成約人への道
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 五.堕落の峠を越えるためには

  1.父母の道と子女の道は違う

 カナン復帰路程では先生についていかなければなりません。かもが大洋を渡る時には親分がもの前に絶対服従です。異議がありません。「飛べ!」と言ったら飛ぶのです。大変でも死んでもただついていかなければなりません。今までそういうことをしてきました。これからは目的地に来てひなを生んでみなこのようになったので、自分同士で互いのために生き愛して一族を成して、その一族自体を愛することができるようにしなければなりません。それが今、この時にしなければならないことだというのです。今まではカナン福地に向かって行く時であり、これからは定着時代に入っていくのです。
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 カイン・アベルは責任分担を完成する責任がありません。責任分担完成は誰がしなければならないのでしょうか。アダム・エバ、すなわち父母がしなければならないのです。先生にその責任があるので、皆さんができないことを、キリスト教が間違えたことを全部私が責任をもって四十年の間父母の立場で、個人として整備して、家庭として整備して、氏族、民族、国家、世界的に整備したのです。このようにして個人責任分担蕩減復帰、サタンを追放できる塀をつくっておいて、責任分担完成圏をつくったので、そこから新しい世界が始まるのです。世界以上の場で成したので、これから天国が可能だというのです。それで天国創建という言葉、祖国創建という言葉が出てきたのです。これがみな原理的です。
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 皆さんは天国に行く道を知りません。蕩減の道を知りません。蕩減の道が分かりますか。責任分担を完成できなかったので、責任分担条件に引っ掛かっているのです。責任分担を果たせなかったことにより、サタンが侵入したのです。個人、家庭、社会、国家、世界、または霊界まで全部サタンが侵入しているのです。
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 欲張ってはいけません。先生を中心として完全に絶対的に一つにならなければなりません。一つの根です。根を引っ張ったら、引かれていくべきなのです。茎や枝は自分の存在意識をもつことができません。主張することができません。二方向はあり得ないのです。一つです。これが勝利的基盤を磨く立場を取ってこそ、東西南北に自由が起こるのです。そうでなくては自由がありません。ですから自由行動をすることができません。
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 先生が教えてあげたすべての内容が、天国に入ることのできる鍵です。ここに合わなければ全部開けることができません。私があげるキーをもって開けてこそ天国が開くのであって、どんなことをしても駄目なのです。先生のキーは、本質的キーです。金で作り銀で作ったとしても、どんなもので作っても、いくらやっても開きませんが、これはさびた鉄で作って何でもないもののようだけれども開くというのです。誰もそのようなキーを作ることはできません。貴いキーだというのです。
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 絶対的な信仰をしなければなりません。「真の御父母様を絶対的に信じていく」と言わなければなりません。

