成約人への道
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 二 摂理的総決算と真の御父母様の大宣布

  1.真の父母(メシヤ)宣布(一九九〇年四月三十日〈陰暦四月六日〉、韓国)

 真の父母をなぜ宣布できるのでしょうか。民主世界と共産世界はカイン、アベルの兄弟です。民主世界と共産世界が二人の息子と同じなのに争っているのです。ところが、私が二人の息子が争っていたのを和解させて歓迎され得る立場に立ったので、初めて父母の特権をもって韓国の地へ来て、真の父母宣布を挙国的にやったのです。
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 すべてのことを信じることのできない世の中であり、見通しのない世の中であり、絶望的な世の中ですが、一つの希望が芽を出しました。それが何かというと、真の父母です。それを韓国の地に宣布したのです。一九九〇年四月九日、世界言論人大会をモスクワで開くことによって、民主主義と共産主義の両体制を勝利圏へと導き、その基台の上で韓国に帰ってきて韓国を起点として全世界に宣布したのです。
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 聖書の目的はただ一つ、真の父母を探し出すことです。それが最も希望に満ちた福音です。サタンも被造物なので、真の父母が現れればなくなるのです。そのような時が近づいたので、共産党が崩れ、北韓も今崩れようとしているのです。四方を見ても道はありません。先生はよく知っています。
 そこに天国が実を結び、天上地獄と地上地獄が解放されるのです。私たちの目的は、神様と人類、そしてサタン圏の中にあるすべてのものを解放し、救うことです。それが私たちの目的です。私たちはそのような父母の心情を宣布するのです。前進するのです。そこにサタンが存在することはできません。それが原理観です。
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 共産主義は、僕と主人の主人主義です。自由がないのです。民主主義は兄弟主義です。兄弟主義なので自由なのです。自分たちの間では自由があります。ですから争いの連続になります。互いに自分の方が優れているといって闘うのです。そこで、ヘッドウィングとは何かと言えば、父母主義です。上院議員と下院議員が争い、共和党と民主党が争いますね。父母がいないからなのです。父母さえいて、「こら、どうしてけんかするのか。お前たちは僕ではない。私の息子なのだ」と言えば、すべて終わるのです。黒人と白人の間における人種主義も同じことです。
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 共産世界はどうでしょうか。先生はゴルバチョフに、レーニンの銅像と、マルクスの銅像をも撤去するように言いました。共産党の歴史上、そのようなことを言った人物は、レバレンド・ムーンしかいません。ソ連の共産党幹部たちはみな「我々の前で神主義を語るとは、なんと傲慢なことだろう」と騒ぎました。
 彼らがいくら先生が憎いといっても、共産世界は今、そのようになったのです。彼らが世界で最も恐れていた存在が、彼らにとって唯一の希望の存在となりました。ほかに希望はありません。ですから「私の言うことに従いなさい。さもなければ道はない」と先生ははっきりと教えてあげました。
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 今後、地上はどうなるのでしょうか。第一、第二、第三イスラエル圏を通して動いてきたことすべては、真の父母の名を発表してしまえば、その領域はすべてエデンの園のようになって、宗教圏の歴史はすべてなくなるので、天使世界にいる霊は、いつでもここに来ることができるのです。それゆえ、いつでも再臨することができるのです。それはどういうことかというと、原理結果主管圏です。天と地は、僕がついているのですべて霊界と同じです。真の父母を宣布することによって、このような基準が再び連結され、サタンはいなくなるのです。
 それゆえ、自由にここに来ることができるのです。これが縦で、これが横で、この角度は九〇度です。九〇度の角度というのは、サタン世界の領域ではないのです。角度が異なるものとなったがゆえに、堕落世界が生じたのです。九〇度であってこそ神様が主管できるのです。そこにサタンはいません。解放です。霊界が解放され、地上が解放され、被造物もすべて解放されます。そこには蕩減路程もありません。
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 真の御父母様の宣言を発表することによって、サタンの権限がなくなり、宗教を中心として闘争してきた蕩減法もすべてなくなり、善なる霊が天使世界に匹敵するので、堕落のない世の中となり、思いのままに地上に協助することができるのです。その天使たちが皆さんの先祖です。ですから、今から統一教会に反対しようものなら、ありとあらゆることが起こるのです。
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 今日、メシヤに関する事実を宣布するのです。皆さんの両親と、皆さんすべてが解放され得る道を開いて王権を発表し、真の父母を宣布するのです。真の父母とは何かというと、個人的王権が真の父母であり、家庭的王権が真の父母です。すべてがそのようになるのです。王権であると同時に真の父母です。ですから、全世界に真の父母を宣布するのです。真の父母は真の愛を中心とするのです。
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 皆さんは大胆にならなければなりません。それはどういうことかというと、主体的所有権を持たなければならないということです。いくら困難な環境に置かれたとしても、問題になりません。「このようなものは神様も願われない。私の前から消え去れ!」と言えばなくなるのです。すぐに下りていくのです。
 霊界も同じです。「私はこんなものはいらない」と言えばすぐになくなります。周囲のすべてにそのような力があります。愛の中心が現れれば、すべてはそちらの方に向かって帰っていくのです。東から朝日が昇れば、植物の中心はすべて、その太陽の方を向きますね。それが生命のエッセンス、愛のエッセンスです。
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 これからは闘わなくても自動的に連結されます。すべての道が開かれます。皆さんが所有権をもって師となり、真の父母となることができます。それは皆さんの使命です。どれだけ懸命に活動するかにかかっています。理論的であり、明白な結論です。これからは皆さんがはっきりと知って、「私は真の御父母様が宣布するすべてのことを完全に相続して、世の中のすべてを解放しよう!」と言わなければなりません。皆さんもそうなりたいですか。だとすれば神様の前に誓いましょう。両手を挙げて、このようにきれいに振ってみてください。さざ波のようですね。


  2.神様祝福永遠宣布式(七・一節)(一九九一年七月一日、ソウル、漢南洞公館)

 愛するお父様! きょうは一九九一年七月一日、摂理史的転換時期において、最後の峠の位置を占める年であることを知っております。一月から六月まで複雑多端なる環境を越えて、新たに七月を迎えました。一九九一年の半分を送り、新たに迎える後半期は、お父様の摂理史において、頂上を越え、新しい希望の一峠を越えて、天国の自由と平和の世界へと進入することのできる分水嶺の期間であることを知っております。
 今や韓国という祖国の地を中心として、南北が分かれているという怨恨、東西の紛糾によって歴史的な恨を残した戦いの苦痛もすべて、真の父母を中心としてみな解消されました。偽りの父母によって植えられたすべてのことが、真の父母によって勝利的収穫を収め、共産世界と自由世界、北韓と南韓が一つとなることのできる時代が訪れました。
 お父様! きょうを期して、神様祝福永遠宣布式をすることにより、摂理史を代表してきたすべてのこと、天が立ててきたすべての条件を清算し、勝利と解放と栄光の日を自ら祝うに至ったことを感謝申し上げます。氏族的メシヤの使命を果たさなければ、その家庭とその国を連結させることができないという摂理史の全体的み旨を思うとき、既に氏族的メシヤを宣布することのできる日となりました。この時間、真の父母の一族を宣布することのできるこの日を迎えさせてくださったことに感謝いたします。
 今日まですべての路程を天が保護してくださり、今一九九一年七月一日を起点として、恨多き歴史的蕩減路程を清算しました。新たに創造主なる神様と、本然の父母となり得る横的な真の父母に侍り、左右が一つとなり、南北韓と、あらゆる宗教圏と政治圏が一つとなって父母権の王権を受け継いで本性の世界の解放圏を求めるためのあらゆる宣言が必要だということを私たちは知っております。
 のみならず、本性の真の愛を中心として、個人的な中心であり、家庭、氏族、民族、国家全体の中心である真の愛の道理に従わなければなりません。そして、絶対的な一つの方向による絶対的な目的の帰結である本然の天国は、地上を代表して地上で生活した家庭の基台とならなければならないということを知っております。したがって、統班撃破という厳粛な使命的課題を前にして、前進命令を天から受けました。
 決定的この峠に向かって七月一日から自分の家庭と自分の一族を収拾するために総進軍すべき世界史的時代が訪れるということを知らなければなりません。そして七月一日を中心として全世界的に氏族的メシヤ宣言を申請することのできる日として定めました。それを申請した私たちはすべて、前後左右を見渡すことなく、天の眷属の因縁に従って、アダムとエバが失った長子権復帰、父母権復帰、王権復帰の基準を、家庭において鉄の軸を打ち込んですべてのサタン、誰にも動かすことのできない勝利の覇権を確立すべき祝福家庭の使命を忘れることのないようにしてくださいますことを、切にお願い申し上げます。
 天の前には自由世界、共産世界、南北というものはあり得ませんし、サタンという存在もあり得ません。
 すべての悪の業を清算し、歴史とともにこれを埋葬して、勝利と解放の天国が地上に到来することを、真の父母のみ名により地上世界と天上世界に宣布いたしますので、万世にわたって永く盾として、主導してくださいますことを、きょう七月一日、この時間、真の父母のみ名により宣布いたします。アーメン。真の父母のみ名によって宣布いたします。アーメン。真の父母のみ名によって宣布いたします。アーメン。アーメン。アーメン。
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 きょう七・一式を終えることによって、父母様が思いどおりにすることのできる時が来たのです。今までは自分の思いどおりにすることはできなかったのです。思いどおりにできたとするならば、どうして先生が苦労したでしょうか。どうしてこの世を相手にあのようなことをしてきたのでしょうか。
 物事にはすべて時というものがあります。時に対する責任を果たせなければ、顔を上げて歩くことはできません。真の父はサタン圏に打ち勝たなければなりません。これからは、真の父母の名をもって個人的、家庭的、氏族的、民族、国家、世界的な迫害に打ち勝つことができなければなりません。自由世界が統一教会とレバレンド・ムーンに反対し、共産世界が反対しましたが、既に自由世界のワシントンでソ連の指導者層を教育することによって、彼らに対して完璧な勝利を収めたのです。
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 上に上ることができるのは、真の父母と天の権勢しかありません。ですから越権を行使する力がなくなったということです。無理やりに力を出したところで崩れるのです。国がそのようになれば、南北もすべてそうなるのです。南北韓の特定の権力者が自分の思いどおりにすることはできないのです。今までは偽りの父母が処理してきたので、真の父母がこのように結んで宣布しておかなければならないのです。それを宣布するのがきょう、この日なのです。


