成約人への道
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 はじめに

 成約時代は、天地父母様が地上にお座りになることによって、子女たちが完成し、神人愛一体の愛の理想が成就する時です。
 真の御父母様は早くからみ言を通じ、神様と人間は親子の関係だということを明らかにされ、その関係を連結する根本の力が真の愛の心情であると教えてこられました。
 「全宇宙の根本は、真の愛が土台となり、神様を中心とした親子の関係も心情によって完成し、生活の中で侍って生きる心情の社会」であると語られました。
 真の愛による心情の完成的体恤は、神様の真の愛の中で心と体が統一を成すとき、成就し、家庭の完成も夫と妻の関係が真の愛によって一つになるとき、成就するとおっしゃいました。
 本然の世界は、お一人の神様を中心とした一つの大家族社会です。神様を父母として侍って生きる巨大な一つの家族です。したがって、この大家族社会は万民が心情によって調和して生きる心情文化社会なのです。
 心情が血縁のような絆となって生きる世界、血肉の情を越えた心血社会は、自由と平和と統一と幸福の世界が成就した心情文化の共生共栄共義の世界なのです。
 真の御父母様は、多くのみ言を通じて、生きていらっしゃる父なる神様が分かるようにしてくださり、人間の根本道理を悟らしめ、本然の世界へ向かうことのできる個人完成と家庭完成、そして家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子の道理を完成した成約人の営みと、霊界をはっきりと教えてくださって、生命と永生の道へと導いてくださいました。
 成約人は人類の父母であられる天地父母様に侍り、地球星は私の故郷であり人類の故郷、天宙は私の祖国であり人類の祖国であることを知り、成約人は父母が同じであり、故郷が同じであり、祖国が同じ創造理想世界である神様の国を創建しなければなりません。
 どうかこの本をたくさん訓読されることによって、神様の創造理想を相続し、新たな心情文化を地上に花咲かせる成約人としての人生を培っていかれる皆さんとなられることをお祈りいたします。

一九九九年十二月二十五日



 日本語版発刊によせて

 文鮮明先生は「人間が、@神様について明確に分かっていれば、A真の御父母様がどのような方なのか明確に分かっていれば、B霊界について明確に分かっていれば、C罪を犯したら蕩減復帰の道を歩まなければならないことに対して確かに分かっていれば、その人はどこでどんな環境の中で暮らしても罪を犯さずに生きることができるでしょう。いや、この中の一つでも確かに分かっていれば、その人は善なる人になるでしょう」と語られています。
 このみ言を基に七つのテーマを設定し編集したのが本シリーズです。
 本書は、シリーズの最後に位置づけられる本です。成約時代、完成時代を迎え、蕩減復帰されて本然の立場まで戻ったのち、私たちはどう生きるべきでしょうか。これは最も重要な課題であると言えます。
 侍る生活、統一する生活、真の御父母様の生活的伝統、創造理想を中心とする根本原理など、成約時代における天国人としての信仰生活についてのみ言が集められています。
 この本を活用され、皆様が高い理想と志を掲げ、希望ある人生を歩まれることを願ってやみません。

一九九九年十月





















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