  2.子女の道は絶対服従の道である

 絶対的に服従しなさい、絶対的に服従するということは滅びることではありません。服従したらどうなるのでしょうか。一つになります。一つになったらどうなるのでしょうか。悪は反発します。完全に一つになっているので悪は反発するのです。それで悪が除去され得るのです。これが原則です。
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 皆さん全員が、これからは絶対愛、絶対服従する立場に立たなければなりません。エデンにおいてのその家庭は、自分の所有物がありません。神様と神様の絶対愛と血筋が一つになった立場に立っている真なる息子、娘になりさえすれば、この宇宙のすべてが息子、娘に相続されるようになっているので、全部自分のものになるのです。愛によって一つになると自分のものになるのです。
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 祝福は、神様の真なる生命の血筋が連結されることのできる基盤を相続するのです。祝福を通して神様の血筋を相続した人が霊界や肉界にいるので、神様が思いのままに主管することができるのです。それで神様の思いのままに再創造、復帰歴史を今も蕩減条件なく全権をもって押し出しているのです。ですから、皆さんがそのような信念をもった相対的立場に立つか立てないかということが問題です。決心したそのような絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準と一つになるようになるときには、一瀉千里にすべてのことが水平世界に線を引くことができるのです。
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 神様が創造するとき、神様自体が絶対信仰、絶対愛、絶対服従する位置にいたので、その相対的家庭を成すことできずに、すべて地獄に落ちたのです。真の御父母様の勝利圏と一つとなったすべての基盤によって、絶対信仰、絶対愛、絶対服従によりアダム家庭で失ったものを世界的に越えたこの時なので、統一教は真の父母を中心として絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなければなりません。真の父母は神様の前に絶対信仰、絶対愛、絶対服従の伝統を受け継いできたので、それを伝授されなければなりません。分かりますか。天の祝福が共にあるのです。
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 今までの道人(修道者)たちは何を中心として生活してきたでしょうか。イエスもかわいそうな人です。夜も昼も神様のみ旨のみを抱いて、自分の意志はありません。神様のみ旨の前に絶対服従でした。絶対服従! なぜ絶対服従したのでしょうか。絶対的な主体、原形的な主体がいるのにもかかわらず、もう一つの三角形的主体の圏を成したのがサタンなので、そのサタンを除去させるためにそうしたのです。
 今日、人間はサタン圏内に隷属されています。サタン圏内に隷属されている人間を脱出させるためには、サタンが最も嫌な道を行かなければなりません。それで宗教は良心を中心として絶対服従だというのです。良心と心が本来は、神様が絶対的なので、絶対的な神様を中心として絶対的に一つにしようとするので、宗教世界ではマイナスになれというのです。
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 絶対信仰には愛がついていきます。父子の関係においては絶対に信じ、絶対に愛し、絶対に服従するのです。互いに完成するためには、父母は子女のために生まれたので、自分の血と肉と精誠、このすべてのものを投入し自分よりも良くなることを願います。無限に良くなることを願うのです。投入し、投入し、投入して忘れて無限に投入、永遠に投入して忘れるのです。それは何かというと個人の家庭を越え、氏族、世界を越え、神様がいるならば神様の上にまで上がらなければばならないというのです。
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 堕落の恨をもって、徹頭徹尾、地上において天が見ている観点で順理的な内容で、全部この地で解いていかなければなりません。逆理的内容をもっていってはすぐに引っ掛かります。許しがありません。先生が生きて、誰よりも先頭に立って苦労するのです。本来は誰よりも栄光の立場であることを知っていますが、栄光の出発と栄光の生涯と永遠の栄光の世界を連結する橋を架けなければならないのに、その反対のサタン世界で苦労を始めたので、苦労で終わろうとするのです。
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 絶対信仰、絶対愛、絶対服従の上に、絶対唯一家庭、永遠不変の家庭、神様に侍ることのできる永遠の家庭となって、それが永遠な氏族、永遠な民族、永遠な国家、永遠な社会を成して地上天国を成し、それが天上天国に直結する一つの体制を成さなければなりません。神様に対して孫も父と言い、息子も父と言い、父も父と呼びながら、神様に同価値的に父として侍るアダムのような立場を万民がもつことができなければなりません。皆さんは、これから先祖になるのです。
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 霊界をはっきりと知らなければなりません。適当に生きることはできません。地上で完全に合格した家庭として天国に直行できる、条件に引っ掛からずに解放直行できるように家庭を皆さんがつくらなければなりません。それは先生の責任ではありません。みな行けるように祝福してあげたでしょう。ハイウェイを造っておいたでしょう。自動車になっていて油さえ入れればいいようにです。どこにでも行けるのです。
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 解放をみな宣布したのです。駄目な時は「こいつ」と言って制裁を加えるのです。天国に入る時に、この地上から合格者を送らなければなりません。今まで合格した者たちだけ送ったのではなくて、ただ送ったのであの世の牢獄や中間霊界に行っています。地上の中間霊界とか楽園家庭とか、または地獄家庭がないようにきれいに整備して、天国に直行できるこのような基盤を築かなければならないのです。
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 神様が絶対的ならば、自分も絶対的な立場を願わなければなりません。神様が不変ならば、自分も不変でなければなりません。神様が唯一ならば、自分も唯一でなければなりません。神様が永遠ならば、自分も永遠でなければなりません。このような観点で、人間の永生は不可避的であり、それは結果的な帰一点でないはずがないという結論を堂々と下すことができるというのです。いくら神様に愛があるといっても自分に愛がなく、いくら神様に生命があったとしても自分に生命がなく、いくら神様に理想があったとしても自分たち人間に理想がなければ、すべてのことがむなしいことなのです。
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 四大心情圏と三代王権を失ったので、これを取り戻さなければなりません。それを成すためには絶対服従と絶対犠牲を中心として順応し、何をさせてもみなやると言わなければなりません。そのようにしたのちにこそ、父母がサタン世界からここに来るのです。ですからサタン世界の男性は天使長なので、切ってしまわなければなりません。そうすると、ここから上がっていくのです。
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 先生は今まで「ああ、お前たち、先生の言葉に絶対服従しろ」と、そう言わなかったのです。
 私たちは歴史的な路程に順応していかなければなりません。歴史的な路程とは何かというと、神様のための摂理的な歴史路程です。今まで皆さんに復帰摂理路程を教えたのではないのです。ですから先生も行くのです。神様の目的を果たしていくのです。その目的を一点で結末をつけることができなかったので、これに結末をつけようとするのが、今日この時代に統一教会が主張する統一原理であり、統一思想だということを知らなければなりません。
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 本当の孝子は服従する者です。本当の忠臣は、奸臣のように追われて死んだとしても、王に対して無能な王だと言うのではありません。奸臣として追われて死んだとしても、忠臣の不変の心でかわいそうな心を抱いて、涙を流しながら王の御安泰を願う人が本当の忠臣です。絶対服従だというのです。絶対服従で成功をもたらすことのできるたった一つの道は、真の愛の道しかありません。