  3.蕩減解消宣布式(一九九六年十一月一日、ウルグアイ)

 世界平和家庭連合を中心として家庭を収拾するのです。家庭的版図で失敗し、国家的版図で失敗したことを、来られる再臨主は世界的版図で収拾するのです。アダム家庭で失ったものを世界的版図において結んでいって世界的祝福として連結、アダム家庭の立場に立てて世界的国家を形成し、王権統一時代、地上天上時代へと、いかにして越えていくのでしょうか。
 今、大転換時代になったということを知らなければなりません。ですから先生、御父母様を中心としてカイン・アベル世界的民主世界と、キリスト教文化圏を中心として統一教会の家庭運勢に反対するのを完全に越えたがゆえに、勝利的覇権をもって家庭を中心として世界平和家庭連合の定着と同時に、蕩減解消、そのような環境を御父母様の名によって宣布するのです。
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 堕落はフリーセックスによるものなので、それは絶対セックス、絶対父母を中心とした絶セックスを中心として越えるのです。血統転換は絶対セックスによってなされるのであり、フリーセックスや中間セックスによって血統転換されることはありません。血統転換をしなければならないのです。
 先生が世界平和家庭連合で発表したことは、それが越えることのできる権利を立てることです。ですからこれからは、御父母様が世界的版図で勝利したすべてのことを、お母様に代わって、祝福家庭がお母様を中心としてカインとアベルが完全に一つとならなければなりません。お母様と一つにならなければならないのです。
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 世界のフリーセックス、ホモといった青少年倫理の堕落によって、家庭を収拾することのできない世界を、真の父母の思想を中心として初めて、それを反対にして家庭形成、国家形成、すべて地上天上天国形成するようになるのです。それは、平面上で復帰されていくのではありません。家庭版図を中心として個人、家庭が絶対にお母様お父様を中心としてカイン、アベルが一つとなり、母が一つにならなければなりません。
 母が一つとなることによって、母を中心として民主世界と共産世界、キリスト教ではカトリック(旧教)とプロテスタントが一つとなり、天地が一つとなって、その基盤の上で母を中心としてすべてを蕩減してきました。それゆえ、世界平和家庭連合定着と蕩減解消を宣布することができるのです。
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 神様が創造するとき、神様御自身が絶対信仰、絶対愛、絶対服従する立場にあるのですが、その相対的家庭を築くことができなかったので、すべてが地獄に落ちたのです。真の父母の勝利権で一つとなったすべての基盤において、絶対信仰、絶対愛、絶対服従によって、アダム家庭で失ったものを世界的に越えていくことにより、統一教会は真の父母を中心として絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければならないのです。真の父母は神様の前に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の伝統を受け継いできたので、それを伝授してもらわなければなりません。分かりましたか。天の祝福が共にあることでしょう。


  4.天地父母天宙安息圏宣布(七・八節)(一九九七年八月九日〈陰暦七月七日〉、ソウル)

