そして九月一日に天父主義を発表しました。天父主義です。愛援主義であると同時に父母主義です。父母主義とは、愛そうということです。愛することにおいて、サタンは反対することができません。統一教会が行く道の前にサタンが反対しなければ、あっという間に世界的なものとして展開されるのです。
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 個人蕩減、家庭蕩減、氏族蕩減、民族蕩減、国家蕩減、世界蕩減、天宙蕩減、神様の心情的蕩減まで八段階があります。それは個人復帰、家庭復帰、氏族族的復帰、民族復帰、国家復帰、世界復帰、天宙復帰、神様までの八段階です。これは、縦的な蕩減路程、横的な蕩減路程を、愛を中心として上下にすべて無事通過することができるのです。このように連結されれば、その球自体は愛圏の所有物となるのです。そうなれば、この地球星ではサタンが所有権をもつことができないので、サタンは自動的に追放されるのです。おしまいです。
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 一九八九年は新しい時代の一月、二月、三月、四月、五月、六月、七月、八月の末です。八月末ですね。八カ月の間に世界的な蕩減路程を終えました。それで昨年の結婚式、交差結婚式、世界統一国開天日の宣布など、様々なことをしました。総合蕩減条件を樹立したのです。すべてをそのようにして、八月に終えました。海上、水上にまで連結したのです。先生はここまでやってきました。
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 八定式とは、縦的な蕩減歴史的路程、横的な個人、家庭、民族、国家、世界蕩減路程、八段階の縦横の路程を経て定着するので、長子権復帰が成され、地上世界の人間の前には蕩減の路程が解消されるのです。八定式をすることによってそうなるのです。長子権が復帰され、父母様の懐に抱かれることによって、父母の愛圏内で長子権を復帰するための歴史時代における戦争史、闘争史は消え去り、愛によって和合することができ、蕩減の必要がない時代となったのです。そのためには八定式をしなければならないのです。八定式をすることによって、その息子、娘、長子と次子を前にした父母の立場で、そのような子女を許してやったので、その次には父母の許しの圏時代が来るのです。
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 今の民主主義時代は、兄弟主義です。原理で言えば、カイン・アベルを中心としたのと同じことです。原理がぴったりと当てはまっているのです。カインは、あとで神様にすべてを奪われます。既に頭も奪われ、体もすべて奪われました。もう行く道がないので、労働者と農民を中心として、民主世界を侵食しようとするのです。それがいけないのです。秋になって実がなっても、そのまま腐ってしまいます。下がるのでなくなります。兄弟圏復帰です。その兄弟主義とは、真のアダムを探し求めることです。それをするのにこれほど長くかかりました。
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 戦争史でつづられてきたこの民主主義の末路は、いかにすれば終わるのでしょうか。父母が来なければなりません。父母主義が現れなければなりません。ですから統一教会は、この世の救援摂理時代は過ぎ、愛援摂理時代となっていくという、多くの宗教は知らずにいることを宣布したのです。既成教会の牧師たちは、愛援摂理時代とは何で、天父主義時代とは何なのか、全く知らないのです。八定式とは何なのかも知らず……。
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 天父主義を中心として、民主世界と共産世界を消化することによって、王権樹立時代となっていくのです。これをはっきりと知らなければなりません。