  3.義務と守るべき規則(心得)

 ジャルジンが重要です。そこは、韓国とは正反対の地です。そこから家庭を中心として、先生と国家メシヤと氏族的メシヤが再び天国に行くことができるように公認してやるのです。ですから先生の一族圏内に加入することのできる、先生の血族圏内に入ることのできる圏を中心として、地上から天国行きのハイウェイに入るのです。
 ジャルジンで四十日修練を受けた祝福家庭は、避難民のように荷物をまとめ、何でも売り払って、大移動の準備をしなさいというのです。どこへ行かなければならないのでしょうか。みな韓国へ来なければなりません。韓国は今IMF(国際通貨基金)の体制下において、すべてを売り払うという状況にあります。このような時に皆さんが来て、土地を買うなどして基盤をつかまなければならないのです。
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 今後、南北が統一されることによって、私たちが一つとなって天が認めるホーム・タウンができるのです。地上天上天国のホーム・タウンが始まるのです。真の父母の家庭からすべての氏族、一族から祝福家庭が一つとなって定着すべき時がついに来たのです。今後、南北が統一されれば、世界はあらゆる思想的な面でも、私たちに従わざるを得ないのです。一つの世界となるのです。
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 「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」という言葉は、引っこ抜いてひっくり返して打ちつけろというのです。それでお父様が八十になる二〇〇〇年に入ると、すべての地上の一族たちは全部天国行きだというのです。サタンの地獄から出エジプト、地上世界へと脱出する出発が起こるのです。モーセが八十歳で出エジプトしたのと同じように、これから真の父母の家庭王としての世界地球星が出発するのです。イスラエル民族がモーセのあとについていったように、これから地上地獄を出発する天国への大移動が起こらなければならないのです。ですから荒野のような過程を経ていかなければなりません。
 そこでは今のエジプトにあるすべてのものを売って、自分の故郷を建設することのできる資金を持って帰っていくことになるのです。すべて売り払って、ふろしき包みを抱えろというのです。避難民のように大移動するのです。このようにして韓国の地を十倍ずつ高く買ったとしても全部買わなければなりません。買って完全に私たちの土地にして入っていかなければなりません。
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 エジプトに住んでいたころのことを懐かしがってはいけません。エジプトで食べた肉、生活していた豊かなそのすべてのものが、荒野に入って砂原の風の吹く中で乞食のような生活をする時、どんなに恋しいことでしょうか。しかし、その時恋しがった人たちはみな滅びてしまったということをよく知らなければなりません。
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 これから国家的メシヤの家庭は三代、七代を中心として一族がみな一つとなって自分のすべての財産を売り払って祖国光復をしなければなりません。そうしたら全世界が一度にくるっと回るというのです。すべての所有は神様と真の父母の所有を中心として世界のすべてのものを集めてくることによって、もう一度再分配して地上天上天国、神様の祝福を受けた家庭の所有権時代に越えていくのです。そうすると霊界が、全天使世界が一度に入り、アダム家庭の復活圏を成すのと同じことが起こるのです。
 個人から家庭を成し、氏族、民族、国家、世界を成して一度に御父母様が成してくださった基盤を中心として祖国を取り戻し、入ることによって、自分の家庭、氏族、民族、国家、世界が全部解放されるのです。それが嫌な人は地獄に行くのです。
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 韓国の地がもし買えないならば、南米の土地を全部買って、全部分割しようとしているのです。南米の土地を買ったら、韓国の延長の土地として認定するのです。キリスト教、アメリカが一度に韓国に移動するというようになったら、南米までの世界キリスト教圏を全部一つとして、一度にみな復帰できるのです。一度に入籍できるというのです。それで家庭連合、氏族連合、国家連合をつくっておいたのです。
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 自信満々に、どこに行こうと自分が爆発的な中心になって、天の中心から下りてくる力を受けて横的に押し出せというのです。引っ掛かることのない、このようなことを自信満々にやっていけというのです。祝福天宙化です。このような家庭は天地がみな注目する家庭なので、ここから解放圏が広がっていくのです。それこそ天宙が回るのです。それで、これから皆さんの祝福を受けた一族が一つになって、ジャルジンで教育を受けなければならないというのです。
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 神様が創造当時に宇宙を愛した心以上の心をもって、このすべてのものを引っ張って集結させ、ここに一方的な投入をしなければなりません。このような家庭の最後の終着点に芸術的な家庭の理想を備えて、神様に侍って真の御父母様が自分の家庭に来たら永遠に離れたくないと言えるこのような家庭、万民のすべて責任者たち、さらには天の国の直系の真の父母の息子、娘を含んだ皇族圏があるとすれば、どのような皇族であってもその家に行って住みたいと思えるようなモデル的家庭を成さなければならないのが、私たちの責任だというのです。