 一九九七年七月七日七時七分七秒を中心として、三百六十万双家庭祝福を中心としたこの日「三百六十万双祝福完成は真の御父母様を誇り愛すること」という標語の今年、すべてのことを成就しました。お父様、いかばかりの恨を抱いてこられたことでありましょうか。
 お父様……、東洋、西洋の文化全体を失い、南北の統一世界を中心として万国の中心国家であるべき祖国の地を失い、祝福を完成してお父様の一族が天の一族となるべきすべてのもの、血族、子女、二分されなければならない立場に立ったがゆえに、再び共産と民主を中心として二分された闘いを経て、四十年期間を再び復帰の道を歩むしかなかった歴史的な事実を、統一の群れは知っております。
 この四十年期間は、摂理史の四千年に代わる期間であるがゆえに、キリスト教とキリスト教信仰国、また、宗教と宗教信仰を中心とした人々に加えられてきたサタン世界の主権国家の行使、今日の世界舞台を抱いたお父様のみ旨の前に反対の立場にある全世界が相まって、真の父母を攻撃するという四十年歴史に当面してきたお父様の悲しみを知る者は誰もおりませんでした。
 ただ一人、ただ一人、ただ一人この道を開拓してこられたお父様の指導の前に、お父様の個人的な安息所を備えんがための闘い、夫婦的な安息所を備えんがための闘い、家庭的な安息所を備えんがための闘い、氏族的な安息所を備えんがための闘い、国家的、世界的、天宙的な安息所を備えんがために、お父様が自由自在においでになることのできる、そのような創造理想的自由環境を開発するための受難の四十年歴史において、今やその峠を越えました。お父様、それによってきょう真の父母を中心として、天宙安息圏を宣布することのできる、驚くべき時代を迎えました。
 きょうこの日は、お父様の息子であるこの文という者の年が七十七歳であり、一九九七年七月七日七時七分七秒を中心として七数を八回連結することのできる焦点に合わせて七、八数を越えることのできる安息年と、再出発の数を連結することのできる時代となったがゆえに、統一家のすべての群れは、天の権威と天の愛の伝統を受け継いだ家庭を中心として天に侍り、国家を中心として天を安息させ、世界を中心として天を安息させ、天宙を中心として天を安息させることによって、神様と真の御父母様が自由においでになることのできる安息的基盤が家庭から天宙までつながれ、そして、神様と一体となることのできる一つの地上天国の王権と天上天国の王権が一時に樹立され得る限界線を越える時を迎えさせることによって、これを成就しました。
 このために、エバ国家としての国を代表する母がこの地上に現れて、天上天国がアメリカを中心とした国連舞台を中心として南北に分かれているものを、アメリカを中心として統一的な運勢を備え、韓国にそれを植えて解放基準において民族的解放を代表する韓国となるべきことを案じていたものを、お父様がお守りくださり、三次にわたって、お母様を中心としてこの地に送り、み言を伝えることによって、お母様が今回十六箇所という、十六数を越えてこの地上の高位層を、新たに門を開いて解放することのできる祝福をしてくださいました。そして、今や国を挙げて祝福家庭が聖なるものであるということを知るに至りました。
 そこに南北の女性を中心として、世界の南北に代わる女性を代表した大会において歓迎されることによって、きょう、十六数と十八大会を中心としてこのような日を宣布するに至り、あす十日を中心としては、この国の中枢的な群れ、世界のすべての主権と国家を代表する核心を中心として、天の勝利圏を宣布することのできる家庭的王権時代へと入っていくその祝福がこの地上で成就し、統一教会が家庭祝福において先頭を切って行くことのできる主権をお立てになったのも、お父様の御苦労のゆえです。
 そうしなければ韓国の立つ瀬がなかったものを、お母様と天のお父様が協力することによってこのような基盤を備えるようになったことに心から感謝申し上げます。そのような基盤の上に、きょうこのような真の父母を中心とした天地父母天宙解放圏宣布をさせてくださいましたことにも、お父様の前に千回、千回、千回感謝申し上げます。
 お父様、あなたの願いである家庭的王権時代、国家的王権時代、世界的王権時代と天宙的王権時代の安息の基盤がこの地に造られることにより、囹圄の身である神様の解怨成就をして、解放的な立場で愛の天宙を抱くことのできる時代を迎えたことをお喜びください。
 この息子の歩んできたこの道を、涙で保護し、助けてくださることのできない父の悲しみはいかばかりであったかを知っておりますから、これからはお父様の願われた全体、全般、全権、全部の権限を成し、万国をお父様が主管され解放天国へと前進することができるように祝福してくださいますことを、お父様、切にお願い申し上げます。
 今や真の父母の家族から、悲しみの涙を流したその涙の跡が消える時代となりました。お父様の解放の権限をもって御父母様の家庭から万国においでになるときに、滞ることなく行き来することのできる、愛する子女と、愛する国と、愛する世界と、愛する天宙を創造理想の特権的な最高の頂上において位置を占めることのできる行幸を、真の父母のみ名と共にお父様の解怨成就と全般的な解放を宣布いたしますので、お受けくださいますことを切にお願い申し上げます。
 そして天地父母天宙解放圏を宣布する時間を喜んでお受け取りください。天からこれを宣布して天上世界と地上世界における統一圏の勝利の旗を高くお掲げください。真の父母のみ名によってこの日を宣布いたします。アーメン。アーメン。アーメン。
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 今まですべての歴史時代において、神様の安息日がなかったということを知らなければなりません。驚くべきことです。これまではすべてがサタンの所有権でした。息子、娘も神様のものではなく、万物も神様のものではなく、国も神様のものは一つもありませんでした。神様の理想的相対として血族を代表することのできる先祖として現れることのできる人間が、アダムとエバが堕落することによって失われたのです。
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 私たちの理想家庭は神様の安息の家、安息の家というものがいったいどのようなものなのかを知るべきです。神様が安息の家を失ったのです。ですから堕落した人類の理想家庭というのは、神様の安息の家を取り戻すことです。その安息の家は、何が中心となって形成されるのでしょうか。真の愛と真の父母と真の子女、真の家庭を中心として形成されるのです。
 家庭が中心です。家庭を中心として一族とならなければなりません。ですから家庭を中心とした一族、氏族的メシヤにならなければなりません。家庭とは何かというと、家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家として形成された国家的メシヤ、世界的メシヤ。世界的メシヤは誰かというと、万王の王です。そこに地上天国が形成されるのです。安息が個人から全世界どこでも、天国のどこまでも、神様が行って休むとき、そこが家庭であれば、そこに個人と夫婦と息子、娘、全体が神様に侍って喜ぶのです。
 真の父母がとどまって住む所はどこでしょうか。真の父母が住むことのできる所はどこでしょうか。宇宙の中心です。宇宙の中心であると同時に、神様のみ座となる王権の王子の位置です。天上世界の王子の立場、地上世界の王子の立場、二つの父母の資格を中心としてこれを連結させる王子の立場なのですが、その王子の立場というものは何によって連結するのかというと、お金ではありません。もし私が、お金が好きだったとすれば、韓国で金持ちになっていたことでしょう。知識が好きだったならば、私は既にソウル大学の総長になっていたことでしょう。総長に教え、部下にしている人物なのですから。そうではありませんか。
 世の中で名の知れた人を弟子として足でけり、王だった人に使いをさせる人物なのです。ですから知識を必要とはせず、お金を必要とはせず、権力を必要としない力をもった人物です。何の力でしょうか。愛の力、神様の愛、真の愛の力です。
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 韓国には、世界のどの国の家庭にもないものがあります。民謡をとってみても、民謡が宇宙的であり、歴史を越えた宇宙史的な内容をもっています。「月よ、月よ、明るい月よ、李太白(李白)が遊んでいた月よ、あのかなたの月に、月桂樹が生えているので、金の斧で切り、玉の斧で仕上げて、くさぶきの三間の家を建て、父母に侍って、千年、万年暮らしたいものだ」。
 何と素晴らしいことでしょうか。「千年、万年暮らしたいものだ」の父母とは誰のことでしょうか。そのような夢の夢の中で願った父母を尊重した内容を民謡で賛美した国は、世界にありません。
 千年、万年暮らしたいものだ。家はどんなにみすぼらしい三間ほどの小さなくさぶきの家でも、千年、万年真の御父母様と暮らしたい。韓民族の童謡の理想にぴったりと合っています。そうして何をするのでしょうか。半月のような月、完成していなくてもいい! 家庭的出発は完成してはいないけれども、この世界の半月のような空中の雲の国、人工衛星の船に乗り、帆もなく、竿もないけれど、すいすいと進んでいく、東の国、西の国。太陽の光は東から西を照らします。男性は東を象徴し、女性は西なのですが、女性は東の太陽の光を受けて、男性と対等な価値をもつのです。東西の平準一致世界が築かれるのです。アーメン。何と素晴らしい民族でしょうか。
 きょうは何の日ですか。(天地父母天宙安息圏宣布の日です)。天地父母です、天地。天地父母の理想安息圏ができるとき、そのような世界となるのです。考えただけでもいいし、夢の中でもいいし、働いてばかりでもいいし、汗を流してもうれしくて、悪くないのが、つまりよくないということのあり得ない立場なので、私は永遠に「アー」、口を千年開けていても有り難く「メン」永遠に死んで生きようというのが「アーメン」ということです。そして神様の印を押してもらい、天国の宮殿圏内に入って千年、万年生きることのできる天の皇族圏、天の民圏となることによって、人間の願いは万事成就されるのです。


  5.地獄解放と天国開門のための宣布
    (一九九八年五月十五日、ブラジル、パンタナール、アメリカーナホテル)

 興進様が真の御父母様の直系の子女であるという事実と比べて、キリスト教は血統の異なる養子の立場にあります。この二つが一つとなってこそ、御父母様が完全に立つことができるのです。したがって、既に祝福を受けた興進様と、キリスト教が祝福を受けて一つとなって初めて真の御父母様のみ旨が成就するのです。ですから統一教会はキリスト教に対して、本格的に教団的な祝福を施さなければなりません。真の御父母様を中心として父と母、そして長子圏が一つにならなければならず、さらには父と養子圏(キリスト教)とその他の宗教、そして非宗教圏が一つにならなければなりません。
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 六月十三日に一億二千万双が祝福を受ければ、三億六千万双の三分の一が祝福を受けることになるので、旧約時代を脱するのです。早くキリスト教を中心として重生式と復活式、そして永生式である祝福式を挙行しなければなりません。既に四人の聖人をみな祝福し、清平でもキリスト教解放のために精誠を尽くしています。第四次アダム圏解放の鍵はすべて真の御父母様が持っています。事実、地上よりも霊界を早く処理してあげなければなりません。したがって、先祖を整理することに努力をするのです。
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 霊界を正してから、肉界を正さなければならないというのが摂理の順序です。霊界は肉界に対して垂直であり、肉界は水平関係の世界だからです。このように垂直と水平の世界が出会うことによって、地球星に真の平和がもたらされるのです。真の御父母様が現れなかったとするならば、霊界というものはないに等しいのです。すなわち、真の御父母様が来られてこそ、霊界と肉界を処理することができるからです。


  6.総霊界霊人解放式・・全体解放統一式の祈祷
    (一九九八年十月十五日、ブラジル、サンパウロ)