  2.天父主義によって父母権、王権へと越えていく

 天父主義というのは何をもってそう言うのかというと、家庭です。それゆえ、神様がこのみ旨を成すときを中心として、サタン世界や民主世界の最も大きな問題は家庭の破綻の問題です。共産世界は家庭というものを認めません。家庭は搾取の基盤になっていると言うのです。神様との関係が結ばれていないのです。
 民主世界も同じです。ですから実際のところ、家庭形成におけるすべてが傾いているのです。社会基盤であり、国家基盤であり、世界の基盤であるにもかかわらず、これが今まで乱れていたのです。ですから今後、私たちの家庭基盤を中心として、右翼世界と左翼世界は自然と吸収されるのです。
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 これからは家庭絶対主義時代です。家庭を抜きにしては、天父主義というのは成り立ちません。主義というのは一つの過程的なものです。橋を渡るようなものです。統一国というのは、家庭を中心としてできるものです。それゆえ、家庭を絶対視しなければなりません。家庭において絶対的な神様のような父母に侍ることによって、絶対的神様の二性性相、性相と形状が絶対的に分立しないように、永遠に共にあったのと同じことです。次には子女が、アダムとエバが堕落することなく完全に一つになったのと同じことです。
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 天父主義とは、家庭を中心とした王権を回復して連結することによって、王権が復帰されることです。天宙的王権が復帰されるのです。ですから、家庭がなければならないのです。家庭が中心なのです。統一的家庭基盤を通し、アダム的統一家庭、氏族的アダムの統一家庭、それなのです。アダムの氏族があったはずです。民族的アダムの家庭を中心として統一して、それがずっと連結されなければならないのです。そうしてこそ、統一的家庭基盤を通して王権が復帰されるのです。
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 天父主義を宣布することによって、これからは統一王権主義時代とならなければならないのです。神様が王にならなければなりません。私たちは神様を中心とした一つの主権を誇るのです。イエス様が願い、神様が願われた統一王国をつくって、天上世界と地上世界の地獄を撤廃し、神様が直接統治することのできる愛万能圏時代になるのです。
 愛の伝統に従って、垂直的愛とは何であり、縦的な愛を中心としてどのように連合するのかということをはっきりと知って生活舞台に適応することによって、万国万象世界、天上世界のどこにおいても、それが拒否され得る圏を越えることによって、自然に解放の時代となるのです。統一の時代となるのです。
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 本来アダムが完成すれば、天国の父が完成し、エバが完成すれば、天国の母が完成します。ですから、家庭の主人となれば、家庭的天国の王権ができるのです。それゆえ、アダムとエバは個人的王であり、家庭的王であり、氏族的王であり、民族的王であり、国家的王であり、世界的王となるのです。今やそのような国家基準を越えることのできる時になったので、サタン世界の王権を踏んで、天の世界の王権を定めることができるのです。その日が、一九九〇年三月二十七日というわけです。それゆえ、世界は今や、レバレンド・ムーンがブームを起こすとおりに動くようになっているのです。
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 お父様、一九八〇年代を中心として、救援摂理の路程を愛援摂理の路程へと転換し、兄弟圏怨恨の蕩減路程を立てて兄弟解怨時代を迎えるようになり、その上に父母解怨時代を迎えることのできる歴史的起源を整えました。八定式を中心とした天父時代を発表し、理想的摂理時代を越えて、天と地を中心としたすべての復帰摂理の恨の峠を清算し、今後、一九九〇年代には統一家を中心としてすべてが、お父様、摂理圏内の統一世界へと入っていくべき、歴史的で、厳粛な課題を控えております。
 興進君が天上世界へ行くことによって、イエス様と一つとなり、キリスト教のすべての聖賢、賢哲を今後糾合し、今や南北統一を中心とした、その限界線を越えることのできる時となりました。天父主義時代を発表いたしました。愛援摂理時代を発表いたしました。今や、死亡世界のすべての峠を越える分水嶺を過ぎましたので、天の圏に接することのできるこの時代を迎え、統一家のすべての氏族が結ばれる基盤を通して、霊界が平面図上で交流することができ、交差することのできる摂理史を迎えるとき、全権的に霊界を中心とした新時代がやってくるということを知っております。
 ですから、興進君はより一層、この時代において天の法度を立て、地上の法度を立てることにおいて、先君先女(歴代の王、王女)たちと、百二十の国家の王権を代表することのできる、そのような君王と忠臣を集めて、天の前に忠孝の道理を誓うことのできる教育をし、精誠を尽くすことができますよう、天よ、共にあってください。アーメン。






















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