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 皆さんの家庭が問題です。一族の核になることのできる家庭、統一的基準を成すことのできる家庭、これが問題です。どれほど今まで自分勝手に生きてきたでしょうか。自分たちが知っているでしょう。本当に心と体が一つになったでしょうか。あのクリスタルのように、四方がみな輝くものとして一度輝いてみなさいというのです。自分たちがよく知っています。夫妻同士で闘ってはいけないというのです。
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 皆さんは、これから先生の誕生日を中心として献納祭をしなければなりません。「総生蓄献納祭」ですが、「総生蓄献納祭」は何をするのかというと、怨恨と解放式です。解放式をしなければなりません。神様の恨を解いてあげ、解放をしてあげなければなりません。神様を解放してあげなければならないのです。
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 自分の財産でも何でも、みな捧げなければなりません。その捧げる行列が、この世の歴史始まって以来最も長くなくてはなりません。それを捧げることによって最初の先祖が一代になり、二代、三代、と代数が生じるのです。ここに座っているこれは何代でしょうか。五百人であれば五百代になるというのです。五百代の差が生じるのです。
 一緒に一つ所に座っているここで、誰がこれを完成して先にこれを献納するかによって、入籍する問題において五百代の差が生じるのです。これが天上世界に行って会おうに会うことのできない段階へ分かれてしまうのです。ですから競争が起こるのです。この世で最も恐ろしいことが起こるのです。先祖たちは足を引きずって、ドンドンと踏みつけ「こいつ、お前の財産を全部早く献納しろ」と、やらなければ、その財産を踏みつけてなくしてしまうというのです。
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 旧約時代の祭物、新約時代の祭物、成約時代の父母の祭物を捧げなければなりません。神様の心情的な姿を引き出すためには、私たち全体が合わさって真の御父母様を中心として祭物を捧げなければなりません。そうして統一的祭物を献納することによって、神様に全体の主人として侍り、この地上に私たちの家庭から氏族、民族、国家に君臨することによって上下関係、左右関係、前後関係を思いのままに回ることができることによって、神様が主管する世界になり、全体が一時に同じになるのです。
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 神様が憤り悔しく恨めしいことを解怨成就するその日を迎えなければならないにもかかわらず、自分のこの腐るもの、地獄に行く家庭をつかまえて防御して保護し、とんでもないというのです。ですからここの教育が終わったら一族教育を指示するのです。その時になったら家庭教育時代が過ぎるというのです。行かなかったら棒で追いやり、ぶん殴ってでもジャルジンの教育に行かせなければなりません。
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 祝福家庭は家庭を中心として家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤがあることによって、新しくジャルジン教育を受けるその基地に来て、天国に行くことのできるチケットをあげるのです。皆さんを写真にみな撮ってあげるのです。この人たちは間違いなく先生の歴史的先祖隊列に参加させるのです。その写真がなくてはいけません。問題になるのです。(「サタン血統根絶完成解放宣布」を参照)
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 いつ先生が大移動を命令するか分かりません。もう皆さんが動かなければならない時です。動かなければならないというのです。全世界の祝福を受けた食口たちは早く南米に行って教育を受けてこそ、これから天国に入ることのできるチケットをもらうことができ、先生は一族に写真を撮ってあげているのです。これは先生の命令です。ここアメリカの責任者、州の責任者が問題ではありません。言うことを聞かずに、先頭に立って教育を受けなさいというのです。お父さんが行けなければ、お母さんと息子でお父さんの代わりに来て条件を立てながらこのような避難の荷物を整理して行きなさいというのです。それを経なければならないのです。それは入籍の手続きを受けることなのです。
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 「お父様に似なさい」という言葉はいい言葉でしょうか、悪い言葉でしょうか。築いたすべての福をただそのまま受け継がせるというのです。先生が大きな峠を越えたなら、これを中心として同じ型をつくれというのです。そうしたらこの垂直線は同じだというのです。そのように蕩減していくのです。




















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