 愛するお父様、きょう一九九八年十月十五日、この日は韓国では秋夕であり、先祖をお迎えする記念の日です。韓国の清平と、この西欧社会のサンパウロの聴衆、天地のすべての被造万物と、霊界にいるすべての霊人、先祖と幾千万の聖徒、神様から始まった愛で造られた被造万物と、この地上に生きている全人類が、一致圏を完成した愛の結晶をもてずにいるという神様の恨を解くために、歴史時代において旧教、新教、成約の解放完成圏を目指してこられたお父様、悲しかった歴史をすべてお取り除きください。
 天の縦的な真の父母が、天地を創造した理想をもってこの地上で真の父母となる神様の体としての横的な父母が、私たちの第一代の先祖であったことを知っております。その方たちが家庭を中心として一体圏を成し、一つの体を成して、縦的な心と横的な体が一体となり、その一体となった愛の種をこの地上に着地させることによって、永遠なる神様の血統と真の御父母様の血統が連結し、体と心が一つとなった子女を万民がこの地上に繁殖するという喜びの出発の一日を迎えることができず、悲しく憤懣やるかたない歴史的な恨の痕跡を消すための摂理を今まで続けてきたということを知っております。
 今まで考えもしなかったこのような恨を抱かれたお父様の前に、この地上で孝行する息子、娘が一人もいなかったお父様、孤独でかわいそうなお父様であられました。
 億万代の一人息子を生かさなければならないお父様のその胸を開いてみると、この地上に先祖のいない悲惨な人類、先祖を失ったその悲惨な人類を見つめる神様が、どれほど悲痛であったかという事実を、この息子は誰よりもよく知っております。神様を知った日から、わきまえのない子たちのために神様が行かれる道は、順調な道を整えるための、キリスト教数千年の歴史における苦労の基台を中心とした真の父母の祝福の一日を得ることによって、エデンで失ったアダム家庭の一つの勝利的血統を受け継ぐことのできる天の真の愛と共に、それを結合できなかったものを取り戻すための受難の歴史であったということをよく知っております。
 責任を果たせなかった息子の恥ずかしさを覚える時に、どうすればそれを避けていけるかということを求め、求め、求めたところ、その場で神様の道を、私の行く道を開拓し、橋を架け、また、山を越えて縦的な八段階、横的な八段階を経て、八定式の宣布とともに、真の父母であることを宣言しました。
 そしてこの地上に七・八節を宣布すると同時に、ジャルジンを中心として、お父様の創造理想である本然的基準が、お父様が出発されたその本然の基準の絶対信仰、絶対愛、絶対服従と、神様の属性の基準でもあり、愛がとどまることのできる基台である絶対、唯一、不変、永遠なる家庭的基盤を願われたお父様の願いを成就するために、真の父母となり得る絶対父母、唯一父母、不変父母、永遠父母、絶対子女、唯一子女、不変子女、永遠子女、絶対夫婦、唯一夫婦、不変夫婦、永遠夫婦、絶対家庭、唯一家庭、不変家庭、永遠家庭を完成する日が、世は知らずとも天は待ちわびる日であり、この歴史で最高の転換点となることを知っているこの息子は、千年を一日のように願ってきたその日の来たりしことを、世の中に称賛したく、称賛すべき宣布の日であるにもかかわらず、このジャルジンの基盤でこれを宣布することになりました。
 第三宣言では、天を第一代創造主、第二代創造主、第三代創造主、氏族基盤を連結して横的な基台の上で地上天国と天上天国の王権の基準を中心とした三代の創造主の権限を地上に宣布することによって、恨めしい宿命的な課題として残っていた、神様もどうすることもできず、サタンもどうすることもできないこのような過程をたどり、永遠、不変、宿命的な父子の関係、夫婦関係、父母関係、子女関係をすべて解怨成就することができるようになりました。
 今、四数、四・四節を宣布することによって南北がつながり、父母の心情を海から連結して、万物の授受の原則を中心として、海でノアの大審判もありましたが、審判を受けない海の基盤を中心として、すべての被造物を解放的立場に呼び集めるという意味で、国家メシヤと祝福家庭をすべてジャルジンに集め、世界的メシヤ、国家的メシヤ、氏族、家庭的メシヤの型をもって父母に従って戻らなければならないということを明らかにしました。
 左側で勝利したことを、すべて右側に返して、すべてが何にも引っ掛かることなく容易に行くことのできる道を行き、父母様が来ることのできる道を開くことによって祝福家庭たちは絶対信仰、絶対愛、絶対服従の四大属性を中心とした、絶対、唯一、不変、永遠なる、父母、息子、夫婦、兄弟、家庭を基盤とした本郷の道を行くことのできる自由な環境を下さったお父様の前に感謝申し上げ、霊界と肉界に分かれているのを統一し、東西文化の壁を越え、南北の貧富の差を越えて、今後統一された国の父母に侍る子女の心情をもって、平和の天地と平和の人類をもつべき統一家の祝福された群れとして行くことができるようにしてくださったことを、心から感謝申し上げます。
 もてる財産と、もてる土地をすべて売ってでも、失ったこの平和の天国を率先して取り戻さなければならないのが、祝福を受けた息子、娘であり、祝福された立場に出るすべての人々であるということを知っております。そうすることによって、それを祭物として国を目指し、国を祭物として世界を目指し、世界を祭物として天地を目指し、天地を祭物として神様を目指すべき責任があります。
 万年解放圏の愛の実体主権を誇ることのできる永遠解放、地上天国をこのように語ることのできる歴史的な出発を、既に六月十三日を通して、聖人たちと殺人魔を兄弟のごとく、父母様が号泣の心、悲しい心を押し殺しつつ、彼らを同じ立場で祝福することによって、天上世界は解放の叫び声が今でも響き渡っているということを、この息子は知っております。
 地の人間は知らなかったとしても、天上にいる私たちの先祖すべてと、天使世界と、千万のあらゆる聖徒がこれを知り、地上で御父母様の環境を開拓するために苦労していることを知っております。堕落した天使長圏の家庭を残し、この地上にあらゆる主権の形態を生んだ堕落した天使、神様の愛の家庭を破綻させた怨讐を、霊界と肉界が一つとなって兄弟の因縁を中心とした父母の愛を抱き、神様の愛を抱くことによって、この地上で御父母様が、解放圏の宣布とともに、進軍命令を受けて長子権を取り戻しました。
 お父様の願いである六月十三日に祝福した五大聖人を中心とする基盤に関係する宗派に因縁のある、霊界のすべての弟子たちとともに、祝福を受けたこの群れが、今後最後の転換の一時を迎えるべき地上に、再び兄弟と共に御父母様に侍り、神様と共に天上と地上とともに、忠孝の道理と伝統の足跡についていくこの地上の天使長家庭を、この地で完成したアダム家庭にいる地上祝福家庭の解放圏の前に同参させてください。神様の前に、家庭では孝子の道理、国では中心の道理、世界では聖人の道理、天地では聖子の道理の愛的因縁を共に受け継ぐことができるように、天の神様と真の御父母様が一つとなって、それが永遠に可能となり、彼らを中心として彼に従う弟子と、そのような先祖をもったアダムとエバに連結された後代、先祖も解放してください。
 そして、真の御父母様を地上にお迎えした本然の完成した天と一体となった愛圏の血族を中心として侍ることのできなかったすべてが、地上天上の先祖が兄弟の因縁、親子の因縁の本然的創造理想、縦横を決定する愛の一家庭を中心とした定着点に、地球星全体、全霊界が一つの真の父母を中心とした宇宙史的な家庭的礎を永遠に定着することのできる宣布の日に、霊界解放、地上解放、すべての家庭が縦横無尽に自由に往来でき、共に活動する時代を、真の父母のみ名により、今そのすべてを結んで地上着地活動することを、そして、すべての被造万物と共に、真の愛を中心として、神様と真の父母の真の血統的心情圏を中心とした神様の愛の地上天上天国、永遠なる神様の主権的勝利のために出動することを、真の御父母様のみ名により宣言いたします。アーメン! アーメン! アーメン!


  7.真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放宣布式
    (一九九九年一月八日、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)

 今年の標語は「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」です。それはどういう意味かというと、サタン世界とは関係がないということです。真ということを中心としては、偽りが相対の立場に立つことはできません。昨年は、真の神様を愛し誇ることは三億六千万双祝福とサタン世界血統断切です。それは既に、昨年の九月三十日を中心として乗り越える時代に入りましたから、今や天と地において相対的関係で闘争するという時代は過ぎ去るのです。峠を越えたということです。
 本然のアダムの立場において、この世界人類を大祝福して乗り越えて、多くの本然のアダム家庭が祝福を受けた立場に立ったので、天と地の塀がふさがってはならないのです。今年は「サタン血統根絶」です。根を抜いてしまわなければなりません。そのためには祝福の恩恵圏をこの天宙、すなわち霊界と肉界に築かなければならないのです。
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 アダム家庭を中心に考えると、天使世界を中心にアダム家庭を完成しなければなりませんでした。ところが、堕落したがゆえに、アダム家庭においてそれを清算して、アダム家庭の再創造の役事をしなければならないのです。先祖を再創造して、天使長の位置にある家庭にしておかなければならないのです。それゆえ、大量祝福、霊界の解放祝福時代になったのです。解放祝福時代です。それによって霊界にいるすべての霊人の家庭を中心とした天使長自由環境圏へと追いやるのです。家庭を中心とした解放圏では、サタンの役事というのはないのです。
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 霊界の人々にも祝福をすれば、自分たちが相対を連れて降りてきて、子孫の先祖という立場で、自分の子孫が祝福の道へ行くように駆り立てるのです。人間は本来、真の父母を中心としてこの地で生きてこそ天国へ行けるようになっているのですが、霊界にも住むことのできない霊が、この地上に来ることのできる道を開いてあげるという式にもなるのです。
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 自分が好きな人を連れてきてエデンで夫婦になれなかったのをこれからは、祝福を受けることのできる地上で、その子孫に従って、絶対信仰、絶対愛、絶対服従するように後援することによって、地上で真の御父母様と共に生き、天国へ行くことのできる大道の道に参列するために、全体の根本となっているサタンの血統の根を抜くということを、先生が打ち立てておかなければならないのです。どういうことか分かりますか。 
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 全体解放、サタン追放、サタン根絶と同時に、人間の罪の根が反対に進んでいたのを正して、すべてがまっすぐに進んでいくことができるのです。地獄には悪魔と罪人が行くので、完成できずにすべて逆さまになっていたのが、善なるものとなり、まっすぐに立って、自分の階層から天上世界へと行くことができるという、正に祝福天宙化となっていくのです。
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 今日「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」を宣布したのですが、祝福を受けた一族は、先生の誕生日の二月二十日を中心として献納祭物をすることによって、地上における直系の十二人ではなく、七十二代から百二十代までイエス様が祝福したかったすべてを乗り越えることができるのです。そうなれば、自動的に真の父母の直接主管圏内に入って、サタンと関係のない時代へと移行していくのです。
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 霊界にいるすべての先祖も解放するのです。サタンも解放してやらなければなりません。それゆえ、今後、氏族的メシヤとして百六十家庭を祝福した人は、一つの一族を中心として、それを自分の一族と連結させて総蕩減献納式をして、その基盤の上で百二十代の先祖を祝福してやることができるのです。こうすることによって、百六十家庭は先生の時代であるために、百二十家庭さえすれば統一天下圏に入るのです。十二代、七十二代、そして百二十代、そのようになるのです。それゆえ、百二十代をすればすべて入っていくのです。百二十代の王たちとその長孫、王権を祝福すると同時に、その王権にいたすべての国民を解放させるのです。真の父母と神様が許すのです。
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 今後デモをしなければなりません。何のデモをするのかというと「真の父母を誇り、真の家庭を誇り、真の血統、真の純潔を誇る」デモです。そのように御父母様がこの地上に来て目的を世界化させるのと同じように、個人でも家庭、氏族、国家はすべて真の父母を中心としなければならないのです。個人から始まって、家庭的な真の父母、家庭的な基準で真の家庭、家庭基準で純潔、民族基準においてもそうであり、国家基準における真の父母、真の家庭、真の純潔、このように世界化されるのです。
 国家基準さえあれば世界化され得るので、真の父母の基準が私たち個人から国家、世界、天宙まで連結し、真の純潔の血統が連結されることによって堕落がなかった解放の時代に入っていくのです。ですからそれを全体清算するためのデモをしなければならないのです。伝道よりも、それをしなければなりません。祝福することよりも、祝福を受けさせることよりも、これをしなければなりません。
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 そうすれば真の父母に向かって讒訴する者はないのです。サタンも讒訴できず、神様も讒訴はできません。今後、完全に解怨成就、所願成就したという立場で地上天上天国が着地するのです。今後、教会はなくならなければなりません。しかし家庭連合時代が過ぎ去ることはありません。最後まで残ります。そのようなすべてを、千里遠征の蕩減路程を経て、先生の一代で、八十歳まで、六十年代から御父母様は四十年間歩んできたのです。韓国の年齢でいうと、私は今八十歳です。誕生日の前にこれをすべて宣布してしまうのです。


  8.成約時代と天上地上天国完成宣布(一九九九年四月十一日、イースト・ガーデン)

 韓国でも八箇所で巡回講演をして、お母様がエバ国家の日本から、息子の国家アメリカの責任を負って巡回講演をしてきたのです。ですから日本では十六カ都市、アメリカで二十四カ都市、合わせて四十の都市で大会をすべて終えたのです。つまり父母の責任と子女の責任においてすべて失敗したものを、先生が責任を取ってなしてきたのです、それは神様にもできず、キリスト教にもできなかったものを、初めて先生が責任を取ってそれを着地させるための決定をしたのです。
 それゆえ、韓国での勝利、日本での勝利、アメリカでの勝利を収めて、長子圏を中心としてカイン圏文明世界の三十四カ国を中心として、キリスト教文化圏が一九四五年に責任を果たせなかったことによって、その四十年荒野家庭カナン復帰路程においても失敗したことをすべてに対して先生が責任を負い、全権をもって再び地上に定着させるという決定をしたのが今回の巡回路程だ、ということを皆さんは知らなければなりません。
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 今日、先生は「成約時代と天上天国、地上天国完成」ということを宣布しました。家庭完成と、霊界におけるすべての解放を中心として考えると、祝福家庭の中には、既成祝福家庭、法的に契約する契約家庭、そして純粋処女と純粋童貞の家庭があります。三十六家庭の三家庭を代表して、霊界において既成家庭祝福、法的結婚未完成段階で地上と天上に分かれていたものを結んで、霊人祝福をしてやると同時に、霊界でも、霊人で祝福を受けた人は、三日式を通して復帰も許すようにしておきました。
 今まで地上で幼くして死んだ霊の中で、十六歳以上になった霊が数百億いるのです。彼らを完全に祝福してあげているので、霊界の先祖が法的結婚をしたように、今まで未成年は天に入れなかったのですが、すべてを祝福してあげることによって、これが十六億双を祝福するということです。
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 祝福とは、神様の真なる生命の血統を連結することのできる基盤を相続することです。祝福を通して神様の血統を相続した人が霊界にも肉界にもいるがゆえに、神様は思いのままに主管することができるのです。ですから神様の思いどおりに再創造、復帰歴史を今も蕩減条件なしに全権をもって推し進めるのです。ですから皆さんが、そのような信念をもった相対的立場に立てるか立てないかということが問題です。そのような決意した絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準と一つとなれば、一瀉千里にすべてが水平世界に線を引くことができるのです。
            *
 皆さんすべてが今後、絶対愛、絶対服従する立場に立たなければなりません。エデンにおける家庭には、自分の所有物はありません。神様と、神様の絶対愛と一つの血統の立場に立った真の息子、娘にさえなれば、宇宙のすべては息子、娘に相続されるようになっているので、すべてが私のものとなるのです。愛によって一つになれば私のものとなるのです。
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 皆さん、所有権というものが、すべて自分の財産だと考えてはなりません。所有のうちで最高のものは神様の愛であり、神様の愛を受けることのできる息子、娘の家庭であるということを知らなければなりません。それが一番です。それを失ったがゆえに、すべてを失ったのです。それは探せば取り戻すことができます。皆さんがその愛を中心として、そのような家庭を築くためには、所有権のない完全な無から創造されて、理想と一つとなる絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基盤を連結させ、本然的なものをもってこのサタン世界でも完全に拒否するような立場になければなりません。
            *
 アダムとエバが失ったものを、これからは家庭を中心として真の父母との血統的関係を、真の愛を中心として見いだすことによって、完全に復帰することができるのです。それゆえ皆さんは今、財産だとか、所有といったものをもっていてはならないのです。神様を中心として、血統を中心として、神様の愛を中心として一つになれば、神様のものがすべて私のものとなるのです。
            *
 先生は世界的メシヤ、世界的父母として、国家的父母と氏族的父母と家庭的父母を配置したので、これらすべての国家的メシヤ、氏族的メシヤ、家庭的メシヤは、先生と一つになって大移動をしなければなりません。そして本然の地を求めて入り、本国を創建し、そこで氏族的に拡張して世界を求めていかなければならないのです。そのような道を経ていかなければならないので、大移動をしなければならないのです。
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 今回の二月七日の祝福は、韓国の責任、日本の責任、アメリカの責任、カインとアベルすべてが失敗したものを、先生が軌道を修正して、先生が全権、勝利圏をもってくぎを打ち込むという行事です。この「真の家庭世界化前進大会」がその復興会です。
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 さあ、先生がどれほどすごいのか見てください。今回の祝福式で、「地獄の門を開けて殺人魔までをも祝福してやる」と神様が言うことはできないのです。「早く地獄の門を開いて天国へ来なさい」と言うのです。死んだ人の中には、統一教会に何年間も反対した人もいるのですが、そのような人までも霊肉を中心として霊肉結婚して、三日行事まで、地上で三日行事までせよというのです。それを、韓国からアメリカに来るときに、一九九九年三月十三日に承諾してきたのです。
 聖人になれる人、地獄にいる悪の側の人、聖人と殺人魔まで解放するのです。その原則において、統一教会を信じる人ならば、統一教会にこの上なく反対していた夫でも、あるいはまた、自願する人を連れてきて、地獄にいる人までも解放し、祝福してやることができるというものです。そのようなことが起こるのです。
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 聖人と悪人を一つにするという原則があるので、結婚もできずに死んだ哀魂が大きくなって十六歳以上になった人を、これから解放してやるのです。そのような人までも祝福してあげるのです。先生が地獄の門を開いて、すべての人の前で祝福してあげることによって神様の血族的権限を認めることにより、サタンは完全に後退せざるを得ないということを知らなければなりません。革命の中でも、このような革命はありません。
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 今日、み言と共に世の中が変わり、霊界が祝福家庭によって処理され、三日行事までも思うがままにして解放圏ができたので、サタン世界の血族根絶を行って、霊界肉界の解放圏、神様の全権によって入ってきたということを知らなければなりません。


  9.真の御父母様の東西洋(地球星)勝利祝賀宣布
    (一九九九年五月三十日、ベルベディア)

 あなたの怨恨の根源となったサタンの血統を根絶することのできるこの時代を迎えさせてくださったことを知り、このことを知って今まで身もだえして闘ってきた三億六千万双の祝福とともに、今や残されたすべての男女たちの祝福を霊界と肉界で完成することによって地球星全体を新しく天国化しなければならない責任的な素行を背負ったこの統一家の祝福を受けた群れを、天が守ってくださったことを感謝いたします。
 この者たちを代表して先頭に立って息絶え絶えの受難の中で一人、真の父母としての面目を立てるために今まで個人的な闘争、氏族、民族、国家、世界、天宙、天上世界の心情的怨讐であったサタンを追放するときまで闘いながらやってくるのに、失敗することを心配しながら保護して、一線に立って共に協助してくださったお父様の前に心より、心より、心より感謝いたします、お父様。
 このように苦労した家庭を中心として三億六千万双を祝福することによって、四億双以上の祝福家庭を中心として、神様を中心として、これが堅固な城のような先陣となり、サタン基盤、霊界と肉界の地獄解放圏を宣布されて、あなたが自主的な権限を回復することのできる宣言の日々を通して天が協助し、勝利の基盤を真の御父母様と共に、祝福家庭と共に成せるようにしてくださった恩賜を心より感謝いたします。
 その基盤の上に、今年においての昨日、一昨日まで(一九九九年一月十七日〜五月二十八日)に終わった、父母様を中心とした八十カ国巡回の大いなる天の役事を勝利の権限をもって一方通行で目的地にまで一息に走って循環勝利することのできるその日々を記念して、パンタナールにおいての天宙史的な解放とともにこの祝福の基盤を中心として、御父母様が精誠の八数を中心とした八回の韓国、十六回の日本、二十四回のアメリカ、三十二回の世界、八十カ国を中心として、八数を合わせる四位基台の倍数、アダム家庭の八数、ノア家庭の八数を失ったことを世界的家庭の上でこれを再び回復するための最後の清算のために、このような大覚醒運動を宣言しながら巡回講演を成功的に終わることができました。
 このような昨日、一昨日までの勝利の権限をもって帰ってきて、歴史的なこの中心の立場であるベルベディアで「真の父母東西洋(地球星)勝利の宣布」のできるすべてのことが言葉だけでなく、このような城壁が根源となって善悪を分別して高低を推し量ることのできる一つの盾としたので、これを中心として今後の統一家のすべての祝福を受けた者は堂々と天の圏の中に天の代身となった国家の国民として責任遂行にはばかることなく、前進に前進を誓うことのできる群れとなることができるようになったがゆえに、万福の祝福のために地上拡大の勝利の権限として真の御父母様の勝利の権限の上に連結させてくださるように懇切にお願い申し上げます。
 そうして天上世界と地上世界に天地父母の勝利の解放圏を立てることによって、あなたの愛の主権の理想を万宇宙に宣布して旧約時代の万物の祭物の恨を踏み台として、新約時代の子女の祭物の恨を踏み台として、成約時代の父母様をかけてこの恨を踏んで、ただお父様のみが、創造主のみが主人になられ、サタンの讒訴条件を完全に全廃した勝利の覇権をもち、愛の王になってくださるようにお願いいたします。
 地上に平和をもたらすことのできる勝利のこの日とともに、天上世界の解放をもつことのできるこの日を真の父母の名によって願いますので、受けて実践されることを万世に祝福し、勝利により、前進されることを懇切に願いながら、天上世界と地上世界に神様と真の父母のみ名を中心として万民と共に万物を合わせた勝利の覇権国家へと、前進を誓うことを宣布いたします。
 万世の恨と嘆息を、解放圏をもつことによって真の父母の名によって天上地上の真の父母圏全体を身代わりしてこの勝利の日を宣布いたしますので、万世の勝利の主人公になってくださいませ。アーメン! アーメン! アーメン!(一九九九年五月三十日、ベルベディア聖地)


  10.真の御父母様天宙勝利祝賀宣布
  (一九九九年六月一四日 ソウル)

 神様! きょう一九九九年六月十四日午後一時十五分を期して、ここに立っている真の父の名と真の父母の名を代身して勝利された天宙解放を宣布し、五月三十日には「真の御父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布」をしたその基盤の上に、きょうは天地を代表した真の父母の勝利圏を中心として勝利歓迎宣布をすることのできる、とてつもない歴史的な時点を迎えました。
 その間、天の前に人類の先祖から犯罪を犯した悲しい歴史を残したすべてのことを神様の胸に埋めたまま、誰も願いを、願いをかなえることのできない恨の心情を抱えてこられた父を私は知っております。その前で讒訴し呪いながら嘲弄したサタンを見つめる神様の心が、どんなに曲折が多かったことかを私は知っております。神様が、本然の堕落していない完成したアダム家庭を中心として神様の血筋が連結された愛の氏族圏を編成され、家庭と民族、国家と世界、国を経て世界の地上に地上天上天国の出発をされようとした理想は、完全に水泡と消えてしまいました。
 サタンが屈服することによって、サタンの立場のすべてのものを自由自在に神様が創造権限をもって重ねて収拾することできる主体的な能動行使を施行することのできる時代が来たことを宣布し、地球星解放圏を宣布し、きょうを迎えては真の父母様の天宙勝利祝賀宣布の日を基盤として縦的、横的な基盤の上に、縦的な基盤として天宙真の父母勝利祝賀宣布の時間を迎えさせてくださった恩賜をお父様! 心より感謝いたします。
 お父様、これからあなたの指導の前にサタンが強制的に首を絞め、死刑場に引きずり出して脅迫し、脅しによって地獄に行ったこのような時代とは反対に、霊界で祝福を受けたこの家庭たちが自分の後孫のところに行って強制的にでも全部に薬を与え、病気にしてでも地獄に連れていくのではなくて、天国に連れていくことのできる自由解放圏時代を迎えることができたがゆえに、全世界でさまよっているすべての一族、氏族たちを連結させて国家を収拾し、あなたの愛の血縁を中心として永遠の愛の主権の前にあなたの血族であり得る眷属圏を超国家的に形成し、万民の解放とともに天上世界の解放とともに真の父母の解放、人類の解放、神様のサタンまでも哀れまれた基台の上に、僕の立場をもう一度つくることによって本然の創造理想をなした以上のすべてのものを解放することのできる時代を真の父母が父の権限の前にこれを奉献し捧げますので、その実権的な変わった覇権を通して、正義の判断を中心として地上再臨、天上昇天し、自主的な主管の善の愛の王権を立て、万王の愛の永遠の愛の王権を立て、万王の愛の永遠な永世をつくってくださり、相続させることのできる愛の永遠の王となってくださいませ。
 真の父母の地上にその統治を受け、天の前に孝子の道理、忠臣の道理、聖人聖子の道理を行く道を教示して、万民があなたの血族と眷属の立場となり、万代の祝福を受けた天国を主管し地上天国、天上を相続した後継者としてはぐくみますので、この特権的な富貴栄華を受けてくださいまして、宣布の日として定めてくださり、万事がうまくいき、自主的な善の王権を行使することを真の御父母様の前に勧告、また勧告、また勧告宣布、宣言いたします。アーメン! アーメン! アーメン!
            *
 先生の生涯というものは、み旨の解放のために生きてきたものです。メシヤの使命は、み旨の解放のために生まれ、み旨を中心として生涯を通してみ旨の完成をすることです。その解放圏というものは天国の解放であると同時に、神様を解放することです。その次には、堕落した父母によって、サタンの血統によって牢獄に捕らわれの身となったのを、このサタンの牢獄世界から解放することです。その次に、嘆き悲しんでいる万物まで全部解放することです。
            *
 パンタナールを中心として、最高のところに神様のみ旨を連結させることができるように一九九八年五月十三日から十五日まで特別な精誠を捧げたことがあり、その基盤の上に今年においての五月十四日、天宙解放宣布がありました。その次に御父母様がアメリカに帰られた日を中心として五月三十日、ベルベディアにおいて「真の父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布の日」を設定することによって横的な立場がみな築かれたのです。ですから縦的なこの宣布(真の父母天宙勝利祝賀宣布)というものは、神様が今や創造した世界の前に心配から抜け出し、エデンの園の家庭からその自然世界のどこに行っても歓迎されることのできる蕩減を、みな成し遂げたということを意味するのです。
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 摂理の総結論はアダム完成です。アダム完成とは何でしょうか。アダムが責任分担完成を成せなかったというのです。責任分担は世界の伝統的、礎石的基準が、家庭的礎石であり、氏族的礎石であり、民族的礎石であり、国家的礎石であり、地上天国の礎石であり、天上天国の礎石になることのできるすべてのものの礎石が汚されたのです。それを清算しなければなりません。ですから霊界の掃除、地上の掃除、すべてのものをみなしなければなりません。
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 天使長がエバを主管性転倒させたのも、偽りの愛ゆえであり、エバがアダムを主管性転倒させたのも血筋を汚したからです。この血筋を汚した人類を子女としている神様は父母の立場なので、宿命的な立場であるけれども不可避的な反対の立場です。神様が逆に立っているというのです。逆に立っている神様は、行くところがありません。捕らわれの身になったということを考えてみてください。神様が人間の世に入ることのできない事実を、誰が知っているのかというのです。神様がこのようになってしまっていいのかというのです。
            *
 神様の息子、娘であるアダムとエバは、億万代の一人息子、一人娘です。億万代の一人息子、一人娘を失ったので、神様がどんなに悲しいでしょうか。それだけでなく、愛の伝統として立てることのできる愛の道を失ったのです。愛することができないのです。愛することのできる息子、娘に会っても愛することのできない、愛の道が切れてしまった、そのような神様の悲しみを誰が解怨してあげるのかというのです。アダムがそれを解怨してあげなければならないのです。
            *
 皆さんにおいて、これからは、これ以上苦労はありません。蕩減がありません。ただ一つ、絶対信仰をもたなければなりません。神様が天宙を創造するときの出発が絶対信仰です。絶対信仰をもって造った基盤の上に、未来の絶対愛の型をつくって愛の完成体を成すことができるので、絶対信仰をもちながら絶対愛を投入するのです。その価値の愛は、自分よりも億千万倍立派であることを願うこのような立場なので、投入しては忘れ、投入しては忘れる歴史の蕩減復帰を繰り返しながら数千万年、アダム完成の家庭を探してこられた神様の愛です。その神様の苦労を知って、その苦労された神様を解放させなければならない、誇り高い家庭にならなければなりません。
            *
 真の御父母様の天宙勝利祝賀宣布をすることができた事実を見ても、勝利の祝賀を宣布できるこの事実は、神様が真の父母の前に、天地すべての前に感謝することのできるこのような条件を立て、その感謝の心が創造し、願った希望の神様の心を全部越えに越えて、内外共に完成したアダム以上の立場を固めるその世界を根こそぎ受け継いだその立場で、新しい四次アダムと出帆を願うのが、本当の勝利の立場に立った神様の心と真の父母の心であることを記憶しなければなりません。
            *
 アダムの責任が神様を解放し神様の愛以上のすべての心情と精誠の心でアダムの何十倍、何百倍の完成の道を超えたその立場で家庭を中心として孝子、国を中心として忠臣、世界と聖人、聖子の立場に立って、神様の前に全体の相続を受けなければならない御父母様の生涯路程です。そのためには、すべてのものを捧げなければなりません。これを捧げて神様がそのような立場で勝利、万世の勝利、永遠の勝利、永遠に存在する神様がそれ以上の勝利を願うことのできない立場に立って、相続してあげるとき、堕落の恨を大きく越えることのできる新しい世界の勝利の神様の権限を行使することができると見るのが総結論です。そして汚されたサタンの血族は跡形もなくきれいに整理しなければなりません。


  11.天地父母天宙統一解放宣布(九・九節)(一九九九年九月九日、ソウル)

 愛するお父様、きょうは一九九九年九月九日、御父母様の七十九歳に合わせて九月九日九時九分九秒を中心として天地に恨として引っ掛かっていたサタンの完成数である九数圏を天上世界から地上世界に連結されたすべての地上天上天国に連結された地獄と天国の堕落の因縁によって拘束されているすべての全体は、サタンを中心として連結されていることを説破いたしました。
 その内容が腹中時代からふさがり、幼児時代、兄弟時代、婚約時代、結婚時代、父母の時代を経て、おばあさんの時代と女王の時代まで、男性世界、女性世界共に血筋を中心として連結されなければならない一体的理想圏がサタンによって心と体の中で境界線、幼児時代、兄弟時代、婚約、結婚、夫婦、父母、祖父母、王権まで全部がふさがっていたこのすべての事実が善と悪の闘争歴史によって、多くの天側に立ったアベル的な兄弟圏が血を流してきましたし、このアベルを中心としてカインを逆に屈服させてアベルが天の国の長子権を探し求めてサタン世界の子女たちを次子権として自然屈服させなければ神様の善の血筋が汚された血統の因縁を正すことのできない恨の歴史であることを、統一教会の教会員たちははっきりと知っております。
 偽りの父母によるこのすべて全体は、九数に該当するものであり、一から九数までは神様が嫌うことによって、神様は旧約時代に十分の一の条件を中心として、サタン数九数を清算するための摂理歴史を成してきたことを私たちは知っております。このすべての九数、サタン数の最高の頂上数を個人的に屈服して、氏族、民族、国家、世界的に屈服するだけでなく、地上世界と天上世界、真の父母を中心として地上世界の整備とともに天上世界の氏族的な真の父母、神様を中心とした一体となられて、縦横のサタンが汚した地上地獄と天上地獄、地上のすべてのふさがっていた壁を崩すことによって、地上に愛を中心として主流の天上世界の天国まで直行することのできる道を連結させることのできる真の父母の涙は、立体的なものを経て、個人的時代を過ごし、家庭、氏族、民族、国家、世界、家庭的限界線を逆さにして神様的最高の家庭理想を地上に開くことによって、天が解放され、神様が自主的にすべての世界を主管することのできる時代が目の前に近づくことによって、天上世界では七・八節を中心として真の父母天宙安息圏を宣布して以来、満四年が過ぎたので、これから四年を迎えて二千年代を中心としてサタン世界のふさがっていたすべての九数を完全に清算しなければ、二千年代を越えることはできません。
 あす十数を足すことによって一九九九年が二千年を迎えることのできる数になることによって、神様が引っ掛かることなく堕落のない本然の創造理想的アダム家庭以上の愛を中心として、縦に個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、終わりまで戻っていって、地上世界と天上世界に連結することによって球形的統一世界を探そうとするその本然のみ旨が解放と共に万歳を叫びながら天地解放圏をもつことのできる六月十四日を中心として、天地父母天宙勝利祝賀宣布式をもった基盤の上に、きょうのこのすべての天地父母天宙統一解放圏を宣布することができたということは、これから南北統一の運勢が来るようになったのです。
 東西文化の格差、東洋では精神的文化の基準であり、物質文明の西洋文明は互いに闘争的概念があったものが、一つにならなければならない東西文化の統一であり、南北の貧富の格差を統一することができ、兄弟の愛の父母を中心とした家庭理想統一的縦横のすべての愛の理想、天国まで解放圏をもって地上世界の地獄全体、天上世界の地獄全体、地上世界天国全体に顕現、天上世界全体に顕現することのできる自由解放圏を迎えた最後の決定的な勝利の権限を天宙に宣布することのできる日をもつようになりました。
 きょう以降から主なる神の名に従って神様が宣布するこの宣言の前に、絶対服従、屈服することによって、今まで天の一八〇度の方向を一八〇度善の方向に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の因縁をもつことによって、エデンにおいて悪の先祖、天使長が絶対信仰をもってアダムを愛し、絶対愛、絶対服従を天倫の大主体父母、相対父母、天地父母に反対したことをこれから蕩減復帰して、絶対的な立場に立って全人類と万物を絶対信奉すると同時に、絶対愛と絶対解放圏に従って、絶対服従することによって堕落した天使長まで、地獄まで解放することのできることを真の父母の名によって、この九・九節を宣布しながらこの内容を明らかにし、天宙に宣布いたしますので、悪の世界、善の世界は神様と真の父母と一体化して善のみを残し、善のみが動くことのできる、神様の理想地上天上天国天運時代、解放時代を迎えることのできるように許諾することを今、真の父母の名によって宣布いたします。アーメン! アーメン! アーメン!
            *
 文総裁は世界的版図をもっています。アメリカは天使長国家で、韓国はアダム国家です。父と息子が一つにならなければならないでしょう。今までの復帰歴史は母子が協助してきましたが、今は母子協助時代が過ぎたのです。今までの蕩減歴史で母子が、母と息子、娘が犠牲になって復帰しましたが、このすべてのことが九・九節を宣布して、南北が統一できる運勢に入り、統一される日には父子協助時代に入るのです。母親はいなくてもいいのです。母親はいくらでも立てることができます。アダムが堕落しなかったら、エバはいくらでも代えることができたのです。
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 人知れぬ思いを一人しながら、韓国の未来の統一の理想世界と天上天国にどのように連結させるかという問題を誰が知るでしょうか。牧師が知っているでしょうか、長老が知っているでしょうか、誰が知っているでしょうか。宗教圏では分かりません。それを真の父母のみが知っているのです。無知で堕落しました。堕落した父母は無知の愛で堕落しました。これが偽りの愛であり、偽りの生命、偽りの血統を残しました。これを真の父母は完全に知っています。
 神様が誰であり、歴史はどのように流れてきて、民族的帰結はどのようになり、良心的分裂をどのように統一するのか。個人統一、家庭統一、氏族、民族、国家、世界、天国、神様まで、私の手で解放させようというのです。偽りの父母が神様を捕らわれの身としてしまったので、真の父母は解放的主人として神様を解放するのです。サタンの王権をなくして、長子権、家庭権、王権を取り払い、神様を天上世界にお連れして先生が整えた基盤に入ってきて家庭統治、氏族統治、民族統治、国家統治、世界統治まで完結させなければならない責任があるので、そのことを今でもしているのです。
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 歴史上で数多くの民族、氏族、血族がみな三六〇度位置が違うのをどのようにして天国に入れるようにするのでしょうか。全部門を開けておいたのです。海になるためには滴を落として、支流を経て、大流を経て、大きな川を通して海まで行きます。ところが、今は大きな川は逆に流れるのです。逆に流れますが、すべて海の水は無限な水があって逆に流れるのです。あの山深い谷間まで、愛の波、真の波、正義の波、理想天国のユートピアの波が流れて三度だけ入ったり出たりするだけで自然に浄化されます。三年路程さえ経ていけば、地上天国は目の前に現れるのです。このような国家観、大運勢転換時期に処しているということを知らなければなりません。
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 太陽は一つですが、太陽の光は宇宙に満ちあふれているのです。
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 真の父母は誰に必要かというと、個人に絶対必要です。体、心の闘いをやめさせることのできる教えは真の父母にしかないので、真の父母は数多くの人間、個々人に絶対に必要です。
 それでは、真の父母は絶対的に誰のものでしょうか。真の父母は誰のものでしょうか。私のものです、私のもの、一度言ってみましょう。真の父母は誰のものでしょうか。私のものになった男性、女性は、真の父母の血族を受け継いだ息子、娘です。そこにはサタンの血筋はつゆほどもないのです。つゆほどもありません。真の御父母様は絶対的に誰のものですか。真の御父母様を絶対私のものだという人は、個人絶対完成者だということです。分かりましたか。
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 真の父母は私のものです。真の父母を私のものにするためには、この地球星を売っても買わなければなりません。地球星でも足りません。地球星と霊界と肉界を売っても買えないのです。今日、特別に決意しなければならないことは、真の御父母様は絶対的に私のものだ、唯一的に私のものだ、普遍的に私のものだ、永遠的に私のものだ、という決意です。
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 皆さんはこれから九・九節を中心として「総蕩減献金」をしなければなりません。「総蕩減献金」とは何をするのかというのです。怨恨と解放式です。解放式をしなければなりません。神様の恨を解いて解放をしてさしあげなければなりません。それだけでなく、天宙を解放して、皆さんを解放させることのできるのが「総蕩減献金」だということを知らなければなりません。
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 一九九九年九月九日、九・九節宣布以降、十四日午前七時十五分を期して、今までの真の父母の名によって祈祷したものを自分の名前で祈祷する時代に入りました。天宙統一解放圏を迎えて第四次アダム圏の自主自由の解放の時代に入るからです。
 祝福家庭の場合(一世二世を含む)
 〔例一〕夫(妻)が祈祷する時:真の御父母様の勝利圏を祝福によって受け継いだ祝福家庭誰々(祈祷者の名前)の名によって祈祷いたします。アーメン。
 〔例二〕子女が祈祷する時:真の御父母様の勝利圏を祝福によって受け継いだ祝福家庭(父親の名前)家庭の息子、娘(息子、娘の名前)の名によって祈祷いたします。アーメン。
 〔例三〕大衆の前での祈祷の時:真の御父母様の勝利圏を祝福によって受け継いだ祝福家庭(祈祷者の職責)、誰々(祈祷者の名前)の名によって祈祷いたします。アーメン。
(教区長の場合:〇〇教区長〇〇〇の名によって祈祷いたします。)
 祝福家庭でない場合は前と同じように祈祷します。
 〔例〕真の御父母様のみ名によってお祈りいたします。アーメン。


  12.第四アダム時代(二十節)宣布(一九九九年十月十日、ウルグアイ)

 一九九九年十月十日の十月の十数は天を中心とした再出発数を意味し、十日の十数は地を中心とした再出発を意味します。それで十月十日を「二十節」として宣布するのです。






















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